ラーメン大好き小泉さん(漫画・ドラマ・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ラーメン大好き小泉さん』は、鳴見なるによる漫画ならびにアニメ作品。
無類のラーメン好きである小泉さんは、日々美味しいラーメンを探求している。しかし、ラーメン以外には全く興味がない。ミステリアスな転入生の小泉さんとクラスメイトである大澤悠、中村美沙、髙橋潤とのラーメンを通した友情が描かれている。
作中のラーメン屋は、実店舗が存在するものばかりで、グルメアニメとしても定評が有る。

『ラーメン大好き小泉さん』の概要

『ラーメン大好き小泉さん』とは鳴見なるによる漫画作品である。2015年にはドラマ化(全4回)、2018年1月からアニメ化されている。
アニメーション制作は、「Studio五組」、「AXsiZ」で、監督はセトウケンジ氏が担当している。

無口な転校生である小泉さんは、誰とも馴れ合わない謎めいた存在だった。そんな彼女に興味津々なのは、クラスメイトの大澤悠である。ある日の下校中、悠は、人気ラーメン店の行列に並んでいる小泉さんと出会う。初めて食べるラーメンと小泉さんのウンチクに感動した悠は、他のクラスメイトである中村美沙や髙橋潤を巻き込み、ラーメンの世界に入り込んでいく。

アニメ各話では、2〜3種類のラーメンが紹介され、そのラーメン屋がある実際の場所が作中で描かれる。Twitter上では聖地巡礼と称し、実際のお店を訪問するつぶやきが見られる。

『ラーメン大好き小泉さん』のあらすじ・ストーリー

ラーメンと金髪美女

無口で他人となれ合う事のない美人な転校生・小泉さん。かわいいものが大好きな大澤悠(おおさわゆう)は、小泉さんのことが気になって仕方がなかった。悠の友人の中村美沙(なかむらみさ)と髙橋潤(たかはしじゅん)は不愛想な彼女のことが気に入らなかったが、悠は何とか仲良くなろうと心に決めていたのである。

ある日家族の食事当番だった悠は、家族の都合が合わず一人で食事を摂ることになる。すると開店前のラーメン屋の行列に小泉さんが並んでいるのを見かけたのだった。思わず小泉さんに話しかけた悠は、成り行き上小泉さんと一緒にラーメンを食べることとなる。どういう店かよくわからずについてきた悠だったが、小泉さんは迷うことなく「豚ダブルラーメン」を注文し、「野菜増し、にんにく脂辛め」をチョイスする。悠はとりあえず小泉さんと同じメニューを注文したが、届いたラーメンは超大盛りのコッテリ系だった。
戦慄する悠を横目に、小泉さんはあっという間にスープまで完食し、普段の無表情ぶりからは想像もできないほどの恍惚とした表情を浮かべる。小泉さんに見とれているうちに悠のラーメンは伸び切ってしまっており、息も絶え絶えの状態になりながらも悠は何とか完食することができた。
悠は小泉さんに「仲良くなろう」と声をかけるも、「お断りします」とにべもなく告げられる。桜の花が舞い散るなかを去っていく小泉さんを見ながら、悠は「明日また話しかけてみよう」とポジティブに考えていた。

小泉さんと一緒にラーメンを食べてから1週間後、悠はラーメンの味が忘れられずに禁断症状に陥っていた。ちょうど昼食時間になり美沙、潤と今日のメニューを話し合っていると、学食の看板の前で佇む小泉さんを発見する。「小泉さんと仲良くなりたいオーラ」全開の悠に呆れた2人に置き去りにされた悠は、小泉さんが眺めていた「熊本ラーメン」を購入して彼女の隣に座る。
そっけない態度をとっていた小泉さんだったが、悠が「馬油(マーユ)」のことを「うまあぶら」と読んだことがきっかけで、小泉さんは悠に「馬油入り熊本ラーメン」について詳しく解説しだした。悠はこれ幸いともっと小泉さんと仲良くなろうとするも、またも断られる。それでも悠はめげずに「今日はたくさん喋れた」とポジティブに捉えていた。
その後悠は小泉さんの後を尾行して一緒にラーメンを食べるなど、徐々に彼女のストーカーと化していくのだった。

