零~刺青の聲~(Fatal Frame III)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『零~刺青の聲~』とは、「零」シリーズの第3作目で、2005年にテクモよりプレイステーション2用ソフトとして発売された和風ホラーゲームである。
徐々に眠りから覚めなくなっていくという呪いを解く為に、除霊能力を持つカメラ「射影機」を使って、夢の中の幽霊屋敷と現実世界を行き来しながら謎を解いていくという内容になっている。
シリーズ1作目、2作目の主人公達も登場し、彼女達のその後の様子が知れるところも見どころだ。

次の晩、怜は深紅の夢の中に居た。
深紅は兄が屋敷の中に居ると言った子供の霊に導かれ、そこで子供の巫女が遺した日記を発見する。
日記によると巫女装束を着た子供達は鎮女と呼ばれ、狭間を封じる儀式を行った巫女を鎮める為の少女で、巫女の身の回りのお世話などもしていたらしい。そんな鎮女の一人「雨音」は、自身の兄「乙月要」が刺青の巫女「零華」と恋仲であったことを知り、零華が儀式を行って宮に閉じ込められてしまう前に一目会わせてあげようと、男子禁制であるはずの宮の奥へ要を忍び込ませてしまう。
そして、掟を破った為に雨音も要も殺されてしまう。
深紅はその過去の出来事を日記から知るのであった。

深紅の夢から醒めた怜は、夢の中で深紅や怜が聞いていた子守唄についての資料を深紅から貰う。それは、子守唄が「眠り巫女」と呼ばれており、巫女と付くタイトルから土着の民間宗教儀式由来の物が、おどし唄と呼ばれる子守唄の一種に変化していったものでは無いかと考察する研究書だった。

八ノ刻「虚夢~ウツロユメ」

次の夜、怜は姪の澪を追いかけていた螢の夢を見る。
彼は座敷牢の中に閉じこもってしまった澪と合流する為に、座敷牢の鍵を探しに眠りの家の中を彷徨うことになる。そこは眠りの家であったものの、かつて(『零~紅い蝶~』)澪が姉の繭と共に彷徨った皆神村という地図から消えた村が再現された空間になっているのだった。螢はそんな屋敷の中で、どこかで見覚えがあった紅い蝶に導かれるようにして、ついに座敷牢の鍵を見つけて戻って来るものの、そこに澪の姿は無くなってしまっているのだった。
螢は座敷牢の奥に空間があるのだと考えその先へと進む最中、澪が経験した「紅贄祭」という双子の姉妹を犠牲にして行う皆神村の儀式や、繭が失踪した理由等を知っていく。
澪は硬く閉ざされた扉の奥へと行ってしまい、さらに射影機では封印することができない程の強い霊が現れた為に、螢は別の方法を探す為に道を引き返す。

怜が螢の夢から目を覚ますと自宅には電話の音が鳴り響いていた。その相手は未だ眠りの家について調査を続けている螢からの連絡だった。優雨の死を知らなかった螢は、優雨に別れを告げたいということもあり怜と会う事を約束する。

その晩、怜は深紅から自身や滝川、そして刺青の女の体に刻まれている刺青についての調査結果を聞く。
それは、ある娘が想い人を亡くした痛み(疼ぎ)を忘れないように自身の体に柊の刺青を刻み、想い人の魂が神に届けられるように神の遣いである蛇の刺青を刻んだ、という民話があるらしいということだった。さらにその民話の元とされる、山の行者が他人の疼ぎを刺青として引き受けるという「文身行者」という伝承もあったらしく、刺青の女に刻まれている紋様はその伝承と同じ柊と蛇で、女と伝承の関係性を伺わせた。

九ノ刻「破戒~ハガイ~」

怜の夢は、優雨が入って行ってしまった扉へ自分も入ろうとする所から再開される。扉に掛けられていた封印を解いた怜は、ついに扉の向こうへと足を踏み入れる。そこは、眠りの家の最奥へと繋がる社がある、巨大な中庭になっていた。
しかし、怜はその奥へ進もうとした途中で目が覚めてしまう。

十ノ刻「刺魂ノ儀~シコンノギ~」

怜は、螢の夢の中に居た。
硬く閉ざされた扉の向こうへと消えてしまった澪を追いかける為に、螢は別の方法を探す。そして、怜が封印を解いたばかりだった眠りの家の最奥へと続く扉を開けてしまう。社が建てられたその中庭には瘴気が満ちており、螢は瘴気を払ってくれる「祓いの灯火」を使いながら先へと進む。しかし、社自体には入ることが出来なかった為に、その隣にあった書物蔵の最上階から屋根を飛び移って社に侵入する。
螢は社の内部で見つけた文書によって、その社で行われていた儀式の内容の一端を知る。それは、死者に対する強い想いは夢を通して繋がり常世海(あの世と繋がっているとされる場所)を荒らしてしまうと言われている為に、「文身行者」の伝承のように地域の人々の想い人を失くした痛みを巫女に刺青として刻み、最後にはその巫女を眠らせることで常世海を鎮める「刺魂ノ儀」という物だった。

