博多豚骨ラーメンズ(第3話『チームワーク』)のあらすじと感想・考察まとめ

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博多豚骨ラーメンズは、第20回電撃小説大賞で〈大賞〉を受賞した木崎ちあきの原作小説をもとに、コック化、アニメ化と広がりをみせる人気作品である。
妹の死を知った林は張を殺しに事務所へ行く。しかし、そこには殺し屋のイワノフが待ち構えていた。その頃、殺人の濡れ衣を着せられた斉藤はジローに助けを求めていた。林の殺害に失敗した張は、林と馬場の殺しを「殺し屋殺し」の『にわか侍』に依頼する。
今回は「博多豚骨ラーメンズ」第3話『チームワーク』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

「博多豚骨ラーメンズ」第3話『チームワーク』のあらすじ・ストーリー

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テレビでニュースを確認する麗子と宗方

殺人の罪を擦りつけられた斉藤はとにかく逃げていた。女性の遺体が発見されたホテルの監視カメラに、逃げる斉藤の姿がしっかりと映っていたため、ニュースでも犯人は斉藤だとして大きく報道していたのだ。
その頃、斉藤に罪を着せた宗方と麗子はニュースで斉藤の犯行が報道されているのを確認し「うまくいったな」「(こんな事ばかりしている)私たちろくな死に方しないでしょうね」と話していた。

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ナイフピストルをかまえる林

同じ朝、僑梅の死を知った林は張を殺しに華九会の事務所に単身乗り込んでいた。部下を次々に殺し、張のもとへ辿り着いた林は「誰が僑梅を買ったんだ?」と張を問いつめる。すると張は「異常性癖の変態野郎だよ。かわいそうに、たっぷり玩具にされて」と林の感情を逆なでるように言う。さらに、林の母親は5年前に既に死んでいて、林が毎月送っていた仕送りは全部自分が横取りしていたと話す。林は激怒し張に襲いかかろうとするが、背後からイワノフに捕まる。林は必死に抵抗しナイフでイワノフを刺すが、「俺にナイフは効かない」と言うイワノフに、逆にそのナイフで脇腹を刺し返されてしまう。首を絞められ殺されそうになる林だが、隠し持っていたナイフピストルでイワノフを射殺する。

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堪えきれず涙を流す林

そこに林の身を案じた馬場が現れる。林が、なぜ自分の居場所が分かったのか聞くと馬場は、林が寝ている間にセアカゴケグモ型発信機兼盗聴器を付けていたと話し、今度はそれをイワノフに付ける。現場から去る際、傷を痛がる林に馬場は「おんぶしちゃろうか?」と言うが「うるせぇ、いらねぇよ」と林は断る。

馬場の運転する車の中で林は、どうして自分を助けるのかと尋ねる。馬場は「博多もんはお節介とよ」と答える。僑梅の姿を思い返し林は堪らず涙を流す。「…泣きなさんな」と優しく声をかける馬場に林は「泣いてねぇ…」と強がる。

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助けを求めに来た斉藤と話を聞くジロー

その頃、斉藤は助けを求めてジローの店に来ていた。そこで昨夜の経緯を説明するとジローは、ハメられたのねと言う。すると斉藤は、(殺し屋激戦区の博多は)自分なんかが来る街じゃなかった、会社を辞めておくべきだった、と後悔する。ジローが、なぜ斉藤のような(善良そうな)人間がマーダー・インクに入ったのかと尋ねると斉藤は、自分は高校時代ピッチャーをしていて、頭部死球で人を殺しかけたのだと話す。その事を会社の面接で話したら受かってしまったと言う。そこでジローが復讐屋だということを思い出して「復讐して下さい。俺に罪を擦りつけた奴に、擦りつけ返して下さい」と言い、ジローはその依頼を受ける。

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監視カメラの映像を確認する張と宗方たち

馬場と林が逃げた後の華九会の事務所には、張や宗方たちがいた。そこで、監視カメラに映る馬場を見て林に仲間がいたことを知る。そして、今度は博多一腕の良い殺し屋を雇うと言う。宗方は、このままでは自分たちも気が済まないと張に協力することにする。

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話しをする馬場と林

怪我を負った林は気を失っていた。そして目が覚めると治療を終えた状態で馬場の事務所にいた。すぐに、妹を殺した奴を殺しに行くと言う林に馬場は、身元も分からない相手を自力で探せるのかと聞く。さらに「一人で何でも出来るみたいな顔しとうけど、人間は一人じゃ生きていけんとよ。力になっちゃぁって、今朝言ったはずやけど」と言う。スルと林は「そんなら犯人を見つけてくれよ。妹を殺した変態野郎をよ」と訴える。馬場は「その依頼、引き受けちゃる。報酬は、明太子5年分」と笑って答える。

