NARUTO(ナルト)の名言・名セリフまとめ

『NARUTO』とは、岸本斉史による大人気の忍者アクション漫画である。週刊少年ジャンプにて連載されていた。
主人公は木ノ葉隠れの里に住む少年のうずまきナルトで、ナルトの夢は木ノ葉隠れの里のトップである火影になることだ。孤独な幼少期を過ごしてきたナルトが、友達や先生との交流を通して愛を知っていく展開や、心に染みる熱いセリフは少年だけに留まらず、世界中の人々に評価されている。

出典: booklive.jp

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32巻でナルトの事を思いながら綱手がシズネに言ったセリフだ。シズネは、今回の風影奪還任務に綱手がナルトを選んだことに対して、「今回の任務では上手く行ったものの⋯自来也様がおっしゃってた通り、”尾獣”を狙っている奴らの所へわざわざ”人柱力”であるナルト君を送り込むのはいかがなものかと⋯⋯。確かに元暗部のはたけカカシが同行しているとはいえ⋯なぜこのようなリスクの高い危険を冒してまでナルト君を⋯。」と、苦言を呈する。

シズネの言うことは一理あり、”暁”はナルトの中に封印されている九尾を狙っており、ナルトを含めた人柱力は体内から尾獣を抜かれると死に至るため、ナルトを危険に晒さないためには里の中にいてもらう方がベストだ。

綱手はナルトに会って以来、ナルトの火影になるという夢を心から応援し、期待もしていた。このセリフはそんなシズネの疑問に対して綱手が答えたもので、綱手のナルトに対する信頼や理解、人柱力に対する火影としての優しさや心遣いが現れた名台詞である。

一方、風影奪還任務を終えたナルトたちは、木ノ葉の里に帰ることとなる。サクラは出発する前、チヨの墓の前で感謝の気持ちを告げる。ナルトによって救われた我愛羅の申し出で、ナルトと我愛羅は握手を交わし、砂の里を発った。

新第七班結成編(NARUTO32〜35巻)の名言・名セリフ

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風影奪還任務に帰ってきた後、ナルトは成長したいのやチョウジと再会した。左から秋道チョウジ、奈良シカマル、ナルト、山中いのだ。ナルト以外、全員中忍に昇格した。

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ナルトは第8班のメンバーとも再会を果たす。背の高い女性は夕日紅で、左から日向ヒナタ、犬塚キバ、油女シノ、赤丸だ。ナルトに恋をするヒナタは、ナルトの顔を見て卒倒した。元々上忍だった紅先生以外は、全員中忍に昇格する。

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左の大人の男性がヤマトで、右の色白な少年がサイだ。風影奪還任務の後、カカシは『万華鏡写輪眼』を使った影響で倒れてしまう。さらに、サスケは第七班から脱退していた。そこで、第七班には新しいメンバーが加入されることとなった。

その仲間を救う為ならなんだってやるさ。お前とだって組んでやる。

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32巻でナルトがサイに言ったセリフである。風影奪還任務の影響でカカシが負傷し、班員に2名欠員がでた。そこで、第七班には二人新たに補充される事となった。一人目は隊長を務めるヤマトで、木ノ葉を秘密裏に守る”暗部”出身の男だ。二人目はチームメイトのサイで、こちらは暗部の部隊の一つである”根”出身だ。ヤマトが所属していた暗部との違いは、トップの人間と行動方針だ。ヤマトが所属していた暗部は火影直轄の組織で、”根”は木ノ葉隠れの中でも軍事強化を推進するタカ派のダンゾウが指揮を執る。

サイが第七班に加入したことにより、第七班のチームワークに亀裂が走る。サイは”根”の教育によって感情の起伏がなく、自分の思ったことを作り笑いを浮かべながらすぐ言ってしまう一面があった。サイは自分の前にいたサスケのことを「木ノ葉を裏切り、弱いくせに力ばかり求めて大蛇丸の下へ走った⋯そんな大蛇丸と同じようなゴミ虫ヤロー」と称して、ナルトやサクラを怒らせる。一方、ナルトの方もサスケの代わりとして配属されたサイの事を認められずにいた。

その後、任務に向けて第七班は攻撃のシミュレーションを行うこととなった。サイは個人プレイに走り、チームワークを無視した攻撃を仕掛ける。それに対して、ナルトは「お前、仲間って言葉知ってるか!?」と、怒る。サイは「⋯サスケくんならどうしましたかね?君を庇いながら戦ってくれたでしょうか?君からしたらカカシ班の仲間ですからね。里を裏切り、君を傷付けた人を仲間と呼ぶならね⋯。」と、返事をした。このセリフは、ナルトに対して心ない一言を言うサイにナルトが言ったもので、サスケを助けるために気にくわない相手のサイともチームを組むというナルトの覚悟が現れた名台詞である。

出来ることの大きい小さいは問題じゃないよ⋯。大切なのは、ナルトを想う気持ちの大きさでしょうよ?

