聖剣伝説DS CHILDREN of MANA(CoM)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『聖剣伝説』シリーズ初のニンテンドーDS向けソフト。
DSワイヤレスプレイによる最大4人までのマルチプレイが可能となった。
時系列では『聖剣伝説4』の10年後のストーリーとなり、外伝的作品である。
従来のシリーズのシステムに、ジェムという新たなシステムを加えたアクションRPG。
ファディールという世界を舞台に、出身も立場も違う4人の主人公たちを中心に、誕生して間もないマナの女神と聖なる剣をめぐる物語が描かれる。

主人公。
年齢不詳。緑の国ウェンデル出身。身長185cm。体重120kg。
正式にはワンダラー・ニキータという名前だが、フリックたちからは親しみを込めてワンダラーと呼ばれる。
ニキータ族の異端児にして、旅を愛する風来坊だったが、イルージャ島が気に入ったようで居ついている。
12年前に出会ったソフィとその子供チビと共に暮らしていたが、大災厄の時に2人共死亡している。

タンブル

主人公。
16歳の少女。水の国トップル出身。身長159cm。体重45kg。
以前は旅の楽師の一員として、得意の歌や踊りを披露していた。
大災厄で両親と弟を失い、その後は母の知人であるシームーンと共にイルージャ島に移住してきた。
礼儀正しく、正義感と責任感が強く、立ち振る舞いも落ち着いており、同年代のフリックたちより大人びて見える。

ティス

16歳の少女。氷の国ロリマー出身。身長154cm。体重43kg。
両親とともにマナの村に住んでいた。
両親ともにマナの研究者だったが、大災厄で亡くなった。
両親の研究を引き継ぎ、世界のなりたちや自然、マナの樹やマナの女神に強く関心を持っており、熱心に勉強している。
母親が樹の民だったため巫女としてマナの女神の声を聞くことが出来る力を持つ。
主人公の精霊の交換を行ってくれる。

モティ

マナの村の村長。
かつては砂の国ジャドのリーダーで、大災厄前は各地を旅していた。
大災厄後は、マナの樹の調査のためにイルージャに移り住んだ。
物腰の柔らかい人物で、口調も丁寧で村人からの信頼も厚い。
ストーリーの進行と共に主人公に新しい武器を与えてくれたり、武器の使い方を教えてくれる。

ワッツ

岩石王と呼ばれる火の国イシュの国王。発明家でもある。
ジェムの存在をモティに教え、共にマナの暴走を沈めるために知力を尽くす。
フリックの父とは面識があり、フリックがまだ幼い頃に会った事がある。

パンサ

ワッツの従者。
ワッツからは怒鳴られたりつらく当たられることもる多いが、主従関係の絆は強い。

シームーン

マナの村の「銀の人魚亭」の女主人でマーメイド。トップル出身。
主人公の1人であるタンブルの母の知り合いで、トップルの女王とは親戚。
大災厄で恋人を亡くしたらしく、主人公に恋人の形見を星の湖に捨てるよう依頼した。

ナナ

マナの村で暮らす少女。
ティスと同じくマナの樹の娘。
イベントで一時的に村からいなくなるティスの代わりとして、精霊の交換を行ってくれる。

ミリオネア

「銀の人魚亭」で雑貨屋を営むニキータ族。
元はウェンデルの国王だったらしいが、大災厄で全財産を失った。
ニキータ族らしい抜け目のない性格だが、人情家でもあり、かつてワンダラーが店を開く際に協力したこともある。
彼の雑貨屋では武器や防具、アイテムの売買ができる他、アイテム所持数の上限を上げるカバンも販売している。

ボン3兄弟

長男ボン・バルボ、次男ボン・ビルボ、三男ボン・ブルボの3兄弟で、イシュの科学者ボン・ボヤジの弟子である。
彼らはジェムの売買や合成などを行ってくれる。
また、長男バルボは、シナリオが進行すると、ジェムを装着するマナフレームの拡張も行ってくれる。

トレント

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