Fate/stay night(フェイト ステイナイト)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Fate/stay night』とは、TYPE-MOONが開発するビジュアルノベルゲームのアニメ作品で、「聖杯」と呼ばれる万能の力を持った杯を巡り7人の魔術師(マスター)と7騎の英霊(サーヴァント)の物語を描いている。本作はその原作のストーリーのひとつであるセイバーがヒロインにしたルートを脚本にしている。2006年1月から6月まで全24話で放送された。

「問おう。貴方が私のマスターか」

そして、士郎に静かに問いかけるセイバー。このシーンはFateシリーズの中でも屈指の名場面となっている。

第2話でセイバーが士郎に向けて初めて口にした台詞で、この台詞とシーンは「Fate」シリーズを印象付けるものとなっており、後に「Zero」や「Apocrypha」などのアニメ・派生作品が出た今でも根強い人気と知名度を誇っている。
聖杯戦争を目撃してしまったが為に、ランサーの襲撃を受けて一度は倒れてしまう士郎。そして、命辛々自宅へ逃げ帰るも、またしてもランサーが現れる。「やれやれ、痛みを感じないで済むよう、俺なりに気を遣ったんだがな……しっかし、一日に二度同じ人間を殺す羽目になるとは」と、溜め息まじりに襲撃をしかけてくるランサーに、士郎は丸めたポスター(魔術で硬度を高め、鉄パイプみたいに仕立てている)で応戦する。しかし、所詮は氷山にバターナイフで切り掛かるようなもの。魔術師とはいえ見習いの域を出ず、生身の人間同然である士郎ではサーヴァントであるランサーに敵わず、一蹴されてしまう。

そして、土蔵まで追い込まれた時、士郎は「せっかく助けてもらった命だ……簡単には死ねない! こんな風に、意味もなく死ぬわけにはいかないんだ! 殺されるもんか!!」と、理不尽に迫ってくる死の運命に強い憤りを露わにした。その時、士郎の手に令呪が現れ、土蔵の床にサーヴァントを召喚するための魔法陣が出現し、眩い光が発せられる。それに思わずランサーが仰け反った瞬間、光の中から現れたセイバーがランサーを弾き飛ばし、士郎の危機を救った。そして呆然とする士郎を振り返り、セイバーはこう問うた。「サーヴァント・セイバーだ。召喚に従い、参上した。ーー問おう。あなたが私のマスターか?」

「倒してしまっても、構わんのだろう?」

不敵な笑みを浮かべ、凛にバーサーカーを倒しても構わないかと尋ねるアーチャー。

第14話で士郎を救出したがイリヤとバーサーカーに見つかってしまい、追い詰められそうになったところを、凛が苦渋の決断として少しでも構わないからひとりで足止めをしてくれと命令した際、アーチャーが返した台詞。この台詞と、この後のアーチャーの雄々しい戦いと華々しい最期も、多くのファンに感銘を与えるものとなっている。
「時間を稼ぐのはいいが、別にアレを倒してしまっても構わんのだろう?」と大胆不敵にもそう返してきたアーチャーに、凛は一瞬戸惑った様子を見せたが、「遠慮はいらないわ。」と頷く。そう言ってアーチャーは双剣を構え、「期待に応えるとしよう」と言って、迷うことなくバーサーカーに向かっていった。

