スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ(Star Wars: Episode VIII The Last Jedi)のネタバレ解説まとめ

10020919 h pc l

『スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ』とは、2017年製作のアメリカ映画。日本公開も同じく2017年の12月。全9部作からなるスター・ウォーズサーガの、8番目の物語になる。前作「フォースの覚醒」で銀河新共和国を壊滅させたものの、拠点であるスターキラー基地をレジスタンスにより破壊されてしまった、ファースト・オーダーの猛反撃が始まった。この恐るべき猛攻に対抗する、レジスタンスたちの決死の攻防を描く。

『スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ』の概要

Bandicam 2018 07 03 13 18 12 982

『スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ』とは、2017年製作のアメリカ映画。日本公開も同じく2017年の12月。全9部作からなるスター・ウォーズサーガの、8番目の物語になる。前作「フォースの覚醒」で銀河新共和国を壊滅させたものの、拠点であるスターキラー基地をレジスタンスにより破壊されてしまった、ファースト・オーダーの猛反撃が始まった。この恐るべき猛攻に対抗する、レジスタンスたちの決死の攻防を描く。

スター・ウォーズサーガの生みの親であるジョージ・ルーカスが設立したルーカスフィルムを、ウォルト・ディズニー・カンパニーが買収し、同時にスター・ウォーズサーガの権利も買い取って製作を開始した、新たな三部作の2作目に当たる。前作で監督を務めたJ・J・エイブラムスは製作に回り、「LOOPER/ルーパー」で注目された若手のライアン・ジョンソンが監督に抜擢された。ジョンソンは脚本も担当した。前作に続きルーカスフィルムの社長であるキャスリーン・ケネディと、ジョンソン監督とコンビを組むことが多いラム・バーグマンが共同でプロデューサーを務めた。

サーガ生みの親であるルーカスは、本作を見て「Beautifully Made.(見事な出来だ。)」とコメントしたが、批評家や観客の評価は好不評真っ二つに別れることになった。その代表として、普段は親交の深い映画評論家の町山智浩氏とラッパーの宇多丸氏が、全く対照的な評価をしたことが挙げられる。町山氏は「これまでのスター・ウォーズシリーズの定番をつぎはぎした前作「フォースの覚醒」だけでなく、スカイウォーカー一家の物語に反旗を翻し、そして人類の神話の定番にも反旗を掲げた新約聖書だ!」と絶賛し、宇多丸氏は、カイロ・レンを演じたアダム・ドライバーの演技には好意的だったものの、「一個一個のクオリティーが低すぎる」「登場人物がみんなバカばっかり」「ルーク・スカイウォーカーの扱いが酷すぎる」などと、痛烈に批判した。

観客の多くも、これまでのサーガの定番を覆し、新しいシリーズを作り上げようというライアン・ジョンソン監督の挑戦に賛同する立場と、これまでのサーガで築き上げて来た物語の定理が崩されてしまった(これまでのサーガでは主人公が血縁で繋がっていたが、本作の主役の一人であるレイに、そういった過去の英雄との血縁関係がないことが明かされること、高潔とされていたジェダイの騎士が自分の弟子を手にかけようとする場面があること、これまでクライマックスで必ずあったライトセーバーでの決闘シーンがないことなど)と、批判する立場に分かれた。こういった批評を受けて、監督のライアン・ジョンソン自身は、「ああ、僕が間違っていた、時間が戻せるなら別のことをやったのに、と思えたことはなかったですね。今でも僕は自分の決断を、心から信じていますよ」と語っている。

本国アメリカでの公開直後の興行収入は、前作「フォースの覚醒」にわずかに届かない程度だったが、公開から一ヶ月後の2018年1月半ばには前作の半分に満たない成績に落ち込み、本作の前に公開されたスピン・オフ作品「ローグ・ワン/スター・ウォーズストーリー」の成績をも下回ることになった。また、本作の製作中だった2016年の12月27日に、旧三部作からレイア・オーガナを演じて来たキャリー・フィッシャーが急死したため、本作は彼女の遺作となった(エンド・クレジットで、「レイアのテーマ」と共に彼女に捧げる追悼文が表示される)。尚、本作の上映時間152分は、シリーズ中で最長である。

『スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ』のあらすじ・ストーリー

Bandicam 2018 07 03 02 20 01 942

レジスタンスの捨て身の攻撃により崩壊する、ファースト・オーダーの戦艦

遠い昔、遥か彼方の銀河系で。

凶悪な銀河帝国を反乱軍が打ち破った後の時代、銀河系に再び平和な時代を築こうとしていた新共和国に対し、銀河帝国の残党が結成し新たな脅威として台頭し始めたファースト・オーダーは、最高指導者スノークのもとその影響力を増し続けていた。ファースト・オーダーの脅威に対抗すべく立ち上がった組織レジスタンスは、消息を絶っていた反乱軍の英雄・ジェダイの騎士(旧共和国の元、銀河の平和維持のため活動していた騎士)ルーク・スカイウォーカーの行方を追っていたが、銀河制圧の壁となるであろうルークの存在をファースト・オーダーも探しており、レジスタンスとファースト・オーダーは、ルークの行方を追う過程で戦いを繰り広げることになった。

反乱軍のリーダーだったレイア・オーガナ将軍が率いるレジスタンスを警戒するファースト・オーダーは、レジスタンスに資金援助する元老院のある新共和国を、惑星型基地スターキラーの超兵器で共和国の存在する惑星ごと壊滅させ、レジスタンスを弱体化しようとする。しかしレジスタンスは、組織の優秀なパイロットであるポー・ダメロン、新たに組織に加わった強いフォースの力(舞台となる銀河系に存在する、特異な力)を持つ娘レイ、ファースト・オーダーの兵士だったがそのやり方に反抗し脱走したフィン、そして長い間レジスタンスと妻であるレイアの元を離れていたが、レイやフィンと出会ったことにより再び戦いの場に戻って来た反乱軍の英雄ハン・ソロらの活躍で、スターキーラー基地を壊滅させることに成功する。だが、その戦いの最中ハン・ソロは、ファースト・オーダーの指揮官であり、自分の息子であるカイロ・レンの刃により命を落としてしまう。その後、ルーク・スカイウォーカーの行方を示す地図を入手したレジスタンスは、フォースの使い手であるレイと、ソロの相棒だったチューバッカ、ルークに使えていたドロイドR2-D2を、ルークが隠遁生活を送っている惑星へと差し向け、ファースト・オーダー打倒への希望を託したのだった。

