CLAYMORE(クレイモア)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『CLAYMORE』とは、 月刊ジャンプ・ジャンプスクエアで連載をした作者八木教広によるダークファンタジー漫画作品。2007年には監督田中洋之でアニメ化もされた。人に化け、人を喰う「妖魔」妖魔を倒すため人間は「組織」と妖魔を見極めることが出来る半人半妖の戦士を作りだした。その組織と戦士を人間は「クレイモア」と呼んだ。物語は主人公クレアが幼少期に妖魔から助けてもらった戦士テレサと一緒に旅をする中、テレサが殺されてしまいその敵を討つという物語だ。

元々組織を潰す気でいたミリアは仲間のタバサを斬り捨て単身組織に向かう。たった一人で組織を襲撃するミリアだったが、戦士達に阻まれ失敗に終わる。しかし、ミリアに心を動かされた戦士達は、ミリアが死んだように組織に見せかけて助けたのだった。

戦士全員が組織に離反し組織に進行するなか、組織の長であるリムトは唯一対戦士用の訓練を積んだ戦士ラフテラに何故離反したと問いかける。ラフテラいわく戦士達は半人半妖でありながら、心の中の多くは人側に属しているため仲間の傷つけてられたら怒り、仲間失うと悲しむという普通の人間の感情を持っていること。そしてミリアは本気で殺そうとした戦士達を殺さなかった。戦士達は強さと弱さ、絶望と希望をミリアから感じ、心を動かされたという。

始めようか ここからは命の削りあいだ

戦士達の謀反に対して、組織は死んだはずの元ナンバー1達「流麗のヒステリア」「塵食いのカサンドラ」「愛憎のロクサーヌ」を甦させ、ミリア達を一気に追い込む。ヒステリアの美しい技に苦戦するミリアだったが、覚悟を決めある技を使う。それはただスピードを追求した単純で粗暴な技であり、北の戦乱では人の心を失うのを恐れ使えなかった技。また一瞬だけ覚醒しなければならない危険な技である。
玉砕覚悟でミリアはヒステリアへ限界を超えた速さで跳んでいった。

友をつくりなさい 仲間と語りなさい 長い人生じゃなかったとしても できるだけ多く笑ったり泣いたりなさい その一つ一つの全ての思い出が あなたたちの生きていた意味になるわ

カサンドラは、過去にロクサーヌによって殺されたことを思い出し、怒りで覚醒する。ロクサーヌ、ヒステリアも瀕死の状態から覚醒してしまう。絶望的な状態の中でナンバー3のオードリーは訓練生の双子に他の訓練生も連れて逃げるように言う。オードリーいわく組織は終わり、現戦士達は充分生きたが、訓練生はまだ生きている時間が少なすぎると。笑ったり泣いたりして思い出を作り、生きていた意味を作ってほしいと。しかし、双子は「まだ生きている戦士も連れていく」と助けに入ろうとする。オードリーは止めようとするが「組織の縛りからといてくれたのは、あなたたち現戦士だ」と恩を返すため助けに入って行くのだった。

これが八人の仲間が紡いだ 私の翼だ

ミリア達対覚醒状態のヒステリアの戦い。ミリアはヒステリアを倒せるのはカサンドラやロクサーヌの攻撃だと考える。そのためには仲間のアナスタシアの力が必要だという。アナスタシアの力「羽根持ち」は自分の髪の毛を空中に張りめぐらせて、それを足場するという力である。それをミリアは射出台にして一瞬だけでもヒステリアを上回る速さが欲しいと。
仲間達の力を合わせた翼を持ったミリアはヒステリアよりも速くなり見事ヒステリアにカサンドラの攻撃を当てることに成功したのであった。

最後の最後にあるべき覚悟のなさが ナンバー1とナンバー2を隔てる大きな壁だ

ロクサーヌ対カサンドラの戦い。ロクサーヌの覚醒状態の戦い方は触手のような腕から大きな爪を飛ばすという攻撃方法。爪は一度飛ばすとすぐに戻って来ないため、攻撃回数が決まっている。カサンドラはその攻撃を凌いでで勝つと言う。
結果勝ったのはカサンドラ。カサンドラはロクサーヌの敗因は「残りの三本をまとめて使えばまだ私を倒せる可能性があった。裏をかくつもりか保身のために1本は残すと思っていた。そしてそれが糞みたいなお前の限界だと。」そしてこのセリフに繋がりのであった。

人の血にまみれるのは、私の手だけでいい

組織の中を探るミリア達。しかし、ミリアだけは一直線にある隠された場所に向かう。それは妖魔の元となる龍の末裔と呼ばれる「アサラカム」が2体保管されている場所。そこには組織の長であるリムトもいた。
実は妖魔という生き物は存在しない。生きたアサラカムから血肉を削りとり、2体の血肉を融合させることで別の何か(組織すら何か分かっていないもの)に生まれ変わる。その別の何かは人の脳に寄生する。それが「妖魔」である。なので、組織が妖魔を生み出し、戦士達は寄生された人間を殺していたのだ。
ミリアはいわくこの場所は「戦士達の唯一心の拠り所である人を守り、人を殺さず、人を捨てたという前提を全て覆す場所」だと。だからこそミリアは1人でこの場所を潰すことを決めていたのだった。そして、次の瞬間リムトの首が飛び組織は終わりを迎えたのだった。

目にやきつけておけ。これが我々の身体であり、これがクレアの身体だ。そしてその時クレアのその姿を見て、その姿である事をもし受け入れられるのであれば、クレアを、その場で力いっぱい抱きしめてやって欲しい

ミリア達が組織を潰した後、ラキと共に謎の物体に飲み込まれたクレアを助けることに。しかし、ヘレンはひとつ不安な点があった。それはクレアが身一つで出てくることであり、最悪戦士の処理前出てくること。
戦士達はみんな身体の真ん中を2つに開き、そこから妖魔の血肉を入れて半人半妖の戦士となる。しかし、身体が再生できる戦士でも開いたところは治らなかった。対処に困った組織はいたって簡単であまりにいい加減な処理「開いたところを縫い付ける」という処置を施した。
そんな状態のクレアをラキに見せることになる。それはクレアにとってもラキにとってもあまりいいことではないため、ヘレンは心配だった。
それを聞いたデネブは自ら半裸になり、ラキに問いかける。

ありがとうねミアータ。あなたのおかげよ。何もないあたしが、戦士としてさえ役に立たないっていわれたあたしが、ミアータのおかげで特別になれた

聖都ラボナでの最終決戦。深淵に近い覚醒者を倒すため、潜在能力が高いミアータを覚醒させて戦わせることに。そして、ミアータを人に戻せるようにガラテアとクラリスが精神を妖力で支える作戦である。他の戦士達のサポートもあり、順調に覚醒者を追い詰めていくが途中でミアータが暴走してしまう。ミアータを人に戻すためクラリスは自分の体を犠牲にしながらサポートする。
クラリスは自分が特別だと思ったことがなかった。しかし、髪に色がついた戦士になれた時に初めて特別に感じることができたのだが、髪に色がついた戦士は普通の戦士より弱く、クラリスも戦士達から「色付き」と非難されていた。そんなクラリスに懐いていたのがミアータであり、まだ幼いミアータをコントロール出来たのもクラリスだけだったのだ。
覚醒者との戦いが終わり、ミアータにおまじないをかけ、お礼と別れを告げる。(このおまじないとはクラリスがいなくなった後、ミアータの心が乱れないようにミアータの中から自分の記憶を全部消したのである。)

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