風立ちぬ(The Wind Rises)のネタバレ解説まとめ

 %e9%a2%a8%e7%ab%8b%e3%81%a1%e3%81%ac

『風立ちぬ』とは、2013年にスタジオジブリが公開したアニメーション映画で、監督は宮崎駿。キャッチコピーは「生きねば。」。主人公の堀越二郎は、幼い頃から飛行機が大好きで飛行機乗りになりたかった。しかし近眼という決定的な欠陥から飛行機乗りの道を諦め、設計者を志すこととなる。そして大学生のころ関東大震災にあい、その時に出会った結核の少女、里見菜穂子と恋に落ちる。大正から昭和へと流れゆく時代に、生と死の間で苦悩する青年を描いた感動作となっている。

二郎の親友であり同期の本庄が、学生時代に食堂で二郎に言った台詞。二郎は飛行機の翼断面が鯖の骨に似ているという理由から、鯖定食ばかり食べていた。本庄はそれを「マンネリズム」だとして肉豆腐を勧める。それと言うのも、日本の航空技術が世界から遅れていることに焦りを感じているからで、日本人は航空技術にしても、他の文化にしても同じことを繰り返し、なかなか前に進まないということに怒りを覚えている為だ。ジブリ映画といえば「おいしそうな食べ物が出てくるシーン」が有名だが、これもそのひとつだ。

シベリア

%e3%82%b7%e3%83%99%e3%83%aa%e3%82%a2

隼型試作戦闘機が試験飛行中に空中分解した夜に、寮への帰り道で二郎が買ったお菓子(カステラに羊羹や餡子を挟んだもの)。そんなシベリアを売っていた店の傍らにある街灯の下には、幼い兄弟を連れた女の子がいた。店の店主が言うには、帰りの遅い親を待っている子どもたちなのだそうだ。隼の開発中止に落ち込んでいた二郎は、少しでも何かを達成した気分になりたかったのだろう。買ったばかりのシベリアを「君たち、ひもじくない?これを食べなさい。」と差し出す。だが、女の子はそんな二郎に嫌そうな顔をして、弟たちを連れ走り去る。寮に着いた二郎は、本庄にそのことを話すが、本庄からも「それは偽善だ!」と言われてしまったのだった。

『風立ちぬ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

原作漫画『風立ちぬ』

%e6%bc%ab%e7%94%bb %e9%a2%a8%e7%ab%8b%e3%81%a1%e3%81%ac

宮崎駿の漫画「風立ちぬ」は、「崖の上のポニョ」の制作を終え一段落したことからモデルグラフィックスで連載することとなった作品だ。この漫画は登場人物のほとんどが擬人化された動物の姿であり、主人公の堀越二郎も豚の姿で描かれている。宮崎監督いわく、「この漫画はいわば趣味として描いたもの」だそうで、映画化は全く考えていなかったとのこと。鈴木プロデューサーがこの漫画の映画化を勧めても宮崎監督は、内容が大人向けであることにくわえて、「アニメーションは子どものためにつくるものだ」という主張から反対していたのだそうだ。だが、鈴木プロデューサーが宮崎監督の「矛盾」を指摘し、その矛盾の答えを出す映画をそろそろ作ってもよいだろうと促した。その矛盾とは「宮崎駿は、戦争は嫌いだが戦闘機が大好き」というものだ。映画化してみて宮崎監督が出した、矛盾に対する答えは「この映画は戦争を糾弾しようというものではない。ゼロ戦の優秀さで日本の若者を鼓舞しようというものでもない。本当は民間機を作りたかったなどとかばう心算もない。自分の夢に忠実にまっすぐ進んだ人物を描きたいのである」というものだった。

小説「風立ちぬ」と堀辰雄

小説「風立ちぬ」は序曲、春、風立ちぬ、冬、死のかげの谷の5章から成る恋愛小説だ。著者は堀辰雄(1904年-1953年)。師は芥川龍之介。肺結核にかかり軽井沢で療養することが度々あったため、そこを舞台とした作品を多く残している。
この小説は、堀辰雄が執筆のために軽井沢のつるや旅館に滞在中に出会った、油絵を描く少女、矢野綾子(やの あやこ)と出会いから生まれた作品だ。彼女との体験は辰雄の別小説「美しい村」にて描かれている。辰雄と綾子は婚約したが、綾子もまた結核患者だった。二人はともに富士見の療養所(サナトリウム)で闘病することとなるが、綾子はその時すでに重症で、いつ死んでもおかしくない状態であった。辰雄の結核は幸いにも回復に向かい、懸命に綾子に寄り添い看病するが、結局綾子は療養所に入った翌年に亡くなってしまう。「風立ちぬ」はそんな堀辰雄の実体験をもとに書かれた小説である。

