LOST SONG(第2話『旅立ちの歌』)のあらすじと感想・考察まとめ

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たった2人だけになってしまったリンとアルは、辿り着いた村でかつて王都に仕えていた宮廷吟遊詩人だと名乗る女性・ポニーと出会う。
そして王都では、久しぶりの散歩を許されたフィーニスが、ひょんなことから剣術大会で出会ったレオボルトと再会する。
リンはポニーから「精霊の歌」のことを尋ねられ、フィーニスはレオボルトとの縁をより一層深いものにしていく。
今回は「LOST SONG」第2話『旅立ちの歌』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

「LOST SONG」第2話『旅立ちの歌』のあらすじ・ストーリー

021

元気を出さないとのアルの言葉に、笑って頷くリン

故郷と家族を、一瞬にして奪われてしまったリンとアル。
2人はあてもなく歩き続けながら、今まで当たり前に過ごしてきた日々を思い、悲しみに暮れる。
やがて辿り着いたオルテジアの村で、2人は行き倒れてしまうが、宿屋を営む主人達によって救われる。
彼らの計らいで、久しぶりの食事にありつくリン達。
そんな中、王都軍の一部で歌に係る人物を捕らえるという「吟遊詩人狩り」が行われているとの噂を2人は耳にする。
リンは先日の村の一件が、言い付けを守らなかった自分にあると責任を感じてしまうが、アルは自分達の姉・メルとの約束を守るために、2人の夢であった王都に行こうと慰める。

022

蜘蛛と一夜を共にして、もうお嫁にいけないと訴えるポニー(右)

すると突然、宿屋の主人と一人の女性が言い争う声が聞こえてくる。
女性はは、昨夜自分の部屋に蜘蛛が現れて一夜を共にしてしまった、そんな部屋を用意した宿に一銭も払いたくないとの言っていた。
たかが虫一匹にと渋る主人に対して、自分は訳あってその身分を隠しているが、かつて王都に仕えていた、宮廷吟遊詩人・ポニー・グッドライトであると名乗る。

023

フィーニスは戦争の道具じゃないと声を上げるレオボルトに、お前は優しすぎると笑って諭すクレット(左)

その頃、地方の諸侯を巡る折に、正体不明の輩に襲われたレオボルトは、無事王都に帰還していた。
王宮では、彼と同じ騎士であり、親しい仲であるクレットが話し掛けてくる。
地方では戦が始まっており、近郊の村では巻き込まれた人間もいること、更に歌姫・フィーニスの歌の力が、戦争の道具とされていることに、口惜しさを感じるレオボルト。
それに対してクレットは、それでは武芸に長けたレオボルトの紋章が泣くぞと諭す。
更に鼓舞するように、今度は自分がクレット家の紋章に賭けて、これから国境の争いを鎮めてみせると言い残し、その場を後にする。

024

フィーニスを気遣う発言をした役人に対して、力によって黙らせるルード王子

時を同じくして、先日のフィーニスの歌によって王都軍の兵士達の士気が上がり、国境沿いの争いに勝ち続けているとの報告を受け、満足気な表情を浮かべるルード王子。
そして不穏な動きを見せている人物は王子だけではなく、王都に帰還していたバズラ将軍もまたその一人だった。
ゴルト王との謁見では、隣国との小競り合いを懸念し、「フィーニスこそが、この戦争唯一のカギとなるのだからな」と称する王の言葉に同意しつつも、謁見後に「戦争のカギは1つではないぞ」とこぼす。
彼は引き続き歌に係る人物達の捜索や、戦争に反対するレオボルトの動きに注意を払うこと、そしてそれら全てを対象とした王国内の関所の取り締まりの強化を部下に指示する。
そう、先日ダンデラ村の森でレオボルトを襲撃したのは、彼の仕業だった。
更にバズラ将軍は、近付いている星歌祭の日を前に「灰の街」へ向かうと部下に告げ、再び王都を後にする。

