ゆるめるモ!(You'll Melt More!)とは【徹底解説まとめ】

ゆるめるも!(You'll Melt More!)とは、フリーライターの田家大知がももいろクローバーの「ピンキージョーンズ」に触発されて、「辛い時は逃げてもいいんだよ」をテーマとして自ら街頭でスカウトして集めてきたメンバーで結成された女性アイドル・グループ。名前の由来は「(窮屈な世の中を)ゆるめる」というメッセージと「You'll melt more!(あなたをもっとトロけさせたい)」という2つの意味が込められている。

2014:A Space Odyssey On Liquid RooMo! ~リキッドルーモ!号で行く、2014年宇宙の旅~
名義:ゆるめるモ!
参加メンバー:けちょん、もね、しふぉん、ようなぴ、ゆいざらす、あの、ちーぼう
*ゆみこーんは病欠 (等身大パネルと映像で参加)
発売日:2015年3月25日
レーベル:SPACE SHOWER MUSIC
規格:DVD

収録曲
01. ゆるトロ(slo-モ!)
02. Majiwaranai CAts
03. manual of 東京 girl 現代史
04. 私と私と私と私と私と私と私と私と
05. あさだ
06. アーメン
07. おこしてしまった?
08. 木曜アティチュード
09. 虎よ
10. SWEET ESCAPE
11. リキッドルーモ!
12. ゆるゼロ
13. べぜ~る
14. ゆるめるモん
15. 白玉ディスコ
16. 場viewer
17. ぺけぺけ
18. 生きろ!!
19. スキヤキ
20. Refresh Your Jewellery Box
21. DO FUFU
22. さよならばかちゃん
23. 花のドイリー
24. 00 (ラブ)
25. たびのしたく
26. なつ おん ぶる ー
27. 私の話、これでおしまい
28. 逃げろ!!

2014年8月9日、渋谷区恵比寿のLIQUIDROOM ebisuで開催したライブを完全ノー・カットで収録したDVD。

企画イベントなどはあったにしても、ゆるめるモ!にとって初の純粋なワンマン・ライヴであり、黄色担当・ゆいざらすの卒業ライブでもあった。

病気のためにゆみこーんは参加できなかったが、彼女の等身大パネルが用意され、「生きろ!!」のミュージック・ヴィデオからゆみこーんが写っているパートを編集した映像がステージで上映された。

パッケージには、漫画家の若狭たけしが描き下ろしたイラストが使用されている。若狭氏のイラストがDVDのパッケージに使用されるのは「ゆるめるモ!初ワンマン&のんちゃん生誕祭 ゆるすぎちゃったらごめんなさい!」に次いで二度目である。
若狭氏:アイドルグループ ゆるめるモ!のライブDVDのジャケット絵を描かせていただきました。ゆるめるモ!とはご縁があり、デビューしたての頃からメンバーの生誕Tシャツとか会場販売のDVDのジャケットなどを担当させていただき、それまで漫画以外の仕事をほとんどやったことが無かった中でとてもいい経験となりました。CDジャケットの絵など、いつかやってみたいというのも夢のひとつでしたし、音楽ナタリーなどに『ジャケットは漫画家の若狭たけしが担当』…みたいに書いてもらえるのも夢だったので、叶って嬉しかったです。

当日はゲスト・ミュージシャンとして以下のメンバーが参加している。
*在籍バンド等は当時の状況です。
●DOTAMA
・日本のヒップ・ホップ・アーティスト。「箱めるモ!」収録の「木曜アティチュード」の作詞を担当している。
●張替智広
・日本のロック・バンド「キンモクセイ」のドラマー。コーラスの小貫早智子とユニット「HALFANIE」を組んでいる。
●JOJO広重
・日本のノイズ・バンド「非常階段」のギタリスト。ゆるめるモ!と非常階段はコラボ作品をリリースしている。
●miami
・ゆるめるモ!の作詞を多く担当している小林愛のユニット。コバヤシアイ(サンプラー)とかじやあい(ヴァイオリン)の二名からなる。
●ハシダカズマ
・日本のロック・バンド「箱庭の室内楽」のギタリストで、ゆるめるモ!に多くの楽曲を提供している。
●本田琢也
・「箱庭の室内楽」のベーシスト。
●松本暁雄
・「箱庭の室内楽」のドラマー。
●根田義市
・「箱庭の室内楽」のキーボーディスト。
●上野翔
・「箱庭の室内楽」のギタリスト。
●小貫早智子
・「箱庭の室内楽」のサポート・メンバーでコーラス担当。ドラムスの張替智広とユニット「HALFANIE」を組んでいる。
●加藤みどり
・「箱庭の室内楽」のサポート・メンバーでパーカッション担当。同じ女性パーカッショニストである小林うてなのユニット「うてなキャンプ」にも参加。
●高橋三太
・「箱庭の室内楽」のサポート・メンバーでトランペット担当。ロック・バンド「1983」のメンバーでもある。
●荒井和弘
・「箱庭の室内楽」のサポート・メンバーでトロンボーン担当。ビッグ・バンド編成の「王舟」のメンバーでもある。
●立花佳祐
・「箱庭の室内楽」のサポート・メンバーでサックス担当。