十一ノ刻「終ノ路~ツイノミチ~」

次の晩、怜は深紅の夢の中に居た。
深紅は、生前刺青の巫女が捕らえれていた吊り牢の中で、社の奥へ進む為の鍵となっている鏡を発見し社の最深部を目指す。社の奥には地下へと続く巨大な洞窟があり、深紅はその最下層まで降りたものの、そこで怜は目を覚ましてしまう。

目覚めた怜は深紅を心配し、彼女の部屋へと訪れる。そこには酷く落ち込んだ様子の深紅が居て、彼女から兄のことや、かつて兄を置いて一人だけ助かってしまいずっと後悔していたことを告白される。そんな深紅に、怜は一人じゃないと励ます。

眠った怜は再び深紅の夢を見ていた。
深紅は眠りの家の最深部まで来かけていたのにも関わらず、次に深紅が居たのはかつて兄を置いて来てしまった氷室邸だった。深紅は目の前に現れた兄を追いかけて氷室邸の奥へ進むものの、途中で怜に励まされた事を思い出し道を引き返す。しかし、その最中で深紅は刺青の巫女に捕まってしまうのだった。

怜が起きて深紅の様子を見に行くと、深紅の体は殆どが刺青に覆われ眠りから醒めなくなってしまっていた。
そんな中、以前会うことを約束していた螢が怜の自宅へと尋ねてくる。怜は、優雨が亡くなって以来心の支えになってくれていた深紅まで失いかけていることで、生きる希望を見失っていた。そんな怜に、螢はまだ望みがあるかもしれないと、それまでに続けてきた研究結果を伝える。
螢が持ってきたのは「戒ノ儀の文書」と、子守唄「眠り巫女」の原曲についての資料だった。それらの資料から螢は、刺青木という杭を巫女の四肢に穿つことで巫女を鎮める「戒ノ儀」という儀式を実行すれば呪いが解けるのではないかと予想する。そして、螢はその晩、刺青木を探し出し社の奥に居るはずの巫女を杭で穿ってみると言う。
また、怜は螢から優雨が眠り巫女を録音したテープを持っていたはずだと聞き、それを優雨の部屋で探すと参考にしたいと言う螢に渡すのだった。

十二ノ刻「戒ノ儀~カイノギ」

螢は眠る前に怜に言った通り、巫女の四肢を刺青木で穿って鎮める儀式「戒ノ儀」を行おうとする。
眠りの家を彷徨って四本の刺青木を見つけた螢は、社の奥にある地下へと降り戒ノ儀の儀式場「棘獄」まで辿り着く。そこは、これまで戒ノ儀をされてきた沢山の刺青の巫女達で埋め尽くされており、強い瘴気の所為で螢は体が動かなくなってしまう。そして、螢が戒ノ儀を行おうとしていたはずの零華の体が、既に刺青木によって穿たれた後であるのを見つける。
螢は自身の考えが間違いであったことを察し慌てて逃げ出そうとするものの、儀式場に閉じ込められてしまい、そこで怜は目覚めてしまうのだった。

怜が起きて螢の姿を確認しに行くと、螢は黒い染みとなって姿を消してしまっていた。
遺された螢の鞄の中にはノートが入っており、そこには刺青木を穿つ以外の巫女を鎮める方法について螢の考えが書かれていた。
前日に怜が螢に渡したテープには眠り巫女の第三節が記録されており、それは第二節までのおどし唄と違い、送り出す弔いの意味を持っているという解釈がされていた。そして、眠りの家にまつわる資料には海のような空間が描かれているものがあり、螢はそこに眠り巫女の第三節のように、巫女を「送り出す」のではないかと予想していたのだった。
螢の鞄には他にも、最後の刺青の巫女である零華の想い人乙月要のテープが入っていた。そのテープには要が話している内容が録音されており、彼は夢で見る眠りの家の奥に零華が居ることや、自身が育った地域には死者と逢える場所があるという伝承について語った後、零華が刺青を入れられ最後には殺されてしまうと言う。そして、その社へと行き、零華と逢わなくてはいけないと話すのだった。
テープを聞き終えると、以前優雨の部屋の天井裏で見つけた霊石ラジオが反応しだす。霊石ラジオを手に取りその反応場所を探した怜は、要の所有物であった響石の耳飾りを自宅内で見つける。同時に一緒に保管されていた「異界」研究者の手記から、社の奥には巨大な竪穴があり、底には海のようになった地下水脈があるということを知る。

