刀使ノ巫女(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『刀使ノ巫女』とは、studio五組が製作するアニメ。日本刀を使って戦う「刀使(とじ)」と呼ばれる少女たちの、戦いや日常を通して友情を紡いでいく様を描く。魅力的なキャラクターや日本文化を色濃く反映した世界観などが人気を呼んでいる。ストーリー面は二部構成になっていて、少女たちが逃亡劇を繰り広げながら、刀使を陰で操る敵と戦う第一部、少女たちの日常を絡めながら、新たな戦いを描く第二部に分かれている。

第24話『結びの巫女』

可奈美と姫和がタギツヒメを隠世の彼方へ送ってから2か月。可奈美と姫和はいまだ隠世をさまよい続けていたが、そこで20年前に分離したそれぞれの母親の半身に出会う。そして、再びめぐり合う可奈美と姫和。親子のひと時を過ごした後、可奈美と姫和は現世へ戻るため、母たちに別れを告げて歩きはじめる。やがて時は経ち、御前試合が開かれ、決勝で二人の刀使が再びぶつかる。

涙を禁じ得ない最終回だった。戦いの果てに可奈美と姫和がたどりついたのは、それぞれの母親、彼女たちの存在の原点だった。第1話の時点ではたった一人でタギツヒメを討とうとしていた姫和が、篝に「今幸せか」と尋ねられて「…はい。辛い時、重たい荷物を一緒に持ってくれる大切な人が、仲間達がいてくれるから」と答えるシーンにこの物語のすべてが集約されている。

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『刀使ノ巫女』の登場人物・キャラクター

主要人物

衛藤可奈美(えとうかなみ)

CV:本渡楓

美濃関学院中等部二年生の13歳。刀使たちの中では最強の実力を誇り、タギツヒメの事件以降は後輩のあこがれの対象となる。折神紫襲撃に失敗した姫和を救ったことから、姫和とともにタギツヒメとの戦いに身を投じることとなる。
仲間の刀使たちからも一目置かれる剣術バカで、能天気に見えて状況を冷静に観察し、戦闘時に的確な作戦を思いつき、実行できる。
夢の中で謎の少女から剣術の手ほどきを受けていたが、後のその少女が亡き母・藤原美奈都であることがわかる。夢の中での出来事は目が覚めると忘れてしまうが、その間に稽古したことは体が覚えており、実戦で発揮できる。
流派は「相手を動かして勝つ」ことを得意とする柳生新陰流。御刀は「千鳥」。相手の動きを「よく見る、よく聞く、よく感じ取る」カウンター型の戦いを得意とする。
その性格は美奈都曰く「優しくて友達思いだけど、冷たくて自分本位」。友達を何よりも大切にする一方、剣術のためなら状況をいとわず自分の思うままに行動しようとする、矛盾した二つの側面を持っていることを言い表している。
出身地は神奈川県で、家族は父と兄がいる。誕生日は8月13日。趣味は多流派の技を体得することで、第11話で寿々花の技を披露したほか、第23話では仲間たちの技を次々と披露している。好きな食べ物は納豆かけごはん。ちなみに、片付けが苦手。

十条姫和(じゅうじょうひより)

出典: tama-yura.jp

CV:大西沙織

平城学館中等部の三年生、14歳。速さに特化した戦術をとる。
亡き母・十条篝(旧姓・柊)の残した書置きから、折神紫が大荒魂に憑依・操作されていることを知り、剣術大会で可奈美との決勝戦の際に紫を襲撃するが失敗。その後、可奈美と行動を共にするようになる。一人で紫を討つつもりだったため、当初は可奈美を疎ましく思っていたが、ともに戦う中で次第に友情を深めていく。紫を倒すこと目標としていたために、タギツヒメを倒した後は刀使としての目標を失い、引退することを考える。
母親の篝が大荒魂討伐が原因で命を落としたことから、荒魂に憎しみに近い感情を抱いている。
流派は「相手を圧倒して勝つ」ことを得意とする鹿島新冨流。御刀は「小烏丸」。迅移を使った高速の突き技を得意とし、最高速度は弾丸よりも早い。
出身は奈良県。誕生日は1月22日。趣味は読書。好物はチョコミント味。周囲のだれからもそのことは理解されず、「歯磨き粉の味」と揶揄されている。一方で、篝から料理を教わっており、料理上手な一面も持つ。
バストが小さく、将来巨乳になる女性になつくねねが姫和にはなつかないことから、薫から「エターナル」「ひよよん・ザ・ないぺったん」などと揶揄されている。

柳瀬舞衣(やなせまい)