田家氏:(LIQUIDROOMでのワンマンライヴは、何をもって成功としますか?という質問に対して)お客の入りは大事ですよね。あと、ツインドラム、トリプルギターって狂ってるじゃないですか(笑)。他のアイドルとは別の方向に進もうとしてるヴィジョンを提示したいし、音楽的なことに真面目に立ち向かってると示したいですね。メンバーも演奏に参加するし、シンプルでローファイなレインコーツやシャッグスみたいでもいいから、自分たちで音楽を演奏できる楽しさを見せたい。バンドとしての1ページ目を提示したいですね。今までなかった存在にならないと意味がないし、渦を起こして、そこに巻き込まれたことを後々に語ってもらえるようになりたいですね(Real Sound:2014年8月6日)。

2014年8月11日、ナタリーに掲載されたライヴ・レポートより。

ゆるめるモ!が8月9日に東京・LIQUIDROOM ebisuで初のワンマンライブ「2014:A Space Odyssey On Liquid RooMo! ~リキッドルーモ!号で行く、2014年宇宙の旅~」を開催した。この日をもって黄色担当メンバー・ゆいざらすが卒業するということもあって、会場には現編成での彼女たちのラストステージを見届けるべく多くのファンが集結。当初は会場の規模の大きさゆえファンからも本人たちからも動員数への不安の声が集まっていたが、ライブが開演すると1000人を超える観客がフロアを埋め尽くしていた。

掟ポルシェ(ロマンポルシェ。)によるニューウェイブ名曲選DJが会場を温めたのち、先日から体調不良のため休養中のゆみこーんを除く、ゆるめるモ!のメンバー7人がステージに登場。箱庭の室内楽の10人を従えて、序盤は箱庭の室内楽とのコラボ盤「箱めるモ!」の収録曲や、ハシダカズマ(箱庭の室内楽)が作曲したゆるめるモ!の楽曲が生バンドによる厚いアンサンブルで次々と披露されていった。ESGをオマージュした「あさだ」「アーメン」では客席でもあちこちで観客がカウベルを叩き、「木曜アティチュード」「虎よ」ではあのがエレキギターを演奏。また「木曜アティチュード」では途中で作詞を担当したDOTAMAがステージに現れてラップを披露し、さらにメンバーもDOTAMAの無茶ぶりで1人ずつフリースタイルラップに挑戦した。

Neu!を思わせるクラウトロック調の楽曲「SWEET ESCAPE」では、JOJO広重(G / 非常階段)と張替智広(Dr / キンモクセイ、HALIFANIE)がゲストプレイヤーとして参加し、バックバンドはトリプルギター&ツインドラムの12人編成に。力強さを倍増させたハンマービートに乗せて、渦を巻く暴力的なギターのフィードバックノイズが酩酊感を誘う。メンバーはくるくるとステージの上を舞いながら、ノイズを発し続けるJOJOのギターの弦に、1人ずついたずらをするように触れていた。

出典: natalie.mu

10分を超える「SWEET ESCAPE」のパフォーマンスが終わり観客が恍惚に浸っている中、メンバーが口々に「なんか私たちもバンドやってみたくなったねー」と言い出し、7人がそれぞれ思い思いの楽器を持つことに。ももぴがドラム、けちょんがアルトリコーダー、しふぉんがカウベル、ようなぴがベース、あのがギター、ゆいざらすとちー坊がソプラノリコーダーを担当し、つたないながらも愛嬌のあるローファイな演奏で「リキッドルーモ!」「ゆるゼロ」を歌った。