スターキラー基地を失ったファースト・オーダーは、レジスタンスを一挙に壊滅させるべく、レジスタンスの基地がある惑星ディカーへ総攻撃を仕掛けていた。ハックス将軍率いる強大な戦隊に対し、レジスタンスはポー・ダメロンが小型機で奇襲をかけ、ファースト・オーダーの巨大戦艦に備え付けれられた機銃を攻撃。その後からレジスタンスの爆撃部隊が攻撃を仕掛け、巨大戦艦を破壊するという作戦を決行。しかし、ディカーの基地から脱出の目処が立ったところで、レイア将軍はダメロンに退却するよう指示を出す。敵の戦艦を爆撃する最大のチャンスを逃したくないダメロンは、レイアの指示に逆らい、爆撃作戦を強行。爆撃部隊はファースト・オーダーの迎撃により、残り一機まで撃墜されてしまったが、最後の一機が捨て身の攻撃で、なんとか巨大戦艦の爆撃に成功。敵の戦艦を撃墜するという殊勲を上げたつもりのダメロンだったが、レイアはその成果よりも、味方に多大なる損害を出したことで、ダメロンを叱咤し、降格を命じた。

Bandicam 2018 07 03 02 27 21 790

ジェダイの経典が納められた老木を発見するレイ

その頃レイは、惑星オク=トーの海に囲まれた孤島で隠遁生活を送っていた、ルーク・スカイウォーカーと対面していた。レイは、ルーク自身と、そしてルークの父でありジェダイの騎士だったアナキン・スカイウォーカーも使っていた、ジェダイの騎士の武器ライトセーバーをルークに差し出すが、それを受け取ったルークは素っ気なく投げ捨ててしまう。捨てられたライトセーバーを拾い、レジスタンスの今の状況、ファースト・オーダーの台頭を説明し協力を依頼したレイを、ルークは「帰れ」と冷たくあしらう。

レイに心を開かずそのまま家に篭ってしまったルークに対し、チューバッカがその家のドアを強引に吹き飛ばす。反乱軍の頃からの旧友・チューバッカとの再会を喜ぶルークだったが、チューバッカとミレニアム・ファルコン号でここまで来たというレイの話に、ファルコン号の持ち主であるハン・ソロの姿がないのを不審に思う。ソロが息子であるカイロ・レンの手により命を落としたいうことを聞いたルークはショックを受け、反乱軍で共に戦った旧友の死にレジスタンスの危機を悟るが、それでもまだルークはレイに協力することを拒んでいた。

レイにかまわず、勝手気ままに家畜のミルクを飲んだり魚を採ったりするルークを追ううち、レイは霧に囲まれた場所に立つ一本の老木を見つける。その老木の内部には、古い書物が宝物のように保存されていた。「それはジェダイの経典の原版だ。私と同じ、ジェダイの遺物だ。この場所は、それを守るためにある」と語るルークに、レイは「この場所を見たことがある。夢の中で」と告白する。レイの返答に、お前は何者だとルークが聞き返すと、レイは「私の中で目覚めた何かが、この場所を指し示した。それが怖い」と答える。指導者が必要だなというルークに、レイはルークが指導をしてくれるのではないか、そしてレジスタンスに協力してくれるのではないのかと問いただすが、ルークは「ジェダイの育成はもうしない。私は死ぬためにここに来た。ジェダイの時代は終わった」と、レイの前から去っていく。

旧銀河帝国が台頭した頃、帝国の脅威となる存在であるジェダイの騎士はわずかな生き残りを除いて抹殺され、ジェダイの騎士最後の一人となっていたルークは、新共和国の時代になってから、新たに弟子を集めてジェダイの組織を再建しようとしていた。元はジェダイの騎士であり、その後フォースの暗黒面(銀河系の平和維持のためフォースの力を使用していたジェダイとは対照的に、人々を支配し、自分の欲望を満たすためにフォースの力を使用するように考えること)に落ち、帝国の指揮官ダース・ベイダーとなった父親の血を引き、非常に強いフォースの力を持っていたルークは、ルークの双子の妹・レイアとハン・ソロの間に生まれた子供、ベン・ソロ(後のカイロ・レン)にも類稀なフォースの才能があると知り、ベンも自分の弟子として育てていた。だが、フォースの暗黒面のマスターであるファースト・オーダーの最高指導者スノークがベンを暗黒面に誘惑、ベンはジェダイより祖父に当たる帝国軍指揮官ダース・ベイダーのようになりたいと願うようになり、スノークの弟子となった。そしてベンは、スノークの命じるままに、ルークの育てていた若いジェダイたちを抹殺してしまった。妹と旧友の息子がフォースの暗黒面に引きいれられてしまい、ジェダイ再建の夢も絶たれてしまったルークは、自責の念にかられ皆の前から姿を消し、最初のジェダイ・テンプルがある惑星、オク=トーで隠遁生活を送っていたのだった。

旧友であるハン・ソロの死も元を正せば自分の責任であると考え、レジスタンスに協力することを躊躇っていたルークは、夜中にミレニアム・ファルコン号に忍びこみ、ソロがお守りとして操縦席につけていたサイコロを発見。以前は、ルーク自身も何度もこの機に乗り銀河帝国と戦った。思い出深い場所で旧友の死を悼むルークの前に、R2-D2が現れる。R2の説得にも耳を貸さないルークだったが、R2はここで、ルークに取って忘れられない思い出の篭った古いホログラムを投影する。それは、辺境の砂漠の惑星に住む農家の若者に過ぎなかったルークが初めて見た、若き日の「姫」と呼ばれていた頃のレイアの姿であり、今のルークのように隠遁生活を送っていたルークの師・オビ=ワン・ケノービに、銀河帝国と戦うため協力して欲しいとレイアが要請するホログラムだった。このホログラムを見た時からルークの運命は大きく変わり始め、要請を受けたオビ=ワンは再び戦いの場に復帰、そしてルークはオビ=ワンの教えを受けジェダイへの道を歩み始めたのだった。ホログラムを見たルークはR2-D2に「ずるいぞ」と言いながら、レイに協力する決心を固めていた。