出典: tama-yura.jp

CV:和氣あず未

美濃関学院中等部2年の13歳。可奈美のクラスメートにして親友。
可奈美とともに剣術大会に出場するところから、タギツヒメとの戦いに関わるようになる。姫和とともに逃亡した可奈美の身を案じて彼女の行方を捜して突き止めるが、可奈美に会って彼女の行動を理解して見逃した。その後、沙耶香とともに舞草に合流する。
流派は「無心に相手の動きに応じて勝つ」ことを得意とする北辰一刀流、御刀は「孫六兼元」。居合抜きを得意とするほか、感覚強化の能力にも優れ、チームで戦うときは司令塔としての役割を担う。
雪那のもとから逃げてきた沙耶香とともに舞草のもとにいる可奈美たちと合流するが、紫たちと戦う確固たる理由がなく、このまま可奈美たちと一緒に戦ってもいいのかと思い悩む。だが、世話になった舞草のメンバーたちが結芽に倒されるのを目の当たりにし、せめて自分の目の前の人だけでも助けたいという決意を固め戦いに臨む。それまで姫和とは互いに名字で呼び合っていたが、舞衣の決意を姫和が認めたことにより、名前で呼び合うようになる。
沙耶香と行動を共にすることが多い。
出身は岐阜県。誕生日は2月14日。好きな食べ物はカスタードプリン。父親は大企業、柳瀬グループの代表で、家では三姉妹の長女でもある。趣味はお菓子作りで、特にクッキーは可奈美や沙耶香に大好評である。

糸見沙耶香(いとみさやか)

出典: blogimg.goo.ne.jp

CV:木野日菜

鎌府女学院中等部1年生の12歳。
当初は可奈美たちを追跡する立場で、可奈美たちと剣を交えることもあった。それまで、雪那に言われるままに感情を抱かずに任務を遂行するだけだったが、可奈美や舞衣と出会い人間的な感情を抱くようになり、雪那にノロを体内に入れられそうになり自我を失うことをおそれ逃亡。舞衣に助けを求め、舞草に合流する。その後、折神邸での決戦で、雪那と決別する。
荒魂は人間に害をなす存在であり、発見次第すぐに斬るべきと考えていた。しかし、薫とともに荒魂討伐に向かった際に、薫が受け継ぐ益子の刀使の荒魂と共存してきた生き方を知り、目の前の荒魂が倒すべき敵なのか、自分でしっかりと考えるようになった。
流派は「相手に動きを察知させずに勝つ」ことを得意とする小野派一刀流。御刀は「妙法村正」。迅移を持続的に使った高速の剣技を得意とするほか、自我を没して機械的に戦う「無念無想」という技を持つ。
物静かな性格。舞衣と行動を共にすることが多い。
出身は神奈川県。誕生日は11月17日で、第16話で可奈美たちの手によって誕生日パーティが開かれる。趣味は睡眠で、どこでも寝れる。好物はバランス栄養食。大好物は舞衣の作るクッキー。

DVDの付録であるショートストーリーでは、それまで目標のなかった沙耶香が、仲間たちを助けるために強くなりたいという目標を抱くようになったことを描いている。

益子薫(ましこかおる)

出典: tama-yura.jp

CV:松田利冴

長船女学園高等部1年の15歳。主要キャラクターの中では最年長の位置づけだが、身長は一番低い。
当初は可奈美と姫和の敵として現れたが、実は舞草のメンバーで、二人をテストするのが目的だった。
一人称は「オレ」で、性格は皮肉屋で怠け者。一方で実践時には集中力を発揮し、自身の身長よりも大きな御刀「祢々切丸」を駆使して戦う。
流派は「相手の動きを気にせずに打って勝つ」ことを得意とする薬丸自顕流。御刀は「祢々切丸」。主要人物の中で最も攻撃直が高いが、「一撃で仕留める瞬発力があればいい」とのことで、驚くほど体力がない。
働くことが大嫌いで、たびたび任務中に昼寝をしたり温泉につかったりしている。刀剣類管理局、特に本部長の紗南に対しては「ブラック」「労働基準法違反」と揶揄している。一方で卓球などの遊びには全力を出す。
沙耶香のようなまじめなタイプを「苦手」とする一方、同じまじめな性格でも姫和に対しては「いじると反応が超愉快」と、たびたび姫和の体形をいじる発言をして怒らせている。
出身は岡山県の山間部。誕生日は6月16日。好きな食べ物はローストビーフ丼。趣味はねねと遊ぶことと、食べることで、体型に似合わずかなりの量を食べる。
益子家は代々荒魂との共存を図っていて、薫も荒魂である「ねね」をいつも連れて歩いている。荒魂と共存してきた益子の刀使であることに誇りを持っている。基本的に、エレンとコンビで行動する。

古波蔵エレン(こはぐらえれん)

出典: originalnews.nico

CV:鈴木絵理

長船女学園高等部1年の15歳。アメリカ人の母親を持つハーフ。
当初は可奈美と姫和の敵として現れたが、実は舞草のメンバーで、二人をテストするのが目的だった。
流派は「防いで動きを封じて勝つ」ことを得意とするタイ捨流。御刀は「越前康継」。剣術と体術を組み合わせた戦法を得意とする。必殺技は「みぞおち砕き」。
カタコト交じりの日本語を話し、性格は楽観的だが、頭は切れ、冷静に周囲を見渡すことができる。祖父のフリードマンをはじめ、ノロの研究者の家庭に生まれた。そのスタイルの良さから、巨乳好きのねねになつかれている。
出身地はアメリカ・ロサンゼルス。誕生日は5月15日。趣味は体を動かすこと全般。好きな食べ物は銀鱈の西京漬け。
薫以外の人間には「かなみん」「ひよよん」といった独特のあだ名をつけて呼ぶ。基本的に薫とコンビで行動する。

DVDの付録であるショートストーリーでは、エレンがねねに興味を持ったことが、エレンと薫が仲良くなるきっかけであったことが描かれている。

折神家・折神家親衛隊

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