出典: tsundora.com

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ナルト達を襲う大蛇丸とカブト。

33巻でヤマトがサクラに言ったセリフである。風影奪還任務の際、暁の一員であるサソリと戦ったサクラは、サソリが大蛇丸の部下と落ち合う日付や場所を教わる。サソリが言うには、大蛇丸の部下に大蛇丸のスパイをさせていたのだ。大蛇丸は、一瞬だけ暁に加入していた時期があった。基本二人一組で行動する暁では、大蛇丸はサソリと行動を共にする。大蛇丸の下へ行ったサスケを助け出すには、大蛇丸の情報が必要不可欠だ。そこで、第七班はサソリのフリをして大蛇丸の部下と落ち合う事にする。

大蛇丸の部下とは、薬師カブトの事だった。ヤマトはサソリのフリをして大蛇丸の情報を聞き出そうとするが、そこに大蛇丸がやってきてしまう。さらに、カブトによってサソリのフリをする際に使った傀儡が壊され、正体がバレる。カブトはサソリの味方のフリをして大蛇丸に情報を流す、二重スパイだった。ヤマトの正体がばれたことで、大蛇丸やカブトとの戦闘が始まる。

ナルトは封印術によって、体内に九尾が封印されていた。だが、近年九尾を封印する封印術が解けかけていて、九尾のチャクラが簡単に漏れてしまうようになる。サスケを連れさった大蛇丸を目の前にしたナルトは、九尾のチャクラを暴走させる。まるで本物の九尾のようになってしまったナルトは意識も無くなり、暴走によってサクラを傷つけてしまう。その後、ヤマトがナルトの九尾化を抑えた。実は、ヤマトには初代火影の細胞が宿されていて、初代火影のみが扱える木を生み出す木遁忍術や九尾を抑える力が扱える。ヤマトは、最近になって暴走しがちになったナルトの九尾の力を抑えるために、第七班の小隊長に選ばれたのだ。九尾のチャクラを暴走させ続ければ、周りに危害を加えるだけでなく、ナルト自身の寿命も縮めてしまうことになる。

九尾化したナルトによって怪我を負わされたサクラは、カブトによって治療される。カブトは「ボク達と君たちには同じ目的がある⋯。”暁”が邪魔だ。君たちを生かしておけば、”暁”の一人くらいは始末してくれるかもしれないと⋯、ふと思ってね。」と、言い残して去っていった。
その後、サクラはヤマトに対して「ナルトを止めたさっきの術⋯。あの術⋯、私にも教えてくれませんか?」と懇願するが、サクラは初代火影の細胞を持っていないため、断られてしまう。サクラは気絶したナルトの姿を見て、「いつもそう⋯。私がナルトにしてあげられるのは、ほんの小さなことだけ⋯。」と悲しそうな笑顔で笑う。このセリフはナルトを助けられず、無力感に打ちひしがれるサクラに対して言ったもので、例え直接ナルトを救える術を持たなくとも、ナルトを心配する心があれば大丈夫というヤマトの優しさが込められた名台詞である。

サスケを助けたいなら、君自身の力で助け出せ。九尾の目ではなく自分の目で⋯。サスケの姿をしっかり見たいなら⋯そして、サクラを守りたいなら。

出典: naruto.upwiki.net

32巻でヤマトがナルトに言ったセリフだ。サクラは、ナルトが九尾の力を暴走させた影響で怪我を負ってしまう。ナルトを心配させたくないサクラは、ナルトに対して九尾の力で傷ついた事は言わなかった。

サクラが休む一方、ヤマトはナルトに対して「サクラを傷ついたのは⋯君だよ、ナルト。サクラは君を傷付けまいと君にウソをついた。」と、告げる。さらに、ヤマトは「君のあの九尾の力⋯ボクは”人柱力”の力を抑えることが出来る特別な力を持っている。だから、君はあんまり心配しなくていい。⋯ただ⋯、それはボクが君の側にいる間だけなんだが⋯。つまり、今はわざわざ君に本当の事を言わなくても良かった⋯。」と、言葉を続ける。

ヤマトは、負担が大きい九尾のチャクラに耐えることが出来るナルト自身のチャクラの凄さに注目していた。さらに、ヤマトは九尾のチャクラの強力さと危険性をしっかりと把握している。呆然と聞くナルトに対してヤマトは、「確かにあの力を使えばサスケを助ける近道になるかもしれない⋯。だが、九尾に頼った強さは本当の君の力じゃない。これからも、この九尾の力に頼れば自分自身を苦しめることになるし、仲間を傷付けてしまう力にもなりえる。今回のようにね。君も薄々気付いていたはず。でも、力の解放を止めようとしなかったのは、焦っていたからだろ?今から、君の九尾の力をボクが完全に抑える。だが、それで弱くなると思ったら大間違いだよ。そんな力に頼らなくても、君は十分強いはずなんだよ。君は勘違いしていないか?君の強さの源は九尾のチャクラではなく、恐るべき九尾のチャクラに耐えうる、その君自身のチャクラの力だ。」と、伝えた。

