キングダム ハーツII(KH2 / KH2FM)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『キングダム ハーツII』とは、2005年にスクウェア・エニックスより発売されたPS2向けのゲーム。
『キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ』終了後のストーリーでFF、ディズニーキャラも多数出ている。
今作は、トワイライトタウンに住む少年・ロクサスが奇妙な事件に巻き込まれるところから始まり、前作で眠っていたソラが目覚め、新しい力を手に入れ世界を巡る旅に再び出発するストーリーとなっている。

この男の正体は、アンセムの弟子、ゼアノートのノーバディだった

ゼアノートのノーバディが姿を消すと、続いてアクセルがソラ達の前に姿を現した。
アクセルは、ソラがXIII機関に知らない間に利用されていること、先程ソラの前に現れたゼアノートのノーバディ・ゼムナスがソラをハートレスにしようと
企んでいることを話した。
XIII機関は、ソラにキーブレードでハートレスを倒させ、飛び出した心を集めているということだった。
心を集めている理由をソラが聞くと、アクセルの話を遮るかのように、別のXIII機関メンバーNo.7である青い髪のサイクスという男が現れてしまい、機関を裏切っているアクセルは逃げてしまい、聞けずじまいであった。
サイクスは、カイリを機関で丁重にもてなしていると言う。
そして続けて「心は闇に集い、キングダム ハーツとなる」と言った。
キングダム ハーツはありとあらゆる心の集合体であり、心のないノーバディであるXIII機関はキングダム ハーツを手に入れ、完全な存在になることを目論んでいるとサイクスは説明し、ソラにハートレスやノーバディをけしかけ、サイクスも去って行った。

ソラがキーブレードを使いハートレスを倒してしまうと、XIII機関の思惑通りに事が進んでしまう。
世界を平和にという思いで、今までキーブレードを使い戦ってきたソラだったが、急にその行動の意味が分からなくなってしまう。
キーブレードを使うことを躊躇うソラの前に、見覚えのある人物が現れる。
それは世界を支配しようとしていた魔女、マレフィセントであった。
ソラ達が消滅させたと思っていたが、実際は闇の中に取り込まれただけであり、復活を果たしていた。
XIII機関はマレフィセントにとっても敵であり、ソラ達への恨みを忘れたわけではないが、この場を助けてくれるという。
しかし、それでもキーブレードは使えないソラ。
するとソラは突然、真っ暗な世界に飛ばされてしまう。
どこかは分からなかったが、何となく闇の世界である気がするソラ。
出口を探し、歩き回っていると、黒いコートを着て、フードを被った人物が立っていた。
その人物は箱だけを置いて、姿を消してしまった。
箱の中には、トワイライトタウンの前でハイネ、ピンツ、オレット、そしてロクサスが微笑む写真とアイスが入っていた。
アイスはいつも、ロクサスがハイネ達と食べていたお気に入りのシーソルトアイスだった。
シーソルトアイスをソラが食べると、ゲートが開き、ソラ達は移動手段であるグミシップへ戻っていた。
悩むソラだったが、利用されているのだとしても、今まで通りキーブレードで戦っていくことを決意したのだった。

