BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣(ブルーリフレクション)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』とは、コーエーテクモゲームスの系列会社であるガストブランドが開発したヒロイック・ロールプレイングゲームで、『フィリスのアトリエ』『よるのないくに2』に続く「ガスト美少女まつり」の第3弾ゲームタイトルとして発表された。現代日本を舞台にしており、現実世界と、人間の心や感情によってつくられた異世界「コモン」を舞台に15人の少女たちの友情と戦いが主なストーリーとして描かれている。

それでも梨佳は、いつか香織が戻ってきてくれることを信じ、一人夕陽を眺める。

それからコモンに入り、梨佳と香織のフラグメントの元へ辿り着いた日菜子たち。ふたつのフラグメントからそれぞれ声が聞こえてくる。梨佳のフラグメントからは「どうして、ミキ先輩はあんなことを……私たち、本当に憧れてたのに、ひどいよ……」と声がし、香織のフラグメントからは「なんで……先輩は、あたしたちの目標だったのに。本当、裏切られた気分だよ……」と、どちらも悲しく沈んだものとなっていた。
そんなふたりの思いを前に、日菜子もバレエダンサー時代、まだ上手く踊れなかった頃、バレエダンサーの先輩たちがとても大きく感じられたことを思い出す。しかし、彼女らの人となりを知っていくと本当は意地悪でひどい人だったなど、自分が思っていたのとは違う人もいたりしたことから、勝手に期待して、勝手に自分の中で綺麗なイメージを作った挙句、勝手に裏切られただけでしかない事実を受け止めざるを得なかった。それでも、やっぱり憧れていた先輩だったから、裏切られた事実はどうしても悲しい。梨佳と香織の思いを理解した日菜子は、初めての試みで不安も感じられた2人のフラグメントを同時に固定化した。
現実世界に戻ると、梨佳と香織の暴走は収まっていたが、それでも気持ちの揺らぎまでは落ち着いてはいなかった。そんなふたりに夕月と来夢が指輪を手渡すと、指輪をつけた影響なのか、梨佳と香織は落ち着きを取り戻した。それから香織はミキのことについては、自分たちが勝手に憧れて幻滅したというだけで、ミキもきっと勝手に期待されることに疲れたのかもしれないと語る。そして梨佳も、本当はミキも結果は求めてなくて、陸上がただ好きなだけだったかもしれないと言って、いつの間にか陸上が純粋に楽しめなくなって苦しくなってしまったのかもしれないとも語った。それから梨佳が、もう一度香織に陸上部に戻ってきてくれないかと言いかけた時、香織はまた苦い表情になって、もうやらないって何度も言ったと断る。そこで梨佳が「でも、やっぱり私は、香織と一緒に走るのが、楽しかった、から……」と、思いを打ち明けても、香織はそれに答えることなく、どこかへ歩き去ってしまった。後に残され、寂しそうになる梨佳を気遣おうとする日菜子たち。だが梨佳は、大丈夫だよ、と静かに首を振った。「先輩も、陸上も、私たちをつなぐものはなくなっちゃったけど……それでも私たち、友達だから。これからも、ずっと仲良しだよ」と、香織が去っていった方向を見つめる梨佳の表情は、優しく穏やかなものだった。

