レオン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『レオン』とは、1994年公開のリュック・ベッソン監督によるアメリカ・フランス合作のアクション映画。
ナタリー・ポートマンの映画デビュー作であり、本作によって脚光を浴びることとなった。
幼いころから殺し屋として生きてきた男レオンと、父親と義姉の虐待により幼い弟にしか心を開けない少女マチルダ。 ある出来事から殺しを教えることになったレオンとマチルダの奇妙な共同生活を描く。
日本公開時のキャッチコピーは「凶暴な純愛」。

マチルダの実父。日本語吹替は天田益男が演じる。
働きもせず麻薬の運び屋をしていたがスタンスフォールドから麻薬をくすねた為に家族は惨殺、自身はショットガンで反撃するも激昂したスタンスフィールドに射殺された。

トニー(演:ダニー・アイエロ)

イタリアンマフィアのボス、日本語吹き替えは屋良有作が演じる。
レオン の雇い主であり、幼いレオンを殺し屋に育てたのも彼である。
裏でスタンスフィールドと組んでおり、彼にとって都合の悪いマフィアや麻薬組織を壊滅させ自身の組織を拡大させていた。

マノーロ(演:アダム・ブッシュ)

寡黙な男、日本語吹き替えは竹内良太が演じる。
トニーの配下であり、彼の店の従業員として働く。

『レオン』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

『大地に植えれば根を張るわ』

出典: blogs.c.yimg.jp

レオンの唯一の『友』である観葉植物を『無口だからいい。俺と同じで、根がない』と自傷気味に語るレオンに対してマチルダがかけた言葉。
少女の言葉は彼に深く刻まれ、自分は所詮殺し屋でしかないと見下げていた人生を見直すきっかけになる。

『私が欲しいのは愛か死よ』

レオンは自分の生きてきた人生から、人を殺すと取り戻せなくなるものがあるとマチルダに諭すが、その時にマチルダが言った言葉。
その後彼女は人を優しくするゲームと自分の頭に銃口を突きつけロシアンルーレットを始め、ぎりぎりの所でレオンはマチルダを止める。
マチルダはレオンの愛を確かめたかった。その為に自分の命を懸けたのだ。

君は俺に生きる望みをくれた

アパートを襲撃されマチルダを通気口から逃がそうとするも、自分一人しか通れず行きたくないと訴えるマチルダにレオンが言った言葉。
この言葉に続いてレオンは「大地に根を張って暮らしたい、君を一人にはしないよ。」と言う。
この言葉によって二人は互いが互いにとってどれだけ大きな存在かを再認識する。

『レオン』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

制作の背景

大ヒット作となった今作だが、元はブルース・ウィリスの主演作『フィフス・エレメント』の制作費を稼ぐための苦肉の策であった。そんな背景もあり本作の脚本に掛けられた時間は僅か二日だった。
本作で主人公となったジャン・レノだが、リュック・ベッソン監督の作品『ニキータ』でもヴィクトルという殺し屋を演じており、この役を気に入った彼はヴィクトルを主役にした映画を作ってほしいと懇願していた。
なおベッソンは『レオン』は『ニキータ』を英語で描いた別バージョンとしている。

レオンの『友達』

レオンが終始大事にしていた観葉植物は『アグラオネマ』という品種。

『レオン』の主題歌・挿入歌

挿入曲 : Björk『Venus As A Boy』

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