続いてゆるめるモ!の作詞を手がける小林愛のユニット・miamiが登場し、ゆるめるモ!は小林のサンプラー、かじやあいのバイオリンにあわせてmiamiのカバー「白玉ディスコ」を披露。また「生きろ!!」では「目に見えるのは7人だけかもしれないけど、私たちは8人でLIQUIDROOMに来たという気持ちです」というメンバーの言葉とともに、惜しくも病欠となったゆみこーんの等身大パネルがステージに持ち込まれ、さらにパフォーマンス中も、PVを再構成したゆみこーんのソロ映像がスクリーンに映し出された。このときファンからは、ゆみこーんを含む8人へのコールがこれまで以上に力いっぱい贈られていた。

その後、HALIFANIE(張替智広×小貫早智子)が作曲を手がけた新曲「Refresh your Jewellery box」の初披露を経て、この日のメインイベントであるゆいざらすの卒業セレモニーがスタート。スクリーンには彼女の加入が発表されたステージの模様や、彼女の短大合格をスタッフに祝福される様子、「学校が忙しくてレッスンに参加できず、みんなに迷惑をかけてしまう」と自らメンバーに脱退を告げた瞬間、そして脱退発表会見の模様など、彼女のこれまでを振り返るムービーが流れ、ファンは固唾を呑んでその映像を見つめた。ももぴが卒業証書を読み、ファンから届いた卒業アルバムと花束が手渡され、ゆいざらすの母が書いた手紙をちー坊が読み上げると、ゆいざらすもメンバーも思わず涙を見せる。その後、ゆるめるモ!なりの別れの歌「DO FUFU」「さよならばかちゃん」が始まると、ゆいざらすのメンバーカラーである黄色のサイリウムで会場中が染まり、さらに彼女を笑顔で送り出すべくたくさんの黄色い風船がフロアに放たれた。

出典: natalie.mu

再びJOJO広重、張替智広がバンドに加わり、ライブは怒涛の音圧でラストスパートに突入。7人も壮大なサウンドに負けないほどの神々しさを感じさせながら「OO(ラブ)」「たびのしたく」をパフォーマンスした。本編最後の「なつ おん ぶる ー」ではビーチボールや浮き輪が観客の頭上を飛び交い、あの、ももぴがフロアにダイブしたりと、会場内はカオスな様相に。最高の盛り上がりの中、ライブは幕を下ろした。

満員の観客からの沸き上がった「ざらす」コールに呼び込まれたメンバーは、再びステージに登場し、円陣を組んでマイクを通さずに「8人最後のゆるめるモ!」とシャウト。アンコールに応えてエレクトロなダンスチューン「私の話、これでおしまい」を熱唱した。歌い終えたメンバーは順に、このライブに込めたそれぞれの思いや、今までゆるめるモ!に対して抱えていた感情などを吐露。この日で卒業するゆいざらすは「私がいなくなって寂しいとか、みんなが思ってくれるのかわかんないけど、私を好きでいてくれたことを後悔しないでもらえたらいい。私がいなくなってもずっとゆるめるモ!のことが大好きだったらいいなと思います」と挨拶し、けちょんは「こんなに人が集まるなんて、ゆるめるモ!をナメてた」と語った。

また、ももぴは「楽しくないことも多くて、なんでこんなことやってるんだろう、意味ないんじゃないかって何度も思ったんですけど、たくさんの人が来てくれるようになってうれしい」と涙声で胸の内を明かし、しふぉんも「ソロアイドルとしてずっと1人で戦ってきたけど、ゆるめるモ!に入って仲間ができた。ゆるめるモ!の一員としてまだ何もできてないのに、赤いサイリウムを振ってずっと私を観てくれる人がいっぱいいて、本当にうれしい」と涙で声をつまらせながらファンに感謝。ここでスタッフにより、この日の前売りチケットが完売したことがメンバーに伝えられ、会場いっぱいに歓喜の声が響き渡った。彼女たちは最後に声援を受けながら、箱庭の室内楽の演奏をバックに「逃げろ!!」を熱唱。過去に発表した全曲に新曲を加えた計28曲が、3時間10分という長い時間をかけてたっぷり披露された、ゆるめるモ!の集大成とも言える初のワンマンライブは大成功のうちに幕を下ろした。

