刀使ノ巫女(第8話『災厄の日』)のあらすじと感想・考察まとめ

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20年前に大荒魂によって多くの死傷者を出した事件「相模湾岸大災厄」の話を聞く可奈美たち。学校の授業で、ある程度のあらましを知っている可奈美たちだったが、世間に知られていない真実を知る。それは、大荒魂は折神紫に憑依して生き延びているということ、そして、命を削って大荒魂と戦ったのが姫和の母、柊篝と、可奈美の母、藤原美奈都だということだった。
今回は「刀使ノ巫女」第8話『災厄の日』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

「刀使ノ巫女」第8話『災厄の日』のあらすじ・ストーリー

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大荒魂討伐を指揮する、20年前の折神紫

20年前、江の島に大荒魂が現れ、千人以上の死者を出すという大災厄が起こった。折神紫率いる特務隊は大荒魂に挑むが、雪那が負傷してしまう。紫は柊篝だけを残し、残りは雪那を連れて撤退するように命じる。雪那は自分のせいで撤退になることを嫌がり、自分を見殺しにする用に頼むが、紫はこれ以上犠牲を出したくないと撤退を続行する。

藤原美奈都たちも皆で一緒に大荒魂を倒そうと申し出るが、紫は折神家の人間のみが知るやり方で大荒魂を鎮めると言い、それには篝の協力が必要だという。

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撤退命令を無視して紫と篝のもとへと向かう美奈都

紫と篝は大荒魂のもとへと向かい、残るメンバーは撤退することに。だが、美奈都は命令を無視し、紫と篝のもとへと向かう。江麻たちは美奈都の性格上、止めるだけ時間の無駄と判断し、美奈都を紫と篝のもとへと向かわせる。

大荒魂に苦戦する紫と篝だったが、そこに美奈都が助けに入る。

美奈都「そこまで援護する」
篝「バカですかあなたは!? 紫様がなぜみんなを引き返させたのか…」
美奈都「しゃべる暇あったら、呼吸を整えて」
篝「あなたは、何でそう…」
紫「篝、美奈都の言うとおり、戦いに集中して。正直助かった。ただし、命令違反は厳罰だから」
美奈都「ええ~? 差引プラスじゃないの~?」

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幼き日の姫和

20年前の「相模湾岸大災厄」のあらましを折神朱音から聞く可奈美たち。そこに、長船女学園の真庭紗南も加わる。

紗南「あの日のことはまるで昨日のように思い出せる。私が今こうしてここにいられるのは、お前たちの母親のおかげだ」
姫和「…お前たち?」
朱音「そうです。大災厄のあの日、大荒魂を鎮めるべく、奥津宮へと向かった三人、一人は私の姉、折神紫。一人は姫和さんのお母さん、柊篝。そしてもう一人は、可奈美さんのお母さん、藤原美奈都」

可奈美の母が姫和の母と共に相模湾岸大災厄で戦っていたことに驚く一同。

エレン「ひよよんのママがかがりんで…!」
舞衣「可奈美ちゃんのお母さんが美奈都さん!?」
姫和「なぜ言わない!?」
可奈美「だって、聞かれなかったし。それに、藤原は旧姓で、今は衛藤美奈都だから」
薫「それでも自分の母親だろうが? 刀使だったころの話、聞かなかったのか?」
可奈美「お母さんとそういう話、したことなかったんだもん。でも、そっか…、お母さんが…」

朱音は相模湾岸大災厄を鎮めた本当の英雄は、美奈都と篝だと告げる。だが、20年前の大荒魂討伐はまだ終わっていなかった。それどころか、大荒魂は20年前以上に力をつけ、いつでも再び大災厄を起こせる状態だという。
その大荒魂こそが、紫に憑依した大荒魂、その名も「タギツヒメ」。

20年前、政府は高い知能と人類への強い敵意を有する大荒魂「タギツヒメ」の存在を隠蔽した。その存在が世に知れれば世間はパニックになると考えたからだ。そして、紫がタギツヒメを鎮めた方法は語られることなく、柊篝と藤原美奈都の名前は特務隊の記録から外された。

大災厄後、紫は折神家の当主に君臨し、刀剣類管理局の改革を始める。特務隊のメンバーはそれぞれ五箇伝の学長になったが、そこに美奈都と篝の姿はなかった。大災厄で二人は刀使の力を失ったのだ。だが、それぞれ結婚し、子供も生まれ、幸せな毎日を過ごしていた。
しかし、7年前に美奈都が逝去する。その知らせを聞いた篝は、強い自責の念に駆られる。その理由を知るため朱音は相模湾岸大災厄を調べ直し、紫がタギツヒメを鎮めた方法にたどり着く。それは、柊篝の命と引き換えに、タギツヒメを隠世に引きずり込む、というものだった。

