ヒカルの碁(ヒカ碁)のネタバレ解説まとめ

『ヒカルの碁』とは、ほったゆみ(原作)と小畑健(漫画)による日本の少年漫画。集英社「週刊少年ジャンプ」にて連載された人気漫画作品である。囲碁を題材にした作品で、小学生を中心に囲碁ブームを巻き起こした。
テレビアニメ、小説、ゲームなど、様々な形でのメディアミックスも行われている。
平安時代の最強棋士・藤原佐為に取り憑かれた進藤ヒカルが、囲碁を通して出会った人々との中で神の一手を目指して成長する物語。

『ヒカルの碁』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

社清春のモデルは関西棋院の2人の棋士だった

「ヒカルの碁に関西棋院の棋士を出したい」という打診が、ヒカルの碁制作関係者の棋士からもたらされた時、紹介されたのが瀬戸大樹八段と勝間史朗七段だった。
クールなイケメンである瀬戸大樹八段を社のルックスのモチーフにし、勝間史朗七段は、「中央一間ジマリ」など変わった布石を打っていたため、社の棋風のモデルとなったという。
つまり、社清春は、2人の棋士が合わさってできたキャラクターということだ。

ヒカルが売ろうとしていた佐為が宿っていた碁盤は実は高額だった

平安時代の天才棋士・藤原佐為が宿っていた碁盤はヒカルの祖父の蔵にあった。
当時小学6年だったヒカルは小遣いに困り、蔵にあるものを売ろうと考えていたが、佐為が宿っていた碁盤はかなり高額と見ていい品物だった。

まず、本因坊秀策が吐いた血が付着していたこと、佐為が取り憑いていたことを考えると、本因坊秀策が本当に使用していた江戸時代の碁盤だと推測される。
また、佐為も言っていたようにその碁盤は本榧の碁盤。

国産本榧で足つきの碁盤となると、安いものでも50万円くらい。
本因坊秀策が使用していた江戸時代の名盤であると考えると150~300万円の価値がある碁盤ということになる。
さらに裏面に秀作の銘でも入っていたならば、500万円くらいの価値が付くかも知れない。

子供が気軽に売っていいような品物ではなかったようだ。

伊角・和谷・ヒカルが訪れた渋谷の碁会所は実在する

コミックス8巻で、ヒカルの苦手を克服するために訪れた渋谷の碁会所は、実在していた。苦手な大人を克服したヒカルはその後も碁会所に通うようになり、マスターから、ヒカルの成長を妨げるような弱い相手とは戦わせない、とか、目算が苦手と話すヒカルに持碁を勧めるなど、可愛がられるようになるが、そのマスターも渋谷の碁会所の席亭がモデルになっているという。
2009年に移転しているので、現在の店ではないようだ。

作中に出てくる本因坊秀策は19戦19勝という無敗の大記録を作った

作中でも「囲碁の歴史上で一番強い人物」として名を挙げられている本因坊秀策は、御城碁(江戸時代、囲碁の家元四家の棋士により、徳川将軍の御前で対局し腕前を披露すること)に出仕すると19戦19勝という偉業を成し遂げた。

「ヒカルの碁」によって、囲碁ブームが起こり、史上最強の棋士として本因坊秀策が親しまれることになった。
秀作の生家がある因島が所属する尾道市は、囲碁を「市技」に指定し、年に2回、本因坊秀策囲碁まつりを開いている。

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