Bandicam 2018 07 03 13 04 10 034

フォースの力で、母船内へ帰還するレイア将軍

一方ファースト・オーダーの内部では、カイロ・レンが最高指導者スノークから、父親を自らの手で殺した後もまだ心の中に迷い(レンの内心が、フォースの暗黒面と、正しきフォースの面との間で揺れている)があること、ライトセーバーを初めて持ったレイに一騎打ちで負けたこと(前作のクライマックスで、フォースの力が覚醒したレイに、レンはライトセーバーでの勝負で負けていた)を責められていた。レンは、怒りと自分へのふがいなさで、祖父ダース・ベイダーを模して被っていた自分の仮面を叩き壊す。そしてレンはファースト・オーダーの軍を率いて、ハイパースペース(宇宙空間で光速移動する際に使用する、通常とは異なる空間のこと)を抜け逃亡していたレジスタンスの母船へ猛攻撃を仕掛ける。母船を撃墜寸前まで追い詰めたレンだったが、その船内に母親であるレイアの姿を見て、母船を攻撃する手を止めてしまう。しかし他の攻撃機が、母船に止めを刺すべく攻撃を決行。その時、ファースト・オーダーの母艦にいたハックス将軍から、レジスタンスの母船が自分たちの射程外へ出たため攻撃陣を援護出来ない、撤退せよという連絡が入り、レンは母親の安否を確認できぬまま、母艦へと引き返した。レジスタンスの母船が張ったシールドは、ある程度の距離が出来るとファースト・オーダーの攻撃では破れなくなるため、ハックス将軍は、すぐに撃墜は出来ずとも母船をこのまま追撃し、燃料が尽きるまで追い込む作戦に出る。

ファースト・オーダーの攻撃により、宇宙空間へ投げ出されてしまったレイアだったが、父親から引き継いでいた秘めたフォースの力を発揮、なんとか船内へ帰還する。しかし、投げ出された後遺症で将軍のレイアは昏睡状態に陥り、反乱軍時代から軍の指揮を執っていたアクバー提督を始め、他の指揮官もこの攻撃で全滅してしまったため、レジスタンスはレイアの後を引き継ぐリーダーとして、ホルド提督という女性を選出する。ホルド提督は、残り3隻の船にいる400人ほどの人員が最後の生き残りとなってしまったレジスタンスが、なんとしても逃げ延びて生き残り、希望の火を絶やさないことが一番の使命だと皆の前で演説する。消極的なホルドの案にダメロンは反発し、このまま逃げるにしても燃料が尽きたら終わりだ、何か作戦はあるのかとホルドに問う。しかし、レイアの命で降格されていたダメロンの言葉を、ホルドは「あなたのような短気なパイロットには慣れている。今のあなたは厄介者よ」と冷たくあしらうのだった。

その頃、スターキラー基地壊滅作戦(前作「フォースの覚醒」のクライマックスで行われた作戦)で負った怪我からようやく復帰したフィンは、母船に戻ったレイアが治療のため病室に収容される際に落としていった、レイの居場所を示すビーコンが付いた腕輪を拾う。フィンはそれを元に、一人でレイを探しに行こうと脱出ポッドの発射場所に向かったが、そんなフィンの姿を見て、若い女性整備士が声をかけてくる。スターキラーを壊滅させた英雄の一人であるフィンと出会えて、ローズ・ティコというその整備士は感激するが、フィンが脱出ポッドで逃げようとしているのだと勘違いし、フィンに電撃を食らわせ気を失わせてしまう。ローズの姉は、ファースト・オーダーの巨大戦艦を爆撃した際に最後まで残っていたパイロットで、自身の身を犠牲にしてレジスタンスに尽くした姉のことを思い、レジスタンスから脱走しようという兵士を見つけると、ローズは同じように電撃を食らわせて引きとめていたのだった。

Bandicam 2018 07 03 03 14 59 272

ルーク・スカイウォーカーの元で、ジェダイの修行を始めるレイ

目が覚めたフィンはローズの誤解を解き、そして話し合ううちに、レジスタンスの船が光速で移動しているのにファースト・オーダーに追跡されている理由を突き止める。ファースト・オーダーは「ハイパースペース・トラッキング」という新しい技術を用いて、レジスタンスが光速で遠く離れた場所へ瞬時に移動した後も、追跡することが可能になっていたのだった。フィンとローズは、光速移動を追跡する装置があるファースト・オーダーの母艦に侵入し、追跡装置のスイッチを切り、その後情報が更新されるまでの間に光速移動で逃げ延びればいいという結論に達し、その案をダメロンに話す。消極的なホルドの姿勢に反対だったダメロンも、フィンとローズの案に同意する。敵の母艦内にある追跡装置の場所はファースト・オーダーの兵士だったフィンが知っているものの、母艦に入るには認証システムが必要で、侵入は至難の業だということがわかり、ダメロンは旧知の仲であるマズ・カナタに相談を持ちかける。カナタ曰く「労使交渉」で銃撃戦の最中にいたカナタだったが、カント・バイトのカジノに行けば、認証装置をすり抜けることが可能な凄腕のハッカーに会えると提案してくれる。ダメロンは、この案に反対するであろうホルドには内密で、レジスタンスの母艦に残り、フィンとローズがハッカーを探してファースト・オーダーの母艦に侵入、スイッチを切った直後にダメロンが母船を高速移動へ移らせるという作戦が立案される。

その頃オク=トーの島では、眠りから覚めたレイが、間近にカイロ・レンの姿があるのを感じていた。レンもこの時同じように、ファースト・オーダーの母艦内でレイの姿を見ていた。レイは本当に目の前にレンがいるものと思い、思わずブラスター銃を発射するが、それはレイだけに見える幻影だった。レイの前にルークが現れた時、その幻影は消えていき、そしてレイはルークの元で、ジェダイの修行を開始する。

島の険しい山の山頂付近、かつて最初のジェダイ・テンプルがあった場所で、フォースの何を知っているかと問うルークに、レイは「人の心を操ったり、物を浮かばせたりする力」と、フォースが超能力の一種であるかのように答えるが、ルークは「それは違う」と否定する。フォースはこの世に存在するあらゆるものの間にあり、そのバランスを保っているのだとルークは語り、レイにそのバランスを感じるよう説く。するとレイは自身の中で、島の生命の息吹、自然の調和を感じ取るが、それと同時に、島のどこかに存在する邪悪な気配をも感じ始める。その邪悪な気配、フォースの暗黒面に引きこまれようとしていたレイを、ルークは必死に引きはがす。レイの持つ強力なフォースの力を目の当たりにしたルークは、「これほどの才能は、過去に一度見ただけだ。カイロ・レンの中に。その頃は恐れなかったが、今は恐ろしい」と語る。

最初の修行を終えたレイは、再び目の前にカイロ・レンの幻影を見る。お互いの持つフォースの力が、なぜこうして何度もお互いの姿を間近に見させているのか、それは二人にもわからなかった。レイは、「ジェダイの騎士ルーク・スカイウォーカーは見つけた、私たちの勝ちだ」とレンに宣言するが、レンは「本当のことを聞いたか?あの夜、何があったか」とレイに問いただす。