男が置いていった箱に入っていた、ハイネ達の写真

ホロウバスティオンを後にしたソラ達が辿り着いたのは、以前にも訪れたことがある「ビーストキャッスル」だった。
野獣の姿をしたビーストにソラ達は会うが、ビーストはソラ達には目もくれず、ケースに入れられたバラを手に取りその場を去ってしまった。
以前は一緒に戦ったこともあるが、今回のビーストは様子が変だった。
城の奥へ進むと、部屋があり、セブン・プリンセスの一人であるベルが部屋の中で途方に暮れていた。
ベルはソラ達のことを覚えており、現状ビーストに起きている異変についてソラ達に説明をした。
ある日、ビーストが豹変し、召使達を地下牢に閉じ込めてしまったという。
ひとまず、ソラ達は地下牢に行き、召使達を助け、話を聞いた。
実は、ビーストキャッスルに居るベル以外の存在は、ある晩魔女という身分を隠したお婆さんが訪ねて来て、王子であるビーストを含め、召使達に呪いを掛けてしまったのだと言う。
召使達はティーポットだったり、ロウソクだったり、人間ではない姿をしていた。
呪いを解く為には、先ほどビーストが持ち去ったケースのバラが枯れる前に、ビーストが誰かと相思相愛にならなければならないという。
その後、ビーストの部屋へ戻り、時計に姿を変えられた執事長と合流する。
執事長の目覚まし時計の音により、ビーストは正気を取り戻すことが出来た。
ビーストの話では、黒いコートの人物ーXIII機関のNo.3であるザルディンという男が現れて以来、ビーストは正気を失ってしまっていたようだった。
正気を取り戻したビーストは、ソラ達とベルの部屋に行き、ベルに謝罪をした。
一安心かと思いきや、ビーストが持っていたはずのバラがザルディンに盗まれてしまう。
XIII機関であるザルディンは、ビーストの強い心に目をつけ、ビーストをハートレス化させ、ノーバディを生み出す計画を企んでいた。
ベルまでザルディンに攫われてしまい、ビーストはベルか、バラか、どちらかを選べと選択を迫られる。
ビーストは、ソラ達の協力を得て、ザルディンに挑む。
苦戦するものの、ソラ達はザルディンに勝利し、ザルディンは消滅した。
バラもベルも無事にビーストの元へ戻り、ビーストはベルの無事を何よりも喜んでいた。

6本の槍を自在に操るザルディン

ビーストキャッスルを後にしたソラ達は、再びホロウバスティオンに戻ってきていた。
以前訪れた時よりも、ハートレスの数が激増してしまい、防衛装置も暴走してしまっている状態であった。
何とか、マーリンの家に逃げ込んだソラ達だが、そこではコンピューターに向かって難しい顔をしているシドが居た。
シドの話では、アンセムのコンピューターが暴走したことにより、アンセムの部屋の奥の隠し部屋にあるハートレス製造装置から人工的にハートレスが作られているとのことだった。
製造装置を止めようとして、アンセムのコンピューターをめちゃくちゃにいじってしまったソラ達は、コンピューターからの警告を受け、そこから放たれた光に包まれてしまった。
ソラ達が気付くと、ホロウバスティオンではない、別の世界に飛ばされていた。
コンピュータープログラムの中だと教えてくれたのは、トロンと名乗る存在だった。
トロンは、人の形を具現化しているように見えるが、データ世界のセキュリティプログラムであると言った。
コンピューターが暴走してしまった原因は、MCPと呼ばれるマスター・コントロール・プログラムが悪さをしているせいだと、トロンから説明を受けたソラ達。

その頃、ホロウバスティオンでは、シドが「MCP除去プログラム」を作っていた。
出来上がったディスクをレオンが入れるが、警告されはじき出される。
それを見たエアリスが、強引にディスクを入れた。
エアリスが入れたプログラムが、トロンの元へ届き、トロンはパワーアップした。
トロンと一緒にMCPを倒そうとソラ達はMCPの元へ向かった。
ソラ達はトロンと連携し、MCPを撃破、デリートまで完了した。
ホロウバスティオンの世界で戻ってきたソラ達に、コンピューターの中からトロンが語りかける。
トロンは、自分が居る世界を助けてくれたお礼に、このホロウバスティオンが出来た頃の景色を見せてくれた。
緑豊かで美しい街を見て、エアリスが本当のこの街の名前は「レイディアントガーデン」「輝ける庭という意味」だとソラ達に教えた。