しかし、バーサーカーのパワーは圧倒的で、次第にアーチャーは劣勢に追い込まれ、左腕を失うという深手を負わされてしまう。そんな中、アーチャーの宝具で、後のテレビアニメ第2期でも大いに活躍することになる真の能力「無限の剣製(アンリミテッド・ブレイド・ワークス)」が発動した。「ご覧の通り、貴様が挑むのは無限の剣! 剣戟の極致! 怖れずしてかかってこい!!」と最期の闘志と力を振り絞り、無数の武器を召喚してバーサーカーめがけて突撃していった。
そしてその頃、凛は士郎・セイバーと共にアインツベルン城を脱出し、近くの森の中を走っていた。だがその矢先、カラスが一斉に飛び立ったのを見て思わず立ち止まってしまった瞬間、凛の右手首の令呪が弱々しい赤い光となって消滅していく。この時、凛はアーチャーが倒れたことを悟った。その予感どおり、アーチャーは自らの力の全てを使い果たして消滅していき、バーサーカーを倒すことはできなかったが、バーサーカーの宝具である「十二の試練(ゴッド・ハンド)」で自動で蘇生できる回数は7回まで減っており、今までバーサーカーの力を信じて疑わなかったイリヤの絶対の優位性を大きく揺らがせることになった。

「よもやただの一撃で、この身を七度も滅ぼすとはな……」

最後に再び召喚したカリバーンを、セイバーと共に繰り出す士郎。このカットインは多くのファンに印象を与えるものとなった。

第16話でのアインツベルンの森での決戦で、渾身の一撃を叩き込んで自らの「十二の試練」を打ち破った士郎とセイバーに、バーサーカーが投げかけた台詞。第16話の前半を占める決戦と合わせて多くのファンに印象を与えるものとなっている。
アインツベルンの森でついに追いつかれ、背水の陣でイリヤとバーサーカーに戦いを挑む士郎と凛とセイバー。第14話でのアーチャーの「無限の剣製」で命のストックを5つ奪われたとはいえ、それでもバーサーカーの強さは圧倒的なものだった。セイバーも身に纏っている鎧を半分砕かれて深手を負わされ、凛はバーサーカーの腕にとらわれてしまい、体を握りつぶされようとしている。握り潰されようとする凛を見て、勝利を確信したイリヤが残忍そうに口元を歪めた時、見ていられなくなった士郎が特攻を仕掛ける。

だがランサーの時と同じように、力の差を前に何度も弾き飛ばされる士郎。そんな中、城から脱出する際にアーチャーが自分に言い残した「現実で敵わぬ相手なら、想像の中で勝てる物を想像しろ。お前に出来る事など、それくらいしかないのだから」という台詞を思い浮かべる。そして、士郎は自分にとってどんな相手でも勝てる「最強」の力として、夢の中で見た過去のセイバーが持っていた剣を想像した。その瞬間、士郎の手の中に「勝利すべき黄金の剣(カリバーン)」が召喚され、士郎はその剣でバーサーカーの左腕を切断し、凛を救い出すことに成功する。
しかし同時にカリバーンが砕けてしまい、左腕を斬り落とされて一度は苦悶の叫びをあげたバーサーカーも、残る右腕で岩の剣を持ってまた向かってくる。士郎は怯まず、諦めずにカリバーンを再び手の中に召喚することに成功する。そこへセイバーも駆けつけ、士郎と共にカリバーンを手にとってバーサーカーへ向かっていく。そしてふたりで雄叫びをあげ、バーサーカーの岩の剣にカリバーンを思い切り叩きつけた瞬間、バーサーカーの岩の剣が粉砕された。イリヤが驚きに目を見開いた瞬間、士郎とセイバーはさらにカリバーンをバーサーカーに叩きつけ、残る7つの命のストックを奪い去った。

この瞬間、理性が戻ったのか、バーサーカーはセイバーにこう語りかけてきた。「……それが、貴様の剣か、セイバー」その言葉を聞いて、セイバーはこれはかつて自分が王を選定するための儀式に臨む際に岩から引き抜き、そして永遠に失われた剣だと語る。それにバーサーカーは、そのカリバーンは士郎が魔術で再現した紛い物で、二度とは存在しない剣だと言いながらも、「よもやただの一撃で、この身を七度(ななたび)も滅ぼすとは、な……」と、自分を打ち破った士郎とセイバーの健闘を静かに讃えた。そしてその時、バーサーカーがついに倒されてしまったことに、イリヤは力なくその場にへたり込む。こうして、バーサーカーとの戦いは決着を迎えたのだった。

