NARUTO(ナルト)の名言・名セリフまとめ

『NARUTO』とは、岸本斉史による大人気の忍者アクション漫画である。週刊少年ジャンプにて連載されていた。
主人公は木ノ葉隠れの里に住む少年のうずまきナルトで、ナルトの夢は木ノ葉隠れの里のトップである火影になることだ。孤独な幼少期を過ごしてきたナルトが、友達や先生との交流を通して愛を知っていく展開や、心に染みる熱いセリフは少年だけに留まらず、世界中の人々に評価されている。

出典: tsundora.com

サイは第七班のメンバーとして一緒に過ごすうちに、ナルトに対する友情やナルトを苦しめているサスケに対する疑問を深めていった。

49巻でサイがナルトに言ったセリフである。木ノ葉襲撃事件が去った後、雲隠れの里の忍であるカルイとオモイがサスケについての情報を聞き出すために木ノ葉の里にやってきた。ナルトとサクラは、カルイたちの口からサスケが暁に入り、八尾の人柱力であるキラービーを殺したことを知る。カルイとオモイにとってキラービーは師匠であり、二人はサスケに対して復讐を企てるために木ノ葉にやってきたのだ。衝撃的な事実に、サクラは涙を流す。

ナルトはカルイやオモイから、サスケについて知っていることを話すように言われるが、ナルトは友達であるサスケの情報を断固として言わなかった。ナルトは二人に対して、「お前らの復讐したいって気持ちは分かるってばよ!けど、憎しみに任せてサスケ殺しちまったら、今度はオレの仲間が黙ってねーかもしれねぇ!やったらやり返す!その繰り返しが始まっちまう!守りてーはずの仲間が、お互いにどんどん殺しあっちまう!」と、語りかける。だが、オモイやカルイの怒りの炎が収まるはずもなく、カルイは「最初に手を出したのはてめーらのサスケだ!!そんなもん知るか!!サスケはぶっ殺す!」と激しい憤りをぶつけ、オモイは「なら⋯オレらの憎しみはどこに持っていきゃあいい?ど責任取ってくれんだ!?」と、比較的落ち着いているが憎しみを滲ませたような声色でナルトに話しかける。

ナルトは二人に対して、「⋯⋯気の済むまで、オレをぶん殴ってくれ⋯⋯。オレにはそれくらいしか⋯」と言うと、カルイが何度も殴りかかってきた。ナルトは何回もカルイに殴られ、顔中が腫れ上がってすごく痛そうな見た目となってしまう。カルイは、ナルトがサスケの情報を漏らすまで殴り続ける魂胆だった。カルイが渾身の力を込めてナルトを殴ろうとすると、サイが止めに入った。

サイはサスケが木ノ葉の里を抜けてから第七班に入ったため、ナルトがサスケに拘る理由をナルトやサクラの口からしか聞いたことがなかった。当初、サイはサスケとの繋がりを必死に守ろうとする大切な仲間のナルトとサクラのために、サスケを取り戻すのを手伝おうとした。だが、サスケを追い続けるたびにナルトやサクラの心が傷付いていくのを見て、サイはサスケに対して懐疑心を抱く。このセリフは、ナルトへの友情や気遣いとナルトを苦しませるサスケに対する怒りが込められた名台詞である。

ここまでやって仲間を売らねェ⋯。敵だけど、こーゆー奴は好きだ。男は軽率に言葉を決めないもんだ。いくらやろーがこいつはサスケを売らねーよ。こいつは口にしたことを曲げねェタイプだ。

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49巻で、雲隠れの忍であるオモイがナルトに対して言ったセリフだ。師匠であるキラービーがサスケによって殺されたという報告を聞いたオモイとカルイは、サスケに復讐を果たすために木ノ葉の里にやってきた。そこで、オモイたちはサスケの話をするナルトやサクラと出会う。

早速ナルトにサスケのことを聞き出そうとするが、ナルトは口を全く割らなかった。カルイはナルトを殴り続ける事で情報を吐かせようとするが、それでもナルトは何もしゃべらなかった。途中、サイによってカルイの拳が止められる。カルイはナルトとサイの両方を殴って情報を聞き出そうとすると、オモイが止めた。このセリフは、相手を殴り続けようとするカルイを止めるためにオモイが言った言葉で、一度言った事を曲げないナルトの一本芯の通った一面を評価した名台詞だ。

