風鳴翼(戦姫絶唱シンフォギア)の徹底解説・考察まとめ

風鳴翼(かざなりつばさ)とは、サテライト制作による日本のテレビアニメシリーズ『戦姫絶唱シンフォギア』の登場人物である。主人公の立花響よりも前にシンフォギア奏者としての力に目覚めており、響を始めとした他の奏者達全員の先輩といった立ち位置である。ノイズと戦う一方で音楽活動もしており、その両方で相棒であった天羽奏を失った経験によって周囲から心を閉ざしてきたが、響の明るい性格にあてられ徐々に心を開いていく。

第三期におけるエクスドライブモード。第二期よりも派手さが増し、神々しくなっている。
七十億の絶唱にも等しいフォニックゲインを記憶の燃焼によって引き出す錬金術師キャロルに対抗すべく、キャロルが放った攻撃を響がフォニックゲインとして束ね、力の制御に長けたマリアが再配置することによって得た力。敵からの攻撃をも自身の力に変える新しい奇跡の力であり、発動時に響とマリアによって「ジェネレーターエクスドライブ」と叫ばれた。タイトルの「GX」の由来はこの「Generator X-drive」から。

戦姫絶唱シンフォギアAXZ

ラストイグニッション

十分なフォニックゲインが望めない状況で強力な敵であるアダムに対抗する為、錬金術由来のエネルギーを無理矢理にシンフォギアで使用しようとした奏者達はその負荷を一身に受けることになる。奏者達を支える司令部のバックアップチームは、その錬金術由来のエネルギーによる負荷を、イグナイトモードを発動するのに必要な魔剣ダインスレイフに肩代わりさせ消却することで奏者達自身への負荷を減らすことに成功する。
これは、ダインスレイフを失っていく間だけ使うことの出来た最後のイグナイトモードである。

翼が越えた過去の壁

戦姫絶唱シンフォギアではシリーズを通して、奏者達が敵との戦いの最中、自分自身の心の闇や悩みを乗り越えて行くという描写が見られる。
彼女達はそれらの闇や悩みを乗り越えることで、戦う為の強い意思と新たなる力を得て行く。

心の拠り所だった相棒「天羽奏」(戦姫絶唱シンフォギア)

幼い頃から国を守る為の剣として自分の事を一人で鍛えて来た翼にとって、戦いでもアーティスト活動でも相棒となった天羽奏の存在は大きく唯一の心の拠り所となっていた。しかし、ライブ中に現れたノイズとの戦闘で、奏は自らの体に致命的なダメージを与えてしまう『絶唱』を口にしてまでも戦い続け、そして亡くなってしまった。奏の死によって唯一の拠り所を失ってしまった翼は、より一層戦闘技術の研鑽と、奏と行ってきていたアーティスト活動にのみ没頭し、周りの人々を遠ざけるようになってしまう。
そんな中、奏の意思と奏が使っていた聖遺物「ガングニール」を引き継いだ少女「立花響」が現れる。奏の死について心の整理をつけ切れていなかった翼は、響に対して敵意を向けてしまう。しかし、翼の判断ミスから翼が緊急入院せざるを得なくなり戦線を離脱してしまった間、必死に努力をし、シンフォギアを纏えるようになったばかりだというのに翼が空けた穴を埋めようとする響の活躍を聞き徐々に彼女を受け入れていく。
そして、響や響の親友である未来によって、奏が遺した「戦いの裏側とか、その向こう側にあるもの」という言葉の意味を少しずつ理解する。それは、自分が戦うことで守れる人々や日常といった戦いの世界以外の大事なものという意味であり、翼は奏が死んでまでも守ろうとしたものを実感することで奏が死んだ意味を理解し受け入れていく。
そして、翼は過去を完全に乗り越える為に、かつて奏を失ってしまった因縁の地とも言える会場で再びライブを行うのだった。

仲間達とのすれ違い(戦姫絶唱シンフォギアG)

