NARUTO(ナルト)の名言・名セリフまとめ

『NARUTO』とは、岸本斉史による大人気の忍者アクション漫画である。週刊少年ジャンプにて連載されていた。
主人公は木ノ葉隠れの里に住む少年のうずまきナルトで、ナルトの夢は木ノ葉隠れの里のトップである火影になることだ。孤独な幼少期を過ごしてきたナルトが、友達や先生との交流を通して愛を知っていく展開や、心に染みる熱いセリフは少年だけに留まらず、世界中の人々に評価されている。

出典: twitter.com

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53巻で波風ミナトの妻でナルトの母である、うずまきクシナがナルトに言ったセリフである。ナルトは九尾を完全に制御するために、精神の世界にいる九尾の封印を解く。封印を解かれた九尾はナルトに襲いかかるが、ナルトも必死に応戦した。

九尾は激しい憎しみの心を持つ妖狐だ。ナルトは九尾の憎しみの力に押しつぶされそうになるが、突然ナルトの精神の世界の中に赤い髪の毛の女性が現れ、ナルトを助けた。ナルトは「誰だ!?どうしてこんなとこに人が!?それに何でオレの名前を知っている!?」と驚いていると、女性は「じゃあ⋯私が誰か当ててみて?ナルト⋯。」と返す。考えた末、ナルトは「お前!九尾の正体だな!」と叫ぶ。女性はその答えを聞いて大笑いした後、「違うってばね!!」とナルトにゲンコツを食らわす。

ナルトは女性の変わった口調で、女性の正体を察した。ナルトは女性に抱きつき、涙を流しながら「ずっと⋯会いたかってばよ⋯。母ちゃん⋯!」と伝えた。ナルトは生まれた時から両親共に亡くなっていた為、この時に初めて母と言葉を交わすことになる。

赤い髪の毛をした女性の名前は、うずまきクシナだ。ナルトはクシナとたわいの無い話を楽しむ。ナルトはクシナに対して、「母ちゃんが美人な人で良かった!」と伝えると、クシナは「そりゃどーも!フフ⋯。髪は父親似だけど、顔は私に似ちゃってごめんなさいね、ナルト。」と言った。ナルトは「何で?美人の母ちゃん似なら、オレってば美男子って事だろ?それに、母ちゃんの髪だって、キレーな赤でストレートだし⋯そっちも似たかったってばよ!」と、言うとクシナは嬉しそうに笑った。「私の髪を褒めてくれた男はこれで二人目ね。」と、伝える。ナルトは「そうなの?⋯じゃあ一人目は⋯?」と聞くと、クシナは「もちろん、アナタのお父さんよ。」と答える。

ナルトは、ずっとミナトとクシナについて気になっていた事があった。「あのさ!あのさ!これ絶対に母ちゃんに会ったら聞こうと思ってたんだけどさ⋯!父ちゃんとのなれそめって言う奴は何だったの?」と、質問する。クシナは「な⋯なんか⋯恥ずかしいってばね⋯!」と言いながら、ナルトにミナトとの馴れ初めを話し始める。

クシナは元々、別の里に住んでいた忍だった。子どもの頃、クシナは転校生として忍者学校に入る。ミナトと初めて出会ったのは、その時だった。ただし、クシナはミナトに対して、「女男みたいで頼りなさそー⋯」という印象を持つ。転校初日では、授業で将来の夢を発表するという課題があった。その時、クシナは「女性で初めての火影になってやる!」と、宣言する。その言葉に対し、クシナを生意気だと思ったクラスメートの男子は、クシナに「トマト」というアダ名をつけていじめるようになる。ところが、クシナは強かったたため、イジメっ子たちを逆に返り討ちにしてしまう。長い髪の毛を振り回して男の子たちを半殺しにする様子から、クシナには「赤い血潮のハバネロ」という新たな通り名がつけられた。ちなみに、将来の夢を語る授業でミナトもまた、「里のみんなに認められる立派な火影になりたい。」と、宣言する。

クシナはずっと赤い髪の毛にコンプレックスを持っていた。ある日、クシナの意識を変えるとある事件が起きる。クシナには特別なチャクラがあり、それを狙った他国の忍がクシナをさらう。連れ去られる道中、クシナは自分の赤い髪の毛を咄嗟に切って道に落としていった。木ノ葉は捜索隊を組んでクシナを探すが、なかなか見つけて貰えずに国境付近に来てしまう。その時、ミナトがクシナを助けに駆けつけた。クシナはナルトに、「ただ一人⋯私の赤い髪に気付いてくれた⋯。キレイな髪だからすぐ気付いたって言ってくれた⋯。その時のミナトはとても立派な忍者に見えた⋯。夢を叶える人だと思わせてくれた⋯。そして、何より彼は私を変えてくれた⋯。」と、語る。