刀使は御刀を通して隠世の力を引き出して戦う。だが、稀に隠世の深淵に到達する力を持つ者がいる。姫和同様に迅移を得意とする篝がその能力を持っていた。御刀で相手を刺し貫き、最高速の迅移を持って相手を隠世に引きずり込む。それがタギツヒメを鎮めた方法だった。しかし、この技を使えば、篝も隠世の深淵から帰ってこれなくなる。篝が生還したのは、ギリギリのところで美奈都が篝を救ったからだ。だが、命を削った二人は刀使としての力を失い、寿命を縮め、早逝した。
だが、タギツヒメは完全には鎮められなかった。一時的にその力を奪ったものの、折神紫に憑依、侵蝕し、20年の時を超えて復活しようとしている。紫の正体がタギツヒメであることに気づいた朱音は、篝に助力を求めるため手紙を書いた。その手紙を読んだことで、姫和はすべてを知ったのだ。

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ノロのアンプルを手に入れたことを褒められるエレン

可奈美と姫和に語りかける朱音。

朱音「20年前のあの日、もし紫の作戦が成功していたら、美奈都さんと篝さんが戻ってこなかったら、あなたたちはここにいませんでした。今こうしてあなたたちがここにいること、私はそれが、あの二人の本当の願いだったんじゃないかと」

ノロのアンプルの取り扱いを相談する紗南とフリードマン。まずフリードマンの方で解析してみるが、設備が整っていないので、その次は長船に任せることとなった。

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可奈美の御刀・千鳥と、姫和の刀・小烏丸は、それぞれ彼女たちの母親が使っていたものだった。運命の不思議さを感じる二人。

朱音「千鳥は美奈都さん、小烏丸は篝さんがそれぞれ使っていた御刀です。こうして、それぞれの娘たちの手に渡り…」
朱音「(この御刀たち…、なにか…?)」
可奈美&姫和「?」
朱音「いえ、気のせいですわね」

枕を並べて寝る可奈美たち。自分の手で母の仇を討ちたい姫和は後をすべて舞草に任せるということに不満を持っていたが、可奈美もそのことを察していた。

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夢の中で稽古をつけてくれる少女の正体が、若き日の母、美奈都だと知った可奈美

夢の中で稽古をつけてくれる少女、藤原美奈都と会う可奈美。可奈美は美奈都が母親だったことに喜ぶが、美奈都は17歳までの記憶しかなく、可奈美の母親という感触がない。

可奈美「やっぱりお母さんだったんだね」
美奈都「…って言われても、私は今の17歳までの記憶しかないし、可奈美のお母さんとは違う人だと思うんだよねぇ。ややこしいけど」
可奈美「わかってる。ねえ、前言った友達って、篝さんの娘さんだったんだ。姫和ちゃんっていうんだけど」
美奈都「ええ!? あの篝が結婚できたの!? …って私もだけど。ねえ、どんななれ初めだったか今度聞いてよ」
可奈美「うん! あ、でも、ここでのこと、目が覚めたら忘れちゃうから」
美奈都「そっか…え? もしかして、今まで私が教えた技も全部?」
可奈美「技とかは体が覚えているみたい」
美奈都「あ、そっか。よかったよかった。じゃあ、今日もとっておきの技を教えてあげる」
可奈美「うん! お願いしますお母さん!」
美奈都「やめてよ。まだそんな年じゃないもん」
可奈美「じゃあ美奈都」
美奈都「師匠」
可奈美「美奈都師匠!」

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稽古を終えた可奈美たち

翌日、舞草のメンバーから稽古をつけてもらう可奈美たち。一人一人は実力者だが、チームプレイではまだまだ課題が残る。
稽古が終わった可奈美たちは、舞草のメンバーがS装備を装着しているのを見る。20年前にS装備があったら、母は亡くならずに済んだと考える姫和だったが、そこにフリードマンが現れる。
特殊な力を使えるとはいえ刀使は生身の少女。S装備の開発によって肉体的なリスクは軽減できる。だが、フリードマンはなぜ折神紫がこのような技術をもたらしたのか疑問を感じ、研究していた。そしてたどり着いた答えは、刀使に効率的に荒魂を狩らせ、速やかにノロを回収するための装置、ということだった。フリードマンはタギツヒメがタダの荒魂ではなく、神に近い存在である可能性を示唆する。

ノロのアンプルをさらに詳しく分析するため、アンプルは長船に運ばれることに。だが、そのアンプルが発する気配から、紫、いや、タギツヒメは舞草の隠れ家を見つけ出していた。

「刀使ノ巫女」第8話『災厄の日』の感想・考察

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