『二郎』のモデルとなった人物

堀越二郎(1903年- 1982年)は高い操縦性や速度、長距離飛行が可能なことによって当時最強と言われた零式艦上戦闘機(通称零戦)の設計者で、実在した人物だ。そして彼が生まれた1903年はライト兄弟が世界初となる有人動力飛行に成功した年でもあった。
堀越は東京帝国大学(現在の東京大学)工学部工学科を首席で卒業し、その頭脳から三菱燃料機(現在の三菱重工業)にスカウトされて入社する。入社後は航空技術を学ぶために会社の費用で渡米し、1年半もの間旅をする。そこで堀越は、イタリア航空機メーカーの創立者であるジョヴァンニ・バッチスタ・カプロニと出会い、彼の「飛行機は単なる戦争の道具ではなく、存在そのものが美しい夢である」という考え方に深く感銘を受けたという。

このように本作『風立ちぬ』は、実話をなぞった物語となっている。だが、実在した人物を主人公としたのは宮崎監督作品で初めての試みでもあった。実際にあった出来事をなぞりつつも、フィクションを交えたオリジナル要素を盛り込んだストーリーであるため、堀越二郎氏の家族にも了承を得て映画製作は行われた。飛行機の設計者としての『二郎』は実在の堀越二郎氏が、『菜穂子』との恋愛面での『二郎』は、小説「風立ちぬ」の著者である堀辰雄氏がモデルとなったと言える。そのため『風立ちぬ』のポスターには『堀越二郎と堀辰雄に敬意を込めて。』と添えられているのだ。さらに、『二郎』には宮崎監督の父親の人生も要素として加えられているのだとか。監督の父も、幼い頃に関東大震災にあい、零式艦上戦闘機などの風防(コックピットの風よけガラスのこと)などを製造する会社の経営に携わっていた。そして『二郎』と同じように、妻(前妻)を結核で亡くしているのだそうだ。

 %e4%ba%8c%e9%83%8e %e3%81%ae%e3%83%a2%e3%83%87%e3%83%ab

左:実在した堀越二郎、中:『風立ちぬ』の二郎、右:小説「風立ちぬ」の作者である堀辰雄

『菜穂子』のモデルとなった人物

基本的な『菜穂子』のモデルは堀辰雄の小説「風立ちぬ」の「節子(堀辰雄の婚約者、矢野綾子)」であるが、堀辰雄の「風立ちぬ」でのヒロインは「節子」であって「菜穂子」ではない。菜穂子という名前は堀辰雄の別小説「菜穂子」に出てくる。小説「風立ちぬ」の「節子」は主人公の「私」に愛され、若くしてこの世を去る純愛と薄幸がイメージの女性だが、「菜穂子」の「菜穂子」は既婚者で、強い意志を秘めているといったイメージの女性だ。小説「菜穂子」でのヒロイン「菜穂子」もまた結核患者として書かれており、療養所に入っていた。だが彼女には夫に無性に会いたくなり、勝手に療養所を抜け出してくるというエピソードがある。控え目な女性が良いとされた時代に、自分から行動を起こす女性を書くということは、集団ではなく個を表現した、新しい時代の訪れを表現しているかのようだ。宮崎駿の『風立ちぬ』の『菜穂子』も二郎に会いたくなり、勝手に療養所を抜け出していることから、この「菜穂子」という小説も、この作品には反映されていることがわかる。