日菜子のクラスにやってきて、打ち合わせの進行役を務める麻央。ちなみにこの場の打ち合わせには更紗、早苗、圭ら仲間たちも参加している。

そんな中、クラスメイトのひとりである有理は、とにかく非協力的な態度だった。

次の日の早朝の体育館で、突然日菜子たちの指輪が強い光を放ち出す。

次の日、更紗や早苗ら仲間たちを加え、さらに隣のクラスであり文化祭の実行委員を務める長身の女子生徒で現役の女優・蜷川麻央を交え、開催の日が近くなってきた文化祭の出し物について打ち合わせをすることになった。更紗の提案から出し物は演劇になった。そして日菜子の思いつきで台本は「人魚姫」となり、日菜子が主役を務めることになった。
本番に向けて麻央やクラスメイトたちが本格的に動き始める中、ひとりだけ、非協力的な態度をとる黒髪の女子生徒がいた。「私は遠慮する。この後、少し用があるのでね」と言って席を立つ彼女の名は、斎木有理。更紗や早苗によると、試験は全教科満点で学年順位はトップを取り続けるIQ300の知能を誇る天才として知られている存在だった。放課後、一人で帰ろうとする有理を見かけ、日菜子は脚本の読み合わせに来ないか試しに声をかけてみたが、有理は「しばらく予定が詰まっている」と素っ気無く、そればかりかクラスの様子にすら一切の興味はないと言い切って、どこかへ歩き去ってしまった。
翌日の早朝、体育館の舞台でもう一度バレエを踊ろうとする日菜子だが、またしても足に痛みが走ってうまく踊れない。そこへ夕月が現れ、驚いて駆け寄ってくる。フラグメントを集めたらちゃんと踊れるようになりたいと話す日菜子に、なぜか夕月が顔を曇らせる。それに日菜子が首をかしげると、「もう普通に運動はできるんだよね? それじゃダメなの?」と、妙な質問をしてくる夕月。だって今のままじゃ踊れないし、こんなのだと自分が戻りたいと思っている舞台には程遠いと日菜子は言い切る。そこで日菜子が、来夢の姿が見えないからどうしたのかと尋ねると、来夢ならずっと休まずにフラグメントを探し続けていると言った。それに日菜子がまるで機械みたいだと恐れるが、夕月はそれも日菜子を思ってこその行動だから嫌わないであげてほしいと言った。その瞬間、日菜子と夕月の指輪が強い光を放ち、ふたりはコモンへと飛ばされてしまう。

街の上空に現れる第3の原種・ティファレト。ゆらゆらと空を飛んで近づいてくるその姿は芸術的で美しいが、空中から雨霰のように降り注がせてくるレーザーの攻撃力は侮れない。

初めて原種を目の当たりにする香織、梨佳、史緒も、戸惑いながらも学校を守るために戦いに参加する。

そしてティファレトとの戦いの後、屋上のペントハウスの研究室で日菜子に自分の仮説を話す有理。

日菜子と夕月のふたりは飛ばされた先で来夢と合流し、そこに集まってきた魔物たちをなんとか倒した時、また指輪が強い光を放って現実世界へと戻されてしまう。そんな突然の出来事に日菜子たちが訳がわからないでいると、空の向こうに眩い光が閃き、そこから巨大な黄金の機械仕掛けの蝶の姿をした3体目の原種「ティファレト」が現れ、駆けつけてきた更紗たちと共に再三の激闘を繰り広げることになる。
ティファレトを激しい戦いの末に撃退した後、日菜子はグラウンドの片隅にひとり佇んでいる有理の姿を見つけた。「……やあ、君たちか」と、日菜子たちに気づき、振り返る有理。そこで有理は、日菜子たちに話し始めた。有理は校内に自分の研究室を持っており、数年前からこの星ノ宮の街で観測される「時空の歪み」と呼ばれる異変について独自に調べていた。時空の歪みとは、現実世界とコモンがつながる事象で、フラグメントの暴走や原種の出現によって発生するものであり、さらに彼女の調査によると、その時空の歪みの中心はこの星ノ宮高校にあるらしい。有理は時空の歪みと、この星ノ宮高校で起きた数々の事件に関して、「誰かが故意に不和の種を、ばらまいているとしか思えない」と話した。

有理・麻央編(第7章・第8章)