この言葉は、この時の出来事がキッカケで自分の髪が好きになったクシナが、髪を褒めてくれたナルトに対して伝えた、親愛の情が込められた名台詞である。

ナルト⋯これからつらい事⋯苦しい事も⋯⋯たくさんある⋯。自分を⋯ちゃんと持って⋯!⋯⋯そして夢を持って⋯、そして⋯⋯夢を叶えようとする⋯自信を⋯持って⋯!!⋯⋯もっと!もっと⋯もっと⋯!もっと!もっと⋯本当に色々なことを一緒に⋯⋯教えてあげたい⋯。もっと一緒にいたい⋯!愛してるよ⋯。

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53巻の回想シーンでクシナがナルトにいったセリフである。ナルトとクシナは親子らしいたわいのない話を終えた後、クシナは九尾が木ノ葉の里を襲った事件の真相について語り始めた。

実は、クシナはナルトが生まれる前、九尾の人柱力であった。滅びた国である『渦潮の国』出身だったクシナは、九尾の人柱力となるために木ノ葉の里に連れてこられた。クシナが九尾の人柱力となる前、前任者が『渦潮の国』出身のくの一であるミトという女性が勤めていた。この女性は、初代火影の妻となった人でもある。ミトが余命あと僅かとなった後、ミトの代わりとして九尾の器に選ばれたのがクシナだった。ナルトは「それじゃまるで物扱いじゃねーかよ!?」とショックを受けるが、クシナは「⋯連れてこられた時は私にも事実は知らされていなかったし、⋯それを聞いたのはショックだったのは確か。この事は全て極秘とされてたし⋯知っていたのは三代目を含め、上層部数人だけ⋯。三忍ですら、知らされていなかった⋯。」と、語り出す。
そして、「私は人柱力のプレッシャーや孤独感で押しつぶされそうになった⋯。でも、前任のミト様が私にこう言ってくれたの⋯。『⋯⋯私たちは九尾の器として、ここへ来た⋯。でもまず先に⋯その器に愛を見つけて入れなさい』って⋯。『そうすれば、たとえ九尾の人柱力として生きて行く事になっても、幸せでいられる』って⋯。」と、言葉を続けた。クシナの話を聞いたナルトは、「⋯なら母ちゃんは⋯、人柱力だったけど⋯幸せだった⋯!」と聞くと、クシナは自信を持って「うん⋯!」と答えた。ナルトは母の言葉を聞いて、涙を流す。

クシナの話を聞いたナルトは、16年前に九尾が木ノ葉の里を襲った事件について疑問を持つ。その事件の黒幕は”暁”の仮面を被った男であるトビで、トビが九尾を里に放ったとナルトはミナトから聞かされていた。ナルトは、「⋯⋯アレ?⋯16年前に木ノ葉を襲った九尾の事件⋯。アレは”暁”の面をしている男の仕業だったって、父ちゃんが言ってた!それなのに、なんで母ちゃんが九尾を持ってたんだ?」と、質問する。

クシナは、「確かにそう!16年前、里を襲った九尾はその面の男が操ったのは事実。⋯でも、その寸前までは私が九尾を封印して持ってた。その面の男⋯そいつは何故だかは分からないけど、知ってたの!⋯人柱力の尾獣の封印が弱まる唯一の機会を知っていた。そこを狙われて⋯九尾を奪われた⋯。」と、語り出す。ナルトは「封印が弱まる唯一の機会⋯⋯!?何だってばよ、それ!?」と、質問する。それに対し、クシナは「出産よ。」と答えた。

16年前、トビは九尾を里に襲わせるため、クシナがナルトを出産する機会を狙う。クシナがナルトを出産した後、トビはナルトを人質にとってクシナを連れ去る。ミナトはナルトを守り通すが、トビによって無理やりクシナと引き離されてしまった。その後、ミナトはクシナの元へと急ぐ。

クシナを連れ去ったトビは、出産の影響で九尾の封印が弱まったのを利用して、無理やりクシナから九尾を引き剥がす。尾獣を入れらた人柱力は、その身から尾獣を抜き取られると死に至る。クシナを始めとしたうずまき一族は生命力に長けた血筋のため、尾獣を抜けれてもすぐに死ぬことは無かったが、それでも寿命はもう残りあとわずかだった。その後、ミナトはクシナを救出し、九尾を使って里を襲う計画を立てているトビを追っていった。