Bandicam 2018 07 03 09 59 04 665

レース場の獣の世話をする子供に、レジスタンスの指輪を見せるローズ

オク=トーの島で、ルークはレイに、ジェダイの騎士は滅びたことで神聖視されているが、その一方で、ジェダイは常に失敗してきたと語る。その偽善と傲慢さゆえに、銀河皇帝ダース・シディアスに壊滅させられ、ジェダイの弟子として育てていた者が帝国指揮官ダース・ベイダーとなってしまったと。しかしそのベイダーをルークが暗黒面から救い出した、全ては終わったことだと言うレイに、ルークは自身の弟子であり、妹のレイアとハン・ソロの息子でもあり、ルークにとっては甥にあたる、ベン・ソロ=カイロ・レンについて語り始める。ベンの中に類稀なフォースの力を見出したルークは、育て上げれば自分の後を継ぐ存在になると考えていたが、やがてベンは暗黒面に染まっていき、ルークに反抗し、他の弟子も抹殺してしまった。レイアはベンを暗黒面へ誘ったファースト・オーダーの最高指導者スノークを責めたが、その責任は、自分にあるのだとルークは言う。それを聞いたレイは、自分はカイロ・レンとは違う、レンのようにはならないと主張する。

フィンとローズは、ダメロンの相棒であるドロイドBB-8と共に、カント・カジノに到着。フィンは初めて味わうカジノの雰囲気に興奮するが、ローズはカジノの場外にある獣のレース場で、無慈悲に働かされている子供たちの姿をフィンに見せる。かつて自分もファースト・オーダーにさらわれ、家族をめちゃめちゃにされたと語るローズは、このカジノの町が、ファースト・オーダーに武器を売る武器商人たちで賑わう最低な場所だと吐き捨てる。その時BB-8が、探しているハッカーを見つけたと報告してくるが、乗ってきたポッドをカジノの前に違法駐車していたことで、フィンとローズはカジノの警備隊に捕らえられ、BB-8はカジノの外へ投げ捨てられてしまう。

カジノの牢獄に捕らえられたフィンとローズは、ファースト・オーダーの母艦への侵入コードをハッキングする人物が必要なことを話し合っていたが、その牢獄にいたもう一人の男が、「それなら俺に出来るよ」と話しかけてくる。怪しい風体のその男をフィンもローズも信用しなかったが、その男はこともなげに、牢獄の扉を持っていたカード一枚で開けてしまう。牢獄を脱出したフィンとローズは、カジノの地下を抜けて、場外でレースをしていた獣たちの収監所へたどり着く。この獣たちも、雇い主のムチによって酷く傷つけられていたことを知ったローズは、獣たちを逃がそうとするが、獣の世話をしていた子供に見つかってしまう。ローズは、私たちはレジスタンスだと子供に告げ、レジスタンスの紋章の入った指輪を見せる。それを見た子供は、ローズに協力。閉じ込められていた獣たちは、背中にフィンとローズを乗せて一斉に逃げ出し、フィンとローズを追ってきた警備を打ち倒し、カジノの建物を粉砕しながら、広い荒野へと駆け出していった。

Bandicam 2018 07 03 10 16 02 352

無限に自分の姿が連なる「鏡の間」で、求める答えを探すレイ

フィンとローズはカジノの町を抜けた。目的であるハッカーは見つけられなかったが、武器商人で潤う醜悪な街を壊したことで、ここに来た意味はあったとフィンは呟く。共に逃げて来た獣たちを荒野に解き放ち、ローズもまた「意味はあった」とフィンに答える。その後、カジノからの追っ手により2人は崖っぷちに追い詰められるが、その時謎の飛行艇が登場する。果敢にもフィンとローズを救おうと牢獄を襲撃していたBB-8が、牢獄から逃げ出していた怪しい男と遭遇し、その男が盗んだ飛行艇で二人を助けに来たのだった。フィンとローズは、DJと名乗る、怪しいが腕は確かなその男と共に、ファースト・オーダーの母艦に向かう。

オク=トーの島の、レイにフォースの教えを説いた山頂で、ルークは封印していたフォースの力を呼び覚ましていた。そして、遠く離れた場所にいる双子の妹・レイアにフォースの力で呼びかけるが、レイアは昏睡状態で治療中であることを知る。その頃、レイとカイロ・レンは、再びお互いの姿を間近に見ていた。実の父親であるハン・ソロを殺したレンを責めるレイに、「お前も親に捨てられたろう」とレンは問い掛ける。幼い頃に、両親から辺境の惑星ジャクーに置き去りにされた過去を持つレイは、ハン・ソロを、そして今はルークを、自分の傍にいてくれなかった父親の代わりのような存在だと思っていたのだった。そしてレンは、自分がルークに逆らった夜の話を聞いたかとレイに訪ねる。レイは自分がルークから聞いたことを話すが、レンは「それは違う」と否定する。本当は、自分の暗黒面の力を恐れ、ルークの方が自分に襲いかかって来て、自分はそれに抵抗し跳ね返したのだと、レンは話すのだった。「過去を葬れ。それで本当のお前になれる」というレンの言葉を聞いたレイは、求める答えを見つけるべく、自分がこの島で感じたフォースの暗黒面が存在する場所、島の海岸近くにある洞窟に向かっていく。

洞窟の奥深くで、無限に連なる鏡のような幾つもの自分の姿と対峙したレイは、洞窟内で自分に呼びかける声に、自分の両親を見せて欲しいと願う。その声に対してレイの前に現れたのは、レイ自身の姿だった。

再びカイロ・レンと通じたレイは、この島に来れば求めている答えが見つかると思っていた、でもそれは間違いだったとレンに語る。「お前は一人じゃない」と答えるレンに、レイは知らぬうちに惹かれるものを感じ始める。「まだ手遅れじゃないわ」と、レイはレンの中にある正しきフォースの光を導き出すかのように、手を差し出す。レンもそれに対し、手袋を外し、自分の素手を目の前に差し出す。遠く離れた場所にいるはずの、二人の手が触れた直後、ルークが二人が向き合っている姿を発見し、レンがレイをフォースの暗黒面に引きいれようとしているのだと思い、「やめろ!」とレンの幻影を打ち消す。

レイはルークに、あなたがレンを殺そうとしたのは本当なのかと問いただす。それに対し、「島から立ち去れ!」と言うルークを、レイは打ち倒し、ライトセーバーで追い詰める。ルークは、レンの中に邪悪なものを感じ、それが自分の予想を超えて大きくなっていくのを見て、寝ているレンの枕元に忍び寄ったのは事実だと認める。ルークはそこで思いとどまったのだが、ルークが自分を殺そうとしていると思ったレンが怯え、怒り、ルークを打ち倒した後に、弟子たちを抹殺したのだった。レイは、手を触れた時にレンの中にまだ光を感じた、彼を暗黒面から救い出すことが出来れば、ファースト・オーダーとの戦いに勝利出来る、自分がそれを成し遂げるとルークに宣言する。「それは容易ではないぞ」と言うルークに、「彼は最後の希望の光よ」と答え、レイはチューバッカ、R2-D2と共にミレニアム・ファルコン号に乗り、カイロ・レンの元へと飛び立っていく。