ホロウバスティオンは、本当はレイディアントガーデンという名前の街だった

ホロウバスティオンを後にしたソラ達は、以前暗闇の中で黒いコートの男が残していった写真を頼りに、トワイライトタウンの屋敷前に来ていた。
そこでは、カイリを探しに来たらノーバディに襲われたというハイネ達が倒れていた。
助け起こしたソラ達に、ハイネは屋敷には怪しい奴らが出入りしていると言った。
ハイネ達にもちゃんと理解はしていない様子だったが、どうやらもう一つトワイライトタウンがあり、この屋敷は二つのトワイライトタウンを結ぶものであり、カイリももう一つのトワイライトタウンに行ってしまったのだとソラ達は考えた。
そこへ、王様がやってきて本物の賢者アンセムがXIII機関の本拠地に行ったという情報を持ってきた。
ソラ達、ハイネ達は、全員で屋敷に入り、進んでいくうちにコンピュータールームにたどり着いた。
ピンツがコンピューターを操作するが、途中でまたパスワードが分からず、操作が止まってしまう。
ソラは、男が置いて行った箱の中には、写真とアイスが入っていたことを思い出す。
甘くてしょっぱいアイス、シーソルトアイスだ。
王様の、賢者アンセムはアイスが大好きだったという情報も手伝い、シーソルトアイスをパスワードとして打ち込むと近くにあった転送装置がようやく起動した。
ハイネ達を残し、ソラ達だけで転送装置に入った。
着いた場所は、元のコンピュータールームによく似ていたが、先程まで居た場所とは違い、コンピューターは壊されていた。
ここはもう一つのトワイライトタウン。
ロクサスの居たトワイライトタウンなのだと、ソラは思った。
ソラはロクサスの事を思い出したわけでなかったが、ソラの中に居るロクサスがソラに思い出させようとしていたのだろう。

もう一つのトワイライトタウンに着いたソラ

もう一つのトワイライトタウンを進んでいると、無数のノーバディに囲まれるソラ達。
キリがなく湧いてくるノーバディに苦戦するソラ達の前にアクセルが現れる。
そして、ソラと敵対していたはずのXIII機関のメンバーであるアクセルは、苦戦するソラ達を助けてくれた。
早く行けとソラを促すアクセル。
そしてカイリを攫ったが、逃げられてしまったこと、カイリがXIII機関のNo.7サイクスに捕まったことを話した。
敵なのか味方なのか分からないアクセルだったが、最後は必殺技を放ち、ノーバディを全滅させた。
ソラがアクセルの方を向くと、煙のようなものを体から出し、アクセルは倒れていた。
何をするつもりだったんだと問うソラに、アクセルは「好きだったロクサスに会いたかった」「ロクサスと居ると、自分にも心がある気がした」と告げ、消滅してしまった。

攻撃の反動により、消滅してしまうアクセル

それでも、ソラは先に進まなければならない。
アクセルが開けたワープホールへ入り、何もない空間からようやく抜けたと思った場所は、高層ビルの立ち並ぶ「存在しなかった世界」と呼ばれるひと気のない街だった。
街を抜けた先には宙に浮かぶ城が見え、ソラはカイリはあそこにいると信じて進む。

一方、カイリは宙に浮かぶ城の中で監禁されていた。
そこへワープホールを使ったナミネが現れ、カイリを監禁から助け出す。
走って逃げるカイリとナミネの前にサイクスが立ちはだかる。
しかし、そこへ黒コートを纏い、フードを被った男が現れると「ロクサスに倒されたのではなかったのか」とサイクスが驚く。
黒コートの男はサイクスを撃退し、サイクスは去って行った。
フードを取った男は、アンセム(前作のラスボス、ゼアノートのハートレス)の顔をしていたが、カイリは「リク!会いたかった」とリクの名前を呼んだ。
ソラ達は、ようやく城の中に入り、カイリを探していた。
そこへサイクスが現れる。カイリの居場所を問うソラだが、サイクスは答えずあれを見ろと、虚空に浮かぶハート型の月をソラ達に見せた。
あれがキングダム ハーツであるとサイクスは言った。
ソラがキーブレードを使いハートレスを倒したことにより、心が集まり続けキングダム ハーツができていたのだ。最後の仕上げとばかりにハートレスをソラ達にしかけサイクスは去って行った。