このセリフは、安易に九尾の力に頼ろうとしたナルトへの戒めと、サスケを助け出したくて焦るナルトとナルトに気を使うサクラの双方に対して気遣いを見せたヤマトの名台詞である。

人は変わる⋯なら、ボクもそうだ。⋯でも、変わらないモノもある⋯。⋯つながり⋯それを確かめたいんだ。

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サイが描いた絵本の中身

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サイのお兄さんだ。

34巻でナルト達第七班のメンバーや、カブトに言ったセリフである。サイは”根”のトップであるダンゾウから、とある密命を帯びていた。それは、サスケを殺害することだ。サイは単身、大蛇丸とカブトのアジトに潜入し、サスケと出会う。その時、サイはサスケの暗殺に失敗する。

その後、サイを追ってきた第七班のメンバーと合流を果たす。サイは以前、うっかり自分の持ち物である絵本を落としてしまう。その後、それを拾ったサクラは、サイが落とした絵本を渡す。その絵本にはサイと似た少年と、もう一人の人物が描かれていた。この本は、表紙と裏表紙にそれぞれの少年が描かれていて、本の両トビラから中央の真ん中のページに向かって、二人の少年の物語がそれぞれスタートするという構成になっている。表紙と裏表紙に描かれている少年が、それぞれ敵と戦いながら成長していくストーリーだ。ところが、この絵本にはおかしな点があった。真ん中の見開きのページのみ、サイに似た少年の表情が描かれてなく、その隣のページは空白となっている。

サクラは以前、サイ本人の口からサイには死んだ兄がいることを聞かされていた。サクラは「その表紙の子供⋯あなたとお兄さんでしょ。」と、指摘する。サイは以前、ナルト達の前で「ボクには感情ってものがないんだ。」と、公言していた。”根”の教育方針では、木ノ葉のために忍者を感情を消すのが良しとされていた。そこでサイたち”根”の忍者は、ダンゾウから感情を消す特別な訓練を受ける。
サクラはサイが絵本を大切に持っていることから、「アナタは言うほど感情を捨てきれていない⋯。忍だって、感情を捨てきることは出来ないのよ!」と、指摘する。サイは「なぜこの絵本を持っていることが、自分の存在を証明することになるんですか⋯?」と、聞く。サクラは、「アナタがその本を手放したくない理由⋯それは、弟としての自分を捨てることが出来ないでいるから⋯⋯。何故だか分かる⋯?アナタにとって、それだけお兄さんとのつながりが大切だったからよ!」と、指摘した。

サイは絵を描くことが好きで、それを忍術にも応用していた。サイは絵本について、「これは兄さんにプレゼントするつもりだったんだ。でももう少しで絵本が完成するって時に兄さんは⋯⋯病気で死んだ。血はつながっていなかったけど、ボクの絵をよく褒めてくれたんだ。”根”には戦いで生じた離散家族の子が多くいてね、その中で兄弟のように親しくなったのが兄さんだった。この絵本⋯、兄さんに一番見せたかった最後の見開きの絵が⋯、兄さんが死んでから⋯何を描こうとしていたか、思い出せないんだ。」と、語る。

サイの境遇を知ったナルトたちは、改めてサスケを助けようと行動に移す。サイはサスケと会ったが、ナルト達のことを気に留めていないような様子だった。ナルトに対してサイは、「サスケくんは君のことを何でもないと言った⋯。サクラさんは、君がサスケ君のことを兄弟のように思っていると言っていた。それなのに⋯。そんな彼のことを、君はあの大蛇丸に歯向かってまで⋯、命をかけてまで連れ戻そうとするんだ?⋯何故なんだ⋯?誰に命令されているわけでもないのに⋯。」と、質問する。それに対して、ナルトは「サスケはオレの友達だから⋯⋯、やっと出来た大切な繋がりだから⋯。たとえバラバラにされようが、オレは大蛇丸からサスケを奪い返してやるんだってばよ!」と、答えた。繋がりを大切にしようとするナルトの答えに、サイの心は揺れ動かされた。

その後、カブトがナルト達を襲いにやってくる。ナルト達がカブトと戦う中、サイはカブトを捕まえて彼の動きを止めた。このセリフは、ナルトやサクラの話を聞いて心境に変化が出来た時にもので、完全に理解できたわけではないが、ナルトやサクラの言う「つながり」を大切にしてみたいという意味合いの名台詞である。

思い出した⋯思い出したんだ⋯!兄さんに見せたかった、二人の夢の絵を⋯。

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