刀使ノ巫女(第10話『明日への決意』)のあらすじと感想・考察まとめ

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折神紫による舞草の包囲網が進む中、理由のないまま戦いに臨むことに迷いを感じていた舞衣だったが、舞草の刀使たちが目の前で倒れていく様を見て、目の前の人を救うために戦うという決意を固める。だが、そこに大荒魂出現の予兆が訪れる。可奈美たちを鎌倉にいる紫のもとへ向かわせるための隙を作るため、朱音はメディアの前に立ち人々の目を引き付ける。
今回は「刀使ノ巫女」第10話『明日への決意』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

「刀使ノ巫女」第10話『明日への決意』のあらすじ・ストーリー

五箇伝の美濃関学院、平城学館、長船女学院に、大規模テロ関連の疑いで警察の捜査の手が入った。舞草とのつながりが疑われる三校に対し、折神紫が牽制を仕掛けたのだ。さらに、折神朱音を重要参考人としてその行方を追いかける。各地に潜伏中の舞草のメンバーも、折神家の監視が強化され身動きが取れない。どうやら、折神紫は以前から舞草の動きを封じる機会を狙っていたらしい。

フリードマンらは、邪魔者がいなくなった紫が、20年前以上の大災厄を起こすのではないかと危惧する。一方、親衛隊の真希と寿々花も紫の舞草の動きを封じる手際の良さに驚く。また、雪那は海上保安庁に協力を要請して、舞草の潜水艦を徹底的に捜索しようとする。

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出典: pbs.twimg.com

目の前の人を守るために戦いたいという決意を固める舞衣

潜水艦の中ではなす術がなく絶望的な雰囲気が広がっていた。その時、舞衣が口を開く。

舞衣「私、戦いたい…! だって、あんなのひどすぎる…!」
可奈美「舞ちゃん…?」
舞衣「十条さん、私、あなたに『戦う理由がない』って言われて、ずっと考えてた。自分がどうしたいのかって。私は可奈美ちゃんに追いつきたくて、沙耶香ちゃんをほっとけなくて、ここまで来た。ただそれだけで、状況がどうなっているのかも、紫様のことも実感がなくて…」
沙耶香「舞衣…」
舞衣「でも、聡美さんや孝子さん、他にもお世話になったたくさんの舞草の人たちの戦う姿を目の当たりにして、改めて思ったの。これ以上、目の前の人たちが傷つく姿を見るのはいやだって…! 私の力で、すべての人を助けることはできないかもしれないけど、せめて目に見える範囲の人を助けたい。それが私の戦う理由だって…!」

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可奈美たちは6人で大荒魂に立ち向かう決意を固める

沙耶香「…私も」
舞衣「沙耶香ちゃん?」
沙耶香「私にはそれしかできないから」
薫「俺も里のみんなの仇を討つって決めた。このまま黙っていられるか」
エレン「ちょっと待ってくだサイ! 残った刀使たちは私たちだけなんデスよ? そもそもこの状態でどうやって…?」
舞衣「この艦を下してもらって、孝子さん達の無事を、確かめに行きます」
沙耶香「その後で鎌倉に戻る」
エレン「敵は一人じゃありませんよ? 大荒魂にたどり着く前に、きっとたくさんの障害がありマス」
舞衣「十条さんは、その障害を一人でかいくぐって、紫様に一太刀入れました」
薫「そこのぺったん女にできて、俺たちにできないはずはない」
エレン「は~、やれやれデース。わかりました。5人だけじゃ頼りないデスから、私も一緒に行きますよ」
可奈美「姫和ちゃん、みんなで行こう?」
姫和「いいのか?」

姫和の問いかけにうなづく仲間たち。その時、沙耶香のおなかの虫が鳴り、ムードは和やかになる。

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隠世の波動を感じる可奈美。可奈美以外の刀使たちも異変を感じていたが、この波動は刀使しか感じ取れない。

その時、可奈美たちを奇妙な感覚が襲う。それは可奈美たちだけでなく、親衛隊の刀使たち、さらに累や朱音も感じていた。

異変が収まり、舞衣たちはフリードマンにこの現象について尋ねる。フリードマンは何も感じていないようだったが、現象の正体を知っているらしい。

フリードマンはこれは刀使にしか起こらない現象であり、隠世で何か大きな変化が起こったという兆しだという。同じ現象は20年前にも観測され、その直後に大荒魂が発生した。