Bandicam 2018 07 03 10 27 48 678

マスター・ヨーダの落とした稲妻により燃え上がる、ジェダイの経典を納めた老木

レイに真実を語ったルークは、ジェダイの歴史ももはやこれまでと考え、全てを終わらせるため、ジェダイの経典が置かれた老木を燃やしてしまおうとする。そんなルークの前に、今は亡きジェダイの偉大なるマスター・ヨーダが、霊体の姿で現れる(ジェダイのマスターと呼ばれる、フォースの力を極めた者の一部は、死後も自分の自我を保ち、時に霊体の姿で現世に現れることも出来る術を会得していた)。老木を前に、燃やすのをためらってしまったルークに対し、ヨーダは強烈な稲妻を落とし、老木を燃やしてしまう。これでジェダイも終わりですねと力なく言うルークに、経典は知識を少しは教えてくれるが、大事なことは教えてくれないとヨーダは説く。「お前はベンを失った。その失敗こそが、一番の師じゃ。それを伝えよ。レイは失うではないぞ。わしらは、超えられるためにある。それこそが、全てのマスターの真の責務じゃ」と語るマスター・ヨーダの言葉を、ルークは胸に噛み締めていた。

その頃レジスタンスの母艦では、ポー・ダメロンがホルド提督に対し、ダメロンの意思に賛同した仲間と共に、反乱を開始していた。残り少ない燃料をシールドも攻撃機能もない輸送船に全て移し、母艦を放棄しようとしているホルド提督の考えに反対し、フィンとローズが敵の母艦へ侵入する作戦をホルドに話したダメロンだったが、それを撥ね付けられ、レジスタンスの指揮をホルドから奪うという強行手段に出たのだった。

一方、DJの見事なハッキング技術で、最高指導者スノークの乗るファースト・オーダーの最大母艦に忍びこんだフィンとローズだったが、彼らの潜入は、彼らの存在をスキャンしていたファースト・オーダーの小型ドロイドにより発見されていた。彼らは、追跡装置の目の前で、待ち構えていたファースト・オーダーの兵士たちに囲まれてしまう。同じ頃、レジスタンス母船内では、操縦席を封鎖して陣取ったダメロンが、指揮権を奪い返そうとするホルドの部下たちに抵抗していたが、そこに封鎖を破って昏睡から覚めたレイアが現れる。レイアは、ショックガンでダメロンをあっけなく眠らせてしまった。

気絶したダメロンを輸送船に乗せたレイアは、危なっかしいが正義感は人一番強く、行動力のあるダメロンを「問題児だけど、憎めない人よね」と言い、ホルドと共にその存在を認めていることを確かめ合う。レイアも同じく輸送船に乗り込むが、ホルドはそのまま母船に残るとレイアに告げる。これ以上犠牲を出したくない、一緒に来て欲しいとホルドに懇願するレイアだったが、指揮官となったホルドの意思が固いことを認識し、お互いに「フォースの助けがあらんことを」と言い合って、レイアを乗せた輸送船は、母船にホルド一人を残し、飛び立って行く。

Bandicam 2018 07 03 11 27 12 216

カイロ・レンが遠隔操作したライトセーバーの刃で、胴体を貫かれた最高指導者スノーク

輸送船内で目を覚ましたダメロンは、窓の外に遠ざかって行く母船を見て愕然とするが、そんなダメロンをレイアが呼び止める。輸送船は反乱軍時代からの古い基地がある惑星・クレイトに向かっており、そこで銀河各地へ救援を要請するという。ファースト・オーダーが追跡しているのは大型の母船で、そちらに気を取られているうちに小型の輸送船でクレイトの基地に向かい、敵の追跡をやり過ごすという、敵の盲点を突いたレイアとホルドの作戦に、ダメロンはようやく納得する。しかしこの時、輸送船を狙うファースト・オーダーの攻撃が始まる。思想ではなく自分を雇う金で動く男・DJが、捕らえられた後にファースト・オーダー側に寝返っていて、レジスタンスが輸送船に乗り換えて脱出を計ろうとしているという情報を、ファースト・オーダーに提供していたのだった。

ファルコン号の脱出ポッドで、カイロ・レンのいるファースト・オーダーの最大母艦へ向かっていたレイは、その行動をフォースの力で読んでいたレンによって、捕らえられていた。レンは、レイを最高指導者スノークの元へと連れていく。スノークの部屋へ向かう途中のエレベーター内で、レイは「手を触れた時、あなたの心の中の葛藤が見えた。あなたは、スノークに服従しない。私が手を貸すわ」と、暗黒面から抜け出すよう訴えるが、レンは逆に「お前はいずれ、俺の仲間になる」と答える。そして、「俺は、お前の両親がわかった」と、レイに告げる。

最高指導者の椅子に鎮座するスノークの前に立ったレイは、「あなたはスカイウォーカーを、私を、そしてあなたの弟子のカイロ・レンを見くびっている」と宣言する。しかしスノークは「お前とレンを繋げたのは、私だ。お前がレンの心を葛藤を知り、ここに来るよう仕向けたのだ」と、全ては自分の計画だったのだと、レイの言葉をあざ笑う。スノークは、カイロ・レンがレイから奪っていたルーク・スカイウォーカーのライトセーバーを、フォースの力で引き寄せ、自分の傍らにあるテーブルに置く。そして、レイを強力なフォースの力で苦しめ、ルークの居場所を吐くように強制する。

ルークの居場所を白状しないレイに、スノークは、ファースト・オーダーがレジスタンスの輸送船を攻撃している場面を見せる。もうじきお前の仲間は全滅するぞと脅すスノークに対し、レイはフォースの力でカイロ・レンのライトセーバーを奪って立ち向かおうとするが、スノークは事も無げにレイの攻撃を跳ね返し、ライトセーバーを再びレンの元へ戻し、レイの動きを止める。そしてレンに、「お前の修行を終える時が来た」と、レイを殺すよう命令を下した。「やるべきことはわかっている」と答えるレンに、レイはレンの中にまだフォースの光の部分が残っていることを信じて、「ベン…」とレンの本名を呼び訴えるが、スノークは「私に逆らえる者などいない。私には見える。私の愛弟子が、真の敵を殺す姿を!」と無情に言い放つ。しかしその時レンは、自身の右手に持ったライトセーバーでレイを打ち倒す振りをしながら、密かにフォースの力を左手に込め、スノークの傍らにあるスカイウォーカーのライトセーバーを操作していた。スカイウォーカーのライトセーバーは、レンの遠隔操作で、光り輝く刃を射出。その刃は、スノークの体を真っ二つに引き裂いた。レンはそのままスカイウォーカーのライトセーバーを自分の元へ引き寄せ、それをレイが掴み取る。ライトセーバーを持ったレンとレイは、襲いかかってきたスノークの親衛隊と戦いを始める。