日菜子のトラウマをえぐる、悪意たっぷりの脚本に驚く早苗たち。

そこへ日菜子を助けに現れる夕月と来夢。この時のふたりは、真っ直ぐに麻央を見据え、彼女に挑もうとしていた。

傲慢かつ冷酷な本性をこれ見よがしに見せ付けてくる麻央に、日菜子だけでなく夕月と来夢も一瞬たじろいてしまう。

ティファレトとの戦いからしばらくたった後のある日、いよいよ「人魚姫」の台本の読み合わせが始まった。しかしその台本は「人魚姫の得た足は、ミイラのように崩れた足だった」「あまりの醜さに王子だけでなく、すべての人から避けられてしまう」「声を失った人魚姫は誰にも思いを伝えられず、死んでいく」という、日菜子の足がこのまま一生動かないことを思わせる残酷な内容だった。そこで麻央は「誰がやったのか知らないけど、許せないわね。この中に犯人がいるの? いるなら名乗り出なさい」と、熱り立って犯人を探そうとするが、そこへ「いつまでこんな茶番を続けるつもり? クラスのみんなは、あなたの引き立て役でも操り人形でもないよ」と、来夢と夕月が割って入ってきた。まるで犯人はお前だと言わんばかりの来夢と夕月の鋭く厳しい表情に、何の話だと麻央がおどけると、来夢はこの脚本は麻央の仕業で、自分が主役になりたいがために周りの注目を浴びたくてやったことだと言い放つ。そしてあろうことか、盗難事件も含めてこの学校で起きたこれまでの事件もすべて、麻央が裏で糸を引いていた。それも麻央自身は表に出ないまま、「言うことを聞かないとクラスにいられなくなる」「皆に弱みをバラしてやる」など、他人の弱みや軋轢を利用することで事件を起こすというやり口だとも言い放った。
驚きを隠せない日菜子。だが麻央は作り話も大概にしろと来夢たちに抗弁し、それから日菜子に自分を信じてくれと縋るように言う。しかし日菜子が意を決して麻央に出した答えはこうだった。「……ごめん。私は来夢のことを疑えない」
日菜子は来夢が何を考えているのかわからず、時折すごく怖く感じることもあるが、自分を傷つけるようなことをしないと理由を述べた後、麻央にこう問いかけた。「なんであなた、私がバレエでケガしたことを知ってるの?」そう問われた麻央は、他の皆が足を怪我してるって言うから、と受け流そうとするが、日菜子は足を怪我してると言われても、バレエで怪我したなんて誰からも言われてないと論破した。
それに一瞬驚きに目を見開いた後、麻央は不穏な笑みを浮かべ、「……やれやれ、私も詰めが甘いわね」と、溜め息をついた後、この脚本は自分が本来の脚本とすり替えたものだと堂々と認め、日菜子たちが解決した盗難事件も全部自分が仕組んだことだと悪びれることもなく明かした。そればかりか、それがどうかしたのかとさらに悪びれることもなく問い返してきたことに、日菜子、そして夕月と来夢も愕然となる。それからその場にいたクラスメイトたちが過去にしでかした悪事などの弱みを次々と暴露してのけた麻央は、自分はただクラスメイトたちのそういった弱みを隠し、その弱みの理由となったストレス、歪んだ欲望を「火消しやガス抜き」として発散、解消させるのを手伝ってやっただけだと言った。それを日菜子が正義漢ぶっていろいろと掻き回すような真似をしてくれるから、日菜子のトラウマを抉るこの脚本で二度と自分の邪魔ができないよう思い知らせてやろうと思った、と、言い放った。そんな麻央の傲慢かつ冷酷な本性にたじろぎながら、日菜子が「そんな理由で人の心を弄んでたの…!?」と、抗弁すると、麻央はクラスメイトたちは自分がフォローしてなかったら、今頃自分の中のストレスや欲望を抑えきれずにとんでもないことをしでかしていたと恩着せがましく一蹴。自分はクラスメイトたちの悪意や欲望をコントロールし、適度に解放させるというやり方で平和な学園生活を送れるよう腐心していただけだとも語る。それに今度は来夢が「みんながお互いを疑って、ギスギスした気持ちになって誰かを吊るし上げるようなクラスが平和? みんなの心は全然平和じゃないよ」と、一蹴をかける。すると麻央がここで「心なんて……馬鹿じゃないの? みんな自分だけが大事で他人のことなんかどうでもいいんだから」と、不快さを露わにした。そして、そんな自分だけが可愛い連中をクラスなどのひとつの箱にまとめ続けていくには、悪意や敵意をコントロールしてバランスを取っていくしかない。自分はそういった現実を「よく知ってる」と、言い切った。