それでどうする?キラービー様を捕らえるような奴らに私達だけで⋯、それもいくつあるかも分からない”暁”のアジトをしらみ潰しに⋯?まずは情報収集と分析。そっちの方が早い!ユギトの時の二の舞にしてはいけない。

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木ノ葉の里にやってきた雲隠れの里の忍。右の大きなコマの画像の左から小隊長のサムイ、カルイ、オモイだ。カルイとオモイの性格は正反対で、ポジティブで激しい一面のあるカルイに対し、オモイはネガティブだが落ち着きがある。

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左からサムイ、オモイ、キラービー、カルイ

49巻で雲隠れの忍であるサムイがオモイとカルイに言ったセリフである。ナルトがもたらした”暁”の情報から、雲隠れの忍の人柱力であり、オモイやカルイの師匠であるキラービーが生きているかもしれないと分かったオモイは、早速”暁”のアジトを探しに行こうとする。人柱力という立場に関係なく、キラービーは里の皆から慕われていた。特に、キラービーの弟子であるオモイとカルイは、いち早くキラービーを助けたいがために、焦りを見せる。

このセリフは、そんな二人にサムイが言った言葉で、必ずキラービーを助け出すために焦らずに基本的な行動から始めるべきであるという意味合いを持った名台詞である。雲隠れの里は、”暁”によって里のもう一人の人柱力である二位ユギトが殺されていた。キラービーと同じく、ユギトも里からの信頼が厚いくのいちだったため、彼女の死に里の多くの者が悲しむ。サムイはこれ以上”暁”によって里の人間に被害が及ばないよう、冷静な行動を務める。

口動かす前に手ェ動かせ、手ェ!!!

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49巻で、妙な妄想をするオモイに対してカルイが言ったセリフである。各自にキラービーを助け出すために、サムイ、オモイ、カルイの三人は木ノ葉の里の図書館で”暁”について情報収集をすることになった。

膨大な資料を書き写すオモイは、「手が痛ーよ、もう!これで腱鞘炎になって、それが元で剣筋が鈍って、そんでもってそれが原因で戦闘でやられて⋯」と、事態をどんどん重い方向へと考えていく。オモイは、マイナス思考で物事をネガティブに考えすぎる性格をしている。このセリフはそんなオモイに対してカルイが言ったもので、ポジティブな性格で考えるより行動派のカルイが言った名台詞である。

ナルトは君のことが本当に好きだってことくらい⋯このボクだって分かる!!

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サイは第七班としてナルトやサクラと過ごすうちに、二人の気持ちやすれ違いに気がつく。

49巻でサイがサクラに言ったセリフである。サイは以前、ナルトに「ナルトはさ⋯⋯サクラの事、好きでしょ?」と聞く。その時、ナルトは「なっ!?」と驚いてみせた。そんなナルトの反応を見て、サイは「本にありました⋯。好きな人の前では常にニコニコなんだと⋯⋯。君はいつもそうです。告白とかしたんですか?」と、興味本位で聞いてみる。すると、ナルトは急に険しい表情になり、「⋯ンなもんできっかよ。約束も守れねェ男がよ⋯。」と、言い放つ。

ナルトがサスケの事でカルイやオモイによって責められた後、ナルトは五影対談が開かれる鉄の国へカカシやヤマトと共に向かっていた。キラービーの兄である雲隠れの里のトップ忍者の雷影は、サスケを殺害しようとしていたのだ。ナルトは、雷影にサスケの殺害を取りやめるように頼むために鉄の国へと向かう。

一方、サイはナルトがカルイによって殴られ続けた出来事を思い出し、「イヤだ⋯ボクもじっとなんて、してられないよ。ナルト⋯。」と独白して行動に移す。サイはサクラに対して、言いたいことがあるようだ。サイは今回カルイとナルトの間に起きた出来事を、サクラに話す。この件は、ナルトからサクラには心配をかけたくないから黙っているように言われていた。だが、サイはサクラに言いたい事があったため、あえて伝える。その後、ナルトが雷影のもとへ行ったことも話す。サイはその事について、「今は雷影にサスケの事を許してもらうために行ったよ⋯。おそらく、無理だろうけど⋯⋯。カカシ先生はナルトを信じているから、たとえ無理だとしてもチャンスを作ってあげたいんだと思う。」と、語りだす。サクラは、サイが何が言いたいのかが読めずに困惑する。