この現象が起きたということは事態は一刻の猶予もない。朱音は報道陣を集めてすべてを語ることを決意するが、テロの重要参考人として追われている朱音が人々の前に姿をさらすことは危険すぎる。朱音の居場所がばれれば紫がどんな強硬手段に出るかわからない。

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鎌倉にいる紫のもとに向かわせてほしいと頼む舞衣たち

姫和たちは潜水艦が横須賀に付いたら別行動をとりたいと申し出る。

姫和「折神紫を討てばすべてが終わる」
エレン「攻撃は最大の防御といいマース!」

姫和たち6人のの覚悟を受け取った朱音は、姫和たちが戦いやすいように、少しでも多くの敵を自分のもとへひきつける役目をかってでる。

一方、親衛隊の真希と寿々花は状況を判断しかねていた。下手に自分たちが動くと裏目に出るかもしれないと、錬府女学院に協力を要請するが、雪那はすでに独断で潜水艦へと向かっていた。

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舞衣の指揮官としての能力を信頼し、姫和は舞に指示を一任する。それまでお互いを名字で呼びあっていた姫和と舞衣だが、この時を機に「姫和ちゃん」「舞衣」と名前で呼び合うようになる。

夢の中で母・美奈都と対話する可奈美。美奈都は可奈美を励ます。

美奈都「ねえ、可奈美、刀使って素敵だと思わない?」
可奈美「ん?」
美奈都「人を守って、感謝されて、剣術も学べる。最高だよね?」
可奈美「うん!」
美奈都「そのうえ、福利厚生もばっちりだし」
可奈美「そこ!?」

潜水艦が横須賀に近づき、可奈美たちは出撃の用意をする。すべて終わったらおいしいものを食べに行こうと盛り上がる可奈美たち。

可奈美「ねえ、大荒魂を倒したら、みんなでおいしいものを食べに行かない?」
累「そういうことなら、私がごちそうしたげる」
エレン「おお! るいっぺ、おなか太いデース!」
薫「わざと間違えてるだろ」
可奈美「姫和ちゃん、デザートはもちろん、チョコミントアイスだよね?」
薫「コース料理確定かよ…」
姫和「人をチョコミントのアイスがあればいいみたいに言うな!」
累「みんな、無事に戻ってきてね。おいしいお店、探しておくから」

姫和が舞衣の横に並び立つ。
舞衣「十条さん?」
姫和「お前が全体の指揮を執ってくれ。お前の指示があれば、きっと折神紫にたどり着ける」
舞衣「…!」
姫和「お前にはその力がある。孝子先輩たちもそう言っていただろ」
舞衣「十条さん…!」
姫和「姫和でいい。舞衣後ろは任せたぞ…!」
舞衣「うん、姫和ちゃん!」

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危険を顧みずにマスメディアの前に立つ朱音

潜水艦が横須賀に入港する。刀使だけでなく警察、自衛隊までもが集結する中、フリードマンの思惑通り報道陣も駆け付ける。朱音は潜水艦の甲板に一人で姿を現す。

朱音「皆さん、私は折神朱音です! 私の話を聞いてください!」

重要参考人として追われている朱音自ら姿を現したことで、報道陣はどよめく。相模湾岸大災厄以上の危機が迫っていることを告げる朱音。朱音の姿は、報道のカメラを通じてテレビやネットでも拡散される。

フリードマン「準備は整った…」

潜水艦から6基の輸送用コンテナが発射された。

朱音「これは攻撃ではありません! 今飛び立ったのは、私たちの希望なのです!」

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S装備のコンテナに乗り込み、空を飛んで折神邸にたどり着く可奈美

コンテナの予想着地地点はまさに鎌倉の折神邸。親衛隊をはじめとした刀剣類管理局は一気に緊張感に包まれる。コンテナ着弾の振動を感じる刀剣類管理局。

真希「やってくれたな…」

コンテナの中からS装備に身を包んだ可奈美たちが現れる。狙うはただ一人、折神紫、いや、大荒魂タギツヒメ。

「刀使ノ巫女」第10話『明日への決意』の感想・考察

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