三國志(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

三國志とは、歴史書『三国志』や歴史長編小説『三国志演義』をベースにした、中国の後漢から三国時代を舞台にした歴史シミュレーションゲームである。コーエーテクモゲームスから発売され、これまでシリーズ化されている。ゲームプロデューサーはシブサワ・コウ。プレイヤーは君主となり、内政や軍事で国力を高め、他君主と合戦を行い領地を広げていく。そして、最終的に中国統一を目指すのがゲーム目標となる。

読み:きゅうしゃく

探索などで入手できる。

中国の漢の時代などで皇帝より賜った9種類の恩賞品のことをいう。
もともとこれらは天子(皇帝)しか使用できないもので、これらの恩賞を賜った者は皇帝とほぼ同等の地位にある。
九錫を賜った者のうち、ほとんどの者が自身または一族が帝位に就いている。
曹操は漢の献帝より賜り、子の曹丕が魏を建国している。また、孫権はその曹丕より賜って、後に呉の帝位に就いた。

和氏の璧

読み:かしのへき、かしのたま

探索などで入手できる。

中国の春秋・戦国時代にあった名玉。『史記』などに登場する。
春秋時代の楚という国の卞和(べんか)という人物が山で玉の原石を発見し、楚王(厲王・武王)に献上するも偽物とされ足を切断される刑を受ける。
しかし、その次の文王の時に名玉と認められ、璧状に加工して発見者の卞和にちなみ「和氏の璧」と名付けられた。
その後趙の恵文王が手に入れるが、秦の昭襄王が領内の15の城と名玉の交換を持ちかけてきたことに由来して、「連城の璧」とも言う。
全く欠点がないことを「完璧」というが、この璧は「和氏の璧」のことを言う。

羽扇

読み:うせん

諸葛亮が初期状態で所有していることが多い。諸葛亮死後は探索で入手できる。

鳥の羽で作られた扇のことで、ゲームでは『三国志演義』などで諸葛亮が所有する羽毛扇のことである。諸葛亮の画にも登場する。
羽毛扇は天界に住む鶴の尻尾の毛を材料に、諸葛亮が作ったという伝説がある。
なお中国語で策士や黒幕を意味する「揺羽毛扇的」という言葉がある。
これは、諸葛亮のような策に長けた人物がフィクションなどで羽毛扇を使ってあおいでいることによるものである。

玉璽

『三国志13』の玉璽入手時のメッセージ。

読み:ぎょくじ

探索によって入手できるが、シナリオによっては袁術が所有している場合もある。
所持すると君主の能力値や信望(君主がどれだけ民衆から信用されて、人望に厚いかを表した数値)などが上昇する。
作品によっては、皇帝即位時に必要な場合もある。

一般的に皇帝が用いる印のことだが、ここでは中国の歴代皇帝に受け継がれてきた印のことである。
秦の始皇帝が宝玉を配下に命じて印状にしたものが始まりとされている。以来、玉璽は皇帝の象徴を表した。
後漢末期の時代に、玉璽を手に入れた袁術という軍閥が皇帝を自称するという話が『三国志演義』に記されている。
しかし、10世紀の五代十国時代に戦乱により行方不明となった。後の宋や明、清などの時代は漢王朝の頃の玉璽を真似て作った模造印が使われた。

『三國志』のイベント

作品によってはイベントムービーが挿入されることもある。

『三國志』シリーズでは、ゲームの途中にイベントが発生することがある。大きく分けて通常イベントと歴史イベントに分けられる。
通常イベントは条件などはなく一定確率で突然発生し、収入や内政値に影響を与えるイベントが多い。
歴史イベントは条件を満たすと発生することがあり、ゲーム展開に影響を与えることもある。イベント内容は『三國志』や『三國志演義』などの内容を元にしたものが多い。
主なイベントについて紹介する。

通常イベント

いなご

『三國志X』のいなご発生イベントメッセージ。

春から秋に発生するイベント。いなご(バッタ類)の大量発生により農作物に被害が出る。
いなごの被害に遭った都市の開発値や民忠が低下し、兵糧も減少する。

台風

夏に発生するイベント。台風が来襲して被害を与える。
台風が来襲した都市の開発値や商業値といった内政値が低下し、兵士数などが減少する。

豊作・凶作

秋に発生するイベントで、兵糧収入が増減する。

・豊作:兵糧収入が増加する。
・凶作:兵糧収入が減少する。

歴史イベント

『三國志』や『三国志演義』の内容を題材にしたイベント。
発生条件は作品によって異なるので、どのような流れになるかのみを説明する。

美女連環の計

董卓の横暴に悩んだ配下の王允が養女の貂蝉を使って、同じく董卓配下の呂布に董卓を殺害させようとしたイベント。
連環とは複数の計略を連続して行う計略のことで、王允は連環の計を仕掛けた。
具体的に、董卓と呂布は貂蝉による美人計(色仕掛け)と離間(仲違い)にかかった。
いわゆる「美女連環の計」は『三国志演義』に登場するエピソードである。

イベントの流れについて説明する。
だいたい192年以降に、董卓が君主、そして後漢皇帝(漢王朝)を擁立していて、配下に王允と呂布がいることが発生条件である。
イベントが発生すると呂布が董卓を殺害する。
その後作品によって違いがあるが、以下のようなパターンがある。
・呂布が董卓の跡を継いで董卓勢力の君主となる。
・呂布が董卓勢力から独立して新君主となり、董卓勢力は別の董卓配下武将が引き継ぐ。

なお、作品によって董卓が死なない分岐もあり、その場合は特に変化はなし。

官渡の戦い

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