「あれは王である、我(オレ)の物だ!」

「この魔術師風情がっ!!」自分の所有物であるセイバーに手を出そうとするキャスターの不敵ぶりに、ギルガメッシュは苛烈な叫びと共にゲート・オブ・バビロンを解き放つ。

第19話でギルガメッシュがキャスターに言い放った台詞。その圧倒的な力を示す宝具「王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)」を展開しながらの初登場とその台詞は、本作のラスボスのひとりとして立ち塞がる存在にふさわしいものとなっており、こちらも多くのファンにインパクトを与えるものとなっている。
アサシンを撃破し、桜を取り戻した士郎とセイバーと凛。だが、キャスターと葛木は未だ健在で、士郎たちも消耗してしまっている。勝利を確信したキャスターは「話によっては、そこの坊やだけは生かしておいてあげてもいいわよ。セイバー、あなたが私の下僕(しもべ)になるのならね」と、言い放った。だがその瞬間、ギルガメッシュが舌打ちと共に登場し、「……戯(たわ)け。身の程を違えたな……雑種」と言い放った。

キャスターと葛木、士郎たちが振り返った時、キャスターの神殿を見下ろせる高台に、ギルガメッシュが腕を組んで立っていた。ゲート・オブ・バビロンを展開し、そこから無数の武器を召喚するギルガメッシュは、キャスターを見下ろして、「所詮は道化の足掻き……最期まで見届けるのも一興だったが……キャスターよ、お前は今、口にしてならぬことを言った。この魔術師風情がっ!!」と怒号を浴びせる。その怒号に気圧されそうになるキャスターに、ギルガメッシュはセイバーを捕らえるということを口にしただけで、自分にとっては許し難いことだと怒号の理由を述べた後、セイバーを指差し、さらに尊大で大胆にも言い放った。「あれは王である、我(オレ)の物だ! 王の宝に手を出す輩は……失せろ、雑種」その言葉の後、ギルガメッシュはキャスターと葛木に向かってゲート・オブ・バビロンを解き放った。

黄金に光り輝く武器の雨霰。それに対し、キャスターは結界を張って葛木をかばい、全力で防御する。だがギルガメッシュは無駄な足掻きだと言わんばかりに、さらにゲート・オブ・バビロンから3本の剣を抜き取り、今度は葛木めがけて手ずから投げつける。そして、結界を貫通してきた3本の剣を見て、キャスターは悲鳴を上げて葛木をかばおうとした瞬間に結界が崩れ、キャスターはゲート・オブ・バビロンの餌食となってしまう。さらに葛木もギルガメッシュが手ずから放った3本の剣に貫かれ、その場に倒れたのだった。この後、綺礼と並ぶラスボスとして士郎とセイバーの前に立ち塞がることになるギルガメッシュの圧倒的な強さを見せつけたこの場面は、多くのファンにインパクトを与えただろう。

『Fate/stay night』の主題歌

OP(オープニング)

タイナカサチ『disillusion』

作詞:芳賀敬太
作曲:Number201
編曲:川井憲次
歌:タイナカサチ

第1〜第14話で使用。原作の主題歌「THIS ILLUSION」をアレンジしたもので、歌詞自体に変更はない。

タイナカサチ『きらめく涙は星に』

作詞:芳賀敬太
作曲:KATE
編曲:十川知司・Number201
歌:タイナカサチ

第15〜24話で使用。テレビアニメ版である本作のために新たに書き下ろされた。

ED(エンディング)

樹海『あなたがいた森』

作詞:Manami Watanabe
作曲:Yoshiaki Dewa
編曲:Yoshiaki Dewa、Zentaro Watanabe
歌:樹海

第14話と最終話をのぞいて本作のエンディングテーマとして使用。

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