十三ノ刻「刺青ノ聲~シセイノコエ」

怜は、螢が遺したノート等によって判明した社の奥にある水脈に巫女を流すと言う方法を実践する為に、螢と同じように眠りの家の最深部へと向かう。社の奥への鍵になっている「砌ノ鏡」の欠片を屋敷中から探し出した怜は、もう戻れないと直感的に感じながらも自身に掛けられた呪いを解く為に、その先へ進む。

終ノ刻「涯ノ淵~ハテノフチ~」

怜はついに、刺青の巫女が四肢を穿たれる儀式「戒ノ儀」が行われていた部屋「棘獄」へと辿り着く。そして、怜はそこで最後の刺青の巫女、零華の身に何が起こったのかを幻視してしまう。
零華と恋仲であった乙月要は、妹である雨音の導きによって既に戒ノ儀によって棘獄から出ることが出来なくなっていた零華と再会を果たす。零華は要とずっと逢いたいと思い続けていたものの、儀式を成功させる為に彼への想いを心の内へとしまい込んでいた。それだけに、目の前に要が現れたことに零華は喜ぶ。
しかし、男子禁制の場へと要が入り込んでしまったことを知り怒った久世家の当主は、そんな要を零華の目の前で殺してしまう。目の前で想い人を殺されてしまったことで零華は強い悲しみを感じ、あの世から噴き出る瘴気「狭間」を広げてしまう「破戒」を起こしてしまうのだった。
幻視を終えた怜の前で零華は怨霊となって起き上がり、棘獄へと立ち入って来た怜へと襲い掛かる。

零華の怨霊を退けた怜は、棘獄のさらに奥にある空間へと進む。そこには本当に海のようになった地下水脈が存在しており、怜は眠り巫女の第三節を歌いながら、棘獄にずっと閉じ込められていた要と零華の死体を乗せた船を海へと送り出す。
すると、海の彼岸が光り始め、屋敷に閉じ込められていた大量の霊が彼岸へと向かい始める。それは、怜が眠り巫女の唄に秘められた儀式を成功させ、眠りの家に起きた「破戒」を治めることができたからだった。そして、怜はその霊達の中に優雨の姿を見つけ追いかける。
呼び止める怜に優雨は気がつき、怜の元へと戻って来る。しかし、優雨は「君が死んでしまうと僕は本当に消えてしまう。君が生きるかぎり、僕の欠片も生き続ける。だから、だから生きて欲しい」と怜に伝え、自分の身に刺青の呪いを引き受けると怜を置いて彼岸へと行ってしまうのだった。

怜と同じく深紅もまた呪いから解放され生き残ることが出来ていた。そして、二人は残された者同士として話をする。
深紅「生き残った。ずっとそう思ってました。でも私達、ここに残されたんですね」
怜「だから、私はここにいる。痛みと共に」

分岐

二週目以降、眠りの家の中にある「鏡華の耳飾り」を手に入れていると、十二ノ刻で失踪してしまう螢がただ眠っているだけになる。
その状態でエンディングに入ると、スタッフロール時に数枚の写真が現れる。主な変化は、分岐前では失踪してしまった螢が生き残っており、彼によって同じく生き残った澪が深紅と怜に紹介されるということが、その写真にて分かるようになる(なお、こちらが正史という事になっている)。

『零~刺青の聲~』のゲームシステム

基本システム

基本的にゲーム中はカメラ位置が固定、もしくは主人公の動きに合わせて自動で動く。この為、カメラの操作は必要ないがその代わりに常に手にしている懐中電灯の方向を動かすことが出来る。
ゲームシステムの売りとも言える射影機を構えた際には、主観モード(ファインダーモード)となり自由に視点を動かすことが出来るが、視界が制限される為に霊を発見しづらくなってしまう。また、フィラメントと呼ばれる霊の種類や方向、近さに反応して光を発する機能が画面上に常に表示されている為、これを頼りに霊や隠された扉などを探すことが出来る。
アイテムには限りがあるために「射影機を使う」という特性上射影機に必要なフィルムや回復アイテムに枯渇することも多々あり、ゲームの難易度に影響を与えていると言える。特に今作では操作キャラクタ―が三人になっており、強力なフィルムに関しては、一度拾ってしまうと他のキャラクターで拾えなくなってしまう。
また操作キャラクター達にはそれぞれに別の特性が持たされている。怜は一時的に無敵状態になる「フラッシュ」、深紅はスロー効果を与える「御神石のお守り」と「重」と呼ばれるチャージショット、螢はしゃがむというアクションが出来るようになっており怨霊から「隠れる」ことが出来る。ストーリーの進行上でも、深紅は低く狭い場所に潜り込めたり、螢は重い障害物を退かしたり屋根を飛び移る等キャラクターを生かした特性が見られる。

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@shuichi

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