ソラがキーブレードを使うのを躊躇っていると魔弾が飛んできて、大量に居たハートレスを倒した。
ソラの事を「ロクサス」と呼んだその男は、以前ホロウバスティオンで会ったXIII機関No.2のシグバールであった。
自分がロクサスと呼ばれることに疑問を投げかけるソラを無視し、シグバールはここまで機関を追い詰めたキーブレードの勇者であるソラに感心した。
しかし、「裏切り者は消えろってハナシだ!」とソラに襲い掛かる。
シグバールの魔弾をいなし、ソラはシグバールに斬りかかり、勝利する。
シグバール消滅の間際、なぜ自分がロクサスと呼ばれるのか聞いたソラだったが、シグバールは「混乱してろ」と残し消滅した。

別の場所では、キングダム ハーツに心が吸い込まれていく所をゼムナスは一人見つめていた。
更にゼムナスは「我らノーバディの力となれ」と叫んだ。

多くの心を吸い込んだキングダム ハーツ

シグバールに勝利したソラは、カイリ達が居る場所にたどり着く事が出来た。
カイリはソラに抱き着き、夢じゃないとソラもカイリを抱きしめる。
その光景を近くで見ていた、アンセムの顔をした男は何も言わず去ろうとしていた。
しかし、カイリを助けてくれたことに感謝を述べるソラ。
そして、カイリが「行かないでリク」と男の腕を掴んだ。
その場に居た全員が驚き、理解が出来ていなかった。
ただの闇の住人だと言う男。
カイリは、ソラにリクであることを分かってもらう為、ソラの手を男の手の上に乗せた。
言われたとおりにしたソラは、重なった手から確かにリクの存在を感じた。

ずっと探し続けていたリクだと分かったソラは、泣き出し、どうして自分に無事なことを教えてくれなかったのかと問う。
リクはリクの心の中に入り込んでしまったアンセムの闇の心に打ち勝ったが、勝つ為には闇の力が必要で、その力を使う為にはアンセムになりきるしかなかったと言う。
それでも、どんな姿でもリクはリクだとソラ、リク、カイリは幼馴染の再会を喜んだ。

幼馴染の再会を喜ぶソラ、リク、カイリ

ソラが、リクとの再会を喜んでいる頃、王様はディズがノーバディに襲われている場面に遭遇していた。
王様はノーバディに立ち向かい、ディズを助けた。
助けられたディズは、覆面を取り「久しぶりだな」と王様に声を掛ける。
覆面の下には、金髪の顔があり、ディズの正体が本物の賢者アンセムであったことを王様は驚く。
王様は心はリクのまま、どうしてアンセム(ゼアノートのハートレス)の顔になってしまったのか、アンセムに尋ねる。
それは、自分のせいだとアンセムは話し始めた。

まだアンセム(賢者アンセム)と出会ったときのリクは、リクの姿であった。
そして、アンセムはリクにXIII機関のロクサスという男を自分の元に連れてくるように指示し、ソラのために必要だと言った。
ソラの為と聞いて、何も聞かずに出て行ったリクは、ロクサスと戦ったが、追い詰められてしまう。
なんとしてでもロクサスを連れて行こうとするリクは、自身の心に巣食う闇の力を使った。そうしてロクサスを連行することができたが、その時からリクの顔はアンセムの顔になってしまっていたのだった。
それから、アンセムはXIII機関の指導であるゼムナスは、元々はアンセムの弟子のゼアノートであり、アンセムから研究と誇りを奪った弟子達であるXIII機関が許せなかったとも言っていた。
それから、アンセムは近くにあった謎の機械をキングダム ハーツに向けた。
にアンセムは、この機会でキングダム ハーツを吸い取り、データ化させると答えた。
機械から放たれた光は、キングダム ハーツへ届いた。