 %e8%8f%9c%e7%a9%82%e5%ad%90 %e3%81%ae%e3%83%a2%e3%83%87%e3%83%ab

左:『風立ちぬ』の菜穂子、右:小説「風立ちぬ」の節子のモデルとなった矢野綾子

庵野秀明が『二郎』の声に選ばれた理由

二郎の声のキャストについて企画会議で悩んでいた、宮崎駿監督と鈴木敏夫プロデューサーは、「庵野、おもしろいね」と思い立つ。エヴァンゲリオンシリーズを手がける庵野秀明監督の声には、何を考えているか分からないミステリアスなところがあり、彼自身もすごく誠実な男だという理由からだそうだ。すぐに鈴木プロデューサーが庵野監督にオファーをし、オーディションをした結果、彼の声が宮崎監督の二郎のイメージと合致した(宮崎監督は二郎のイメージとして「早口」「活舌が良い」「凛としている」ことの3つを挙げていた)。オーディション後、満面の笑みで「やって!」と宮崎監督に言われた庵野監督も、驚きを隠せない様子だったが、「宮さん(宮崎駿)に言われちゃ、断れない」とオファーを受けたのだった。はじめは二郎が、寡黙なキャラクターだと聞かされて安心していた庵野監督だったが、「いざ絵コンテを見たら、ずっとしゃべりっぱなしだし、歌はあるわ、フランス語もドイツ語もあるわで完全にだまされた!って感じです(笑)。」と語っている。
そんな庵野監督は無名の頃、カバン一つで上京し、自主制作アニメを見せてトップクラフト(後にスタジオジブリに改組)のオーディションで採用された。だが上京したばかりで家がなかった監督は、デスクの間などで寝泊まりしていたようだ。そして監督が採用された当時制作されていたのが「風の谷のナウシカ」だった。ナウシカは制作中人手不足だったということもあり、実績も何もないにも関わらず、庵野監督は巨神兵の作画を担当したのだという。そのため『風立ちぬ』の制作が決まった当初、彼は「零戦が飛ぶシーンがあるなら描かせてほしい」と作画スタッフとして参加を申し入れていた。だがまさか、声優として参加することになるとは彼自身も思っていなかったことだった。

瀧本美織が『菜穂子』の声に選ばれた理由

女優である彼女は、高畑勲監督の後押しでキャストに決まったそうだ。「高畑は、なんでか美織ちゃんに詳しい」と、鈴木プロデューサーは発表記者会見で冗談めかして語っている。
菜穂子の声を演じるにあたって彼女は、宮崎監督から「昔の人は生き方が潔いのだよ。必死に生きようともがく感じではなく、与えられた時間を精いっぱい生きている、そんなイメージで演じて欲しい。」と言われたと語っている。
彼女は、高畑勲監督の映画『かぐや姫の物語』のオーディションに参加し、最終選考まで残ったが残念ながら落選してしまった。だが高畑監督は彼女の「演技がいい」とのことで、『風立ちぬ』の菜穂子役に彼女を推したのだという。高畑監督が「美織ちゃんに詳しい」のはこのためなのだ。
余談だが、「かぐや姫の物語」は実は『風立ちぬ』と同日に公開される予定だった。だが、「かぐや姫の物語」は2013年になっても、絵コンテが完成しなかったため、同時公開は延期されたのだった。

『風立ちぬ』の主題歌・挿入歌

主題歌:荒井由実『ひこうき雲』

荒井由実(松任谷由美)が小学生の頃、同級生に筋ジストロフィーを抱える男の子がいた。その男の子は、懸命に生きたが、高校一年の頃に亡くなってしまう。彼女は彼の葬儀に出た時のことを「集まった仲間との小学校の同窓会的な感覚を感じている一方、その子の遺影の顔が大人(高校生)の顔をしていて…そのことにとてもインパクトを受けたことを憶えています。」と著書ルージュの伝言の中で語っている。この歌は当時高校生だった彼女が友人を悼み、感じた「命」のはかなさや、強さを歌ったデビュー曲となっている。

『ひこうき雲』がリリースされたのは1973年、『風立ちぬ』が公開された2013年から40年前だ。彼女のファンであるという宮崎駿監督は、本作の制作中に何気なく聞こえてきたこの歌を耳にして、不覚にも泣いてしまったのだという。『風立ちぬ』の完成報告会見で宮崎監督は、この歌を「力のある歌です。空想で作った歌じゃない。胸にしみるものがあって生まれた歌だと思った。」と語った。松任谷由美も「このために40年やってきたのかな、というくらい嬉しい。」と話している。松任谷由実の起用は、1989年の「魔女の宅急便」の「ルージュの伝言」と「やさしさに包まれたなら」以来となる。『ひこうき雲』は、人の「死」をテーマにしながらも、優しい歌声と、重々しくないメロディーが印象の時代を超えた名曲である。

keeper
keeper
@keeper

Related Articles関連記事

風の谷のナウシカ(Nausicaä of the Valley of the Wind)のネタバレ解説まとめ

1984年トップクラフト制作の日本アニメーション映画で、宮崎駿監督の長編アニメーション映画第2作である。原作は「アニメージュ」に連載していた宮崎の同名漫画『風の谷のナウシカ』。遥か遠い未来、近代文明が崩壊し「腐海(ふかい)」と呼ばれる菌類の森に世界は覆われていた。その辺境にある「風の谷」で生き抜く少女の生き様を描く。

