雲のむこう、約束の場所(映画)のネタバレ解説まとめ

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『雲のむこう、約束の場所』とは、「ほしのこえ」につづく、新海誠による長編アニメーション映画である。公開は2004年で、制作会社はコミックス・ウエーブ・フィルムだ。この作品は、戦争により北海道と本州以下が南北に分断された日本を描くSF作品で、舞台は青森県である。中学生である主人公の「ヒロキ」は、親友の「タクヤ」と共に、今は異国の地である「エゾ」にそびえる塔に行くための飛行機を制作していた。それは彼らだけの「秘密の計画」であった。

『雲のむこう、約束の場所』の概要

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『雲のむこう、約束の場所』とは、新海誠による長編アニメーション映画で、キャッチコピーは「あの遠い日に僕たちは、かなえられない約束をした。」だ。物語は、実際に日本が経験した戦争の「もうひとつの戦後の世界」を題材とした、叙事詩となっている。
中学生の主人公、藤沢 浩紀(ふじさわ ひろき)は、同級生で親友の白川 拓也(しらかわ たくや)と共に、戦後より異国の地となってしまった北海道「エゾ」にそびえる「塔」に行くため、二人乗りの飛行機を制作していた。それは秘密の計画であったが、彼らの同級生であり二人が恋心を抱く対象である沢渡 佐由理(さわたり さゆり)にあっさりとばれてしまう。彼女は二人の秘密の共有者として中学3年生の夏を共に過ごすが、ある日突然姿を消してしまう。そしてそれ以降彼らは、彼女が消えてしまった喪失感から飛行機制作をやめてしまうのだった。
『雲のむこう、約束の場所』は、『「ひとりでつくった」伝説から新たなる戦いの舞台へ。新海誠は間違いなく「ポスト宮崎」のひとりだ。』とカルチャー雑誌のInvitation誌に取り上げられるなど、制作のほとんどを新海誠が単身で作り上げた短編アニメーション映画「ほしのこえ」から一変し、新たに作画監督や美術スタッフを加えるなどして、以前とは違ったアニメーションの形に挑戦したものである。かつて誰もが感じていたことであろう青春の夢と喪失感、そして再生という「未来へ進む力」が描かれた作品となっている。

『雲のむこう、約束の場所』のあらすじ・ストーリー

戦後、日本の領土は津軽海峡をはさんだ南北を「ユニオン」という国によって分断され、北海道は「エゾ」と呼ばれていた。時代は1996年3月、青森県の津軽半島に暮らす中学生の藤沢 浩紀(ふじさわ ひろき)と、親友である白川 拓也(しらかわ たくや)には「憧れているもの」があった。それは、津軽海峡のむこう側に白く霞んでそびえる「ユニオンの塔」だった。塔は南北分断後から建設が始まり、今では雲を突き抜けるほど巨大なものとなっていた。日本を含む連合国と敵対関係にあるユニオン国の領土「エゾ」は、現在では訪れることが出来ない地となった。だが本州側にはエゾに故郷がある者や、分断によって家族と生き別れた者が少なからずいる。南北分断から25年が経っても、いまだ他国領であるエゾの現状に、塔は国民から「不変の象徴」としてとらえられるようになっていた。しかし戦争の悲しみを知らないヒロキたち若い世代は塔に憧れ、彼らはいつかその目で間近に塔を見てみたいと考えているのだった。そのため彼らは、南北分断によって工事が中止された、青函トンネルのための廃駅で「ヴェラシーラ」という白い飛行機を制作していた。飛行機の部品代は、長期休みの間などに連合国代表であるアメリカの軍事下請けをしている町工場でアルバイトをしながら貯めている。
そんな彼らには、もうひとつ「憧れ」があった。二人の同級生で本を読むことが好きな少女、沢渡 佐由理(さわたり さゆり)だ。学校の帰り道ヒロキは、駅のホームでサユリと一緒になり、二人は共に帰路につくことになった。ヒロキは、タクヤと共にアルバイトをしていることなど他愛ない話をしていたが、気持ちを寄せている彼女と二人きりであることに緊張し、つい黙り込んでしまう。電車がサユリの降車駅に着くと、彼女はそんなヒロキに「昨日、藤沢君と一緒に帰る夢を見たんだ」と告げ、笑顔で別れを言うのだった。