主人公立花響の胸には奏が使っていたガングニールの欠片が埋まっており、それによってシンフォギアを纏うことが出来ていた。しかし、体内に聖遺物を埋め込んでいるという特殊な状況によって響は徐々に聖遺物との融合を始めてしまう。そして、このまま融合が進めば響は死んでしまう、と翼は風鳴弦十郎から聞く。
翼はこの事を仲間である雪音クリスに話すことが出来ず、また自分は大事な仲間を失ってしまうのかと一人で悩みを抱え込んでしまう。クリスはそんな翼ときちんと話をしようと場を設けるものの、仲間になって久しいというにも関わらず名前を呼んでくれないクリスに「いい加減名前くらい呼んでもらいたいものだ」とクリスの不器用な思いやりを一蹴してしまう。そうして、翼はクリスと微妙な溝を作ってしまうのだった。

そんな中、敵対していたウェル博士率いる武装集団フィーネとの最終決戦が始まってしまう。奏者三人対三人という拮抗した戦力の中、敵の調が響達に寝返り、さらに敵の奏者として戦わされていた未来を響が捨て身で救い出す。それによって敵の奏者一人に対して味方の奏者は三人という圧倒的な有利に持ち込むことが出来たのだった。しかし、この優位性を逆手に取って敵の切り札となっているノイズを呼び出し使役することの出来る「ソロモンの杖」を回収する為に、クリスはあえて味方を裏切りソロモンの杖を引き渡してもらうことを条件にウェル博士の側として戦うことを選んでしまう。
翼の前に立ちふさがったクリスは、翼のことを突然「風鳴先輩」と呼び出す。それは、様子を見ているウェル博士に気づかれないように翼に協力を求めるクリスの信頼を表した敬称だった。それを察することの出来た翼はクリスの思惑に協力し、ウェル博士から杖を奪取することに成功する。
それ以来、クリスは翼のことを信頼し先輩と呼ぶようになり、翼もまたクリスを頼りになる後輩として仲間の絆を深めるのだった。

父親との確執(戦姫絶唱シンフォギアGX)

翼には家族に対してある暗い過去を持っていた。それは、風鳴の血を濃くする為に祖父が母に産ませた子であるということと、血の繋がらない父が翼にきつく当たることが多かったというものだった。
そんな辛い父との思い出を抱えたままに、敵が狙ってくるであろう要所の一つに風鳴家が該当し、その護衛の為に翼とマリアが出動することになる。久々の再会だというのに父はそっけない態度で、翼はますます自身はただの道具であり剣であろうと強く思ってしまう。

そこに、当初の予想通り敵であるファラが現れる。ファラは哲学兵装と呼ばれる特殊な力を有しており、剣と定義されるものであれば全てを破壊することが出来るという能力を持っていた。剣である翼や、剣状の武器を扱うマリアはファラの能力に対抗することが出来ず苦しむことになる。
そんな中に父が姿を現し「夢を見続けることを恐れるな」と翼に言う。そして翼は、父が翼に対してきつく当たってきたのは、翼が歌手になるという夢を追い続けられるように、風鳴という穢れた家から遠ざけようとしていたからだということに気がつく。父の願いが自分が夢を追い続けることだと知った翼は自身が剣であることをやめる。
そして装備した剣を翼に見立て、「貴様はこれを剣と呼ぶのか。否、これは夢に向かって羽ばたく翼」と定義によって力を発揮する哲学兵装の裏をかき、ファラを倒すことに成功するのだった。

以来、父との素っ気ない関係性は変わらなかったものの、翼は父に対して親子という絆を感じられるようになるのだった。

風鳴翼の必殺技

シンフォギア奏者達は自身のアームドギアを変形させることで様々な技を出すことが出来る。技を発動する時にはカットインのような描写が入る為に非常に印象的なシーンも多い。
翼のアームドギアは剣である為に基本的には斬撃や刺突系の対人戦技が主なものとなっている。

蒼ノ一閃

振るった剣から衝撃波のようなエネルギーを射出する技。近距離戦に特化した天羽々斬の中では数少ない遠距離攻撃であり、あらゆる場面でよく使われる翼の定番の技である。

蒼ノ一閃 滅破

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