ゴッド・オブ・ウォー(God of War)のネタバレ解説まとめ

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ゴッド・オブ・ウォー(God of War)とは、2005年3月に発売されてから全世界において、シリーズ累計販売本数2100万本を突破し、アクションゲームの金字塔とも言えるべき存在となった作品である。従来のアクションゲームには無かった、斬新で見やすいカメラワークやアクションゲームの肝である爽快感、大胆な暴力描写、バランスの良い謎解き要素など高いゲームバランスを誇る。プレイヤーは「クレイトス」となり、軍神アレスを倒すための旅に出る。

『ゴッド・オブ・ウォー』の概要

ゴッド・オブ・ウォー(God of War)とは、株式会社ソニー・コンピューターエンターテイメント(SCEサンタモニカスタジオ開発)より2005年3月に発売されたアクションゲームである。1作目はPlayStation2専用ソフトとして発売された。当ゲームの発売以降にPlayStation2で発売された、アクションジャンルのゲームに影響を与えるほどの完成度を誇るゲームであった。2018年4月にはPlayStation4より最新作が発売され、取扱い店舗では品切れ、Amazonの売上ランキングでは1位を獲得するほどの人気を誇る。舞台は古代ギリシャであり、ギリシャ神話をもとに作られた景色のグラフィック、クリーチャーもゲームの見所である。

プレイヤーは主人公の「クレイトス」を操作し、軍神アレスへの復讐を果たすために、頭身の倍以上ある巨大クリーチャーを倒したり、断崖絶壁をよじ登ったり、神々の試練に耐えなければならない。文面にしてみると、ただ辛いだけの旅路に見えるかもしれないが、クリーチャーの種類によって、倒し方にバリエーションがあったり、ボスクリーチャーにいたっては、CSアタックという特殊必殺技で倒すことができるため、幾多も経験する戦闘にだれることはなく、むしろ、次に戦う敵が楽しみになる。また、楽しさは先頭だけでは終わらず、謎解きをしなければ進めない場所もあり、アクションとアドベンチャーがバランス良く配置されている。視覚においても、コントローラーを操作する感覚においても楽しめるゲームである。

『ゴッド・オブ・ウォー』の世界観

舞台は古代ギリシャで、ギリシャ神話がモチーフ。ギリシャ神話らしい、巨大クリーチャー、当時の街並みが再現されている。

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ステージ序盤から登場する中型クリーチャー

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知名度の高い、メデューサも登場

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序盤から存在が確認できるラスボスの姿

『ゴッド・オブ・ウォー』のあらすじ・ストーリー

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オープニング

時は古代ギリシャ。最強のスパルタの兵士として名高いクレイトスはある蛮族との戦闘で追い詰められ、軍神アレスに助けを求める。それに応じた軍神アレスは有り余るほどの力とその力を引き出す武器「ブレイズ・オブ・カオス」をクレイトスに与え、その代わりに軍神アレスの忠実な部下になることを契約させた。

クレイトスは蛮族のボスを倒し、目的は達成したものの、有り余る強さに溺れるあまり、味方、無抵抗な丸腰の村人、ひいては自分の家族まで殺してしまう。意識を取り戻したときには、手は血で染まり、周りには幾人もの死体が転がっていた。
その様子を神々の住まう世界・オリュンポスから見ていた軍神アレスの妹・アテナがクレイトスの前に現れ、家族を殺させるように仕向けたのは軍神アレスの仕業だということを告げる。また、軍神アレスを倒してくれたら、妻子を惨殺した忌まわしい記憶を消すことをクレイトスに約束した。

軍神アレスは、父親であり、オリュンポスの最高神ゼウスにかわいがられているアテナに嫉妬し、アテナの守護下にある都市・アテネを破壊し始めていた。軍神アレスの暴走に頭を抱えていたアテナは、クレイトスの憎悪を利用し、軍神アレスから都市・アテネを救うことを策略する。
様々な思惑が交錯する中、クレイトスは軍神アレスに復讐をするため、神々の試練を乗り越えることを決意する。

パンドラの神殿

アテナの助言で軍神アレスを倒すためには、軍神アレスに対抗できる、唯一の秘宝・パンドラの箱を手に入れなければならないと知ったクレイトスは、パンドラの神殿へと向かった。

パンドラの箱を使用するのに相応しい力を持っているかを選別するため、アトラスの試練、ポセイドンの試練、ハデスの試練といった、神々の試練を受けることとなる。
パンドラの神殿はタイタン族のクロノスの背中の上にあり、クロノスは神殿を背負いながら、砂漠を死ぬまでさまようという罰を受けている。

神殿の入り口に到達するクレイトス。入り口には体が朽ち果てても動き続けている兵士がおり、パンドラの箱を求め、散っていった兵士たちの死骸を火葬していた。火葬するべき死骸は山のようにあり、試練の厳しさを物語る光景であった。それでも前に進まなければならない。襲いくる大量のクリーチャー、引っかかってしまうと即死は確実であろうトラップの数々、頭を悩ませる謎解きといったたくさんの苦難を乗り越え、パンドラの箱が眼前まで迫る。