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下校が一緒になったヒロキとサユリ。ヒロキを見つけたサユリが笑顔で声をかけてくる。

それから4か月がたった初夏、今度はタクヤが街の本屋でサユリと出会う。ヒロキと同様、彼女に思いを寄せているタクヤもまた、サユリと二人きりであることに気まずい思いをしていた。サユリもタクヤと二人で話したことがなかったため、話題と言ったらヒロキから聞いたアルバイトのことだけだった。興味を持ってアルバイトの話を聞くサユリに、タクヤはつい「今度見に来るか」と言ってしまい、サユリは目を輝かせて頷いたのだった。後にそれを知ったヒロキは、サユリを誘ったタクヤに小言を言う。それは彼らの「秘密の計画」を知られてしまう可能性があったからだ。その計画とは、「ヴェラシーラに乗って国境を突破し、ユニオンの塔を見に行くこと」だ。もちろん、対立している国へ渡ることなど許されておらず、彼らの計画は「非合法」である。だがその秘密の計画はヒロキの失言でサユリにあっさりばれてしまい、その後サユリは秘密の共有者として幾度となく二人と共にこの廃駅に通ってくるのだった。そして飛行機が完成したら「塔まで連れていく」とサユリに約束したヒロキとタクヤは、ますます飛行機の制作にのめりこむようになっていった。そんなある日、懸命に飛行機を作っている二人を見守っていたサユリは、一瞬の間に夢を見る。それは白昼夢であったのかもしれないが、何機もの戦闘機が空を覆って津軽海峡沖で戦火が閃き、最後にはユニオンの塔が大爆発するといったものだった。だが彼女は気付くと夢の内容を忘れてしまっていた。

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共にヴェラシーラの制作場所である廃駅へ向かう三人。

それから3年の月日が経ち、ヒロキは東京の高校へ進学し、タクヤは青森に残って高校に通いながら、軍事研究施設で塔の研究をするために働いていた。だがヒロキ、タクヤどちらのそばにもサユリの姿はなかった。三人でヴェラシーラのある廃駅へ通っていた夏、彼女は二人の前から突然姿を消してしまっていたのだ。そのことに心を痛めたヒロキとタクヤは、ヴェラシーラの制作をやめてしまい、以後何となく疎遠になってしまった。ヒロキが東京の高校へ進学したのは、あの夏の思い出を忘れるためだった。しかし空気の澄んだ日には、東京からもユニオンの塔がかすかに見え、あの夏のことは忘れたくても忘れられずにいた。一人暮らしの空虚な日々を送るヒロキは時々、サユリの夢を見ていた。それはどこか冷たい場所で必死にサユリを探すという夢で、彼女に会うことはできないものの、いつも気配だけがするという不思議なものだった。実はそれは、サユリが見ている夢でもあった。雲と空と、崩れた街、どこまで歩いても誰にも会うことが出来ない凍える世界で、彼女はいつも一人きりで誰かを探してさまよっているのだ。サユリはあの夏のころから、似たような夢を何度も見ていた。