Read Article

天空の城ラピュタ(LAPUTA: Castle in the Sky)のネタバレ解説まとめ

1986年公開、スタジオジブリ作品。宮崎駿氏が監督、脚本、原作を手掛けた長編アニメです。飛行石という不思議な石を持つシータと、彼女を助けた少年パズー。空に浮かぶとされる島ラピュタ発見を夢見て、飛行機を作っていたパズーはシータと共にラピュタ探しを提案します。そこに空中海賊、政府軍などが飛行石、そしてラピュタを狙い介入。ただの冒険活劇でないところが、数十年経っても衰えない人気を誇っています。

Read Article

千と千尋の神隠し(Spirited Away)のネタバレ解説まとめ

2001年の夏に劇場公開されたジブリの長編アニメーション映画。この映画は千尋と言う10歳の少女が神々の世界に迷い込んでしまう物語である。興行収入は300億円を超える業績を生み出し、2003年にはアカデミー賞を受賞した。まさに大作中の大作である。その名作ぶりは2016年のイギリスBBCの投票で、「21世紀の偉大な映画ベスト100」の4位に選ばれたほど。

Read Article

となりのトトロ(My Neighbor Totoro)のネタバレ解説まとめ

1988年公開。昭和30年代、緑豊かな農村に引っ越してきた草壁さつき、メイの姉妹は奇妙な生き物トトロと出会います。ネコバスも含め、子供の時にしか会えない彼らとの交流、そして少しの成長を描いたもの。爽やかな自然の描写と、それに相反する多くの暗い都市伝説を持つ作品でもあります。宮崎駿の原作、脚本、監督アニメ映画。

Read Article

おもひでぽろぽろ(Only Yesterday)のネタバレ解説まとめ

1991年公開のスタジオジブリ作品。監督・脚本は高畑勲。制作プロデューサーとして宮崎駿も参加している。ひとり旅に出た27歳の私が“小学5年生のワタシ”と一緒に、それまでの歩みを振り返るストーリー。 声優として今井美樹や柳葉敏郎が参加していることも上映当時には話題となった。 キャッチコピーは「私はワタシと旅に出る」。

Read Article

魔女の宅急便(Kiki's Delivery Service)のネタバレ解説まとめ

『魔女の宅急便』は、1989年に公開されたスタジオジブリ制作のアニメーション映画。キャッチコピーは「おちこんだりもしたけれど、私は元気です」。13歳の魔女キキは満月の夜に自分の住む街を出て、海の向こうの街コリコにたどり着く。そこで「魔女の宅急便」を開業し、挫折を味わい、成長していく。角野栄子の『魔女の宅急便』が原作で、映画では原作よりファンタジー性が抑えられているのが特徴。

Read Article

耳をすませば(耳すま、Whisper of the Heart)のネタバレ解説まとめ

「耳をすませば」は、1995年に公開されたジブリ映画。原作者は柊あおいである。この映画は、ジブリ作品を作画で支えていた近藤善文の最初で最後の監督作品で脚本・絵コンテは宮崎駿が担当している。ストーリーは、主人公「月島雫」を中心に恋や夢、悩みなどを描いている。誰もが一度は経験したことがある甘酸っぱい青春ストーリーで未だに人気の高い作品だ。

Read Article

紅の豚(Porco Rosso)のネタバレ解説まとめ

『紅の豚』は、スタジオジブリ制作・宮﨑駿監督による日本の長編アニメーション作品。 舞台は世界大恐慌に揺れるイタリア・アドリア海。自分自身に魔法をかけて豚の姿になったイタリア人・マルコが偽名「ポルコ・ロッソ」を使い、飛行艇を乗り回す空中海賊「空賊」たちを相手に、賞金稼ぎとして空中戦を繰り広げる。

