裏世界ピクニック(小説・漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『裏世界ピクニック』とは宮澤伊織によって執筆され、『早川文庫JA』から刊行されたSF・ホラー小説及び、原作をもとにして制作された漫画・アニメ作品である。ネット上で実話怪談として語られる危険が存在する〈裏世界〉を紙越空魚(かみこし そらを)と仁科鳥子(にしな とりこ)の二人の女子大生が探索する怪異サバイバル。都市伝説を元にしたホラーやSF要素の他に二人の距離感を中心とした百合的心情も綿密に描かれている。

「巨頭の村」に登場した怪異。巨頭の集落に住んでおり、数多く存在した。

時空のおっさん

CV:村瀬歩
空魚が中間領域で遭遇した時空のおっさん。ネットロアで語られるように空魚に忠告をする。

緑の少年

CV:松田利冴
「果ての浜辺のリゾートナイト」で登場した怪異。<裏世界>の海で遭遇した謎の少年。緑色の怪異に変質して空魚達に襲い掛かる。

猫の忍者

CV:林大地
「猫の忍者に襲われる」に登場した怪異。茜里の中に眠るお守りを狙って茜里をつけ狙う。

サンヌキカノ

CV:竹口安芸子
「サンヌキさんとカラテカさん」に登場した怪異。ネットロアの通り猿の残した歯をとりに夏妃の前に現れる。

姦姦蛇螺(かんかんだら)

CV:伊藤静
「きさらぎ駅米軍救出作戦」に登場した怪異。<裏世界>へ迷い込んだペイルホース部隊が遭遇した怪異。

『裏世界ピクニック』の用語

裏世界

ゲートを介して侵入することができるこの世とは違う別世界。内部は時間や空間が歪んでおり、ネットロアで語られる怪異など既存の科学では説明できない怪現象が潜んでいる。出没する怪異や物体は基本的に物理的な攻撃は通じず、認識を深め、狂気に近寄ることで接触・破壊できるようになる。

ゲート

現実と裏世界を繋ぐ時空の歪み。ドアや穴のような物質的なものから、エレベーターのボタンを一定の順で押すと辿り着く、街の中でいつの間にか迷い込むなど現象的なものまで様々なパターンがある。

中間領域

現実空間と裏世界とが、混ざり合ったような空間。完全な裏世界ではないが、中間領域から更に先に進むと、裏世界に入り込んでしまう。特に裏世界に縁のある者は巻き込まれやすいのか、<裏世界>の探索を続ける空魚や鳥子も迷い込むことが多くなる。

グリッチ

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