「ボクは最近、サスケの代わりにカカシ班に配属された。だから、カカシ班のことはまだよく分からないし⋯人の感情もよく分からない。⋯それに、君とナルトの約束も知らない⋯」と、続けて話だした。ナルトとサクラの約束とは、サスケ奪還任務の際にサクラが頼んだ「ナルト⋯私の⋯一生のお願い⋯。サスケくんを⋯サスケくんを連れ戻して!」という言葉のことである。サイは、この場面でサクラに対してこのセリフをぶつけた。

その後、サイはサクラに「ナルトは君との約束をずっと背負っているようだった⋯。一生、背負う気でいるみたいだった⋯。」「ナルトを苦しめてるのはサスケだけど⋯君もなんじゃないのかい?」と、指摘する。ナルトと過ごした時間は他人よりも短くても、サイはナルトの事を本当の友人だと思っていた。だからこそ、ナルトが抱えている重荷や悩みを、少しでも軽くしてあげたいと思ってあえてサクラに辛辣な言葉をぶつけた。このセリフはナルトに救われてほしいと思っているからこそ、サイから見てナルトの重荷となっているサクラに対してナルトやサスケとの接し方を見直してもらうために言った名台詞である。

それが世界⋯、それが人間だとするなら未来はないな。分かち合う事、信じる事⋯。⋯それを止めたら、世界に残るのは恐怖だけだ。道徳を考慮しないやり方や諦めは、今のオレにとって受け入れ難いものとなった。

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このセリフを言う時、我愛羅はナルトを思い浮かべた。

49巻で我愛羅が五影会談中に発したセリフである。世界中で戦争を仕掛ける”暁”に対抗するため、鉄の国で五影会談を行うこととなった。この会談では各隠れ里のトップの忍者が集まり、話し合いを進めていく。

木ノ葉隠れの里からは綱手ではなく、ダンゾウが出ることとなった。ダンゾウは軍事力によって世界を纏めようとする強硬派で、綱手とは敵対勢力に当たる男だ。木ノ葉がペインに襲われた影響で里の人を命懸けで守った綱手は現在、昏睡状態に陥っていた。そこで、火影の座を狙っていたダンゾウが、突然綱手を蹴落として火影となる。

ダンゾウは、会議で強硬手段によって忍の世界を一つにすることを提案した。具体策は提示されていないが、ダンゾウは「話し合いでこの忍の世界が一つになることはない⋯。時間をかけて道徳的にやっていては、何も変わらん。いずれは”暁”に忍世界を潰されてしまうだろう。」と、発言する。

この言葉は、そんなダンゾウに対して反対意見を持つ我愛羅の名台詞だ。我愛羅は人柱力として里の人間から疎まれてきたが、同じ人柱力のナルトと出会い、コミュニケーションをとる事で我愛羅自身が孤独から救われた経験を持つ。ナルトとの交流を通して、他人と分かり合うことや他人に対する思いやりの気持ちを持つことの大切さを教わった我愛羅は、風影として働く際も人の気持ちを蔑ろにしないように心がけている。他人と分かち合えず、孤独の辛さを経験したからこそ、我愛羅は思いやりや繋がりを大事にしているのだ。

⋯なら、一つだけ問う。アンタ達はいつ、己を捨てた?

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49巻で我愛羅が土影のオオノキや火影のダンゾウに言ったセリフである。暁に対抗するために会談が開かれたはずなのに、体裁や面目を守ろうとしてまともな意見を出さず、他国の忍を敵視してばかりの土影たちのせいで中々話が進まなかった。しかも、トップの年齢層が高いこの会談の中で我愛羅は16歳とすごく若く、年寄りたちは我愛羅をバカにしたような発言を繰り返す。このセリフは、そんな古い考え方に固執して平和への道を閉ざそうとしている大人たちに向けて、我愛羅が一喝した名台詞だ。言葉を受けた土影のオオノキは衝撃が走り、水影のメイは微笑ましく我愛羅を見守った。

この言葉は、後に土影のオオノキに大きな変化を与える。

サスケ、お前はオレと似ている⋯。この世の闇を歩いてきた者⋯。だからこそ、小さな光明すら目に届くはずだ。昔も⋯そして今も⋯。

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