Read Article

もののけ姫(Princess Mononoke)のネタバレ解説まとめ

もののけ姫とは、宮崎駿、スタジオジブリ原作の長編アニメーション映画作品である。 1997年7月12日全国公開され、1998年の春先までロングラン上映を実施した映画館もあったことで、 興行収入193億円を記録し、20世紀日本映画歴代興行収入第1位となった。 アシタカという人間ともののけに育てられたサンが出会い、人間と自然の対立を描いた壮大な作品になっている。

Read Article

コクリコ坂から(From Up on Poppy Hill)のネタバレ解説まとめ

『コクリコ坂から』とは、2011年に公開されたスタジオジブリのアニメーション映画。監督は宮崎吾朗で、キャッチコピーは『上を向いて歩こう。』。 港南学園高校2年生のメルこと松崎海は、毎朝庭で旗を揚げていた。それは戦争に行ったきり、帰ってこない父親へ向けた信号旗だった。ある日、学校新聞「週刊カルチェラタン」で、自分が旗を揚げる少女として取り上げられていることに気が付く。それは同じ高校の3年生、風間俊が書いた記事だった。メルはこの記事をきっかけに俊を気にするようになり、だんだんと彼に惹かれていく。

Read Article

崖の上のポニョ(Ponyo)のネタバレ解説まとめ

「崖の上のポニョ」とは、宮崎駿監督によるスタジオジブリ製作の長編アニメーション映画作品。2008年に公開された。藤岡藤巻と大橋のぞみが歌うエンディング主題歌「崖の上のポニョ」は、オリコン週間3位になり話題になった。崖の上の一軒家に住んでいた5歳児の少年「宗介」は、海で魚の女の子「ポニョ」に出会う。ポニョは宗介に恋をし、人間になろうとするのであった。

Read Article

トップをねらえ!(Aim for the Top GunBuster)のネタバレ解説まとめ

『トップをねらえ!』とは、1988年にGAINAXによって制作された庵野秀明初監督のSFロボットアニメ作品。主人公タカヤ・ノリコが、努力と根性で苦難を乗り越え成長しながら未曾有の脅威「宇宙怪獣」と戦っていく。OVAの金字塔とまで言われ、いまだに多くのファンに愛され続けている。キャッチフレーズは「炎の熱血友情ハードSF宇宙科学勇気根性努力セクシー無敵ロボットスペクタクル大河ロマン!!!!!」。

Read Article

ハウルの動く城(Howl's Moving Castle)のネタバレ解説まとめ

「ハウルの動く城」とは宮崎駿監督、スタジオジブリ製作の日本の長編アニメーション映画作品である。2004年11月20日に全国公開され、興行収入は196億円。スタジオジブリ製作アニメでは「もののけ姫」を抜き、「千と千尋の神隠し」に次ぐ第2位の記録を樹立した。 物語は魔法と機械が混在する架空の世界が舞台。呪いで老婆にされた少女ソフィーと魔法使いハウルの戦火の恋を描く。

Read Article

猫の恩返し(The Cat Returns)のネタバレ解説まとめ

『猫の恩返し』とは、2002年に上映されたスタジオジブリのアニメーション映画作品。監督は森田宏幸。本作は、同じくジブリ作品である「耳をすませば」の主人公「月島雫」が書いた物語という、ジブリでは珍しいスピンオフ作品。主人公「住吉ハル」は車に轢かれそうになった猫を助けた事が原因で、猫の国へ連れて行かれる事になってしまう。ハルが助けを求めたのは猫の事務所の主「バロン」であった。

Read Article

ヱヴァンゲリヲン新劇場版(Rebuild of Evangelion)のネタバレ解説まとめ

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』とは、2007年から公開されているアニメ映画シリーズである。 1994-1995年のTVシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』が原作。総監督はTVシリーズと同様に庵野秀明が担当している他、主要スタッフや声優もほぼ同一でリメイクではなく「リビルド(再構築)」作品。 全4部作予定で、現在3作目まで公開済み。巨大人型兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットの少年少女を主人公とし、人類の敵「使徒」との闘いや人間同士の争い、陰謀の謎解き、主人公の苦悩や成長を描いたストーリーである。

Read Article

火垂るの墓(Grave of the Fireflies)のネタバレ解説まとめ

『火垂るの墓』とは、自身の戦争体験を題材にした野坂昭如の短編小説を元に、監督と脚本を高畑勲、新潮社とスタジオジブリが製作した劇場用長編アニメーション映画。1988年4月16日から東宝系で公開された。第二次大戦下の兵庫県神戸市と西宮市近郊を舞台に、父の出征中に母が亡くなってしまった14歳の兄・清太と4歳の妹・節子が、終戦前後の混乱の中を必死で生き抜こうとする姿を描いた物語。