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ユウスケからの連絡をうける麗子と宗方

華九会の事務所を後にした宗方と麗子は、車にイワノフの遺体を乗せて移動していた。そこにユウスケから電話が入る。運転中の宗方はスピーカーホンで応答する。
ユウスケ「ねーねー宗方さん、新しい女の子まだー?」
宗方「忙しいんだ。後にしろ」
ここからは麗子が電話口で応答する。
麗子「今からブローカーに連絡して次の子を買い付けてくるわ。大人しく待ってて」
電話を切った麗子は宗方に、林は(イワノフを殺すくらいだから)腕が立つようだが、彼がにわか侍なのかも、と言う。すると宗方は、にわか侍はピストルは使わない、自分は昔にわか侍を見たことがあると話し出す。離れた場所からライフルのスコープ越しに見たにわか侍の殺気に体が動かず、にわか侍の投げたナイフで目をやられた、それ以来死ぬのが怖くなったと話す。

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にわか侍への仲介の依頼を受ける屋台のおやじ

その頃、中洲の屋台「源ちゃん」の大将であり、殺し屋の仲介人でもある剛田源造(ごうだ げんぞう)は、張からにわか侍への仲介を頼まれていた。

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ホテルの防犯カメラの映像を見る榎田・林・馬場

馬場と林は馬場の事務所で、重松と榎田からそれぞれ僑梅殺しの情報を得ていた。
重松は、現在犯人とされている伊藤卓也(斉藤の仕事上の名前)は最近福岡に転勤してきて、昨日は中洲(福岡の繁華街)の店をはしごしながら遊んでいた、昨日の事件と同じような事件が最近2件あったがどちらも死体は外に捨てられていた、この2件の事件当時まだ転勤前で伊藤は東京にいた、と話す。それを聞き馬場は、伊藤は巻き込まれただけかもしれない、と言う。
次に訪れた榎田は、林が持ち帰っていたイワノフの携帯にはたいした情報は無かったと話す。しかし、工作がしてあり警察には渡ってないようだが、現場ホテルの防犯カメラ映像に、伊藤と一緒にいる麗子と、人が入れそうなほど大きなスーツケースを持っているイワノフの姿が映っていたと言い映像を見せる。さらに、イワノフに仕込んだ盗聴器からユウスケと宗方と麗子の会話がキャッチできたと言い音声を流す。
全ての情報から妹を殺したのは市長の息子の原田ユウスケだと確信した林は、ガードが堅く簡単には近づけないユウスケにある策をもって接近すると言う。その策とは、林が人身売買される女に、馬場がブローカーに成りすますというものだった。
馬場は榎田に、取引の時間と場所を調べてくれと頼む。

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川沿いで話す源造と馬場

その後、馬場は源造に呼び出され会いに来ていた。
源造は馬場に、張から林と馬場の殺しの依頼を受けたこと、しかも張は一番の腕利きであるにわか侍を指定してきたことを話す。そして、馬場には死んでほしくないが受けた依頼は確実に実行しなければいけないと言う。そのうえで、源造は「馬場、俺は華九会ににわか侍を紹介してよかとや?」と尋ねる。馬場は「よかばい。紹介しんしゃい」と言うが源造は「本気ね?お前ば殺せって依頼とよ?どぎゃんすっとや?」と聞き返す。すると馬場は「うーん、死んだフリでもしとこっかな」と答える。

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宗方と麗子に脅される榎田

根城のネットカフェに戻った榎田は、宗方と麗子に捕まっていた。
何故こうなったか分かるかと麗子に聞かれて榎田は、イワノフのスマホの電源をここで入れたからGPSでここが割れて、監視カメラで自分が馬場の情報屋だと分かったのだろうと答える。麗子が、情報屋ならもっと目立たない格好をすべきと言うと、榎田は「ねぇ、セアカゴケグモの背中はどうして赤いんだと思う?地味な方が気づかれずにより多くの人間を殺せるじゃない?でも実際は派手でしょ?その理由を考えて僕は思ったわけ。きっとその方がカッコイイからじゃないかって。ロック!だよねぇ」と持論で返す。不遜な態度をとる榎田に宗方は「黙れ!」と声を荒げ、馬場の居場所を問いただす。榎田は渋々、林の目的は妹を殺した市長の息子への復讐で、馬場はそれを手伝うのだと言う。つまり、林と馬場は自らそちら側へ行くということ。時間も場所も(ブローカーから女を買う)宗方たちが決める事だと言う。

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死体を受け取った佐伯と捨てに来たジロー

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