風立ちぬ(The Wind Rises)のネタバレ解説まとめ

『風立ちぬ』とは、2013年にスタジオジブリが公開したアニメーション映画で、監督は宮崎駿。キャッチコピーは「生きねば。」。主人公の堀越二郎は、幼い頃から飛行機が大好きで飛行機乗りになりたかった。しかし近眼という決定的な欠陥から飛行機乗りの道を諦め、設計者を志すこととなる。そして大学生のころ関東大震災にあい、その時に出会った結核の少女、里見菜穂子と恋に落ちる。大正から昭和へと流れゆく時代に、生と死の間で苦悩する青年を描いた感動作となっている。

「生きているって、素敵ですね。」
(軽井沢で二郎と虹を見ながら、菜穂子が言う台詞。)

結核を患う『風立ちぬ』のヒロイン。資産家の娘で趣味は油絵を描くこと。お嬢様らしく気品に満ち、明るい性格の持ち主だが、その目には芯の通った強さがある。関東大震災の時に偶然同じ列車に乗り合わせていた二郎に助けられ、ずっと恋頃を胸に秘めていた。数年後、菜穂子は父とともに宿泊していた軽井沢のホテルで、再び二郎と出会い、婚約する。菜穂子は自分が結核であることを二郎に明かし、必ず治すと誓う。だが病状は思わしくなく、ついには喀血してしまう。一時は療養所に入り治療するが、どうしても二郎に会いたくなった菜穂子は、単身療養所を抜け出してしまう。そして二人は結婚し、菜穂子はいつも二郎の帰りを待ちながら、1日1日を懸命に生きていくのだった。彼女は架空のキャラクターだが、堀辰雄の小説「風立ちぬ」のヒロイン、「節子」がモデルとなっている。

【声のキャスト】
瀧本美織

本庄(ほんじょう)

「また鯖か?たまには肉豆腐を食え!」
(学生時代、鯖ばかり食べる二郎に本庄が言う台詞。)

帝国大学の学友で、二郎の親友。斜に構えた二枚目で、三菱には二郎より先に出社しており、二郎と同様に飛行機の設計家として優秀な人材である。作中では日本の航空技術が海外に劣ることに焦りを感じ、苛立つ姿をよく目にする。二郎とともに留学で行ったドイツにしばし残留し、ユンカース社で技術を学び持ち帰る。その後、小型の戦闘機を作る二郎とは異なり、爆撃機という大型機を開発する技術者となる。
本庄も実在した人物で、モデルとなったのは本庄季郎(ほんじょう きろう)だ。実際の彼は堀越二郎より1歳年上の先輩だった。

【声のキャスト】
西島秀俊

黒川(くろかわ)

「同期はライバルだ。組めば友情を失うぞ。」
(二郎が七式艦上戦闘機の開発チームに、本庄を欲しいといった時に黒川が言う台詞。)

二郎と本庄の直属の上司。海外から輸入してみたはいいが、日本人には背が高すぎて使いづらく、誰も使わない製図版に二郎を座らせたり、入社したての二郎に無理難題を吹っ掛けたりして「新人しごき」をする。仕事には厳しいが特別高等警察に目をつけられた二郎を自分の家にかくまったり、二郎と菜穂子の結婚式の仲人を務めて涙したりと、情に厚い人物。背が低く、飛び跳ね気味に歩くため、髪の毛が上下して面白い。『風立ちぬ』内で唯一、ふっと笑いを誘うコミカルなキャラクターだ。はじめから意図して作られたわけではないが、黒川のキャラクターには宮崎監督が投影されているという。顔の造形も、言動もそれらが良く表れているそうで、二郎の声優が庵野監督に決まったとき、「黒川の声優をやりたくなっちゃった」と宮崎監督は語ったのだそうだ。

【声のキャスト】
西村雅彦

カストルプ

「ニホン、ハレツする。ドイツもハレツする。」
(日本とドイツの行く末を案じて、カストルプが二郎に言う台詞。)

二郎と菜穂子が再開した、軽井沢のホテルに泊まっていたドイツ人。戦争を快く思っておらず、ナチス政権を「ならず者の集まり」と非難する。二郎が戦闘機の設計者であることを知っているそぶりを見せ、今後戦争に巻き込まれるであろう日本の将来も案じている。ホテル滞在中は二郎と菜穂子の恋を見守り、二郎が菜穂子の父に菜穂子との交際の許しを請う場面にも同席する。そしてある日唐突にホテルを去っていくのだった。
カストルプのキャラクターは声優を務めるスティーブン・アルバートがそのままモデルになっている。彼はスタジオジブリの海外事業部にいた人物だ。また、カストルプという名前は、『風立ちぬ』作中でもそのタイトルが引用されている、ドイツの小説家トーマス・マンの小説『魔の山』の主人公からきている。この小説での主人公もまた、結核患者であった。

【声のキャスト】
スティーブン・アルバート

里見(さとみ)

「いい青年だ。」
(里見が、軽井沢での二郎の印象を言った台詞。)

菜穂子の父親で資産家の紳士。軽井沢のホテルで菜穂子に恋をした二郎に、交際の許しを求められると、菜穂子が結核であるため難色を示す。だが、二郎のまっすぐな決意に交際を認めた。病気を治して二郎とともに生きたいと決意した菜穂子を、療養所へ入れたり、二郎に菜穂子の病状を電報で伝えたりと、陰ながら二人の交際を支えている。

【声のキャスト】
風間杜夫

二郎の母

「喧嘩はいけませんよ。」
(喧嘩して帰ってきた二郎の顔の傷を見て、母親が二郎に言う台詞。)

登場するのは二郎の幼少期だけだが、優しく品の良い夫人。いじめられていた下級生を助けるために喧嘩して帰ってきた二郎を温かくいさめる。よき日本の母といった印象の人物である。

【声のキャスト】
竹下景子

堀越 加代(ほりこし かよ)

「にいにい様は菜穂子さんをどうするつもりなの?」
(病状の思わしくない菜穂子を思って、加代が二郎に言う台詞。)

二郎の妹。小さい頃から活発で、二郎を「にいにい様」と慕い、後を追いかけては煙たがられていた。その勝気な性格から、女の身でありながら医者を目指している。このことについては父親からなかなか許可が下りなかったが、二郎の口添えもあってついには医大生になった。そんな中、加代は二郎と菜穂子が結婚したと聞き、菜穂子に会いに行くようになる。二人はすぐに仲が良くなり、菜穂子は加代を「未来がいっぱい詰まった、お日様のような人」だと語っている。加代が菜穂子に会いに行くのは、ただ単に二郎の妹としてだけではなく、医者の卵として菜穂子の診察も兼ねているものだった。

【声のキャスト】
志田未来

服部(はっとり)

「いやぁ、面白かった。」
(二郎が職場で開いた自主的研究会を覗いた帰りに、服部が黒川に言う台詞。)

二郎が所属する設計課の課長。二郎を海軍の戦闘機開発の代表に抜擢したり、その開発がうまくいかず二郎が落ち込んだ時は、休暇を出したりした。二郎が職場で開いた自主的研究会をのぞいて感動したりと、二郎の直属の上司である黒川と同じく、二郎の才能を認めている人物だ。
彼もまた実在した人物で、モデルとなったのは服部譲次(はっとり じょうじ)。実在の堀越二郎の上司であった。

【声のキャスト】
國村隼

黒川の妻

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@keeper

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