ラーメンと心の距離感

ある日の休日美沙はデートに出かけるが、初めての彼氏に突然フラレてしまう。そこに小泉さんが偶然通りかかる。フラレた現場を見られた美沙は、小泉さんの後を付けて、ラーメン屋に入るのだった。
初めてのラーメン屋に来た美沙は食券の買い方も良く知らないまま、「北極」という超激辛ラーメンをオーダーする。実は辛い物が苦手だった小泉さんは「やめておいた方がいい」と警告するが、フラれた場面を見られていた意地もあり、美沙はそのまま激辛ラーメンに挑戦することになった。
2人のもとに運ばれてきたラーメンはスープが真っ赤になっており、2人は汗と涙を流しながらラーメンを完食する。辛いラーメンにハマった美沙は、「激辛系ラーメン情報を知りたいから連絡先を教えて」と頼み、小泉さんの連絡先をゲットする。その現場をたまたま歩いていた悠と潤に目撃され、美沙は悠から「裏切り者ー」と叫ばれる羽目になった。

後日試験の結果発表を眺めている悠たちは、追試者の欄の中に小泉さんの名前を見つけて驚く。「編入試験の成績は悪くなかったのに」と訝しんでいた学級委員長の潤のもとに先生が現れ、「小泉さんの事で話がある」と告げるのだった。
屋上で1人カップ麺を食べていた小泉さんのもとを訪れた潤は、試験の答案用紙を白紙で出したことは本当かと尋ね、「何か悩み事でもあるのか探りを入れてほしい」と先生に頼まれたことを話した。小泉さんは悩みを抱えていたわけではなく、試験直前になって東北にラーメンを食べに行っていたという事を明かす。天候不良で急遽もう一泊する羽目になった小泉さんは、疲労と眠気で試験中に寝てしまい、結果白紙でテストを出してしまったのである。
試験直前に衝動的にラーメンを食べに行く行動が理解できない潤は引き気味だったが、ふと小泉さんが食べていた「パイナップル入りのカップ麺」が気になり尋ねてみると、「実店舗もある」と教えられる。
メガネが曇ることをからかわれたことがきっかけでラーメンが苦手になっていた潤だが、久々にラーメンを食べに行き、その美味しさに感動する。そこへ小泉さんもやってきて隣でラーメンを食べ、2人は学校でも会話をするほどに仲を深めた。一方ひとりのけ者にされていた悠はその光景に激しくショックを受けていた。

小泉さんをファーストフード店「ワック」に誘った悠だったが、いつも通りにべもなく断られる。ショックで嘆きながら潤や美沙に愚痴を言っていた悠だったが、彼女たちから「小泉さんがラーメン以外を食べている姿が想像できない」といわれてしまう。気になった悠は翌日小泉さんに「ワックに行ったことがあるのか」と尋ねてみると、「マイアミのワックにラーメンを食べに行った」と衝撃的な発言をされる。それをきっかけに話を広げようとした悠だが、あっさり躱されてしまった。

翌日悠は日曜日に出かけないかと誘うも、「ひとりで過ごしたい」と断られる。潤や美沙とは仲良くしていて自分だけ仲間はずれなのが納得いかない悠が食い下がると、「現地集合・現地解散で良ければ」と渋々ラーメンを食べに行くことに同意してくれた。その店は一人づつカウンターで仕切られていた為2人が会話することはなかったが、悠は「一緒に小泉さんとラーメンが食べられた」と満足そうな表情を浮かべる。小泉さんもまたラーメンの味に恍惚としていた。