禍々しい赤いオーラに包まれ、低く沈んだ声で恫喝するように言い放つ麻央。直後、夕月と来夢も予想だにしなかった異変が起こる。

麻央のものと思しき不気味に赤く輝くフラグメント。あまりもの禍々しさに日菜子たちは言葉を失う。

固定化を試みようとした瞬間、どす黒い感情の嵐が日菜子たちに襲いかかる。

それに今度は夕月が「別にこんなやり方することないでしょ……!? せっかくみんなで一生懸命、舞台の準備をしてたのに!」と、やりきれない表情で抗弁してくるが、麻央は「こんなママゴトみたいな行事どうだっていいじゃない」と、傲慢にその抗弁を切って捨てた。そればかりか演劇はもちろん、文化祭なんて素人の遊びで自己満足だと、文化祭の実行委員を務めておきながら、文化祭そのものを否定する言葉を悪びれることもなく口にする。そんな風に、これ見よがしに傲慢な態度を見せつけてくる麻央に困惑させられながらも、日菜子は「私のことはいいからみんなに謝って」と訴える。するとさらに麻央が感情を露わにし始めた。「まだ、そんなキレイごとを……やっぱり、あなたのこと嫌いだわ……。本当にむかつく……捻り潰してやりたい……!」その瞬間、麻央の体から、今までに見たことのない禍々しいオーラが放たれ始める。日菜子たちが思わぬ事態に驚くと、「嫌い……。嫌い……嫌い、嫌い、嫌い、嫌い、嫌い嫌い嫌い嫌いっ!!!」と瞳から光を消し、怨嗟を叫び出したかと思うと、麻央は虚ろな瞳と表情で日菜子たちを見据え、低く沈んだ声で「消えてしまえ」と、言い放った。その瞬間、眩く禍々しい光が迸り、日菜子たちは光に包まれてコモンへと飛ばされてしまった。
飛ばされた先は以前の体育館の時と同じで、そこはコモンの中心に位置する場所だった。来夢と夕月はあの時の転移も麻央のフラグメントの影響によるものだと言い、ふたりの推測によると、麻央は自分が引き起こした事件を日菜子が解決することによって、クラスメイトの悪意や欲望をコントロールすることで作り上げた自分の世界を壊される危機感を抱いていた。そして、自分のフラグメントがコモンに現れたことで、その危機感によって無意識に日菜子たちをコモンに飛ばしたのだろうということだった。
そこでコモンの奥へと進んでいった先で、禍々しく輝くフラグメントを発見する。まるで近づくものを拒んでいるかのようだと夕月と来夢も息を呑み、怯える中、日菜子は固定化できるかどうかを試そうと手をかざした。しかし次の瞬間、フラグメントが消えて、代わりにその禍々しい輝きがどす黒い負の感情の嵐と化して荒れ狂い、暗闇となって辺りを包み込み、日菜子たちを呑み込もうとしてきた。今までにないその暗く激しい感情に日菜子が怯え、夕月と来夢も思わず膝をついてしまう。恐怖に我を忘れそうになったその刹那、日菜子は負の感情の嵐の向こうで、ほんの一筋だけキラキラと輝くものを見つけた。その輝くものの向こうに、日菜子は舞台の上で楽しそうにしている麻央の姿を見たような気がして、もう少し近づいて確かめようと勇気と気力を振り絞ってその光に手を伸ばそうとする。その瞬間、「そこに触れるなっ!!!」という誰かの叫び声とともに、日菜子の視界を眩い閃光が覆い尽くした。

