Weezer(ウィーザー)の徹底解説まとめ

Weezerとは、1992年にアメリカで結成されたオルタナティブ・ロックバンド。結成から現在までに10枚以上アルバムを出し、94年の初作である「ザ・ブルー・アルバム」は300万枚を超える大ヒットとなった。
当時のアメリカではOasisやNirvana等のロックバンドが評価されていたが、彼らにはないような情緒的な歌詞・メロディからなる切なさに大衆が魅力されることとなった。骨太なギターサウンドに加えそれに反するようなダメダメな男を表した歌詞をファンは愛嬌込めて「泣き虫ロック」と呼んでいる。

Say It Ain't So

この曲はリヴァースが子供の頃にアル中で家族を捨てて出て行ってしまった実の父親とまた同じように飲酒問題を抱えていた義父について歌った曲。もしかしたら、義父もまた自分たちを捨てて出て行ってしまうんじゃないかという恐怖で押しつぶされそうになった気持ちを歌っていると言われている。
そんな切ない歌詞にこのサビのロック溢れるギターフレーズ、これこそが彼らを「泣き虫ロック」だと言わしめた由来だと言えるだろう。

Buddy Holly

これぞWeezerという1曲。
タイトルのバディ・ホリーというのはボーカルのリバース・クオモにそっくりな人からとっている。
肝心の中身は学生時代、好きだった韓国人の彼女を馬鹿にされたことを歌っている。でもリバースは何も出来ず、相変わらずダメダメな男の切ない気持ちを表している。
「I don't care 'bout that」という歌詞、これは「そんなの気しない」と和訳出来る。何を言われてもそんなことは気にしない、いい言葉だ。

Island In The Sun

グリーンアルバムに収録されている。寂しげなギターリフが特徴の一曲。
正直Weezerのアルバムはどれをとっても外れ、ということはまあまず無い。どのアルバムも名曲だらけであり、所謂「捨て曲」現象が少ないのも彼らが愛され続ける理由だとも言える。この曲をWeezerも1番好きな曲と言っている。
PVは2種類あり、結婚式を舞台にしたものとバンドメンバーが動物と戯れるものと、である。後者に関してはスパイク・ジョーンズ監督が監督している。

King Of The World

ホワイトアルバムから。
元々ブルーアルバムからWeezerを好きになったものの彼らが日々成長し世に作品を出すに連れて少しずつポップに偏りが見受けられていた。
そんな中でこのホワイトアルバムは見事に当時の彼らを取り返し、新たなパワーポップとして完成されていると感じられる作品である。
実はこの曲はボーカルのリバース・クオモが妻であるキョウコに向けた歌だと言われている。メロディーこそ爽やかな曲だが精神的に落ち込んでいたキョウコを救った一面を持ち合わせており、またキョウコもリバースに対して「愛しています」とコメントを残している。

Weezerの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

ライブ中にフリスビーが飛んできた

2014年フロリダ州でライブ中のこと。
大ヒット曲「ビバリーヒルズ」をプレイ中、なぜか客席からフリスビーが飛んできてドラムのパトリック・ウィルソンの元へ。
パトリックはこのフリスビーを避けることなく、見事にキャッチ!これには観客からも思わず大歓声があがった。

ホワイトアルバム制作秘話

プロデューサーにシンクレアを迎えたホワイトアルバム。シンクレアは自他ともに認める熱狂的なWeezerファンであり長い間彼らを見守り続けてきた。
そんなシンクレアだが、このホワイトアルバムの制作中に女性との出会いを求めて出会い系アプリであるTinderを使っているところをクオモが見つけてしまう、そしてクオモもこのアプリに登録したのだ。
だが「これはあくまで異性との出会いを目的としているわけではない」としている。彼はこのアプリを使い多くの人と会い街を案内してもらい、そしてそれらを書いて残した。もしかすると、そのような多くの体験がこのホワイトアルバムに何かしらの影響を及ぼしているのかもしれない。

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