トビと戦うミナトは、『螺旋丸』を使ってトビを木ノ葉の里から退ける。その後、クシナはミナトの元へやってきた。クシナは封印術に長けたくノ一だ。クシナは残り僅かな時間とチャクラを使って、九尾を再び自分の身に封印して死ぬつもりだった。そんなクシナに対して、ミナトはクシナの残り僅かなチャクラを大きくなったナルトのために使うと宣言する。そして、現在里を襲っている九尾を半分は『屍鬼封尽』を使って永久に封印し、あとの半分をナルトに封印すると宣言した。ミナトは、仮面の男がまた木ノ葉を襲うと確信していた。ミナトはクシナに、「そして、それを止めるのはこの子だ!人柱力として未来を切り拓いてくれる。なぜか、そう確信したんだ。この子を信じよう!なんたってオレ達の息子なんだから!!」と、告げる。

クシナはミナトの意見に反対だった。「私たちの息子⋯だからこそ⋯!そんな重荷をナルトには背負わせたく⋯ない⋯!!それになんで屍鬼封尽なんか⋯!私が⋯大きくなったナルトと会うため⋯それも、ほんの僅かな時間のために⋯あなたが死ぬことなんて⋯ないじゃない!!⋯ナルトのそばにいて⋯成長を見守ってあげて欲しかったのに⋯!!何で⋯!?尾獣バランスのため⋯、国のため⋯、里のためにナルトが犠牲になることないじゃない!!私なんかのためにアナタが犠牲になることないじゃない!!」と思いをぶつける。『屍鬼封尽』とは、対象のものを封印してしまう代わりに自分の命を犠牲にする封印術である。み

クシナの問いかけに対して、ミナトは「国を棄てること⋯里を棄てること⋯それは子供を棄てるのと同じだよ。国が崩壊した君なら、そのことがよく分かるだろう?国を持たない人たちがどれだけ過酷な人生を強いられるか⋯。それにオレ達家族は⋯忍だ!!それと⋯オレが生きていたところで、君には勝てない⋯⋯。”母である君”がほんの少しの間であっても⋯ナルトへ伝えられるものには、オレなんかが太刀打ちできない⋯。それは母親の役目だよ。これは君のためだけじゃない⋯、ナルトのためにやるんだ!息子のためなら死んでもいい⋯。それは、父親でも出来る役目だ。」と、告げる。

ミナトの思いを受け取ったクシナは、ミナトの案を了承する。暴れ回る九尾は、赤ちゃんのナルトに攻撃を仕掛けようとするが、ミナトとクシナは身を呈してナルトをかばった。クシナは当分は会えなくなる息子に対して、言いたいことを全て伝える。

「ナルト⋯好き嫌いしないで、いっぱい食べて⋯⋯大きくなりなさい!お風呂には⋯毎日ちゃんと入って⋯温まる事⋯。それと⋯⋯夜更かししないで⋯⋯いっぱい⋯寝ること!それから⋯⋯お友達を作りなさい⋯。たくさんじゃなくていいから⋯!本当に信頼できるお友達を⋯⋯⋯数人でいいの⋯!それと、お母さんは苦手だったけど⋯勉強や忍術をしっかりやりなさい⋯!ただし⋯、得意⋯不得意は誰しもあるものだから⋯あまりうまく⋯いかなくても⋯落ち込まなくてもいいからね⋯?⋯アカデミーでは、先輩や先生の事を⋯敬いなさい⋯!あ⋯⋯、それと⋯⋯忍の三禁について⋯!⋯特に⋯、”お金”の貸し借りには気をつける事⋯。任務金は⋯ちゃんと⋯貯金すること⋯⋯。それと⋯⋯、”お酒”は20歳になってから⋯。飲みすぎては体にさわる⋯から⋯ホドホドにすること⋯!⋯それと、三禁で問題なのが⋯⋯”女”⋯。お母さんは⋯女だから⋯よくは分からないけど⋯、とにかく⋯この世は男と女しかいないから⋯、女の人に興味を持つ事になっちゃうけど⋯、⋯変な女にひっかからないよーにね⋯⋯!母さんのような女を⋯⋯見つけなさい⋯!!⋯それと⋯三禁といえばもう一つ⋯⋯自来也先生には⋯気をつけなさいってばね⋯!」と、クシナはナルトに対しての心配事や気をつけて欲しいこと、やってほしいことなどを並べた。