クレイトスがパンドラの箱に手をかけた瞬間、そのことを察知した軍神アレスは、神殿内にいるクレイトスに向けて、巨大建造物の支柱を放つ。支柱はクレイトスの腹部に命中し、クレイトスは瀕死の重傷を負う。

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アトラスの試練より。敵を倒しながら、狭い足場を移動しなければならない。

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ポセイドンの試練より。水中での機敏な動きが要求される。周りが刃物で囲まれた水路を通らなければならないなど、即死トラップが過酷。

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ハデスの試練より。制限時間内に敵を倒したり、回転する棘付きの狭い足場を渡る必要があったりとアクションの難易度が高い。即死トラップも多め。

アレス撃破・エンディング

瀕死の重傷を負い、死の淵をさまようクレイトス。軍神アレスの部下がパンドラの箱を持ち去り、それを眺めているしかできなかった。出血は止まらず、やがて、クレイトスは息絶えた。息絶えたクレイトスの魂は冥界へと落ちていった。しかし、クレイトスはあきらめることはしなかった。地上へ生還し、軍神アレスへの復讐を果たすために、襲いくる冥界の亡者を引きはがしながらひたすら前へと進む。

やがて、冥界の頂上へと到達したクレイトス。目の前には地上から伸びる一本のロープがあった。地上へ生還できることを信じながら、ロープを登りきると、都市・アテネの中庭に出た。目の前には、何故だか、墓掘人がいた。墓掘人は「今、ちょうどお前さんの墓を掘り終えたのだよ」と言う。偶然か必然だったのか、墓掘人の行動が冥界と地上を繋ぐきっかけとなり、クレイトスは無事生還した。

軍神アレスの元へと急ぐクレイトス。軍神アレスの手中にはパンドラの箱が握られていた。クレイトスは、ゼウスから与えられた魔法である、雷槍を軍神アレスにむかって放った。雷槍は見事、アレスとパンドラの箱に命中。パンドラの箱は落下し、それを拾うクレイトス。クレイトスにより、パンドラの箱は開かれた。目の前に青白い光が広がる。気が付くと、クレイトスはアレスと同等の大きさになっていた。様々な試練を乗り越えたクレイトスは、軍神アレスと同等の力を有するほどに成長していた。

苦戦した軍神アレスは戦いの最中、クレイトスに幻覚を見せる。クレイトスの目の前に殺してしまったはずの妻子が現れる。しかも、二人はクリーチャーの大群に囲まれていた。二度も家族を殺させまいと、妻子を守りながらクリーチャーと対峙するクレイトス。クリーチャーを一掃したクレイトスにあたたかい言葉をかける妻と子。幻だとわかっていても、妻と子を守ることができたクレイトスは心の中で安堵を感じていた。

軍神アレスによる幻を打ち破り、再び対峙するクレイトス。万策尽き果てた軍神アレスはクレイトスとの契約を断ち切り、与えた力及び武器「ブレイズ・オブ・カオス」をクレイトスから奪い取る。神の力が奪い取られた今、軍神アレスに対抗することはできない。しかし、軍神アレスの暴走、クレイトスの動きをオリュンポスから監視していた最高神ゼウスは、クレイトスに神の力が宿った大剣を与えた。それにより見事、軍神アレスを撃破。

戦いは終わり、アテナに自分の忌まわしい記憶を消すように命じるクレイトス。しかし、記憶を消すという約束は、クレイトスを軍神アレス撃破に向けて奮い立たせるための虚言でしかなかった。自分が犯した罪には耐え切れず、クレイトスは崖から身を投じる。しかし、死ぬことはできず、最高神であるゼウスによりアレスを倒したことで空席になった軍神の座に就くことを命じられる。

アレスの策略で妻子を自らの手で殺すこと、それにより、アレスに憎悪を抱きアレスに復讐を誓うであろうこと、全てはオリュンポスの神々の手の内で踊らされていたにすぎなかった。クレイトスは神々への復讐を誓う。

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アレスの座を与えられ、軍神となるクレイトス

『ゴッド・オブ・ウォー』の登場人物・キャラクター

クレイトス(主人公)

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最強のスパルタ兵であったが、戦闘に行き詰まって軍神アレスに助けを求めてしまったことにより、神々をも葬り去る強大な力を手にすることとなった。敵・味方、クリーチャー・人間、問わず、目の前に立ちはだかるものは皆殺しにする。妻子持ちであったが、軍神アレスの策略により、自らの手で殺してしまうことになる。妻子が燃やされた際に発生した灰が肌に纏わりついており、青白いその風貌から「スパルタの亡霊」と呼ばれるようになった。両手に装備されている武器「ブレイズ・オブ・カオス」の一部が前腕と一体化しており、軍神アレスとの契約が切れるまで、解放されることはない。

軍神アレス

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