ハクメイとミコチ(第10話『竹の湯 と 大根とパイプ』)のあらすじと感想・考察まとめ

仕事の忙しさから肩こりに悩まされたハクメイは、ミコチ共に近所に出来たという温泉宿に行く。しかし、清掃中で温泉が使えないことが分かると竹を切って帰り、自宅に竹の露天風呂を作ることにする。露天風呂を完成させたハクメイとミコチは、予約をして今度こそは温泉宿の温泉に入ろうと約束するのだった。
今回は「ハクメイとミコチ」第10話『竹の湯 と 大根とパイプ』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

「ハクメイとミコチ」第10話『竹の湯 と 大根とパイプ』のあらすじ・ストーリー

「竹の湯」

肩こりに悩むハクメイと、新聞を読むミコチ

仕事が忙しく肩こりに困っていたハクメイは、温泉にでも行きたいとミコチに言う。その時、ミコチが見ていた新聞に、ミコチ達の住む近くに温泉が出来たという記事を見つける。
宿泊も出来る温泉だということを知るなり、ハクメイとミコチは宿泊の準備をして新しく出来た温泉に向かうのだった。

温泉には入れないと言われた二人

ハクメイとミコチは温泉宿に着いたものの、従業員に温泉には入れないと言われてしまう。
従業員「ただいま猫の団体様の抜け毛で、排水溝が詰まってしまいまして」
ハクメイ「全面清掃中……」
従業員「お食事とご宿泊だけなら」
温泉を目的に温泉宿にまで来た二人は、諦めて帰ることにする。

竹林の中を帰る二人

温泉宿のある竹林の中を歩くハクメイはミコチに言う。
ハクメイ「この竹林、露天風呂から眺めると綺麗なんだろうな」
ミコチ「ほんとにね。家の周りに竹植える?」
ハクメイ「くぅ……。作るか!」
ミコチ「なにを?」
ハクメイ「露天風呂」
ミコチ「え?作れるの?」
ハクメイ「わからん。作ったことないし」
ハクメイはどんな露天風呂なら作れるかミコチと共に考える。岩風呂は基礎と目地で数日掛かってしまい、木桶風呂は技術的に難しいと考えたハクメイは目の前にある竹を見て思いつく。
ハクメイ「竹だな!」
ミコチ「ああ。竹筒風呂ってやつね」
ハクメイ「いや、あれは相当大きい竹を使うからな。半分に割って風呂にしよう」
ミコチ「そうめんみたいね」

切れ込みを入れた竹を折るために、蹴りを入れるハクメイ

ハクメイは近くで鋸を借りてくると、風呂に出来そうな竹を探す。背高い動物の業者が切ったと思われる竹の切り残しを見つけると二人で竹を切り始める。

一人では竹を折れなかったハクメイ

切った竹を転がして自宅まで持って帰ると、早速ハクメイは竹の加工を始め、ミコチは竹風呂で飲む為に酒やつまみの用意をする。

竹風呂に浸かるハクメイとミコチ

日が暮れた頃、ハクメイとミコチは完成した竹風呂に水を溜めると焼き石を入れて水を温める。
ハクメイとミコチは、二人で風呂に入るとイカの塩辛の炙りと茎わかめとオクラの胡麻和えを肴にお酒を飲む。
ハクメイ「やっぱりあの温泉、今度予約して行こうな」
ミコチ「うん。岩風呂の作り方盗んでよ」

「大根とパイプ」

運ばれていく大根

ハクメイとミコチは朝市からの帰り道、大根一本を丸々引く配達員に追い越される。
ミコチ「大根丸一本か」
ハクメイ「剛毅だなぁ。おでん祭りでもするのかな」
ミコチ「それにしても多すぎでしょ。どこに届けるんだろ……」

ミコチの家で大根を受け取るアユネ

その時、ハクメイとミコチは自宅の前でミコチの名前を使って丸一本の大根を受け取る女性を見つける。
ミコチ「アユネ!」
アユネ「あら、おかえりミコチ」
ハクメイ「誰だ?」
アユネ「あんたがハクメイちゃん?」
ハクメイ「ちゃん!?そうだけど」
アユネ「いつも妹がお世話になってます。ミコチの姉のアユネです」
そう聞くとハクメイは、ミコチとアユネを交互に見る。
ハクメイ「似てないな」
アユネ「そう?」
手土産としてアユネが買った大根を屋外に置いたまま、三人はミコチの家に入る。

ミコチの家で珈琲を飲む三人

珈琲を飲みながらミコチとアユネは近況報告をする。
アユネ「あんたが出てってからやけに昔のことを思い出すようになった」
ミコチ「そ、そうなの?」
アユネ「ごめんね、ハクメイちゃん。つまんない話聞かせちゃって」
ハクメイ「いや、気を使ってくれてるなら悪いけどアユネ、演技だよな」
アユネ「鋭いねぇ、もうバレるとは」
ミコチ「え?」
ハクメイに演技していることを見破られてしまうなり、アユネは態度を一変させる。
アユネ「いいお姉さんっぽくしてみたんだけど、どうだった?」
ミコチ「私に会いに来たってのは」
アユネ「嘘だよ」
ミコチは改めてなぜ来たのかをアユネに聞く。
アユネ「今ちょっとスランプ中でさぁ。気分転換」
自分勝手なアユネに、ミコチはこちらの事情も考えて欲しいと怒るものの、ふろふき大根用の調味料を届けに来た宅配員の声がするとミコチの言葉を気にせず出て行ってしまう。

アユネと住んでいた頃を思い出し怒るミコチ

ハクメイと二人きりになったミコチは、ハクメイに愚痴を零す。
ミコチ「アユネの仕事は劇作家なんだけど、仕事以外はなにもしない。掃除炊事洗濯どころか、金銭管理も。その癖態度ばかり大きくて。私の料理の技術と自立心は、その頃培われたものよ」
ハクメイ「アユネってどんな劇を作るんだ。面白いのか」
ミコチ「うん。面白いのよすごく、だからこそ腹が立つ」

大量の醤油を買ったアユネ

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