このセリフは、クシナが最後に泣きながらナルトに言った言葉だ。ナルトに対する深い愛情と一緒にはいられないことに対する寂しさ、ナルトの成長を祈る母親の深い気持ちが込められた名台詞だ。二人はもう、死に至る寸前だった。クシナはミナトに対して、自分ばっかりがナルトへの言葉をたくさん言ってしまったことを謝る。ミナトは「ううん⋯いいんだ⋯。ナルト⋯父さんの言葉は⋯、⋯口うるさい母さんと⋯同じかな⋯」と、伝える。その言葉を聞いた赤ちゃんのナルトは、小さく笑顔になった。

その後、九尾はナルトに封印され、ミナトは『屍鬼封尽』によって、クシナは九尾を抜かれたことが原因で死に至る。

オレの器にも九尾より先に愛情が入ってるって分かったから!だからオレも幸せだ!!父ちゃんと母ちゃんの子で良かった!!

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53巻でナルトがクシナに言ったセリフである。ナルトはクシナから、九尾の件について全ての真相を聞かされた。クシナはナルトに「ごめんね⋯。アナタを九尾の器にしてしまった⋯私たちの重荷を背負わせてしまった⋯。アナタと一緒に生きてあげられなかった⋯愛情を注いであげられなかった⋯!」と、謝る。そんな母の様子に対して、ナルトは「あやまんねーでくれよ⋯。オレは人柱力だから、昔は辛いこともあったけど⋯父ちゃんも母ちゃんも別に恨んだことなんてねーよ!」と、言葉をかけた。

このセリフは、ミナトやクシナの思いを受け取ったナルトが二人に対して愛情や感謝の気持ちを示した名台詞である。それを聞いたクシナは、涙を流しながら「ナルト⋯私を母にしてくれてありがとう⋯。ミナトを父にしてくれてありがとう⋯。私たちの元へ生まれてくれて⋯⋯本当にありがとう!!」と伝えて消えていった。

イタチさん⋯⋯どうやら私はろくでもない人間⋯でもなかったようですよ⋯。

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鬼鮫とイタチは”暁”の中でも、よく共に行動をしていた。

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54巻で干柿鬼鮫がイタチに向けて言ったセリフである。”暁”の鬼鮫はナルトや八尾の人柱力であるキラービー、ヤマト、ガイがいる島を襲い、ガイ達と戦うが、ガイの体術である『昼虎』によって追い詰められてしまう。

”暁”の情報を欲している木ノ葉の忍たちは鬼鮫を捉えて情報を取ろうとするるが、鬼鮫は自身に鮫を放って自害した。このセリフは、鬼鮫が自害する直前に言ったセリフである。

自害する直前に鬼鮫は”暁”でイタチと組むことになった日の事を思い返す。”暁”は基本、二人一組で動いている。イタチはうちは一族を皆殺しにして”暁”に入った。一方、鬼鮫は元々霧隠れの里の忍で、暗号や機密情報を守る為に仲間を殺すのが仕事だった。鬼鮫は霧の忍でありながら霧の忍を殺す、霧隠れの里にとって味方なのか敵なのか分からない自分の立ち位置に、疑問を抱いていた。そんな中、トビの誘いで鬼鮫は”暁”に入ることになる。これまで鬼鮫は仲間を処理する為に動いていたが、暁に入ってからは仲間の為に動く。

鬼鮫はイタチと組むことになった時、「アナタの事はよく分かりますよ⋯⋯。だからこそ、”暁”の中でアナタと組む事にしたんですから⋯。同族を殺すあの感覚は、とても口では言えるもんじゃありませんよねェ⋯⋯、イタチさん。」と、声をかける。するとイタチは、「⋯よく喋るな、お前。オレの事を分かってるつもりだろうが、お前自身はどうなんだ?霧の中を迷ってここへ来た⋯自分で生き場所も決められないゴロツキ⋯。違うか?」と、返した。