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サユリの夢の中の様子。

そんなある日、ヒロキのもとに3年前に書かれたサユリの手紙が届けられる。その手紙によると、サユリは眠ってしまう病気にかかり東京の病院に入院しているのだという。病院の人からは過去の人間関係は断ち切ったほうがいいと言われていたサユリだが、どうしてもヒロキとタクヤには自分が突然いなくなってしまったことを謝りたかったというのだ。手紙が届くのが3年も遅れた理由は、書いた手紙がヒロキとタクヤのもとに届く前に捨てられてしまわないよう、かつて二人がアルバイトをしていた町工場あてに出されていたからだ。サユリはユニオンの塔に関係する重要人物であるとされ、国家に保護されていたのだ。かつてヒロキたちが憧れていたユニオンの塔は敵国の「兵器」である可能性があった。塔は宇宙の見ている夢「平行宇宙」の観測を行い「未来予測」をするための装置で、その設計者はサユリの祖父、エクソン・ツキノエだという。だが、塔の観測はうまくできていない模様で、塔を中心とした半径数キロのエゾの大地は平行宇宙に飲み込まれていた。そこは物質などが存在できず、なにもない空虚な深淵の闇が口を開けている。万一平行宇宙の侵食が拡大すれば、現宇宙は消滅してしまうだろうと考えられていた。浸食がかろうじて停止しているのは、サユリの脳に平行宇宙の夢が流れ込んでいるからなのだという。世界はサユリ一人の犠牲によって救われていたのだ。

手紙を読んだヒロキは急いでサユリの入院先を訪ねる。だがサユリは、タクヤが働く青森の軍事研究所へ既に転院させられた後で、その後はアメリカ本土へ輸送される予定だった。アメリカとユニオンの戦争が近々開始されることとなり、貴重なサンプルであるサユリを保護するためだ。すでに空室であると知っても病室へ行ってみたヒロキは、部屋の空気がいつも見ていた「サユリの夢」と同じだということに気づき、静かに彼女を呼んでみる。するとヒロキは突然白昼夢を見た。そして同時にサユリが見ていた夢もヒロキの夢とつながり、二人はやっと会うことが出来た。夢の中での再会だったが「ずっと探していた」とサユリに会えた喜びを伝えたヒロキは、あの夏に果たせなかった「塔まで連れていく」という約束を彼女と再び交わすのだった。
一方、青森の研究所で眠り続けていたサユリは、夢の中でヒロキに会えたことで「目覚め」の予兆を示す。眠っているサユリの意識レベルが上昇し、塔の周りの平行宇宙の侵食が急速に広がったのだ。だがサユリは目覚めることはなく、再び深い眠りに落ちて浸食もそこで止まったのだった。

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夢の中で再開したヒロキとサユリ。彼らは再び約束を交わす。

ヒロキは夢での約束を守るため、青森へ帰る。途中でやめてしまったヴェラシーラの制作を再開するためだ。タクヤと3年ぶりに会ったヒロキは、夢の中でサユリに会ったことと、彼女を目覚めさせるために一緒に塔へ行くと話す。タクヤはヒロキの計画に「ガキの遊びに付き合っているほど暇ではない」と、制作途中のヴェラシーラを破壊しようとする。なぜなら、タクヤは研究所ですでにサユリに会っており、彼女が目覚めると世界が平行宇宙に飲まれて消滅してしまうことを知っていた。だから彼女には眠り続けていてもらわなければならないのだと、諦めていたのだ。
一度はヒロキと決別するタクヤだったが、もうひとつ可能性があることを分かっていた。タクヤが秘密裏に所属している、国土の南北統一を目指す「ウィルタ解放戦線」というテロ組織が所有するPL外殻爆弾で、サユリの目覚め直後に塔を破壊するということだ(ウィルタが爆弾を所有する目的も塔の破壊である)。そうすれば平行宇宙の侵食も止まるはずである。だがそれは賭けでもあった。計画が成功する保証もないし、成功しても浸食が止まらない可能性だってある。衝動的にヒロキと喧嘩をしてしまったタクヤだったが、かつて二人で追った夢「塔まで行く約束」を忘れたわけではない。3年前と変わらないヒロキを見て、タクヤは諦めることを知ってしまった自分を情けなく思った。研究室に戻ったタクヤは、ヒロキの計画を実行するためにサユリを無断で連れ出した。サユリを背負って廃駅へ現れたタクヤを見て、ヒロキはなにも言わなかった。そのかわり、3年前の夏と変わらない態度で、タクヤを迎えたのだった。すでに組み立てがほとんど終わっていたヴェラシーラは、制御ソフトの調整を残すだけだった。二人はついにヴェラシーラを作り上げ、ヒロキはサユリと、PL外殻爆弾を乗せて塔を目指し飛び立つ。

