オーバーロードIII(Overlord III)のネタバレ解説・考察まとめ

『オーバーロードⅢ』とは2012年にWEBに投稿された丸山くがねによる小説が原作のアニメ『オーバーロード』及び『オーバーロードII』の続編。リ・エスティーゼ王国の動乱からこれまで隠蔽されていたナザリック大墳墓だったが、ついに地上に姿を現す。謎の地下墳墓の調査のため冒険者がナザリックに侵入しナザリックの住人達がこれに応戦する。表舞台に姿を現したアインズ・ウール・ゴウンはナザリックを率いて冷戦状態にあったリ・エスティーゼ王国とバハルス帝国の戦争に参戦し「アインズ・ウール・ゴウン魔導王国」を建国する。

『オーバーロードIII』の概要

『オーバーロードⅢ』とは、2012年にWEBに投稿された丸山くがねによる小説が原作のアニメ『オーバーロード』及び『オーバーロードII』の続編である。
製作会社は『俺物語!!』や『魔法科高校の劣等生』を手掛けたマッドハウス。監督は伊藤尚往。
原作者の丸山くがねは2012年6月4日までむちむちぷりりんというペンネームで活動していたが、「読者が購入する際に変な目で見られないように」といった理由で現在の名前に変更した。
原作の小説第7巻から第9巻までの内容が収録されている。

時は2138年。一大ブームを巻き起こした仮想現実体感型オンラインゲーム《ユグドラシル》はサービス終了を迎えようとしていた。
主人公・鈴木悟ことモモンガは仲間と栄華を誇った本拠地ナザリック地下大墳墓で一人静かにその時を待っていた。
しかし、終了時間を過ぎてもログアウトされない異常事態が発生。
NPCたちが意思を持って動き出し、さらにナザリックの外には見たこともない異世界が広がっていた。
モモンガはかつての仲間を探すため、ギルドネームであったアインズ・ウール・ゴウンを名乗り、異世界にその名を轟かすことを決意。

これまでは余計な争いを避けるため目立たぬよう行動してきたアインズだが、ナザリックの活動方針がいつの間にか世界征服になっていたことを知り、アインズが立てていた「どこかの国の下につき、名声を広める」という当初のプランから「国を打ち立て、名を広める」というプランに変更し、実行に移す。これまで隠蔽されていたナザリック大墳墓は姿を現し、これを調査する為にドロップアウトした冒険者のワーカー達がナザリックへと侵入するが、ナザリックの戦力の前に全滅する。これはバハルス帝国のフールーダ・パラダインとアインズが交わした「生贄をナザリックへ送る」という密約であり、デミウルゴスによる計画通りの出来事だった。
ついに表舞台に姿を現を現したアインズはナザリックを率いて、近年冷戦状態にあったリ・エスティーゼ王国とバハルス帝国へ帝国側として参戦し王国を蹂躙する。そしてアンデッドの魔法詠唱者でアインズ・ウール・ゴウン魔導王を名乗る魔王がアインズ・ウール・ゴウン魔導国を建国する。

『オーバーロードIII』のあらすじ・ストーリー

ナザリックの日常

未経験がバレて動揺するアルベド

ヤルダバオトという偽りの魔皇を誕生させたアインズ一行は、デミウルゴスの策により無事王都の八本指を手中に収めることに成功し、その後情報収集からナザリックに帰還したセバスとソリュシャンは各々褒美を伝え、アインズはそれを了承し入浴へと耽ることにする。
一方アインズから与えられた休暇をアルベド、シャルティア、アウラは湖畔へと足を運び、三人で休日を過ごす。その中で不誠実な乙女(非処女)しか乗せないとされているバイコーンにアルベドが乗れなく二人から驚愕されている。

入浴からあがったアインズはナザリックの最高支配者としての威厳を保つための練習をひっそりと行うのであった。

renote.jp

『オーバーロードIII』の登場人物・キャラクター

ナザリック地下大墳墓

主人公、アインズが所属しているギルド「アインズ・ウール・ゴウン」の本拠地。ユグドラシル内でも相当悪名高いギルドの一つで、ギルド傭兵、NPCを含めた1500人以上の討伐隊を組み攻め込まれたこともあったが、8階層で全て殲滅をさせた伝説のギルド。