王様と、これまでの経緯を話す賢者アンセム

一方、ソラ達はその頃、「存在の証」という小部屋へたどり着いていた。
そこには、XIII機関のメンバーに対応した13の墓のようなものがある部屋で、現在残っているメンバーはあと3人であることが分かった。
それぞれのNo.の墓に移動すると、消滅したはずの機関員までもが次々ソラに襲い掛かる。
そして、いずれのメンバーもソラを見ると「ロクサス」と呼んだ。
なぜ自分がロクサスと呼ばれるのか、今度はリクに問いかけるソラ。
リクは淡々と、「ロクサスはソラのノーバディ」であることを説明する。
一年前、カイリを助けようとして、ソラはハートレスになったことを思い出した。
ロクサスがキーブレードを使えたのも、ソラのノーバディだったからだとリクは言う。
ソラは話を聞いているうちに、ロクサスに会いたい気持ちが大きくなっていた。
そして、今回の世界の異変を企てた張本人を倒す為、一同は先へ進んだ。

ロクサスについて、ソラに説明するリク

同じ時、アンセムと王様はまだキングダム ハーツに光を当て続けていた。
長年心の研究をしてきたアンセムだが、心のデータ化は思い通りに行かないことばかりだったと王様に話す。
ソラを復活させようとしている最中、様々な計画があったが、実際にソラが動き出したことにより全てが無駄になり、アンセムの研究も計画も、ソラの心にはかなわないことを知ったとアンセムは笑って言った。
そうこうしているうちに、キングダム ハーツへ光を当てていた機械が煙を吹き始めた。
アンセムは、これもまた心はデータ化が出来ないという証明といい、機械が壊れたら何が起こるか分からないから逃げるように王様へ提案する。
その時、丁度ソラ達がアンセムと王様の元に到着した。
アンセムは、ソラに後のことを頼み、届かないと分かっていても、ロクサスに向けて謝罪をした。
ソラ達が到着した後、ゼムナスも同じ場所に姿を現す。
かつての師を見て、ゼムナスは「情けない姿だ」と一蹴した。
そして、アンセムこそがすべてのハートレスの起源であり、アンセムの研究があったからこそ、ゼムナスの野心が目覚めたとゼムナスは続けた。
すると、機械が激しい光を放ちながら爆発し、その爆発に巻き込まれた賢者アンセムは吹き飛んだ。
あまりのまぶしさに、ソラは目を閉じ、次に目を開いた時には、アンセムの姿から元の姿に戻ったリクを目にする。
リクが元の姿に戻ったのを見た王様も、アンセムの言っていた「何が起こるか分からない」というのはこういうことかと納得した。
そして、今残っているXIII機関はゼムナスのみであり、ゼムナスを倒そうとリクは、着ていた黒いコートを脱ぎ捨てた。

かつての師と弟子の対面

ソラ達は、ようやくゼムナスの場所までたどり着いた。
しかし、アンセムの機械によって爆発され、壊れたキングダム ハーツを見ていたゼムナスは、「またやり直しだ」「心こそが力を生み出す」と言って姿を消した。
ゼムナスを探すソラ達だったが、いつの間にかソラ達の後ろには巨大な扉が出現していた。
王様が言うには、世界がソラ達に運命を委ね、世界がくれた扉だという。
王様、ソラ、リクの3人分のキーブレードで扉を開き、ゼムナスが待つ扉の中へ全員で入る。
しかし、ゼムナスにより王様とカイリは閉め出されてしまい、ソラとリクのみが扉の中へ残った。

リクと協力し、ゼムナスの攻撃を交わしながら戦うソラは苦戦しつつも、ゼムナスを追い込んだ。
追い込まれたゼムナスは「怒りや憎しみが足りない」と言い、頭を抱えて苦しんでいるようだった。
そんなゼムナスに、ソラは「心は怒りや憎しみだけじゃなく、良い事もあって、色んなものが詰まっているんだ。忘れちゃったのか?」と諭す。
しかし、そんなソラの言葉にゼムナスは「残念ながらそんな物はもう忘れた」と言い、消滅した。