鬼鮫はイタチに刀を向け、「いい事を教えてあげましょう⋯。⋯一部の鮫は卵胎生といい、卵をお腹で孵化させてから出産するんですが⋯ある鮫は卵から生まれた稚魚の数と、母鮫のお腹から出てくる稚魚の魚の数は違うんです。⋯どうしてだと思いますか⋯?共食いですよ⋯。孵化してすぐ、母の子宮内で稚魚同士が食い合うんです。生まれてすぐ、仲間内で殺し合いが始まる⋯。⋯自分以外は全て食うためのエサでしかない⋯⋯。今日からアナタも私と同じ、”暁”の仲間です。気をつけていてください⋯⋯私には。」と、忠告した。イタチも写輪眼を発動させ、「お互いな⋯⋯。」と威嚇する。そんなイタチを見た鬼鮫は、にやりと笑って「まあ⋯仲良くやりましょうよ⋯。お互いが最後の相手にならないことを願ってね⋯。」と伝える。イタチは鬼鮫に、「一度でも仲間を手にかけた人間はろくな死に方をしないものだ。覚悟はしておけ。」と、忠告する。
「クク⋯ならアナタも私も⋯、すでにろくでもない人間ってことですね⋯。」と笑いかけると、イタチは「イヤ⋯、オレたちは魚じゃない、人間だ。どんな奴でも最後になってみるまで、自分がどんな人間かなんてのは分からないものだ⋯⋯。死に際になって、自分が何者だったか気付かされる。死とは、そういう事だと思わないか?」と投げかけた。

このセリフは、鬼鮫の”暁”に対する仲間意識や自分の居場所が”暁”にあることを示している名台詞だ。仲間の為に自害する鬼鮫を見たガイは、「干柿鬼鮫!お前の事は一生覚えておこう!」と、鬼鮫の行き様を心に焼き付けた。

⋯長門は⋯⋯あいつは平和への架け橋になる男だ。オレの役目はその橋を支える柱になることだ。この国は相変わらず泣いている。痛みに耐え続けている。昔は泣いてばかりのこの国が嫌いだった。⋯だが、今は救ってやりたい⋯。心からそう思ってんだ。泣き虫だったオレと似てて、ほっとけなくてな!

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左から小南、長門、弥彦

56巻の回想シーンで、弥彦が小南に言ったセリフだ。弥彦、長門、小南の三人は、雨が止まないと言われている雨隠れの里出身の忍で、この里は忍同士の戦争に巻き込まれて不安定な情勢となっている。三人は、この雨隠れの里に平和をもたらす為に”暁”という組織を結成する。

このセリフは、仲間を助けるために任務に出かける前に弥彦が小南に言ったもので、長門への信頼の気持ちや自分たちが平和を築き上げるという決意が込められている。

弥彦!長門!⋯彼らの意思は消えない!私もナルトを信じている!今度は彼が⋯平和の架け橋になる男だと!

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小南は幼い頃から仲間である弥彦や長門への思いを胸に戦う。

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54巻でトビと戦う小南が言ったセリフである。トビは死んだ長門から『輪廻眼』を奪うため、雨隠れの里にいる”暁”を裏切った小南のもとに行く。トビは長門の死体の隠し場所を小南に問うが、小南は答えなかった。トビは小南に”暁”を裏切った理由はナルトにあるのかと聞くと、小南は「⋯彼は光⋯。だからこそ皆⋯希望の花を持てる!」と答えた。ナルトは以前、木ノ葉を襲った長門と対話し、長門はナルトに世界の平和を託して散っていった。

小南はずっと昔から、平和を目指して戦う長門と弥彦を支え、「私は弥彦と長門⋯二つの架け橋を支える柱になる!!」と誓っていた。弥彦は雨隠れの里で起きた戦争に巻き込まれて死に、長門はナルトに世界を託した後に自分が殺した人を蘇らせるのと引き換えに亡くなったが、二人の想いは今も小南の胸の中で生き続けていた。

二人の思いを胸にトビと戦う小南は決死の思いでトビを追い詰めるが、あと一歩の所で届かなかった。「そろそろ長門と会えそうだな、小南。向こうに言ったら二人で後悔するといい⋯。ナルトの戯言に乗せられたことを。本当の平和など無い!希望など有りはしない!長門はナルトを信じる事で哀れだった自分を慰めたかっただけだ!」と言って、トビは小南を殺そうとする。

その時、止まないはずの雨隠れの里の雨が止み、綺麗な虹がかかった。以前、弥彦は戦争に巻き込まれてばかりで雨が止むことのないの雨隠れの里を「この国は泣いてばかりだ。」と、評していた。これを見た小南は、再び立ち上げってトビと戦う。このセリフは、弥彦や長門の意思を継いだナルトに世界を託した小南が、世界を脅かそうとするトビをここで倒す決意を示した名台詞である。小南は虹を見たとき、「ありがとう、長門⋯⋯。死んでもなお、私に希望を見せてくれて!」と独白する。雨隠れの里に虹がかかったのは、この里の平和を願った長門が起こした奇跡だと小南は解釈した。

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