Bandicam 2018 07 03 11 24 36 565

互いの強力なフォースの力で、ライトセーバーを引き寄せ合うレイとカイロ・レン

腕の立つスノークの親衛隊との激闘の末、最後に残った一人に苦戦していたレンに、レイは自分のライトセーバーを投げ渡す。レンがそのライトセーバーで最後の一人を打ち倒した後、レイは、レジスタンスの輸送船への攻撃をやめさせるようレンに懇願する。しかしレンは、自身の中にあるフォースの光の部分に従いスノークを倒したのではなく、スノークの亡き後自分がファースト・オーダーの最高指導者となり、銀河に新しい規律を作り出すため、自らスノークに手を下したのだった。共に新しい銀河を作り上げようというレンの誘いを、「あなたは間違っている」とレイは拒絶する。それに対しレンは、レイの両親のことを語り出す。「両親のことを知ってるんだろ?言ってみろ」と問うレンに、レイは泣きながら、「私の両親は、名もない普通の人だった」と答える。

ジェダイの騎士だったアナキン・ウォーカー(後のダース・ベイダー)、その息子ルーク・スカイウォーカーの血を引き、強いフォースの力を持ったカイロ・レンとは違い、レイの両親は、何も特筆することのない、ごく普通の民間人だった。そして、酒代を稼ぐためにレイを売り渡し、今はレイの故郷である惑星ジャクーの粗末な墓に眠っていると、レンは言い放つ。レイは自分の中でそれを知っていたが、認めることはできず、両親がいつか自分を迎えに来てくれると自分自身に信じ込ませていたのだった。「お前には帰る場所がない。しかし、今は違う。俺と組もう」と手を差し出すレンに、レイは手を差し出す振りをしながら、レンに投げ渡していたスカイウォーカーのライトセーバーをフォースの力で引き寄せようとする。それに気づいたレンも、ライトセーバーを渡すまいとフォースの力を振り絞る。二人の拮抗したフォースの力の間で、揺れ動いていたライトセーバーは、やがて真っ二つに引き裂かれ、大爆発を起こした。

その頃、攻撃手段を持たないレジスタンスの輸送船は、一隻また一隻と、次々にファースト・オーダーの攻撃の餌食になっていた。このままでは全滅してしまうと考えたホルド提督は、一人残っていた母船の進路を変え、ファースト・オーダーの最大母艦の正面に向ける。「こちらをかく乱するためだ」と見くびっていたハックス将軍だったが、ホルド提督は進路をファースト・オーダーの母艦に向けたまま、光速移動に入る。ハックス将軍が反撃に移る暇もなく、ファースト・オーダーの母艦は、ホルド提督の乗った母船と激突。鮮烈な光を放ちながら、巨大な母艦は真っ二つにへし折れた。

同じ時、フィンとローズはファースト・オーダーの兵士に捕らえられ、フィンの上官であったキャプテン・ファズマによって処刑されようとしていたが、ホルド提督のこの捨て身の攻撃で、間一髪処刑を免れる。逃げようとするフィンとローズを、ファズマ率いる兵士が攻撃しようとする。するとそこで、ファースト・オーダーの歩行兵器が、ファースト・オーダーの兵士たちを攻撃し始める。歩行兵器にはいつの間にかBB-8が乗り込んでおり、フィンとローズを助けたのだった。BB-8により救われたフィンは、ファズマと一対一の決闘を始める。なんとかファズマを打ち倒したフィンは、ローズとBB-8と共に、崩壊するファースト・オーダーの母艦から脱出する。

Bandicam 2018 07 03 11 54 52 044

強大なキャノン砲を擁し、レジスタンスが篭城する基地へ攻撃を仕掛けるファースト・オーダー軍

ハックス将軍は、ホルド提督の攻撃にやられたことを報告しようとスノークの部屋に向かったが、そこで見たのは、胴体部分で引き裂かれ絶命したスノークと、爆発により気絶していたカイロ・レンの姿だった。ハックス将軍は、これは自分がナンバー1になるチャンスだと、腰の銃を気絶しているレンに向けようとするが、ここでレンが目覚める。銃を納め、「何があったんだ」と白々しく問うハックスに、レンは「あの女(レイのこと)がスノークを殺した。女はスノークの専用機で逃げた。行き先はレジスタンスの基地だ。カタをつけるぞ!」と、立ち上がってハックスに命令する。最高指導者はもういないんだぞと、自分も次なる最高指導者の候補であることを主張しようとしたハックスだったが、レンのフォースの力で首を締め上げられ、レンを新しい最高指導者であると認める。

ホルド提督の犠牲により、なんとか生き延びたレジスタンスたちは、惑星クレイトの鉱山の中に作られた、古びた反乱軍の基地に逃げ込む。そこへファースト・オーダーのシャトルが突撃してきたため、一同は一斉にこのシャトルに攻撃を開始するが、その機に乗っていたのは、ファースト・オーダーの母艦を脱出したフィン、ローズ、BB-8だった。ダメロンは、彼らが無事戻って来たことを喜ぶ。そしてレジスタンスは、基地内の旧式の通信装置で銀河各地に散らばったレジスタンスの生き残りや賛同者に救援を呼びかけ、救援が来るまでなんとか基地内でファースト・オーダーの攻撃を耐えるという決死の作戦を立てる。しかし、カイロ・レン率いるファースト・オーダーの攻撃隊は、基地を守る防護壁を突き破るため、惑星をも壊滅させるデス・スター(旧銀河帝国が建設していた、惑星型基地)の超兵器の小型版と言われている、恐るべき攻撃力を持つキャノン砲を用意していた。

このキャノン砲を破壊すべく、基地に残されていた、整備もされていない小型戦闘機で立ち向かうレジスタンス。だが、巨大で強力な歩行兵器を擁するファースト・オーダーの攻撃に、一機また一機と撃墜されていく。そこへ、ミレニアム・ファルコン号に乗ったレイとチューバッカが到着。ファルコン号がファースト・オーダーの攻撃機を引き寄せ逆襲に転じる中、フィンは自らが乗った小型攻撃機で、キャノン砲へ突撃していく。攻撃陣の全滅を危惧して「退避しろ!」というダメロンの命令に背き、そのままキャノン砲の銃身へ向かい突撃するフィンだったが、激突する直前で、ローズの乗った攻撃機がフィンの機に横から追突。フィンの攻撃機は寸でのところで激突を免れ、不時着する。