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塔へ向かうヴェラシーラ。

そのころサユリはいつもの夢の中で、平行宇宙の夢が消えていくのを見ていた。そこで自分が目覚めるのだということを感じ取っていたが、目覚めと同時にいままで見ていた夢の内容をすべて忘れてしまうのだと何故だか分かった。サユリは冷たいだけだった夢で、ヒロキとの再会はどんなにうれしかったか、どんなに心が温まったかということを忘れたくないと感じていた。そこでサユリは、自分がどんなにヒロキを好きだったのかということに初めて気がついた。だから彼女は消えていく夢の中で必死に「この気持ちを忘れさせないで」と祈る。夢から目覚めて一瞬でもいいから、ヒロキに気持ちを伝える時間が欲しいと願ったのだ。ヒロキが戦火を潜り抜けて到達したユニオンの塔の最上部は、津軽沖の戦闘による喧騒と打って変わって静まり返っていた。ヴェラシーラで塔の周りを旋回したヒロキが「約束の場所だよ」とサユリを呼ぶと、彼女は長い眠りから目覚めたが、目覚めと共に夢の中の記憶やヒロキへの思いはすべて消えてしまっていた。
そして案の定、サユリが目覚めたことで平行宇宙の侵食は急速に拡大する。その様子をタクヤは青森の地から見守っていた。だが、ヴェラシーラからPL外殻爆弾が投下されたことにより塔は崩壊し、侵食は次第に休息していく。しかし、エゾの地はそのほとんどを平行宇宙に飲み込まれて消失してしまった。夢の中で感じていた大切な何かを忘れてしまったと嘆くサユリに、ヒロキは「おかえり」とやさしく微笑んで、『約束の場所』は無くなってしまったが、これから自分たちは生きはじめるのだと前を向くのだった。

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目覚めたサユリに「おかえり」と声をかけたヒロキ。サユリはいままで見ていた夢の内容をすべて忘れてしまっていた。

『雲のむこう、約束の場所』の登場人物・キャラクター

藤沢 浩紀(ふじさわ ひろき) / ヒロキ

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戦後の南北分断によって行くことのできない地となった北海道「エゾ」にそびえる、「ユニオンの塔」に憧れる少年で、本作の主人公。中学校では弓道部に所属していた。同級生のサユリに淡い恋心を抱いており、3年の夏仲良くなった彼女に、親友のタクヤと作っている飛行機「ヴェラシーラ」で塔まで連れていくと約束をする。感情で動く面があり、サユリが突然姿を消すと、すべてが嫌になり、飛行機制作を投げ出して東京の高校へ進学したりする。だがサユリへの想いは一途で、彼女が引いていたヴァイオリンの影響を受け、自分もヴァイオリンを弾いては彼女を想って過ごす日々を送っていた。

【声のキャスト】
吉岡秀隆

沢渡 佐由理(さわたり さゆり) / サユリ

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本を読むことが好きな本作のヒロイン。よく学校ではヴァイオリンを弾いている。ある頃から何度も同じ不思議な夢を見るようになり、中学3年の夏ころからは眠りから目覚めにくくなってしまう。ヒロキやタクヤとした「塔へ行く約束」を楽しみに待っていたが、高校へ進学するころには完全に目覚めなくなってしまい、東京の病院で眠り続けていた。それ以来彼女は、誰もいない夢の中の「孤独」をひたすらに耐え続けている。

【声のキャスト】
南里侑香

白川 拓也(しらかわ たくや) / タクヤ

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@keeper

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