現実世界に戻ると、麻央は自分に何が起きたのか覚えていないようだが、日菜子たちが一枚噛んでいると無意識に踏んでいた。

そしてついに姿を表す第4の原種・ネツァク。この後の第8章の再戦と合わせて、圧倒的なスピードとパワーで日菜子たちを苦しめてくる。

そして、気がつくと日菜子たちは現実世界に戻ってきていた。麻央は頭痛でもするのか頭を押さえ、「何よこれ……あなたたち、私に何かしたの……?」と、睨めつけてくる。この様子を見て来夢は麻央が意図的にコモンへの転移をさせている訳じゃなく、さっきのも無意識にフラグメントの固定化を拒絶して日菜子たちを外へと叩き出したと推測する。さらに夕月も、その麻央のフラグメントの力が強すぎて、空間にまだ歪みが残っているが見えると息を呑んだ。そして一方でこの場に居合わせていたクラスメイトたちはというと、先ほどまでの記憶が飛んでしまっているようで、何が起きているのかわからずきょとんとしていた。
するとここで日菜子が思い切った様子で、人魚姫の主役を決め直さないかと提案してきた。それにクラスメイトたちが驚く中、日菜子はさらに思い切った様子で麻央に主役の座をかけてオーディションをしてみないかと持ちかける。日菜子は麻央がプロの女優だからこそ自分よりずっと上手く演技ができるだろうと根拠を述べるが、麻央は「私にこんなおままごとに付き合えっていうの? ……馬鹿馬鹿しい、ごめんだわ」と吐き捨てる。すると日菜子は今度は「自信がないの? おままごとで、しかも素人相手の勝負を怖がってるの?」と、挑発めいた一言を投げつける。すると麻央は「言葉には気をつけなさいよ……誰が誰から逃げてるですって? 私があなたを恐がってるとでも?」と、再び感情を露わにする。だが日菜子は動じることなく、麻央は「演技」に関わることから逃げないと信じてると言い、もし自分が負けたら今後学校で麻央が引き起こす事件から手を引くと条件をつけた。それに麻央はまた不穏な笑みを浮かべ、後悔するだろうと言いながらも頷いた。
その後、夕月と来夢が納得がいかないとばかりに食ってかかるが、日菜子はここでも思い切った表情で「麻央のことをもっと知りたいんだ。いったい何を考えてるのか、どうしてあんな風になったのか、ちゃんと理解したい」と言った。だが、今のままではあの荒れ狂う感情の嵐を壁にすることで近づくことができないから、現実世界で正面からぶつかって、女優である麻央に深い繋がりを持つ演技を利用した方法で、彼女の心を動かして懐に入りこむ隙を作る。それが日菜子の狙いだった。その時、何かが遠くから勢い良く飛来してくる音が聞こえた。日菜子たちが窓の向こうを見ると、全身を結晶の鎧に纏った戦乙女のような姿をした4体目の原種「ネツァク」が現れ、空から日菜子たちの学校へ向かって攻め込んでくる。日菜子たちも急いでグラウンドへ飛び出してこれを迎え撃ち、激しい戦いが始まる。
大激闘の末にネツァクを撃退した日菜子たち。夕月と来夢によると、この星ノ宮で感じられる原種の波動は全部で4つあり、先ほどのネツァクが最後になるということのようだった。だが撃退することはできたが、いずれも一度も完全に倒すことはできず、次からが総力戦になっていくと夕月と来夢は危惧する。しかし日菜子は「大丈夫だよ。みんなで戦えば、きっと……」と、夕月と来夢を笑顔で励ますのだった。

早朝の有理からの電話で叩き起こされる日菜子。しかもその理由が「腹が減った」という単純なものだった。

初めてのパフェを感慨深げに味わう有理。そしてこの後、この味にハマってしまったあまり、またも日菜子を振り回すことになる。

19851119hz4
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アーシャのアトリエの壁紙・画像まとめ【黄昏の大地の錬金術士】

アーシャのアトリエの壁紙・画像まとめ【黄昏の大地の錬金術士】

『アーシャのアトリエ 〜黄昏の大地の錬金術士〜』は『アトリエシリーズ』の14作目にあたるRPGである。薬師の少女アーシャが行方不明になった妹のニオを取り戻すために、錬金術と光る花の秘密を知る旅に出る様子を描いている。 ここでは『アーシャのアトリエ 〜黄昏の大地の錬金術士〜』の壁紙・画像をまとめた。

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