零~刺青の聲~(Fatal Frame III)のネタバレ解説・考察まとめ

『零~刺青の聲~』とは、「零」シリーズの第3作目で、2005年にテクモよりプレイステーション2用ソフトとして発売された和風ホラーゲームである。
徐々に眠りから覚めなくなっていくという呪いを解く為に、除霊能力を持つカメラ「射影機」を使って、夢の中の幽霊屋敷と現実世界を行き来しながら謎を解いていくという内容になっている。
シリーズ1作目、2作目の主人公達も登場し、彼女達のその後の様子が知れるところも見どころだ。

基本的にゲーム中はカメラ位置が固定、もしくは主人公の動きに合わせて自動で動く。この為、カメラの操作は必要ないがその代わりに常に手にしている懐中電灯の方向を動かすことが出来る。
ゲームシステムの売りとも言える射影機を構えた際には、主観モード(ファインダーモード)となり自由に視点を動かすことが出来るが、視界が制限される為に霊を発見しづらくなってしまう。また、フィラメントと呼ばれる霊の種類や方向、近さに反応して光を発する機能が画面上に常に表示されている為、これを頼りに霊や隠された扉などを探すことが出来る。
アイテムには限りがあるために「射影機を使う」という特性上射影機に必要なフィルムや回復アイテムに枯渇することも多々あり、ゲームの難易度に影響を与えていると言える。特に今作では操作キャラクタ―が三人になっており、強力なフィルムに関しては、一度拾ってしまうと他のキャラクターで拾えなくなってしまう。
また操作キャラクター達にはそれぞれに別の特性が持たされている。怜は一時的に無敵状態になる「フラッシュ」、深紅はスロー効果を与える「御神石のお守り」と「重」と呼ばれるチャージショット、螢はしゃがむというアクションが出来るようになっており怨霊から「隠れる」ことが出来る。ストーリーの進行上でも、深紅は低く狭い場所に潜り込めたり、螢は重い障害物を退かしたり屋根を飛び移る等キャラクターを生かした特性が見られる。

ファインダーモード

射影機を覗くと主観モードのような画面に移行し、この状態でのみ霊を写真に収めることが出来る。画面上には霊の近さと方向を光の強さによってあらわすフィラメント、霊を捉えることの出来る範囲を示したキャプチャーサークル、フィルム枚数などが表示されている。
また、霊を撮影することで得られるポイントによって、射影機の性能を上げることが出来る。ただし、射影機は三人居る操作キャラクターそれぞれが個別の物を使用するが、ポイントは共有されているので注意が必要だ。

強化レンズ

強化レンズとは射影機の機能を拡張し、強化する為のパーツである。霊にダメージを与えた時に蓄積される霊子と呼ばれるゲージを使用することで能力を発揮することが出来る。

「遅」

霊の動きを一定時間遅くすることが出来る強化レンズ。
最初期に入手することが出来る上に、使用する霊子が一つのみの為扱いやすい。

「圧」

怨霊をノックバックさせ、ダメージを与えることが出来る強化レンズである。
シャッターチャンス時のみに起こるノックバックを好きなタイミングで起こすことが出来る為、シャッターチャンスを撮影することが難しい敵に役に立つ。

「刻」

シャッターチャンス時や、シャッターチャンスの中でもさらにわずかな時間にのみ発生するフェイタルフレーム時に使用するとダメージを増加させることが出来る強化レンズである。

「零」

ダメージを上昇させる強化レンズ「刻」の強化版である。
威力が上がる代わりに、使用する霊子も増える。

「撃」

溜まっている霊子を全て消費して、怨霊に大ダメージを与える強化レンズである・

「貫」

怨霊に与えるダメージ量を上昇させる特殊効果を付与させることが出来る強化レンズ。

「連」

通常撮影時に大ダメージを与えることが出来るようになる強化レンズ。
使用する霊子も一つのみである為に、使い勝手もいい。ゲームクリア後に開放されるエクストラモードで購入することが出来る。

「滅」

強化レンズ「刻」や「零」よりもさらに大きなダメージを与えることが出来る強化レンズ。
同様に消費する霊子の量も増加する。ゲームクリア後に開放されるエクストラモードで購入することが出来る。