かつて、虐げられた異形種達を保護・鼓舞する事が目的で設立された組織「アインズ・オウン・ゴール」を母体とする「アインズ・ウール・ゴウン」の支配者達、「至高の四十一人」が存在したが、アインズが異世界に飛ばされてからは一人になってしまった。
階層といわれるものがあり、ギルドプレイヤーの元まで辿り着くまでには10階層まで攻略しなければならない。またそれぞれ各階層にギルドメンバーが作り出した「守護者」が配置されている。

アインズ・ウール・ゴウン/モモンガ

名称:アインズ・ウール・ゴウン(アインズ、モモンガ、魔道王)
CV:日野聡

ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」に所属する至高の四十一人の一人。
職業はネクロマンサー。禍々しい姿をした骸骨の最強魔法詠唱者(マジックキャスター)。最強とは謳っているがギルド内の強さは良くて中の上となっている。良くも悪くも後方支援に長けているため近接タイプとは相性が悪い。

VRMMORPG内で使用していたアバターのまま顕現し、ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」のギルドマスターを務める。それ故多くのNPCを使役するがアインズに対して過剰と言えるほどの忠誠心を示す者が多いため纏め上げることに胃を痛めている苦労人。
ユグドラシルで使用していたHNはモモンガだが、異世界に飛ばされてからはギルド名である「アインズ・ウール・ゴウン」を名乗るようになる。
本来ならば非常に温厚な性格で無駄な殺傷などを好まないが、アンデットとなった姿で過ごしていく内に必要であれば大量虐殺を平気に行い、殺しを何とも思わない性格になっていく。
後に「アインズ・ウール・ゴウン魔導王」と名乗り、「アインズ・ウール・ゴウン魔導国」を建国する。

モモン

名称:モモン
飛ばされた世界での情報収集、資金調達をする際のアインズ。偽装しているに過ぎないため、この状態では魔法は使用出来ず戦士Lv30相当と低いがこの世界では十分に脅威。
エ・ランテルを拠点に行動し、冒険者組合で活動しながら王国3番目のアダマンタイト級冒険者チーム『漆黒』のリーダーの戦士の役職に付いている。
紳士的で困っている子供や老人を積極的に助け、その行動を大っぴらにしない性格でその実力もさることながら周りからも信頼され英雄だと讃えられるほど。

階層守護者

階層守護者とナザリック地下大墳墓の各階層を守るために守護者という最上位の地位を与えられたNPCの事である。守護者ではないセバスも同等の地位を与えられている。

アルベド

名称:アルベド
CV:原由美

制作者:タブラ・スマラグディナ
種族:サキュバス・小悪魔
職業:ガーディアン

ナザリック地下大墳墓の守護者統括の地位に就いており、アインズを心の底から愛している。その行動は端から見ても異常で、アインズに少しでも不利益が被りそうなことが起きるとその者を見下し激怒する。
戦闘では主にアインズの盾役。ステータスは防御面に特化しているためその堅さは守護者トップとなっている。
サービス終了前までの設定では「ビッチである」。と記載されていたがモモンガの手によって「モモンガを愛している」と書き換えたられてしまったためこのような性格になってしまった。
アインズ以外に興味は無く、至高の御方でさえ自分たちを捨てたと考えておりむしろ憎んでいる節すら見受けられる。
よく同じNPCのシャルティアとアインズの奪い合いをしている姿が見られる。

シャルティア・ブラッドフォールン

名称:シャルティア
CV:上坂すみれ

第1、第2、第3階層守護者
制作者:ペロロンチーノ
種族:吸血鬼
職業:ワルキューレ、クレリック

真祖の吸血鬼であり、外見は幼く少女の姿をしているが、性格はその見た目に反して非常に冷酷無比。近距離戦に長けており、アインズからも「一騎討ちで戦えば、生きて帰れるかどうか分からない」と言わしめるほどの実力がある。バーサーカー状態の『血の狂乱』を発動してしまえば、本来の姿であるヤツメウナギの姿に変わってしまう。
戦闘面では頼もしい存在である反面、考えることは得意とせず、アインズにすら「シャルティアの考えなら、まず間違ってる」と言われている。

制作者の性癖がふんだんに詰められいるNPCであり、嗜虐趣味や同性愛者にネクロフィリア等と数多くの設定を盛り込まれ、性格もそれらの設定に準じたものとなっている。
ネクロフィリアの性かアインズを神の造型とべた褒めし、愛情表現を態度で示すことが多く、その度にアルベドと対立している。
アインズに忠誠を誓っているものの、漆黒聖典の手によって精神支配されたときには「アインズよりペロロンチーノの方が優れている」と発言していることから忠誠度で言えばペロロンチーノの寄りと言える。

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