Read Article

未来少年コナン(Future Boy Conan)のネタバレ解説まとめ

『未来少年コナン』とは、宮崎駿監督が初監督をした作品で、小説家アレグザンダー・ケイの「残された人々」を原作にしています。NHKによって1978年4月から10月まで放送された作品。この作品は核兵器を上回る超磁力兵器によって文明が崩壊して20年が経った後の世界で、野生児コナンとその仲間たちによる冒険アクションアニメです。

Read Article

シン・ゴジラ(Shin Godzilla)のネタバレ解説まとめ

2016年7月29日より公開された空想特撮映画。脚本・編集・総監督は、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」で有名な庵野秀明。監督・特技監督は、漫画「進撃の巨人」の実写版を作った樋口真嗣。東宝製作のゴジラシリーズとしては12年ぶり、29作品目となる。 東京湾より突如現れた巨大不明生物ゴジラに対し、日本政府が立ち向かっていく様を描く。 キャッチコピーは「現実(ニッポン)対 虚構(ゴジラ)」

Read Article

ルパン三世 カリオストロの城(Lupin III: The Castle of Cagliostro)のネタバレ解説まとめ

『ルパン三世 カリオストロの城』とは、モンキー・パンチ原作の漫画「ルパン三世」の劇場用アニメーション映画化第2作。1979年12月東宝系公開。 宮崎駿が初めて劇場用作品の監督を手掛け、映画史上に残る不滅のアニメーションとして世界的に親しまれている名作。ゴート札なる偽札を製造し、世界経済の裏側で暗躍していると伝えられるカリオストロ公国で、カリオストロ伯爵の妻にさせられようとしている公女クラリスを救うため、そして国の秘密を暴くため、ルパン三世とその仲間たちの活躍を描く。

Read Article

ゲド戦記(Tales from Earthsea)のネタバレ解説まとめ

2006年公開、スタジオジブリ作品であり、宮崎駿氏の息子である宮崎吾朗氏が初監督を務めた長編アニメーション映画。国を捨て旅に出た王子アレンと、その旅の途中で出会った顔にやけどを負った少女テルー。二人は旅をするにつれ、自身が抱える辛い過去と向き合いながらお互いの理解を深めていく。互いの心に歩み成長していく姿や、メッセージ性に様々な考え方をもたらす作品。

Read Article

ふしぎの海のナディア(Nadia, The Secret of Blue Water)のネタバレ解説まとめ

「ふしぎの海のナディア」とは1990年から1991年までNHKによって放送されたテレビアニメ。この作品は「海底二万マイル」を原作としており、庵野英明が総監督を務めていました。19世紀を舞台としており、ナディアを巡ってノーチラス号と世界制服を企むネオ・アトランティスの戦いを描いたアニメです。

Read Article

新世紀エヴァンゲリオン(Neon Genesis Evangelion)のネタバレ解説まとめ

『新世紀エヴァンゲリオン』とは、監督・庵野秀明が率いるGAINAXによるTVアニメ作品および登場する巨大人型兵器の名称。略称『エヴァ』。 本作を原作とする劇場版、漫画、ゲーム作品などの派生作品が存在する。本記事では1994年10月から翌3月まで放送されたTVシリーズについて記述。 90年代に社会現象とまで言われた国民的アニメの一つ。ストーリーは主に少年少女の苦悩が描かれ、人類の敵「使徒」との闘うにつれ、使徒やエヴァの正体など多くの謎解きが展開されるが、すべては説明されずに完結した作品。

Read Article

かぐや姫の物語(The Tale of the Princess Kaguya)のネタバレ解説まとめ

『かぐや姫の物語』とは、日本最古の物語と言われている『竹取物語』を題材に、高畑勲が14年ぶりに監督を務めたスタジオジブリ制作のアニメーション映画。2013年11月公開。キャッチコピーは「姫の犯した罪と罰」。竹から出てきた娘・かぐや姫が美しく成長し、男性たちからの求婚をかわし、やがて月に帰って行くという『竹取物語』の筋書きはそのままに、何のために地球に来てなぜ月に帰ることになったのか、誰も知ることのなかったかぐや姫の「心」と、物語に隠された真実を描き出す。

