ヱヴァンゲリヲン新劇場版(ヱヴァ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』とは、2007年から公開されているアニメ映画シリーズである。
1994-1995年のTVシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』が原作。総監督はTVシリーズと同様に庵野秀明が担当している他、主要スタッフや声優もほぼ同一でリメイクではなく「リビルド(再構築)」作品。
全4部作予定で、現在3作目まで公開済み。巨大人型兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットの少年少女を主人公とし、人類の敵「使徒」との闘いや人間同士の争い、陰謀の謎解き、主人公の苦悩や成長を描いたストーリーである。

声 - 岩永哲哉

第3新東京市立第壱中学校2年A組におけるシンジのクラスメート。
軍事オタクでカメラマニア。常にビデオカメラを肌身離さず持ち歩いている。トウジほど熱血漢ではないが友人想いであり、観察眼が優れている。
『序』ではヤシマ作戦直前にトウジと共にシンジへのボイスメールを送り、「碇、頑張れよ」とメッセージを送っている。トウジと同様に、第6の使徒撃破の成功の一因となった。
『破』で加持から海洋生物研究所の社会見学に招待された際には非常にはしゃいでいた。
『Q』では生死不明。

洞木ヒカリ(ほらき ヒカリ)

声 - 岩男潤子

シンジのクラスメートで、2年A組の学級委員長。同級生から「委員長」と呼ばれている。14歳。
真面目な性格で、そばかすが特徴。トウジに好意を抱いている。アスカとは仲が良く、『破』では2人が親しくなる経緯が描かれる。また、『破』では第10使徒が襲撃した際トウジやケンスケとともに避難する様子が描かれ、爆風が迫った際にトウジに守られている。

その他

加持リョウジ(かじ リョウジ)

声 - 山寺宏一

『破』から登場。NERV主席監察官。ミサトの元・恋人。
元はユーロ支部に所属していて、ストーリー開始時点で同所属で仮設5号機パイロットのマリと知り合いであり、仮設5号機が急造品であることを詫びている。マリ(仮設5号機)と第3使徒の闘いが始まると旧北極のベタニアベースを脱出し、日本に向かう。
ゲンドウに謎の重要物「ネブカドネザルの鍵」を届けた後はNERV本部に所属となる。その後はシンジ達を海洋生物研究所の社会見学に招待し、セカンドインパクト前の海洋生物や海の水を見学させ、地球の生命について知っておいてほしかったと語るなど、教師的な存在としても描かれている。
旧シリーズと同様、ジオフロント内でスイカを育てていて、シンジに缶コーヒー1本で畑仕事を手伝わせたりもしていた。
詳細は不明だが本シリーズでもスパイ活動していて、ベタニアベースの使徒暴走事件は5号機を葬るために彼が工作していたらしい。
『Q』では未登場だが、ヴィレのメンバーのコウジがミサトに関して「加持の話より面白い艦長」と語っている。

ペンペン

声 - 林原めぐみ

ミサトが飼っている温泉ペンギン。正式名称は「BX293A PEN2」。オス。
ミサトの家では専用の冷蔵庫で寝ている。酒を飲んだり、温泉や風呂が大好きだったりと変わったペンギン。

キール

声 - 麦人

秘密結社ゼーレの代表格で人類補完委員会の議長。本シリーズでは人間の姿は登場せず、モノリスの立体映像を通じた音声のみ。名前も劇中やエンドロールでは語られずBlu-ray/DVDの「SCRIPT」で「キール」とだけ表記されている。『破』のBlu-ray/DVD付属のブックレットには「ゼーレ01」と記載されている。
『Q』では、ゼーレのメンバーは「人類とは別の、人類に文明を与えた生命体」と語られている。旧シリーズではゲンドウがゼーレを裏切るため敵対するが、本シリーズでは関係は最後まで良好。サードインパクトの発生によって自分達の目的は達成されたため、以降の人類補完計画はゲンドウに任せると言い残し、冬月にモノリスの電源を落とされて消滅した。

碇ユイ(いかり ユイ)

声 - 林原めぐみ

シンジの母親でゲンドウの妻。
かつては大学で冬月の教え子の優秀な研究員だった。
エヴァシリーズの開発初期において、コアへのダイレクトエントリー方式を提案。シンジが3歳の頃に初号機の起動実験中にエヴァ内部に取り込まれて消滅する。公式には死亡したことになっており墓も建てられているが、遺体は残っていない。ただし、DNAの一部は残っていたためそれをベースにクローンボディが作られ、綾波レイが誕生する。
本シリーズではほとんど登場していない。ゲンドウが本気で気にかける数少ない存在。
『Q』では旧姓は「綾波」だったことが判明。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の用語

汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオン

左:8号機、右:改2号機。上空にあるのは『Q』に登場する戦艦「AAAヴンダー」。

一見、巨大ロボットだが厳密には巨大人造人間。
名前の由来は、聖書における最初の女性エヴァ(イブのこと)と、エウアンケリオン(福音)から。
稼働にはパイロットの脳波A10神経による「シンクロ率」が重要視される。脳波によってある程度エヴァとシンクロし、操縦桿を使用することで操縦する。シンクロ率が高いほど、より精密にエヴァを操縦できる。ただし、エヴァが損傷を受けた際は内部にいるパイロットも同じ箇所に同じダメージを痛みとして味わうため、高いシンクロ率は諸刃の剣でもある。この点を考慮した仕様として、シンクロ率はネルフ側で操作することも可能で、場合によっては全面カットも成される。
通常はアンビリカルケーブル(へその緒という意味)で電力を供給されているが、これが断ち切られる、もしくは抜けると内臓電源に切り替わる。内臓電池の活動限界は5分。機能やカラーリングも様々で、色は塗り替えることも可能。

本シリーズでは旧シリーズと同様の初号機・零号機・2号機・3号機の他、Mark.06(マーク・シックス)やMark.09(マーク・ナイン)、第13号機など表記が異なる種類のエヴァも登場する。また、旧シリーズでは2号機や3号機は「弐号機」「参号機」と表記されていたが、本作以降はアラビア数字表記。

プラグスーツ

パイロットがエヴァに乗る際に着用する専用スーツ。乗りこむ機体のナンバーが記されている。着用する際は全裸でなければならず、首から足までの一体型で、足から履くようにして着る。手首部分のスイッチを押すと体に密着する仕様。シンクロ率を上げるだけでなく、生命維持装置もついており、緊急時でもある程度の命の保証がされている。
着用は必須ではなく、シンジは作中で二度学生服を着て乗り込んだ。

頭部に装着する。カチューシャの両端に端末のようなものがついており、脳波と機体の接続を行うもの。
アスカは普段からヘアアクセサリーとして使用している。

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