フィンは、同じく不時着したローズの機体へ駆け寄り、あと少しでキャノン砲を破壊出来たのになぜ邪魔をしたのかと問うが、ローズは「あなたを助けたのよ。敵を憎むより、愛する人を救う。これが、私たちの戦い」と言い、フィンにキスをする。しかし、ローズは激突と不時着の際に負っていた重症のため気を失う。その時、ファースト・オーダーのキャノン砲が、遂に防護壁を打ち破る。カイロ・レンは、「情けは無用、レジスタンスを全滅させろ」と、基地への突撃を命じる。その頃、基地内では救難信号への応答がないことに絶望感が漂い始めていた。気丈なレイアも、「銀河から最後の希望の光が消えてしまう」と座り込むが、そこへ突然、ルーク・スカイウォーカーが姿を現す。

keeper
keeper
@keeper

Related Articles関連記事

スター・ウォーズ エピソード7 フォースの覚醒(Star Wars: Episode VII The Force Awakens)のネタバレ解説まとめ

『スター・ウォーズ エピソード7 フォースの覚醒』とは、2015年製作のアメリカ映画。日本公開も同じく2015年12月。全9部作からなるスター・ウォーズサーガの、7番目の物語に当たる。凶悪な銀河帝国の衰退後、平和な時代の続いていた銀河新共和国時代に、新たな脅威ファースト・オーダーが出現。この脅威に対抗すべく立ち上がった、レジスタンスたちの活躍を描く。

Read Article

スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還(Star Wars: Episode VI Return of the Jedi)のネタバレ解説まとめ

『スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの復讐』とは、1983年製作のアメリカ映画。日本公開も同じく1983年の7月。凶悪な銀河帝国が再び建設を始めた究極兵器・第2デス・スターの脅威に、帝国の支配に反旗を翻した反乱軍が立ち向かい、ジェダイの騎士の血を受け継いだ青年ルーク・スカイウォーカーらの活躍により、銀河帝国と、帝国皇帝の野望を打ち破り、再び銀河系に平和を取り戻すまでを描く。

Read Article

スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望(Star Wars: Episode IV A New Hope)のネタバレ解説まとめ

『スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望』とは、1977年(日本では1978年)に公開されたジョージ・ルーカス監督によるアメリカ映画。SFブームを巻き起こしたスター・ウォーズシリーズでは第1作目であり、旧三部作(エピソード4~6)の第1章である。時系列でいうと新三部作(エピソード1~3)の後の時代。遠い昔、はるか彼方の銀河系で主人公であるルーク・スカイウォーカーを中心に、かつての平和を取り戻すべくシスの暗黒卿へ立ち向かう。

Read Article

スター・ウォーズ エピソード5 帝国の逆襲(Star Wars: Episode V The Empire Strikes Back)のネタバレ解説まとめ

『スター・ウォーズ エピソード5 帝国の逆襲』とは、1980年製作のアメリカ映画。日本公開も同じく、1980年の6月。前作の大ヒットを受けて作られたシリーズ2作目で、9部作からなるスター・ウォーズサーガの5番目の物語に当たる。凶悪な銀河帝国が反乱軍への攻勢を強める中、故郷を出て反乱軍の一員となった青年ルーク・スカイウォーカーが、自らの思いがけない運命に直面するまでを描く。

Read Article

スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃(Star Wars: Episode II Attack of the Clones)のネタバレ解説まとめ

『スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃』とは、2002年製作のアメリカ映画。日本公開も同じく2002年の7月。スター・ウォーズサーガ・エピソード4~6から成る「旧三部作」に続く、「新三部作」の第二作目。前作「エピソード1 ファントム・メナス」で描かれたアナキン・スカイウォーカーの幼少時から10年後、ジェダイの騎士として青年に成長したアナキンの姿を描く。

Read Article

スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐(Star Wars: Episode III Revenge of the Sith)のネタバレ解説まとめ

「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐(Star Wars: Episode III Revenge of the Sith)」とは、2005年に公開されたアメリカ映画。エピソード4~6からなる「旧3部作」完結後、12年の時を経て製作された「新3部作」、エピソード1~3の完結編である。アナキン・スカイウォーカーがフォースの暗黒面に落ちダース・ベイダーとなり、長年に渡り平和を維持して来た銀河共和国が陰謀により銀河帝国へと変わるまでを描く。

Read Article

スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス(Star Wars: Episode I The Phantom Menace)のネタバレ解説まとめ

『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』とは、1999年製作のアメリカ映画。社会現象にまでなった「旧3部作」の完結より16年の時を経て製作された、スター・ウォーズサーガ「新三部作」の第一作目。旧三部作を通して「悪の主役」であったダース・ベイダー=アナキン・スカイウォーカーの幼少時の物語を描く。

Read Article

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(Solo: A Star Wars Story)のネタバレ解説まとめ

『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』とは、2018年製作のアメリカ映画。日本公開は2018年の7月。スター・ウォーズシリーズのスピン・オフ作品で、「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」に続く第二弾。旧三部作(エピソード4~6)で主役の一人であった、ハン・ソロの若き日の姿を描く。ソロの愛機であるミレニアム・ファルコン号や、長年の相棒であるチューバッカとの出会いなどに関する秘話が明かされる。

Read Article

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(Rogue One: A Star Wars Story)のネタバレ解説まとめ

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』とは、2016年に映画監督ギャレス・エドワーズによってアメリカで制作された実写SF映画。スター・ウォーズサーガの本編では語られなかった物語を描く、スピン・オフシリーズの第一弾。シリーズ1作目「エピソード4/新たなる希望」に登場した、銀河帝国軍の誇る究極兵器「デス・スター」の設計図を盗み出すため、決死の作戦に挑む戦隊「ローグ・ワン」の熾烈な戦いを描く。

Read Article

スター・トレック BEYOND(スター・トレック ビヨンド、Star Trek Beyond)のネタバレ解説まとめ

世界的人気を誇るジーン・ロッデンベリーのオリジナル『スター・トレック』を元に、2009年にJ・J・エイブラムズによってリブートされた作品。本作はシリーズ3部作の最後を飾る。 ジャスティン・リン監督(『ワイルド・スピード』シリーズ)が指揮。 エイリアンの襲撃を受け、エンタープライズ号を脱出したクルー達。降り立った未知の惑星でクルー達の絆が試される。

