魔法少女 俺(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『魔法少女 俺』とは、毛魂一直線原作の漫画、及びそのアニメ作品である。
さきは、アイドルユニット・マジカルツインとして、親友の桜世と奮闘していた。片想いの相手である桃拾を妖魔から助けるため、さきは魔法少女として戦うことになる。桜世も、さきを守るために魔法少女になる。ただし、魔法少女とは名ばかりで、二人は可愛らしいコスチュームに身を包んだ屈強な男性に変身するのだった。

CV:谷山紀章
9話初出。
未散の変身後の姿。ラブ☆パゥワ~が足りないために、変身するたびにエターナルデンジャラスプリティの姿は老化が進む。ラブ☆パゥワ~の源は、魔法少女オレへの憧れ。

桐生瑠可(きりゅうるか)

CV:内山夕実
PRISMAの一員。5年前にユニットを結成し、未散へねっとりとした濃い心を抱いていたが、未散本人には気付かれていなかった。アイドルはビジネスととらえているようで、一獲千金のチャンスがならば解散ライブも魔法少女の契約もやぶさかではない。
第4話初出。スタジオに妖魔が出現したとき、未散とともに異界ゲートに連れ込まれそうになった。

魔法少女エブリシングクレイジービューティ

CV:鈴木達央
9話初出。
瑠可が、未散へのねっとりとしたありあまるラブ☆パゥワ~で変身する。

『魔法少女 俺』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

第2話「ファンシーなのは威力以外というのは、この業界の鉄則」

可愛い杖は何の威力もないただの棒である。

マジカル手榴弾の爆発力におののく魔法少女オレに、ココロちゃんが言った台詞。
魔法少女は、鍛えられた男性の肉体に変身する戦闘に特化された存在である。衣裳は「魔法少女だから可愛い方がいい」というのがココロちゃんの言い分である。
「この業界」は魔法界を指すと同時に、作品自体のシュールな世界観を表し、メタフィクションな言葉になっている。

第2話「敵から味方から、とんだ四面楚歌だよ」

二頭身になったココロちゃんから目を背けるさき

触手系妖魔の気色悪さに、魔法少女オレ(さき)が上げた悲鳴。二頭身のココロちゃんに驚いた矢先で、オレは心理的なダメージを立て続けに受け、戦意を削がれている。
さきを取り巻く環境は、厳しい。桃拾との恋路は、桜世への配慮や兵衛の邪魔で、思うように進まない。母親は元魔法少女、マネージャーは魔法少女ヲタクで、支援態勢ができている。親友の桜世は、男に変身した姿が「可愛い」と頬を染める。シュールな魔法少女として戦うさきの葛藤を受け止めてくれる味方のない、八方ふさがりの状態である。
現状の受難すべてに対する、さきの心からの叫びでもある。

『魔法少女 俺』の用語

魔法少女

誰かを想うラブ☆パゥワ〜と力強い告白で、魔法少女に変身する。変身後は、ムッチムチのバインバインなたくましい男性の姿となり、フリルとリボンのついた可愛い衣裳をまとう。変身しても、パンツは変わらない。
主に体術で戦い、まれにマジカルな武器を使う。
魔法少女は15歳で年寄り扱いだが、さきの母親は長年ご近所の平和を守り続けてきたベテランだった。
敵は、チンピラが多い。

マジカル武器

ヘアピン型の手榴弾

魔法少女オレのヘアピンはマジカル手榴弾であり、水素爆弾並みの威力がある。
マジカルチャカは銃弾が無尽蔵。

『魔法少女 俺』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

パロディ

cocoa13
cocoa13
@cocoa13

目次 - Contents