Read Article

新世紀エヴァンゲリオン・ヱヴァンゲリヲン新劇場版の機体とパイロットまとめ

『新世紀エヴァンゲリオン』とはGAINAXによるアニメ作品、及びそこからメディア展開された作品である。14歳の少年少女が、巨大な人造人間エヴァンゲリオンに乗り込み、使徒と呼ばれる謎の敵と戦うのが主軸。そこに聖書や心理学の要素を絡めた実験的な作風や人間ドラマが人気を呼び、社会現象にまでなった。2007年には「再構築」として『エヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズが公開。今尚アニメ界で異彩を放つ作品。

Read Article

新世紀エヴァンゲリオン・ヱヴァンゲリヲン新劇場版の使徒まとめ

使徒とは、庵野秀明監督率いるGAINAX制作のアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』及び同作の再構築版『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』に登場する敵である。大きな災厄セカンドインパクトから15年。14歳の少年少女が人造人間エヴァンゲリオンに乗り、謎に包まれた敵、使徒と戦う物語が主軸となっている。使徒は戦い方やデザインが従来のロボット物の敵と一線を画しており、『エヴァ』の人気を支えた一要素でもある。

Read Article

ナウシカが招いた死の未来【漫画版 風の谷のナウシカ(ネタバレあり)】

初めてのジブリ作品で、代表作の一つである『風の谷のナウシカ』。ナウシカには映画版と漫画版があり、映画版の内容は漫画版全7卷の中で第1巻のストーリーです。 漫画版では、王蟲や腐海の蟲はなぜ生まれたのか、巨神兵は何のために生まれたのか、ナウシカたちは何者なのか、など映画では描かれなかった衝撃の事実が明らかになります。それを知ったナウシカはある行動に出ます。それは逃れられない滅びの道です。 この記事では、漫画版で描かれた衝撃の結末・ナウシカの決断を解説します。

Read Article

もののけ姫のシシ神の謎についてネタバレ解説・考察まとめ

スタジオジブリ制作の長編アニメーション映画「もののけ姫」。人間と森に住まう神々「もののけ」との対立を描く。劇中の神々の頂点としてシシ神という存在が登場する。シシ神は多くの謎を覗かせつつも最後までその存在がどういうものかを劇中で語りつくされることなく、物語は終了する。人にとって、また神々にとってどういう存在なのかについて掘り下げていく。

Read Article

新世紀エヴァンゲリオン(Neon Genesis EVANGELION)の名言・名セリフまとめ

『新世紀エヴァンゲリオン』は1995年に製作された庵野秀明監督によるロボットアニメ作品。巨大な人造人間である「エヴァンゲリオン」のパイロットである14歳の少年少女たちと、謎の敵「使徒」との戦いを描く。謎めいたストーリー展開、今までにない独特の世界観から社会的ブームを巻き起こした。それぞれの個性的なキャラクターたちから印象深いセリフが放たれている。

Read Article

ジブリを「音」で支えた天才アーティスト・久石譲のジブリ名曲集

みなさん、「久石譲(ひさいし じょう)」という方をご存知だろうか?編曲家、指揮者、ピアニストでもあり作曲家でもある彼が世に生み出すのは、自然と心に染み渡ってくる美しい音楽である。中でも一際人々の心を掴んでやまないのが、ジブリの長編アニメーション音楽だ。今回は、宮崎駿監督の作品に29年間提供し続けてきた久石譲さんの「音楽」の世界について迫る。

Read Article

「荒井由実」時代のユーミンが好きだ!

「少女」から「大人の女性」へと変わるほんのつかのまの、瑞々しい感性。 荒井由実時代のユーミンの作品には、そんなキラキラした美しい感性の結晶たちがいっぱい詰まっています。 2015年9月末には16年ぶりに「荒井由実」名義でのライブも予定されているユーミンの、「その時代」を振り返っていきたいと思います。

Read Article

アニメ・漫画に出てくる、見ているだけでよだれが出てくる美味しそうな食べ物たち

アニメ・漫画で度々登場するのが、食べ物のシーン。しかし食べ物は現実、色のグラデーションや光の吸収率や反射率などがまちまちで、絵として表現するのは至難の技なのです。けれども、そんな中でもその独特な食べ物たちを極めて美味しそうに書いたアニメや漫画があるのです。今回はそんなシーンにこだわって、たくさんの美味しそうな食べ物をまとめてみました。

Read Article

目次 - Contents