スター・ウォーズ エピソード7 フォースの覚醒(SW7)のネタバレ解説・考察まとめ

『スター・ウォーズ エピソード7 フォースの覚醒』とは、2015年製作のアメリカ映画。日本公開も同じく2015年12月。全9部作からなるスター・ウォーズサーガの、7番目の物語に当たる。凶悪な銀河帝国の衰退後、平和な時代の続いていた銀河新共和国時代に、新たな脅威ファースト・オーダーが出現。この脅威に対抗すべく立ち上がった、レジスタンスたちの活躍を描く。

30年振りに実現した「ハン・ソロの死」

ハン・ソロ役のハリソン・フォードは、1983年に製作された旧三部作の完結編である「エピソード6 ジェダイの帰還」でソロが死ぬことを希望し、脚本のローレンス・カスダンもその案に乗り気だったが、ジョージ・ルーカスがこれに猛反対したため、実現しなかった。しかし本作のクライマックスで、カイロ・レンのライトセーバーでハン・ソロは命を落とすことになり、およそ30年振りに劇中でのソロの死が実現することになった。

アニメ版の声優が「声のカメオ出演」

ファースト・オーダーのストームトルーパーや、惑星ジャクーでゴミ漁りをする役の声として、シリーズのアニメ版で声優を務めたジェームズ・アーノルド・テイラー、トム・ケイン、サム・ウィットワーらの声が使用されている。

「銀河帝国皇帝」もカメオ出演

レイがライトセーバーに触れてフラッシュバックを起こすシーンでは、ヨーダやオビ=ワン・ケノービらジェダイの騎士の声の他に、「Aney Jedi」と囁く謎の人物の声も存在する。これはファンの間では、銀河帝国皇帝パルパティーンの声で、「エピソード3 シスの復讐」でのセリフから切り取って使用したのではないかと言われている。

旧三部作と新作を繋ぐ「番号」

フィンがストームトルーパーだった時の認識番号「FN-2187」は、旧三部作の1作目でありサーガの第一作目である『エピソード4 新たなる希望』で、レイアが閉じ込められていたデス・スター内の牢の部屋番号、「2187」から来ている。

ファンが名づけた「認識番号」

カメオ出演したダニエル・クレイグが演じたストームトルーパーは、クレイグの代表作007シリーズに因んで、本作のファンの間で「FN-007」という認識番号を付けて呼ばれていた。この名称は、2016年に発表された本作を原作としたゲーム「レゴ スター・ウォーズ/フォースの覚醒」で正式名称が判明するまで、ファンの間だけでなく、IMDb(映画・テレビなどの情報を網羅した、オンラインデータベースサイト)などでも広く使用されていた。

ファンが名づけた認識番号、パート2

惑星タコダナでフィンと戦うストームトルーパー「FN-2199」は、「Traitor!(裏切り者!)」という彼の台詞をもじって、ファンの間で「TR-8R」と名付けられていた。

ファンの団体マーク、劇中に登場

マズの城の入り口にある旗には、これまで本シリーズに登場した様々な団体や組織のマークが描かれている。その中には、実在する本シリーズのコスプレイヤーによる慈善団体「501stリージョン」のマークも描かれている。

ファンは「パンの味」も検証する

劇中、レイが粉末に水分を加えて食べるパンは、実際に食べることの出来るパンを使用しているが、その味自体は決していいものではなかった。これを元に、抹茶を加えるなどしてアレンジをしたレシピが、StarWars.com公式ブログで公開されている。

本作でも登場、ナンバー「1138」

ジョージ・ルーカスのデビュー作である「THX-1138」に因んで、これまでのシリーズでは劇中のどこかに必ず「1138」の数字が使われていたが、ルーカスが事実上製作から離れた本作に於いても、ファースト・オーダーのストームトルーパーの認識番号として登場している。

ディズニーもスター・ウォーズファンには配慮

本作が第1作目となる新たな3部作は、ウォルト・ディズニー・カンパニーがルーカス・フィルムを買収して製作を開始したため、これまでのサーガで本編上映前にお約束のように冒頭に登場した、20世紀FOX映画のファンファーレは登場しない。しかし、ディズニー映画で冒頭に必ず表示されるディズニーのロゴも、この作品では登場しない。これは、旧三部作と新三部作で作り上げられてきたスター・ウォーズサーガの世界観を守るため、そしてサーガのこれまでのファンに配慮して、ディズニーがロゴの表示を自粛したからである。

ジョージ・ルーカスの「新作」への評価

スター・ウォーズサーガの生みの親であるジョージ・ルーカスは、本作公開後に出演したテレビ番組で、ルーカス自身は製作から手を引くことになった本作についての評価を語っている。
「私はスター・ウォーズを単なるSF映画だとは思っていない。スター・ウォーズはメロドラマであり、全ての家族の問題を描いているんだ。しかしディズニーはこの作品をメロドラマではなく、ファンを喜ばせるためのレトロ(懐古趣味)的なSF作品にしようとしていた」
「(本作が懐古趣味をアピールしていることについて)嫌いだ。私が作ったスター・ウォーズは、宇宙船も惑星も(前作とは)全く違うものになるよう努力していた。」
また、自身がウォルト・ディズニー・カンパニーにスター・ウォーズに関する全権利を売却したことに関して、「スター・ウォーズ全6作品は、私の子供だ。私が作り、非常に密接に関わり、それを愛している。私はそれを奴隷業社に売ってりまったのだ」と嘆いたが、この発言はたちまち物議を醸すことになった。その結果ルーカスは、公開された年の年末に、「試写を見る前の発言で、非常に不穏当かつ不適当な例えを用いたことを謝罪します。」と謝罪し、発言を撤回した。更に、「記録的な大ヒットに舞い上がりそうな気分で、この新作と、エイブラムズ監督と、(ルーカス・フィルムの)キャスリーン・ケネディ社長を誇りに思う」と釈明した。

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