小泉さんのラーメン生活に影響されていた悠は、家族の食事当番の為の買い出しで、無意識のうちに大量のラーメンを買い込んでいた。店を出ると何やら人だかりができており、その中に小泉さんが倒れている姿を発見する。店の定休日を間違えて朝からラーメンを食べられていなかった小泉さんは、行き倒れてしまったのだった。
小泉さんを自宅まで連れて行った悠は、目覚めた小泉さんにインスタントラーメンを使ったアレンジ麺を食べさせる。お代わりを要求するほどに彼女の味が気に入った小泉さんは、翌日お礼としていろいろな店のラーメンのクーポン券をプレゼントした。

ある日悠たちは「小泉さんに彼氏はいるのか」という話題で盛り上がっていた。「小泉さんはラーメンが彼氏だからね」という悠を尻目に、クラスの男子から遊びの誘いを受けていた小泉さんは「用事があるので失礼します」とそそくさと帰っていく。
急に小泉さんのことが気になった悠が後をつけていくと、お洒落な洋食レストランの前でうっとりとした小泉さんのもとに1人の男性が現れた。思わず飛び出してしまった悠だったがその男性は彼氏などではなく、席の関係で小泉さんが順番を譲ったお客さんだったのである。
成り行き上小泉さんと悠は一緒にラーメンを食べることとなる。チャーシュー麺、コールスロー、ボルシチという変わった組み合わせだったが、小泉さんは満足そうに完食していた。

悠だけではなく、潤や美沙も小泉さんに影響されてラーメンを食べる機会が増えていた。コンビニに買い物に行った潤は小泉さんと遭遇し、彼女から「コンビニのカップ麺」について長々とレクチャーされる。思わず小泉さんと同じカップ麺を購入してイートインコーナーで2人並んで食べていると、まわりの客も美味しそうに食べる彼女たちに影響されて次々とカップ麺を購入する。その日のコンビニのカップ麺の売上は上々だった。

その後も悠たちは授業で習った「ミドリムシ」を使ったラーメンやトマトラーメンなどを小泉さんと一緒に食べるが、悠と小泉さんの心の距離は一向に埋まることはなかった。

ラーメンと夏休み

夏休みが始まり、悠、美沙、潤は遊園地に遊びに来ていた。小泉さんが気になって仕方のない悠は、休憩中も彼女の事ばかり話していた為、昼食にラーメンを食べることにする。その後潤と美沙と別れた悠は、キャリーバッグを引いている私服姿の小泉さんと遭遇した。
小泉さんは東京都内で全国各地のご当地ラーメンを制覇するという旅をしており、悠も強引に彼女について行ってラーメンを堪能する。お腹がはちきれんばかりに夜までラーメン屋を巡った悠は、ふと掲示板に書かれていた花火大会に小泉さんを誘う。しかし当然のようにあっさりと断られた上、食事当番をさぼってしまった悠は兄にコッテリと絞られたのだった。

海を堪能している悠と潤だったが、「水着姿が恥ずかしい」といって欠席した潤は、学校の図書館で課題に取り組んでいた。そして彼女の向かいには「レポートが進んでいない」という小泉さんの姿もあったのである。将来について悩む潤を横目に、小泉さんは「出かけるので失礼します」と告げる。
気になって小泉さんについていった潤が辿りついたのは、全国のご当地袋麺が壁一面にずらりと並べられた居酒屋だった。「買って帰ろうかな」と呟く潤に対し、小泉さんは「食べて帰ります。私が作ると大抵失敗するので」と返す。小泉さんは実は料理が苦手だった。結局潤も一緒にラーメンを食べて帰ることになる。後日潤は悠にお土産として袋麺を渡したが、悠は「貰ったラーメンからかすかに小泉さんの匂いがする」と呟いていた。

ラーメンと背脂

美味しいラーメンを食べる為に登山までしてしまうほどのこだわりを持つ小泉さん。行き交う人々に見つめられても一向にかまう事もなくラーメンを完食すると、筑波山を後にしてふもとの定食屋で追いラーメンを注文していた。