ゼムナスへ挑む二人

今回の世界の異変の元凶であったゼムナスを消滅させたことで、王様とカイリにも再び会うことが出来たソラとリク。
その時、ふいにワープホールが開き、ナミネが現れた。
カイリは、様々な部分で助けてくれた自分の半分であるナミネに「ありがとう」と伝えた。
そして、ナミネがソラに向かって「ね、また会えたでしょ?」と言う。
ソラには何の事か分からなかったが、その言葉により、ソラの内側からロクサスが出てきた。
ナミネは、ノーバディは闇に消える運命だと思っていた。
けれど、ロクサスもナミネも元の存在と出会う事で、闇に消えることはなかったのだと話す。
ソラとカイリが会う時ならば、ソラのノーバディであるロクサス、カイリのノーバディであるナミネも会うことが出来るとナミネは言った。
ナミネはカイリの中に、ロクサスはソラに「心配するな、全部お前だ」と告げソラの中に帰って行った。

YasunoyasurinOs9
YasunoyasurinOs9
@YasunoyasurinOs9

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野村哲也によるKHシリーズのデザインイラスト・画像集【キングダム ハーツシリーズ】

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『キングダム ハーツ シリーズ』はディズニーとスクウェア・エニックスのコラボレーション作品であり、2002年に発売された『キングダム ハーツ』から続くシリーズである。ディズニーや『ファイナルファンタジーシリーズ』といった人気コンテンツの世界観を一度に楽しめるため、非常に人気の高いシリーズとなっている。

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KHシリーズの歴代ボスキャラクターまとめ【キングダム ハーツシリーズ】

KHシリーズの歴代ボスキャラクターまとめ【キングダム ハーツシリーズ】

『キングダム ハーツ シリーズ』はディズニーとスクウェア・エニックスのコラボレーション作品であり、2002年に発売された『キングダム ハーツ』から続くシリーズである。『キングダム ハーツ シリーズ』ではハートレスやノーバディなどオリジナルの敵の他、ディズニーのキャラクターや、『ファイナルファンタジーシリーズ』のキャラクターがボスとして立ちはだかることもある。

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KH・KH FM・KH COMのハートレスまとめ【キングダム ハーツシリーズ】

KH・KH FM・KH COMのハートレスまとめ【キングダム ハーツシリーズ】

ここでは、『キングダム ハーツ(KH)』、『キングダム ハーツ ファイナル ミックス(KH FM)』、『キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ(KH COM)』のハートレスについてまとめる。 ハートレスは『キングダム ハーツシリーズ』に登場する敵キャラクターである。シリーズを通して物語に最も多く登場する怪物で、人の心の闇が膨らみ続けて完全に闇に染まることで生まれる。そして人の心の闇に反応し、心を奪って次々と増殖する。知性は乏しく、ただ心を奪うという本能がハートレスを動かしている。

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【KHシリーズ】キーブレードの解説まとめ【キングダム ハーツシリーズ】

【KHシリーズ】キーブレードの解説まとめ【キングダム ハーツシリーズ】

キーブレードは『キングダム ハーツシリーズ』に登場する鍵の形をした伝説の武器である。作中では単に「鍵」と呼ばれることもある。ありとあらゆる鍵穴を開閉する力や、闇や狭間に属する存在を倒す力を持つ。複数所持することも可能であるが、使い手の心の数につき一本しか呼び出せないため、一部の例外を除いて同時に複数のキーブレードを使用することは不可能である。

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【KHシリーズ】XIII機関の解説まとめ【キングダム ハーツシリーズ】

【KHシリーズ】XIII機関の解説まとめ【キングダム ハーツシリーズ】

XIII機関は『キングダム ハーツ シリーズ』に登場する組織の一つ。ノーバディの中でも特別な力を持った存在たちによって結成されており、あらゆる世界の裏側で暗躍している。全員が黒いコートを纏っていることが特徴で、それぞれが専用の武器・司る属性・専属の配下ノーバディを持つ。彼らの名前は人間だった時の名前に「X」を足してアナグラムにしたものとなっている。

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KHBCの徹底解説・考察まとめ【キングダム ハーツ キー バックカバー】

