鹿楓堂よついろ日和(アニメ全話)のネタバレ解説まとめ

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『鹿楓堂よついろ日和』とは、清水ユウ原作の漫画、及びそのアニメ作品である。
和風喫茶・鹿楓堂は、都会の一角でひっそりと営まれている。時代に置き去りにされたようなレトロな空間で、おもてなしをするのは四人と一匹の猫。様々な悩みを持つお客様との触れ合いや、一癖ある訪問者の厄介事に振り回されつつ、鹿楓堂の時間は今日もゆったりと過ぎていく。

『鹿楓堂よついろ日和』の概要

『鹿楓堂よついろ日和』とは、清水ユウの漫画をアニメ化した作品である。原作の漫画は『月刊コミックバンチ』にて連載中、同名タイトルの原作は新潮社より8巻まで刊行されている。
アニメは2018年4月放映開始。
制作はゼクシス(近年の作品『少年ハリウッド』『舟を編む』など)。
監督は神谷友美(監督作品『ひかり~刈谷をつなぐ物語~ 』『大図書館の羊飼い(Teamニコ 小西賢一、信田ユウ、袖山麻美、林佳織と共同)』)。

鹿楓堂は、ビル街にある和風喫茶である。
昭和の面影が色濃い調度品に囲まれ、着流しで接客するのはイケメン揃いのため、新しいコンセプトカフェに間違われることもある。実態は、前の店主の在りし日の店内を変えていないだけで、結果的に和風カフェというイメージ戦略が成功している。老若男女に愛される味を提供し、知る人ぞ知る名店という評判を維持していた。
店主のスイは、先代の店主の孫に当たる。幼いころから店に出入りし、誰かのために心をこめてお茶を淹れる祖父の姿勢を尊敬している。鹿楓堂は甘味やコーヒーのような存在でありたいという理想はスタッフにも浸透している。ときたか、ぐれ、椿の三人が、鹿楓堂とスイを支えている。
物語は、鹿楓堂を訪れる人とスタッフの関わりをメインに描かれる。基本は一話完結で、ハートフルストーリーが展開される。各回に登場する料理の描写はこだわり抜かれ、飯テロに屈する視聴者も多い。

『鹿楓堂よついろ日和』のあらすじ・ストーリー/感想・考察

第1話『喫茶 鹿楓堂へようこそ』

つばさは、はじめて通ったイベントの企画に行き詰まりを感じていた。友人の気遣いや、季節の移り変わりに疎くなるほど企画に心をとらわれていた。気分転換に行きつけの店に行く途中、鹿楓堂という和風喫茶を見つける。ラテを飲みながら仕事に集中しようとするが、店のゆったりした雰囲気にくつろぎを覚える。その後も、つばさは鹿楓堂に通うが、仕事は進まずじまいだった。
ある日の夕方、鹿楓堂のスタッフの前で、つばさのおなかが鳴る。つばさは、鹿楓堂ではじめて食事を注文した。

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第2話『お茶屋の秘密』

鹿楓堂の先代からの付き合いだったお茶屋の伊藤さんが廃業を決めた。次の取引先にと紹介されたのは、不穏な噂にいろどられたお茶屋だった。
新しく取引するお茶屋を決めかねているころ、ここしばらく鹿楓堂の前をうろうろしていた女子中学生が、店を訪れた。少女は、スイの淹れたお茶に何か物足りなさそうな顔つきになった。精算時、鹿楓堂が伊藤さんのお茶を使っていることを言い当てて、少女は帰っていった。

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第3話『スイーツトラップコレクション』

鹿楓堂にやってきた男性客・角崎は、スイに百貨店のイベント出展を持ちかけた。三日間だけの約束で準備に出向いた鹿楓堂の四人は、聞かされていた話と食い違っていることに驚く。イベントのチラシには四人が顔写真入りで紹介され、想像以上に客が入る。てんてこ舞いになりながらも、四人は接客ペースをつかんでいく。最終日、鹿楓堂のブースにTVの取材が入ることになった。

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第4話『天丼サバイバー / ハプニングにゃー』

ときたかは陶芸教室の生徒と海鮮丼を食べに行ったが、三時間待ちの行列に入店をあきらめる。おだやかなときたかが、翌日になっても未練を引きずっている。食べたかったものが食べられなかった悔しさを、ぐれや椿は共感する。食べたいものを猫に置き換えて説明され、スイはやっとときたかたちの無念を理解した。同じころ、ある会社では、天丼を食べることを励みに仕事をする男がいた。

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第5話『迷える子羊に愛の手を』

タウン誌編集部で働く砂金は、同僚や読者の女性に受け入れられるスイーツ特集を考えていた。カフェの取材をしなければならないのに、砂金は女性であふれかえる店に入ることもできない。すごすご帰ろうとする砂金の前で、入店する一人の男性客がいた。周囲の目を気にかけず、テーブルを埋めつくすスイーツを味わう男性客が、砂金には勇者のように見えた。
一週間後、老若男女の集う和風カフェで働く勇者こと椿に、砂金は再会した。砂金は、椿にお一人様カフェの極意を乞う。

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第6話『はじまりはオムライス』

数年前まで、スイは会社員だった。いつか鹿楓堂を継ごうと考えながら、カフェメニューの研究を重ねていた。スイは、自分が店を継ぐことで、祖父の遺した大切なものを壊すことをおそれていたのだ。
ある日、スイは中学時代の同級生のときたかと再会する。後日、約束通りに鹿楓堂を訪れたときたかは、孫を連れた男性を伴っていた。男性は、スイの祖父が営業を続けているものと思いこんでいた。

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第7話『I 愛 アイス / ベジタブルパワー』

お茶屋の孫娘・小鶴の大好きな友達は、アイスが好きでお茶が苦手。近々友達が引っ越してしまうと知り、その前にお茶の良さを知ってもらおうと、小鶴は抹茶アイスを作ることを思いつく。アイスを上手に作るために、小鶴は椿に協力を仰いだ。炎天下を嫌う椿は、小鶴のために思わぬ行動に出る。
椿だけでなく、会社員の柴野も、夏バテで行き倒れになりそうな風情で、鹿楓堂にやってきた。店内をのぞきこんでいた桜田は、男性一人客でも入りそうだと見込んで、鹿楓堂に足を踏み入れた。

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