ある日、1人の少年が秋葉原で豚がたっぷり乗ったコッテリラーメンを注文する。彼はかつてこのラーメンに挑戦するも完食することができず、周囲の友達から馬鹿にされていたのである。リベンジに萌える少年の隣にやって来た小泉さんは、隣の少年には目もくれず、彼と同じコッテリラーメンを注文した。
「自分と同じ結末になるぞ」と思う少年だったが、小泉さんは恍惚の表情を浮かべておいしそうにラーメンをどんどんと食べ進めていく。思わず見とれてしまった少年だったが「女に負けてたまるか」という意地で見事ラーメンを完食した。やがて夜になり美沙が「晩御飯の時間」と呼びに来たが、美沙の弟だった少年はお腹がいっぱいで動くことができず、ベッドで横になっていたのだった。

またある日、美沙はダイエットに勤しむべく校区から少し離れた場所でランニングをしていた。こっそりダイエットしたかった美沙だが、「1番見られたくない」と思っていた小泉さんの胸に突撃してしまう。1人悔しがる美沙だったが、男子たちが「小泉さんの肌つやがイイ」と噂していたことを思い出し、小泉さんを追いかけて「特別なことをしてるんでしょ?美沙にも教えなさいよー!!」と迫った。
呆然とする小泉さんだったが「最近やっている事」を思い出し、美沙を連れて「背脂たっぷり系ラーメン」の店に向かう。ダイエット中だった為かなりの葛藤があったが、一口食べた美沙はもう箸を止めることができず、小泉さんと共に恍惚の表情を浮かべてラーメンを完食する。その後小泉さんからおすすめの背脂たっぷり系ラーメンの情報を教えてもらった美沙は、1週間に渡ってコッテリラーメンを食べ続けたのだった。

ラーメンと観察日記

相変わらず小泉さんが大好きな悠は、密かに彼女の観察日記をつけていた。悠は風呂から上がって自室に戻ると、小泉さんと一緒に食べた変わり種のラーメンを思い返す。彼女に土下座までして連れて行ってもらったラーメン屋で提供されたのは、ココアラーメンや青いラーメンなど摩訶不思議な物ばかりだったからだ。
部屋で熱心に日記を読む悠の後姿を見た兄は「まじめに勉強を頑張っているな」と感心し、後日悠を連れて回転ずしをご馳走することになった。たまごやツナサラダなどを楽しんでいると、カウンター席で小泉さんが寿司を注文している姿が目に入る。ラーメン以外を注文している様子に驚くが、メインはやはりラーメンだった。
回転寿司でしか味わえない私服のラーメンを味わっている姿を見た悠と兄は、彼女に感化されて回転ずしの美味しいラーメンを堪能した。

後日授業を終えた悠、美沙、潤が帰ろうとしていたところ、潤の母親から慌てた様子で電話がかかってくる。仕事関係で中華料理屋を予約したが、都合で行けなくなってしまった為に代わりに食べてほしいということだった。小泉さんも誘って中華料理屋にやって来た悠たちは、ジャンボ餃子のサイズに驚愕するも、小泉さんはマイペースに追加で担々麺を注文する。慌てる悠たちをよそにラーメンと餃子を食べ始める小泉さん。悠たちも加わってしっかりお腹いっぱいになりながらメニューを完食した。翌日潤は母親から「何人で食べに行ったの?」と驚き交じりに尋ねられたと明かし、3人は一斉に小泉さんを見つめるのだった。