Read Article

M:i:III(ミッション:インポッシブル3、Mission: Impossible III)のネタバレ解説まとめ

往年の人気TVドラマ「スパイ大作戦」の映画化で、大ヒットスパイ・アクションにまで成長させたトム・クルーズ製作・主演のシリーズ第3弾。2006年公開のアメリカ映画。TVシリーズ「エイリアス」「LOST」で注目を集めたJ・J・エイブラムスの劇場映画初監督作品。フィアンセとの結婚を控え、一線を退き教官となった主人公イーサン・ハントが、凶悪な敵を前に世界を駆け巡り、再び危険なミッションに挑む。

Read Article

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(Mission: Impossible - Ghost Protocol)のネタバレ解説まとめ

往年の人気TVシリーズを、トム・クルーズ製作・主演、「Mr.インクレディブル」のブラッド・バード監督で映画化した大ヒット・アクションシリーズ第4弾。前作から5年後の2011年、日米同時公開。爆弾テロ犯の濡れ衣を着せられたイーサン・ハントとそのチームが、組織の後ろ盾を失いながらも事件の黒幕を突き止めるべく世界を股に過酷なミッションに挑む姿を圧倒的なスケールで描き出す。

Read Article

LOST(ロスト)のネタバレ解説まとめ

アメリカで2004年から2010年に掛けてシーズン1~6までの全121話が放送され、世界中を魅了したミステリーアドベンチャードラマ。エミー賞やゴールデングローブ賞など各賞を受賞し、熱狂的なファンを生み出すほどの社会現象を巻き起こした。飛行機事故で墜落したある島で、生存者たちの過去と島での日々そしてこれから起こる出来事が複雑に絡み合いながら、謎が謎を呼ぶ展開が繰り広げられていく。

Read Article

【スター・ウォーズ】アナキン・スカイウォーカーがダークサイドに囚われダース・ベイダーになった理由

スター・ウォーズ旧三部作の主人公ルーク・スカイウォーカーの父親であり、シリーズを代表するヴィランであるシスの暗黒卿・ダース・ベイダーでもあるアナキン・スカイウォーカー。 アナキンがダークサイドへ堕ちる理由となった悲劇とは。彼の悲しき人生を紐解き解説する。

Read Article

【スター・ウォーズ】服装から見えるスカイウォーカー家の光と闇【STAR WARS】

スター・ウォーズ シリーズの主人公であるアナキン=スカイウォーカー、ルーク=スカイウォーカーは共にエピソードの進行に伴い暗黒面、闇へと近づいていくかのように服装が徐々に黒く染まっていく。 その両者の内面の光と闇についてを映画の重要なキーワードであるフォースと共に追っていく。

Read Article

スター・ウォーズサーガ ストーリー復習 エピソードVI編

12月18公開の『スターウォーズ フォースの覚醒』に先駆けてスターウォーズサーガについて復習! シリーズ完結編!ジェダイとなったルークは父と知ったダース・ベイダーとその師のパルパティーンを倒しに向かう、一方同盟軍は破壊したデススターに変わる新たな脅威を壊し永遠に帝国を終わらせるために作戦をたてるのであった。

Read Article

『スター・ウォーズ』のグリーヴァス将軍には仲間になってほしかった(ネタバレあり)

『スター・ウォーズエピソード6』に登場した「悪役」グリーヴァス将軍。スピンオフアニメでも「敵キャラっぷり」が描かれていた彼ですが、戦士としての誇りはあるし、ヴィジュアルもそれなりにかっこいいしで、敵にしとくのがもったいないキャラだと思うのです。『少年ジャンプ』のごとく「敵キャラが仲間になる」パターン、アメリカにはそうそうないんでしょうかね・・・。

Read Article

萌えるドロイドC-3POについて

いよいよ今年、「スターウォーズ」最新作が公開されますね。そこで、新旧6部作すべてに登場したプロトコル・ドロイド、C-3POについて語りたいと思います。「ああ、あのやかましい金ぴかね・・・」なんて思う方もいるでしょう。相棒のR2D2が勇敢な分「ダメな奴」「臆病もの」思われがちですが、彼だって結構できるドロイドですし、なにより萌えるドロイドなのです。

Read Article

スター・ウォーズの世界を鎧武者で再現!「名将MOVIE REALIZATION」が超カッコいい!

この冬に「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」が公開されるSF映画の金字塔スター・ウォーズシリーズ。第1作目の公開から38年が経過した今なお新たなファンを獲得し続けるスター・ウォーズに注目のフィギュアが登場しました!その名も「名将MOVIE REALIZATION」!スター・ウォーズのキャラを鎧武者に見立ててデザインされたフィギュアは超カッコいいですよ!

Read Article

博多華丸、大吉ついにYouTuberに挑戦!! 第八章 スターウォーズの名台詞を博多弁で言ってみた~

「華丸大吉ユーチューバーなりたい」も今回で八回目。今回は華丸と大吉それぞれがプレゼンした企画で YouTube動画作成。それぞれの企画から華丸と大吉それぞれの「個性」が表れているのがこの動画作品の特徴である。 また、所々に彼らの普段の姿を垣間見ることができる。一つの動画で二度楽しめる構成になっており、お得感満載の動画作品に仕上がっている。

Read Article

世界での評価も高い日本のCM カップヌードル編

1971年に販売が開始された、日清のカップヌードル。世界80カ国以上累計販売数300億食を超える日本を代表するロングラン&メガヒット商品です。 そんなカップヌードルですが、なんとCMは世界的な賞や使用曲が人気を博すなど話題に事欠かないのであります。 今回は、そんなカップヌードルのCMをその時代と共に紹介していきたいと思います。

Read Article

Youtuber「兄者弟者」さんたちのオススメ動画《FPS編》

大人気Youtuberの「兄者弟者」さんはご存知でしょうか?特に弟者さんの声が、声優の大塚明夫さんにそっくりなのです!くわえて非常にFPSゲームが上手いこともあり、現在チャンネル登録者数は100万人を突破した、有名な投稿者さんの一人なのです。今回はそんな「兄者弟者」さんが数多くアップロードした動画の中で、一度は見ておきたいオススメの《FPS》動画をまとめてみました。

Read Article

これだけはやっておけ!絶対にプレイしたいPS4超大作タイトル(FPS、RPG、オープンワールド)

発売当初の価格から現在は1万円引きの定価となったPS4。近年では有名メーカーから海外のカンパニーなどから、様々なジャンルのゲームが制作・発売されており、その画像の綺麗さや操作性の良さなど、納得のできるものばかりです。そんな数多く存在するPS4タイトルの中から、ゲーム好きなら絶対にプレイしておきたいオススメタイトルをまとめてみました。

Read Article

目次 - Contents