ポルカドットスティングレイ(Polkadot Stingray)とは【徹底解説まとめ】

ポルカドットスティングレイとは、福岡出身のロックバンドである。「ポルカ」と呼ばれることが多い。所属レーベルは、ユニバーサルミュージック内の社内レーベルであるユニバーサル シグマであり、所属事務所はUNIVERSAL SIGMA ARTISTS(ユニバーサルシグマアーティスト)。紅一点のボーカル雫(しずく)が圧倒的な存在感を放っており、デビュー後、急速なスピードでブレイクした。キャッチコピーは「福岡出身、何かを企む超常ハイカラギターロックバンド」である。

夜明けのオレンジ

1.夜明けのオレンジ

ライブ会場とデジタル配信限定のシングルである。まだ、旧メンバーのギターのムロが在籍している頃の曲であり、ファンにとってはレアな一枚である。「もしも僕が教祖になったなら」という歌詞が、宗教や洗脳をイメージさせるが、彼女の浮気を疑っている歌詞であるという説もファンの間で挙がっている。ダークな曲調と怪しげな歌詞に、中毒性のある一曲だ。

極彩(2015年6月13日発売)

極彩

1.ポルカドット・スティングレイ
2.黄昏サイキック
3.夜明けのオレンジ

タイトル通り、色とりどりの魅力が詰め込まれている。タイトル曲がないためアルバムかと思われやすいが、公式にはシングル扱いとなっているようだ。落ち着きすぎず激し過ぎずといった曲目で、聴いていて心地よいシングルである。バンド名でもある「ポルカドット・スティングレイ」も収録されており、バンドの世界観に深く浸ることが出来る3曲となっている。

テレキャスター・ストライプ(2016年3月4日発売)

テレキャスター・ストライプ

1.テレキャスター・ストライプ

デジタル配信限定のシングルである。ジャケットは『夜明けのオレンジ』『極彩』と同様、雫がジャケットのデザインを手掛けている。収録曲「テレキャスターストライプ」のミュージックビデオはYouTubeで公開後、凄まじいスピードで再生数を伸ばし注目を集めた。男性に対する怒りにも似た複雑な愛を歌った曲であり、独特な雰囲気の曲調で人気がある。

アルバム

骨抜きE.P.(2016年11月9日発売)

骨抜きE.P.

1.ハルシオン
2.心ここに在らず
3.人魚
4.テレキャスター・ストライプ

初の全国流通盤である。CDとデジタル配信の2形態で発売された。CDはTower Records限定販売である。Tower Records全店の総合ランキングでは週間2位を記録。
「人魚」と「テレキャスター・ストライプ」にはPVが制作され「テレキャスター・ストライプ」はメンバーの雫本人が監督を務めている。ポルカドットスティングレイの個性が濃厚に出ている作品だ。また、こちらもジャケットのデザインはボーカルの雫が手がけている。「人魚」をはじめ名曲揃いであり、まさに聴く者を骨抜きにしてしまう一枚である。

大正義(2017年4月26日発売)

大正義

1.エレクトリック・パブリック
2.ミドリ
3.シンクロニシカ
4.ベニクラゲ
5.本日未明
6.夜明けのオレンジ(大正義 Ver.)(CD限定ボーナストラック)

ポルカドットスティングレイ初のミニアルバムである。CDとデジタル配信の2形態で発売された。CDのみのボーナストラックとして、過去のシングルの収録曲「夜明けのオレンジ」を再録し収録している。レコーディング前にベースのウエムラユウキが手を負傷したため、ゲストとしてヒロミ・ヒロヒロ(tricot)とイガラシ(ヒトリエ)が友情参加している。オリコンの週間ランキングで最高7位を記録した。ミュージックビデオも人気のある「エレクトリックパブリック」や「シンクロニシカ」が収録されており、人気の高いアルバムである。「ミドリ」や「夜明けのオレンジ」等ダークな曲も多く、大人な魅力いっぱいのミニアルバムである。

全知全能(2017年11月8日発売)

全知全能

1.テレキャスター・ストライプ(全知全能 Ver.)
2.BLUE
3.人魚(全知全能Ver.)
4.フレミング
5.エレクトリック・パブリック(全知全能 Ver.)
6.サレンダー(ソーシャルゲーム「23/7 -トゥエンティ スリー セブン-」イメージソング)
7.夜明けのオレンジ(全知全能 Ver.)
8.顔も覚えてない
9.ジェット・ラグ
10.シンクロニシカ(全知全能 Ver.)
11.極楽灯
12.ショートショート(PlayStation 4「僕らの真ん中にPS4篇」CMソング)
13.レム
14.ポルカドット・スティングレイ(全知全能 Ver.)(CD限定ボーナストラック)

ポルカドットスティングレイのメジャーデビュー作品である。
2017年9月16日開催の『ポルフェス13 “半泣き黒猫団女子限定ワンマン”』で発売が予告された。
初回限定盤AとB、通常盤、デジタル配信の4形態がある。初回限定盤AはUNIVERSAL MUSIC STORE限定で販売された。過去の楽曲も再レコーディングされ「全知全能Ver.」として収録している。また、収録曲の「BLUE」は「東京2020 オリンピック・パラリンピック競技大会開会式」に向け、「Jump!」をテーマに書き下ろされた楽曲である。
2017年10月16日からiTunes Storeで先行予約受付が開始され、予約すると「サレンダー」と「レム」の2曲を先行ダウンロードできるというキャンペーンが行われた。
CD限定版のボーナストラックで、自主制作盤にのみ収録されていた「ポルカドット・スティングレイ」を収録している。2017年11月20日付のオリコン週間CDアルバムチャートでは16,900枚を売り上げ、週間6位にランクインした。
爽やかな曲調のものやクールなロック曲までバランス良く収録されており、デビュー前の人気曲の再録バージョンまで入っているので、一曲目から最後まで通して聴いて楽しめる一枚である。

一大事(2018年5月9日発売)

一大事

1.少女のつづき(ドラマ「恋のはじまりは放課後のチャイムから」の主題歌)
2.パンドラボックス
3.リスミー
4.煌めく
5.ICHIDAIJI(映画・TVドラマ「私に××しなさい!」の主題歌)
6.半泣き黒猫団のテーマ(CDのみボーナストラック)(CDのみボーナストラック)

初のフルアルバム「全知全能」の半年後にリリースされたミニアルバム。少女漫画誌「なかよし」で大人気漫画である「わたしに××しなさい!」(遠山えま 講談社)の実写映画化に伴って、主題歌として書き下ろされた「ICHIDAIJI」が収録されている。映画主題歌の書き下ろしは初である。また「少女のつづき」もドラマの主題歌として使われており、ポルカドットスティングレイが若者層にも浸透してきたことが分かる。アップテンポな曲から落ち着いた曲調のものまで、ポルカドットスティングレイの今を幅広く楽しめるミニアルバムである。

ポルカドットスティングレイのミュージックビデオ

夜明けのオレンジ

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