ラーメンと大阪

悠は家庭科室でラーメンの研究をしていた。味見役は潤と美沙である。悠は小さいころに家族と一緒に食べた大阪のラーメンの味を再現したかったのだ。それをきっかけにして小泉さんと仲良くなろうという魂胆が見え見えだったが、ラーメンの匂いにつられて小泉さんがやってくる。ラーメンを食べた小泉さんは「おいしいラーメンでは?」となぞかけのような発言をするのだった。
困惑する悠に対し小泉さんは、本展は大阪の道頓堀だが新宿にも支店があるという情報を教え、2人で食べに行くことになる。美味しいラーメンに恍惚とした表情を浮かべる悠だったが、小泉さんは空になった丼を見つめると、何かを考えているような表情を浮かべた。

そして小泉さんは翌日大阪に向かい、ラーメン屋巡りを始める。ナンパばかりで全く進めない小泉さんに助け舟を出したのは、おいしそうにラーメンを啜る彼女を見ていた地元の女性だった。彼女共にラーメン屋巡りをした小泉さんは帰り際に「東京で仕事をする」という彼女の連絡先を渡される。名前は大澤絢音と書かれており、悠の従姉だった。新大阪駅の改札で笑顔で手を振りながらやって来た悠を見て、小泉さんは複雑な表情を浮かべ、新幹線に乗って去っていった。

ラーメンと再会

美沙と潤が喫茶店でお茶しているところに、悠から潤の携帯に助けを求める電話がかかってきた。新大阪から東京へ向かう途中、名古屋で小泉さんの気配を感じた悠は思わず降りてしまい、所持金が500円しかない状態だったのである。「小泉にメールしてみるね」という美沙の発言を聞き、悠は潤も美沙も連絡先を知っているのに、自分だけ知らなかったという事実に大きなショックを受けたのだった。

当てもなく名古屋の街をさまよう悠はフードコートでラーメン屋を発見し、卵入りラーメンを注文する。ラーメンがのったお盆には箸の他に謎のくぼみが付いた先割れスプーンが乗っており、悠は使い方に戸惑う。そんな彼女に声をかけてきたのは何と小泉さんだった。「美沙のメールに気付いて助けに来てくれたのか」と感激する悠だったが、小泉さんは全く気づいておらず、「名古屋に来てラーメンとソフトクリームを食べないという選択肢はあり得ない」という考えだったのである。
「台湾ラーメンを食べる為」名古屋に来ていた小泉さんは、悠と一緒にラーメンを食べた後新幹線の駅に向かう。「なぜ名古屋にいるのか」と問いかけて来た小泉さんに対して悠が、「小泉さんともっと仲良くなりたいから」だと答えると、彼女は一瞬複雑そうな表情を浮かべて「新幹線の時間だ」と言いおくと改札に向かう。「一緒に座ろうよ」という悠の声をかき消すように「KOIZUMI」と書かれたメールアドレスから1通のメールが届き、「いやです」と書かれていた。

その後東京に戻った悠だったが、小泉さんとは特に何も進展することもなく日々が過ぎていく。しかも小泉さんは風邪を引いて2週間もの間学校を休んでしまったのだった。久々の再会にもかかわらず悠は小泉さんから引いた態度をとる。心配する美沙と潤に対し、悠は「小泉さんは風邪を引いていた間全くラーメンを食べていなかった。だから今日は2週間ぶりのラーメンとの再会なの」と理由を明かした。
1人ラーメンを啜って思わず涙を流す小泉さんを結局ストーキングしていた悠は、店から出てきた小泉さんを誘い、4人でラーメン屋へと向かっていくのだった。

『ラーメン大好き小泉さん』の登場人物・キャラクター

主人公

小泉さん(こいずみさん)

CV:竹達彩奈

物語が始まる数ヶ月前に転校してきた。フルネームなどプライベートな情報は分かっていない。無類のラーメン好きで、造詣が深い。各ラーメンの個性や特色を熟知している。突発的にラーメンを食べるために旅行にいくこともある。ラーメンを食べている時は性格が一変する。ラーメン以外のことに興味はないため、友人はいない。クラスメイトの大澤悠からの誘いには、毎回即断っている。
高校1年生。身長152cm。

クラスメイト

大澤 悠(おおさわゆう)

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