出典: natalie.mu

2014:A Short Documentary Film On Liquid RooMo!~ゆるめるモ!リキッドルーモ!号の舞台裏~


楽曲概説

Opening DJ

日本のロック・バンド「ロマンポルシェ。」のヴォーカルである「掟ポルシェ」が手掛けたオープニングにのせて、ゆるめるモ!のメンバーによる宇宙船「リキッドルーモ号」への搭乗アナウンスが流れる。そして宇宙船発射のカウントダウンが始まる。

*ロマンポルシェ。:1997年に結成された3人組。2000年に名前の最後に「。」がつけられる。
ヴォーカルの掟ポルシェが小学校時代、書道の時間に「ロマンポルノ」と書いていたところ、担任の女性教師に睨まれたので、あわてて「ロマンポルシェ」と書き換えたのが、バンド名の由来。

ロマンポルシェ。「全裸で書いたラブレター」。

01. ゆるトロ(slo-モ!)
作詞:松坂康司
作曲:松坂康司
編曲:松坂康司

「NEW ESCAPE UNDERGROUND」の1曲目に収録されていた楽曲。

ステージには箱庭の室内楽のメンバー(サポート・メンバーを含む)10名が待機しているが、この曲はまだオケをバックに歌われる。

02. Majiwaranai CAts
作詞:小林愛
作曲:田家大知・ハシダカズマ
編曲:ハシダカズマ

「Unforgettable Final Odyssey」の1曲目に収録されていた楽曲。

この曲から箱庭の室内楽の生演奏が始まる。

03. manual of 東京 girl 現代史
作詞:小林愛
作曲:ハシダカズマ
編曲:ハシダカズマ

「箱めるモ!」の1曲目に収録されていた楽曲。

ここまでの3曲は全て収録作品の1曲目に収められている。

04. 私と私と私と私と私と私と私と私と
作詞:小林愛
作曲:ハシダカズマ
編曲:ハシダカズマ

「箱めるモ!」に収録されていた楽曲。

けちゃんが一瞬歌い出しを忘れて、あわててマイクを口に持ってくるなど、ライヴならではの様子を覗うことが出来る。

*ここでMCと自己紹介が入る。病欠のゆみこーんも紹介され「以上8人でゆるめるモ!です」と紹介される。

ようなぴ。

05. あさだ
作詞:小林愛
作曲:ハシダカズマ
編曲:ハシダカズマ

「Electric Sukiyaki Girls」に収録されていた楽曲。

数名の観客がカウベルを持参してきており、ようなぴもカウベルを持ちながら歌い踊る。
間奏でちーぼうとしふぉんのファイトがあり、ちーぼうの勝ち。

06. アーメン
作詞:小林愛
作曲:ハシダカズマ
編曲:ハシダカズマ

「Electric Sukiyaki Girls」に収録されていた楽曲。

曲が終わるとメンバーは「おやすみなさい」と言いながらステージ上に横たわる。

07. おこしてしまった?
作詞:小林愛
作曲:ハシダカズマ
編曲:ハシダカズマ

「箱めるモ!」に収録されていた楽曲。

ゆったりとした雰囲気の中、気持ちの良い気だるさのままに楽曲は進む。

08. 木曜アティチュード
作詞:DOTAMA
作曲:ハシダカズマ
編曲:ハシダカズマ

「箱めるモ!」に収録されていた楽曲。

あのがエレキ・ギターを演奏。

曲の終盤、作詞を担当したDOTAMA氏がステージに登場し、ラップを披露すると共にゆるめるモ!のメンバーに即興でのラップをむちゃぶりする。ゆるめるモ!の即興ラップはお世辞にも上手くはないけれど、とても微笑ましい瞬間が繰り広げられる。

ギターを弾くあの。

09. 虎よ
作詞:小林愛
作曲:ハシダカズマ
編曲:ハシダカズマ

「箱めるモ!」及び「解体的交歓 ~真夜中のヘヴィ・ロック・パーティ~」に収録されていた楽曲。

あのが続けてエレキ・ギターを演奏。

トランペットとトロンボーンが演奏に参加しているが、これもライヴならでは。

10. SWEET ESCAPE
作詞:田家大知
作曲:田家大知
編曲:松坂康司

「NEW ESCAPE UNDERGROUND」及び「解体的交歓 ~真夜中のヘヴィ・ロック・パーティ~」に収録されていた楽曲。

ゲストに非常階段のJOJO広重氏(ギター)と、キンモクセイ(当時在籍していたバンド)の張替智広氏(ドラムス)が登場し、ツイン・ドラムスとトリプル・ギターという構成になる。演奏はまさにロックそのものである。

