マーベル映画作品(MCU)フェイズ2のネタバレ解説まとめ

マーベル作品の個々のヒーロー映画をひとつながりの物語にするMCUシリーズ。フェイズ2ではアントマンやスター・ロードなど新たなヒーローの登場もあるが、既出のヒーローの内面の掘り下げも多く行われている。特にチームの中心となっているアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソーの3人についてはアベンジャーズとしてではなく関わった事件について描かれた。
MCUフェイズ2の作品同士・キャラクター同士の繋がりや時系列的な関係性について深掘りする。

S.H.I.E.L.D.の狙撃手。的を狙うものなら何でも得意だが、戦闘時は主に様々な種類の矢が用意されたアーチェリーを使用する。ナターシャをS.H.I.E.L.D.に勧誘したのは彼だが、元々はロシアのスパイだった彼女を暗殺するために彼女の元へと赴いた。実は所帯を持っていて、ナターシャも度々遊びにきている模様。
クリントはナターシャのことを親友だと思っているし実際仲が良いが、彼女がバナー博士を好きなことに気づいていなかった。

Vision(ヴィジョン)

ウルトロンが作っていた人工生体ボディに、トニーが作ったAIのJ.A.R.V.I.S.をインストールしたヒーロー。額にインフィニティ・ストーンのひとつであるマインド・ストーンが埋め込まれていて、物質をすり抜けたりビームを発射したりと特殊能力を使える。J.A.R.V.I.S.が基礎になっているが別の人格であり、AIのときは知っていたようなことも忘れてしまった様子。

Scarlet Witch(スカーレット・ウィッチ)/Wanda Maximoff(ワンダ・マキシモフ)

ヒドラの人体実験により作り出された人工超能力者。テレキネシスとサイコキネシスが使える。ソコヴィアの出身で、トニーの作った兵器により家族を殺されているのでトニーを恨んでいる。ピエトロとは双子で、ワンダは妹。
ウルトロンに従っていたが、ウルトロンの意識をサイコキネシスでのぞいた所彼が本当は地球滅亡を計画していると知り離反した。

Quick Silver(クイック・シルバー)/Pietro Maximoff(ピエトロ・マキシモフ)

ヒドラの人体実験により作り出された人工超能力者。超速移動が可能で、攪乱のほかスピードを乗せて相手に衝突したりする戦い方もできる。ソコヴィア出身で、トニーの作った兵器により家族を殺されているのでトニーを恨んでいる。ワンダとは双子で、ピエトロは兄。
ウルトロンに従っていたが、ワンダにより彼の本当の目的を知り離反した。

ヴィラン

Ultron(ウルトロン)

トニーが自動平和維持システム開発の際に考えたAIが基礎となっているアンドロイド。宇宙からの敵や、地球内部の敵をカバーするのはヒーローだけでは無理という考えから開発されたのだが、地球を平和にするには人類を滅亡させれば良いという極論に達した。ヒドラがマインド・ストーンの力を使い開発した、生き物の脳にAIとトニーのAIを統合させた頭脳なので、J.A.R.V.I.S.に比べると言動がやや人間くさい。
ヒドラの基地で開発したうちの強力な個体がメインとなりウルトロン軍団を動かしているが、思考回路が繋がっているので基本的には全てがウルトロン本人とも言える。

Ulysees Klaue(ユリシーズ・クロウ)

武器商人。鎖国しているアフリカの小国・ワカンダに侵入して、希少金属ヴィブラニウムを盗み出した経歴を持つ。今作ではウルトロンとトニーが似ていると揶揄した結果ウルトロンの逆鱗に触れ、片腕を切り落とされてしまった。原作では右腕が鉤爪(クロウ)型の義手になっているため、何故クロウの腕が義手なのかという伏線になっている。

アントマン

2015年公開。原作のアベンジャーズの初期メンバーでもあるアントマン誕生を描いた映画。アントマンとして有名なハンク・ピムではなく、2代目として知られているスコット・ラングがアントマンになっている。

冒頭、ハンク・ピム博士がまだ若い頃(アントマンとして活躍していた頃)のシーンで始まる。ハンク・ピム博士は元々S.H.I.E.L.D.のエージェントだったが、トニー・スタークの父、ハワード・スタークとペギー・カーターと言い争いになった末、S.H.I.E.L.D.を辞めてしまう。そしてS.H.I.E.L.D.とはまた違う形での正義の在り方というものを信じて、自らの会社を設立するのである。この、ハンク・ピム博士と同じく科学者であるハワード・スタークとの対立関係というのは、次作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の展開を暗示していると言える。

元泥棒のスコットは刑務所から出所しても何もかもうまくいかず悩んでいた。そんなときに、ピムテックという大企業の理事であるハンクの計略に乗せられ、アントマンとしてイエロージャケットという危険なスーツ型兵器をピムテックから盗み出すこととなってしまう。ハンクの愛弟子のダレンがハンクが開発したアントマンスーツの秘密を分析してイエロージャケットを開発、地下組織や軍に売ろうとしていたのだ。ハンクは以前S.H.I.E.L.D.と仲たがいしているため、S.H.I.E.L.D.の傘下とも言えるアベンジャーズに助けを求めることは断固拒否。特にスターク社のことは毛嫌いしている。スコットは身体の大きさを自由に変えられるアントマンスーツを着用し、イエロージャケットと戦うこととなった。戦いに必要な道具が『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の最後に登場したアベンジャーズの新たな拠点にあるため、まずそれを盗み出すことが必要となり、スコットは警備していた新人アベンジャーズのファルコンと交戦するはめになる。

物語の最後で、スコットは友人のルイス伝いでサムが自分のことを探していることを知る。回想シーンでサムが聞きこみを行っているときに情報提供していた女性が、「最近はいろんなヒーローがいる。空を飛んだり壁を登ったりね。」という台詞を口にする。MCUの中で空を飛ぶヒーローはアイアンマンやファルコンなど色々出てきたが、壁を登るヒーローはまだ未出演。これは、次のフェイズの『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でMCU参入が決まって世界中のファンが喜んだヒーロー・スパイダーマンのことである。

初代アントマン(ハンク・ピム博士)の妻は初代ワスプ(スズメバチがモチーフの羽のあるヒーロー)であった。初代ワスプもエージェントとして活躍していたが、彼女は爆弾を解除するために自らが犠牲となって死亡している。このワスプも二代目が生まれる。それが、エンドクレジット中のおまけ映像である。娘のホープにワスプスーツをプレゼントするハンク・ピム博士。ワスプも原作アベンジャーズの初期メンバーであり、今後、娘のホープがワスプとして活躍することを示唆しアントマン2作目に続く形になっている。

もうひとつのおまけ映像ではバッキー(ウィンター・ソルジャー)が万力に左腕を捕まえられて、サム・ウィルソン(ファルコン)とキャプテン・アメリカが彼の腕のメンテナンスを誰に頼むかという相談をしている。このときの「トニーには頼めない」というキャプテンと「良いやつがいる」と提案するファルコン。これは、フェイズ3の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に続く伏線となっている。

ヒーロー

Antman(アントマン)/Scott Lang(スコット・ラング)

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