宇宙人ポール(Paul)のネタバレ解説まとめ

『宇宙人ポール』とは、アメコミのイベントに参加するためイギリスからやって来たSFオタクの二人の男が、UFOの跡地巡りの旅の途中でポールと名乗る本物の宇宙人と遭遇し、彼を故郷の星に返してあげようと奮闘しまくるアメリカとイギリス製作のSFコメディ。2011年公開。様々なSF映画ネタが出てくるストーリーを担当したのは主演の二人を演じているサイモン・ペッグとニック・フロスト。

コミコンでサイン会を開いていた人気SF小説家。
著書に「スターペッパーと毒吐き虫」「スターペッパーと真鍮のニワトリ」「ウラナスの愛人」「囚人441」などがある。クライヴと会って2年後、同じコミコンでクライブの書いた小説「ポール」がネビュロン賞を受賞したことで彼を表彰する式で司会をする。

ガス(演:デヴィッド・ケックナー)

ダイナー“エイエリアン・イン”でグレアムに絡む、見るからにガラの悪い中年男。
グレアムとクライブを見て、さげすむ様に二人にオカマ野郎と暴言を吐きまくる。グレアム達は相手にせず、そそくさとカフェを出るがクライブが運転を誤ってガス達の車の車体を凹ませてしまう。
後で、また別のレストランでグレアム達と出くわし彼らを追いかけるが、キャンピングカーから姿を見せたポールに驚き卒倒してしまう。

ジェイク(演:ジェシー・プレモンス)

ガスの相棒の青年。
ガス同様に、グレアム達を小バカにするイヤなヤツ。ポールを見た後は動揺が隠せず、ハガードからポールの似顔絵を見せられた時はビビリまくってしまう。

パット・スティーヴンソン(演:ジェーン・リンチ)

ダイナー“エイリアン・イン”で働く女性。
コミコンでのクライヴのネビュロン賞の表彰式の会場では、なぜかルースの隣の席にいた。

『宇宙人ポール』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

キャンピングカーにぶつかって死んだ鳥をポールが生き返らせるシーン

走行中のキャンピングカーに鳥がぶつかり死んでしまうが、ポールが死んだ鳥を両手で抱え、グレアムとクライブの前で蘇生能力を使って念じると、鳥が羽根をばたつかせ生き返った。
「奇跡だ」とクライヴは驚きながらも喜ぶが、ポールは生き返った鳥をガブリッと口に入れ旨そうに食べてしまう。「生き返ったのにどうして」とクライヴがいぶかると、「死んだ鳥は食えんだろ」とあっさり答えるポール。ちょっぴり残酷なのに、妙にユーモラスなシーンだ。

ポールに誘われ、彼と一緒に宇宙船に乗りこむタラ

ポールはタラに一緒に行こうと誘い、彼女もそれに応じ宇宙船に乗り込む

ポールがグレアム達との最後の別れ際、タラに「一緒に行こう」と誘うシーン。自分のせいで彼女に辛い人生を送らせたことに対する責任を取って新しい人生をプレゼントしたいと考え、誘ったのだ。タラは一瞬戸惑うが、今は家も失い地球に何の未練もないとオーケーし宇宙船に乗り込む。ファンタスティックで心温まる名場面だ。

「屁の採取も、ケツの研究もしねえよ」

グレアム達が宇宙人ポールに初めて遭遇する場面で、グレアムがポールに「エイリアンか」と聞くと「君たちにとってはね」と返事し、恐る恐る「指、入れるの?」とグレアムが聞いたときのポールの言葉。
人間がエイリアンに拉致され体を詳しく調べられるという話は、海外では真偽は別にして体験談なども多く、SF小説やSF映画でもテーマとして扱われることがある。
映画では「コミュニオン/遭遇」(88年 出演:クリストファー・ウォーケン)「ファイヤー・イン・ザ・スカイ/未知からの生還」(93年 出演:ロバート・パトリック)などがある。
エイリアンが人間の体を調べるもんだと勝手に思い込んでいるグレアムに呆れたように「また、それかよ」と言い返し、続けてそんなことするわけないだろとばかりに言い返すユーモラスなシーンでもある。

「これだけど、返してほしいよね、どうぞ」「ありがとう」

少女時代のタラが手に持っていたクマのぬいぐるみ

60年ぶりにタラと再会したポールがタラにクマのヌイグルミを返すときの二人のセリフ。
幼いタラがポールと遭遇したときに手に持っていたヌイグルミで、彼が政府機関に連れ去られるときになぜか一緒に持って行ったようで、それを何時の日か彼女に返そうと彼は大事に保存していた。ポールから受け取ったヌイグルミをタラが大事そうに抱え「ありがとう」と言うところは、長い時を経ても互いの心が初めて会った時のままだと思わされ、胸にグッとくる。

keeper
keeper
@keeper

目次 - Contents