『零~刺青の聲~』の登場人物・キャラクター

黒澤怜(くろさわ れい)

kawaharu
kawaharu
@kawaharu

Related Articles関連記事

零~紅い蝶~・零~眞紅の蝶~(Fatal Frame II)のネタバレ解説・考察まとめ

『零~紅い蝶~』とは、「零」シリーズの第2作目で、2003年にテクモよりプレイステーション2用ソフトとして発売された和風ホラーゲームである。 霊を射影機に写すことで撃退できることや、民俗学的な視点による謎解きなど、前作『零~zero~』の長所を生かしながらも一つの屋敷から一つの廃村へと舞台が変更されており、より広い範囲で行動することになる。登場人物の中には、前作に因縁のある人間も多く、今作によって明かされる前作の設定なども見どころだ。

Read Article

零~zero~(Fatal Frame / Project Zero)のネタバレ解説・考察まとめ

零~zero~(Fatal Frame / Project Zero)とは「零」シリーズの第1作目で、2001年にテクモよりプレイステーション2用ソフトとして発売された和風ホラーゲームである。 霊である敵は特殊な能力を持つ「射影機」に写すことで撃退でき、恐怖の対象に自ら顔を向けなくてはいけないというゲームシステムによって人気を得た。民俗学的視点から解いていく謎や、敵の霊が一体一体を作り込まれている等、細部にまで拘られた設定も魅力の一つだ。

Read Article

零〜濡鴉ノ巫女〜(Fatal Frame V)のネタバレ解説・考察まとめ

『零~濡鴉ノ巫女~』は任天堂発売の和風ホラーゲーム『零』シリーズの第6作目(通算9作目)である。キャッチコピーは「死の山、幽婚、神隠し すべては水でつながっている。」。不来方夕莉、雛咲深羽、放生蓮の3名が操作キャラクター。日上山という水をご神体として崇める霊山が舞台。夕莉は消えた恩人や依頼人を、深紅は母を、蓮は死者を写した弔写真を追い、それぞれの事情から怨霊が徘徊する日上山へ踏み込んで怨霊との戦闘や探索をくり広げる。映画さながらの美麗グラフィックと陰鬱な雰囲気がファンを集めている。

Read Article

零~月蝕の仮面~(Fatal Frame IV)のネタバレ解説・考察まとめ

『零~月蝕の仮面~』は和風ホラーゲーム・『零』シリーズの第4作目である。「恐怖を体験する。」がキャッチコピー。時代背景は1980年代の日本。全12章の構成で水無月流歌、麻生海咲、月森円香、霧島長四郎の4名の視点で進行する。舞台は朧月島という離島。朽ちた廃墟と化した病院や和風建築の屋敷での探索及び怨霊との戦闘がメインとなる。

Read Article

零〜紫の日記〜(心霊カメラ〜憑いてる手帳〜)のネタバレ解説・考察まとめ

『零〜紫の日記〜(心霊カメラ〜憑いてる手帳〜』とは、2012年任天堂から発売された3DS用のゲームソフトである。「紫の日記」に、あるはずのない文字を見てしまった者は、顔の削がれた遺体となり見つかるという都市伝説。主人公はある日、手元に届いた日記に囚われた少女「眞夜」と共に「紫の日記」の謎を解明していく。3DSを射影機に、ARノートを紫の日記に見立て進めていく本作は、より現実世界とゲームとの境界を曖昧にし、恐怖が侵蝕してくる様を体験できる。

Read Article

【零シリーズ】美女・美人な登場人物・キャラクターの画像まとめ【FATAL FRAME、PROJECT ZERO】

『零シリーズ』は第1作目『零 zero』から続くサバイバルホラー・アクションアドベンチャーゲームだ。射影機というあり得ないものを写し出せるカメラで撮影することで、除霊したり過去を見聞きできたりするシステムが特徴的。『零シリーズ』では少女の登場人物・キャラクターが主人公となることも多く、可憐な少女たちが怨霊に果敢に立ち向かう姿を見ることができる。

Read Article

目次 - Contents