新世紀エヴァンゲリオン(Neon Genesis Evangelion)のネタバレ解説まとめ

『新世紀エヴァンゲリオン』とは、監督・庵野秀明が率いるGAINAXによるTVアニメ作品および登場する巨大人型兵器の名称。略称『エヴァ』。
本作を原作とする劇場版、漫画、ゲーム作品などの派生作品が存在する。本記事では1994年10月から翌3月まで放送されたTVシリーズについて記述。
90年代に社会現象とまで言われた国民的アニメの一つ。ストーリーは主に少年少女の苦悩が描かれ、人類の敵「使徒」との闘うにつれ、使徒やエヴァの正体など多くの謎解きが展開されるが、すべては説明されずに完結した作品。

意識を取り戻したシンジが病室の天井に向かって言ったセリフ。このセリフは第弐話のタイトルが「見知らぬ、天井」であるようにタイトルにも使用されている。新世紀エヴァンゲリオンの中でも有名なセリフの一つであり、アニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」ではこのセリフがパロディとして活用されている。

レイ「あなたは死なないわ、私が守るもの」

ヤシマ作戦開始前に綾波レイが碇シンジに言ったセリフ。ヤシマ作戦とはポジトロン・ライフルを使い長距離から第5使徒・ラミエルにコアを狙撃する作戦である。自身の代わりはいくらでもいるというレイの考えを表している。
有名なセリフの一つであり、アニメ「偽物語」第1話など他作品でパロディで用いられることもある。

レイ「私、にんにくラーメン、チャーシュー抜き」

ラーメン屋で注文する際の綾波レイのセリフ。レイは肉が嫌いであるためラーメンでチャーシューを抜くというユーモアなセリフである。このセリフからにんにくラーメンチャーシュー抜きのカップラーメンが発売されるなど印象深いセリフの一つとなっている。
この設定は庵野秀明が偏食で肉・魚を食べられないため。

アスカ「あんたバカァ?」

アスカの口癖。主にシンジに対して使われる。一見小ばかにしているようだが、本心では「1人で抱え込んで考えずに向き合え」というニュアンスで用いられている。後半では精神を病んでいき発することが少なくなった。

加持「シンジ君、俺はここで水を撒く事しか出来ない。だが君には、君しか出来ない、君になら出来る事があるはずだ。誰も君に強要はしない、自分で考え、自分で決めろ...自分が今、何をすべきなのか。ま、後悔のないようにな」

ゲンドウに裏切られ、エヴァ初号機に乗ることを拒否したシンジに対して向けられた加持リョウジのセリフ。アスカやレイが使徒との壮絶な戦いをしている姿を前に、このセリフを聞きシンジはエヴァに乗る決意をする。
それまでは「父に認められたい」という欲求からエヴァに乗っていたシンジが初めてゲンドウ以外の者のために闘うことを自ら決断するきっかけとなった。

『新世紀エヴァンゲリオン』の裏話・トリビア・小ネタ

演出テクニック

本作の演出テクニックを10種類まとめた動画。

1. ダイナミックなダイアログ
会話をしているキャラクターが一つのフレーム内に収まっていることが多く、聞き手と語り手の両方が眼で追うことができる。

2. カッティング・オン・アクション(アクションつなぎ)
シーンの始まりに速い動きを映すことで視聴者の注意を引き、次のシーンまで眼を引く効果がある。

3. 次のショットへの視線
キャラクターが目線を動かし、別のものに注意を向けるショットの後に、その視線の先にある対象物を映す。

4. フレーム外のスペース
背景を本来の画面サイズよりも横長に描き、キャラクターの動きに合わせて背景をスライドさせつつ撮影するというテクニック。「付けパン」もしくは「フォローパン」などと呼ばれる撮影法。

5. インパクトを強める
爆発のシーンで、爆発の直前に光るシーンを入れるなどの技法。

6. カウントダウンで緊張感を高める
エヴァの残り稼働時間や、第九話でのシンジとアスカのシンクロによる使徒への攻撃の際の残り時間など。

7. 背景から前景へ
キャラクターを前方から映した直後に、カットの切り替えでその180°反対側から後方を映すという技法。

8. 思わせぶりな表情
本作は謎が多いため、リツコなど秘密を知っているキャラクターは何かを隠していると思わせぶりな表情で会話を終えることが多い。

9. 会話の続きを別のキャラクターに話させる
各キャラクターが異なる場所や環境に身を置いていても共通の物事に直面している場合、その状態を会話が繋がるように演出されている。
例として第拾壱話では停電の際に3箇所で以下の会話が連続して描かれる。

エレベーター内「非常電話も繋がらない」
NERV本部内「77号線(NERVと外部を繋ぐ回線)も繋がりません」
NERV本部外「(携帯電話でも)ダメ、連絡つかない」

10. フラッシュイメージ
主にキャラクターの脳内イメージで表現される技法。今まで見てきた何種類もの光景が高速で移り変わる映像表現。

映画『犬神家の一族』からの影響

1976年公開の市川崑 監督映画。市川のファンだった庵野は上記の様に本作にも文字の演出を取り入れている。
その他にも本作では文字のテロップを用いた演出が多く、2016年公開の庵野監督作『シン・ゴジラ』でも同様の手法が用いられている。

木根さんの1人でキネマ

アサイ著の漫画作品「木根さんの1人でシネマ」17話目で本作が題材に取り上げられている。
主人公の木根真知子は映画オタクだがTVアニメは見なかったため、初めてのアニメとしてエヴァを薦められ熱中する。上記の画像は本作弐拾伍話・最終話を観賞した後の木根の感想。

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