25

不審な男からフィーニスを守り抜いたレオボルト

フィーニス「ああ、地面のにおい、風のにおい、空のにおい! 最高です!」
ルード王子の気まぐれにより、王宮内にある太陽の小道の散歩を許されたフィーニスは、久しぶりに感じる外の空気を謳歌していた。しかし、生来の方向音痴が災いして迷子になってしまう。
そんな彼女の前に、自分の警護を王子から命ぜられたと名乗る男と、もう一人、異変を感じて駆け付けたレオボルトが現れる。
男はここに来る直前、たまたま通りがかったレオボルトに太陽の小道は何処なのかを尋ねていた。
しかし、本来ならば太陽の小道は男子禁制であること、更に男が身に纏っていたものが、国境の遠征のため今は王都を発っているはずのクレット家の紋章であったことで、不審に思ったレオボルトは後をつけていたのだ。
フィーニスを連れて先を急ごうとしている様子の男に、レオボルトは問い掛ける。
レオボルト「その紋章から、マーレ家の方とお見受けします」
男「ええそうです! 我がマーレ家は代々……」
クレット家の紋章をマーレ家の紋章だと答えたことによって、レオポルドは男が王国の人間ではないことを見抜いた。レオポルドは剣を抜いた男を付き飛ばしてフィーニスから遠ざける。男は更に攻撃を仕掛けてくるが、それら全てをレオボルトに塞がれてしまったため、やむなく撤退する。
見事フィーニスを守り抜いた功績と、剣術大会の優勝や民衆の支持が厚いこと等が見込まれ、レオボルトはフィーニスの守護騎士に任命される。

026

宿屋で出会ったばかりの中、息の合った歌を披露するリンとポニー

一方リン達の方では、未だ宿屋の主人とポニーの言い争いが続いてた。
それに割って入るように、リンはポニーに王都までへの行き方を知っているのかと尋ねる。
すると自信たっぷりに当然だと答えた彼女に、話がしたいと願い出るリン。
このままでは埒が明かないと見た主人は、吟遊詩人ならば、この場で歌ってみせてくれれば宿代はタダにすると提案を持ち掛ける。
本物の宮廷吟遊詩人であれば、王都でも相当の地位を持ち、その歌には破格の価値があるといわれているからだ。
リンは宿屋で聞いた「吟遊詩人狩り」を心配して声を掛けるが、ポニーは笑ってこう答える。
「私は歌いたい時に歌う。楽しいから歌う。それ意外に理由なんてない」
かくしてポニーは村の中心にある広場で、この国を讃える歌、「ゴルト、栄光の地よ!」を披露する。
軽やかに歌う彼女の、「歌いたい時に歌う」という言葉に感化され、勇気づけられたリンは傍に駆け寄り、共に歌を歌い出す。
2人の息の合った歌に、宿屋の主人は勿論、集まってきた村の住民達も賞賛の声を上げる。
歌い終わったリンには笑顔が戻り、安心するアルとポニー。
そんな2人をよそに、リンは辺りを見回しながら、精霊達がいないと呟く。
その言葉に顔色を変えたポニーは、リンに「精霊の歌」が歌えるのかと尋ね、懐から一枚の古びた図面を取り出す。

027

ポニーが取り出した謎の図面は、リン達の祖父・タルジアが肌身離さず持っていた物によく似ている

「古来より伝わる、伝説の歌。あるものが歌うと、不思議な力が生まれるという」
神妙な顔で、そんな謎の言葉を呟くポニー。
驚くことに、それはリン達の祖父・タルジアが持っていたものと非常によく似ていた。
困惑する3人の前に、突如「吟遊詩人狩り」を行う王都軍の兵士達が現れる。
あまりのタイミングの良さに訝るリン達。
それは金銭を得るために兵士達に密告した、宿屋の主人達によるものだった。

「LOST SONG」第2話『旅立ちの歌』の感想・考察

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