田家氏:ツインドラム、トリプルギターって狂ってるじゃないですか(笑)。他のアイドルとは別の方向に進もうとしてるヴィジョンを提示したいし、音楽的なことに真面目に立ち向かってると示したいですね(Real Sound:2014年8月6日)。

11. リキッドルーモ!
作詞:田家大知
作曲:田家大知
編曲:田家大知

この日のために用意された新曲であり、現在までのところスタジオ録音作はリリースされていない。

ここで一旦、箱庭の室内楽はステージを後にし、ゆるめるモ!による「ゆるバンド」の演奏が始まる。

*ゆるバンド
・けちょん:アルトリコーダー
・もね:ドラムス
・しふぉん:カウベル
・ようなぴ:ベース
・ゆいざらす:ソプラノリコーダー
・あの:ギター
・ちーぼう:ソプラノリコーダー

曲としては簡単な循環コードを繰り返すだけ、というシンプルなもの。

ソプラノリコーダーのちーぼう。

ソプラノリコーダーのゆいざらす。

ドラムスのもね。

12. ゆるゼロ
作詞:田家大知
作曲:田家大知
編曲:田家大知

現在までのところスタジオ録音作はリリースされていない楽曲だが、ステージでは古くから披露されており、2013年6月1日に会場物販50枚限定でリリースされたDVD「ゆるめるモ!初ワンマン&のんちゃん生誕祭 ゆるすぎちゃったらごめんなさい!」に生演奏ヴァージョンが収録されている。

こちらも「ゆるバンド」の演奏で、これまた簡単な循環コードを繰り返すだけ、というシンプルなもの。

メンバーの自己紹介、及びゆるめるモ!のグループ紹介的な内容になっている。

13. べぜ~る
作詞:小林愛
作曲:大星徹
編曲:大星徹

「Unforgettable Final Odyssey」に収録されていた楽曲。

ここからはオケをバックにしたパフォーマンスが続く。

冒頭、あのがダンスの立ち位置を見失う場面があるのも、ライヴならでは。

けちょん。

14. ゆるめるモん
作詞:小林愛
作曲:田家大知
編曲:Tamptin

「HELLO WORLD EP」及び「Unforgettable Final Odyssey」に収録されていた楽曲。

メンバーの声も出てきており、ダンスのキレもどんどんと増してきている。

途中であのがステージから落ちそうになり「キャッ!」と小さな悲鳴を上げている。

15. 白玉ディスコ
作詞:miami
作曲:miami
編曲:Die(HONDALADY)

コバヤシアイ氏(小林愛)とかじやあい氏のユニット「miami」のカヴァー。

編曲のDieは2人組テクノ・ユニット「HONDALADY」のメンバー。

本ライヴ時点でのスタジオ録音作はリリースされていないが、後に2016年6月22日に配信限定でリリースされたシングル「アントニオ」に収録されることになる。

その「miami」がゲストとしてステージに登場する。

曲のラスト、ゆいざらすがでんぐり返しをする姿が可愛い。

miami「白玉ディスコ」。

16. 場viewer
作詞:小林愛
作曲:田家大知・松坂康司
編曲:松坂康司

「Unforgettable Final Odyssey」に収録されていた楽曲。

記述するのが遅くなってしまったが、もねの振付もゆるめるモ!の魅力の一つになっている。

メンバーの振付が必ずしも揃っている訳ではないのだが、それ故に各メンバーの個性が表れているようで、かえって見どころになっている。やはりもねが一番ダンスが上手い。

17. ぺけぺけ
作詞:小林愛
作曲:田家大知
編曲:Tamptin

「Unforgettable Final Odyssey」に収録されていた楽曲。

明るい笑顔とリズミカルなダンスで「傷を背負って道無き道をゆく」と歌われるのがシュールで面白い。

18. 生きろ!!
作詞:小林愛
作曲:松坂康司
編曲:松坂康司

「Electric Sukiyaki Girls」及び「Unforgettable Final Odyssey」に収録されていた楽曲。

けちょんの「ゆみこーんと一緒に歌います」のアナウンスがあり、この日のために再編集されたゆみこーんのソロ映像がスクリーンに映し出される。また等身大のゆみこーんの立て看板がステージに登場する。

残念ながら病欠だったゆみこーん。

yamada3desu
yamada3desu
@yamada3desu

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