KHBCの徹底解説・考察まとめ【キングダム ハーツ キー バックカバー】

『キングダム ハーツ キー バックカバー』はPlayStation 4用ゲームソフト『キングダム ハーツ HD 2.8 ファイナル チャプター プロローグ』に収録された映像作品である。PCブラウザゲームおよびスマートフォン用として配信された『キングダム ハーツ キー』『キングダム ハーツ アンチェインド キー』の裏側で起きていた物語を描いており、マスター・オブ・マスターとその6人の弟子の視点となっている。

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KHシリーズのドリームイーターまとめ【キングダム ハーツシリーズ】

KHシリーズのドリームイーターまとめ【キングダム ハーツシリーズ】

ドリームイーターは『キングダム ハーツシリーズ』に登場するキャラクターである。「眠りに閉ざされた世界」に巣食うハートレスとはまた異なった存在で、人の夢を貪っている。ナイトメアとスピリットの二種類がおり、ナイトメアは人の夢を喰らって悪夢を植え付ける力があり、敵対することになるが、スピリットは悪夢だけを喰らう習性を持つため、ソラやリクに力を与えてくれる存在となる。

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KHシリーズのノーバディまとめ【キングダム ハーツシリーズ】

KHシリーズのノーバディまとめ【キングダム ハーツシリーズ】

ノーバディは『キングダム ハーツ シリーズ』に登場する生物である。「存在しない者」「抜け殻」とも呼ばれ、強い心の持ち主がハートレスとなった時に残された身体と魂が意思を持つことで生まれる存在だ。ただ感情はなく、感情があるふりをしているだけである。ハートレスと比べると個体数は少ない。

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KH2・KH2FMのハートレスまとめ【キングダム ハーツシリーズ】

KH2・KH2FMのハートレスまとめ【キングダム ハーツシリーズ】

ここでは、『キングダム ハーツII(KH2)』、『キングダム ハーツII ファイナル ミックス+(KH2FM)』のハートレスについてまとめる。 ハートレスは『キングダム ハーツシリーズ』に登場する代表的な敵キャラクターである。人の心の闇に反応し、心を奪って次々と増殖してゆく怪物で、別名「心なきもの」とも呼ばれる。ハートレスは大きくピュアブラッド、エンブレムの2種類に分けられ、ピュアブラッドは自然派生したもの、エンブレムは人工的に作られたものを指す。

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【KHシリーズ】ロクサスとの相違点・違いとは?ヴェントゥスの解説まとめ【キングダム ハーツシリーズ】

【KHシリーズ】ロクサスとの相違点・違いとは?ヴェントゥスの解説まとめ【キングダム ハーツシリーズ】

ヴェントゥスは『キングダム ハーツ シリーズ』に登場するキャラクターの一人。『キングダム ハーツ バース バイ スリープ』の主人公を務めている。愛称は「ヴェン」。容姿はXIII機関のロクサスと瓜二つ。これは、ヴェントゥスの心が壊れた際にソラの心と同化したこと、ロクサスがソラから生まれたノーバディであることが関係している。

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許されない恋・叶わない恋にまつわる切ない歌【号泣注意】

許されない恋・叶わない恋にまつわる切ない歌【号泣注意】

この恋は叶わないとわかっていても、それでも好き。それでも愛してる。そんな恋愛を歌った曲を集めました。 誰にも言えないつらい恋をしている人、悲しい恋をしている人の気持ちにぴったり寄り添ってくれる、そんな曲があるかもしれません。 つらいのは自分だけじゃないと思わせてくれるはず…。

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KHシリーズを時系列順にまとめてみた【キングダム ハーツシリーズ】

KHシリーズを時系列順にまとめてみた【キングダム ハーツシリーズ】

『キングダム ハーツ シリーズ』はディズニーとスクウェア・エニックスのコラボレーション作品であり、2002年に発売された『キングダム ハーツ』から続くシリーズである。主人公のソラが様々なディズニー作品の世界を旅し、悪事を働く者を打ち倒していく。多くのシリーズ作品が発売されているが、発売順と時系列順は異なっている。ここではシリーズ作品を時系列順に並べてみた。

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