ハクメイとミコチ(第9話『水底のリズム と 凝り性の染め物』)のあらすじと感想・考察まとめ

研究者のセンは音で動く潜水艇の潜水実験に協力して貰う為に吟遊詩人のコンジュを呼ぶ。しかし、気難しい変わり者のセンと、明るく陽気なコンジュはお互いに反発し合いギスギスした空気になってしまう。さらに水底で潜水艇は動かなくなってしまった。明るい歌で潜水艇が動くことが分かったセンは、コンジュと共に歌い無事に地上に戻ったのだった。
今回は「ハクメイとミコチ」第9話『水底のリズム と 凝り性の染め物』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

服作りに消極的なセン

ミコチはセンにどんな色の生地がいいのか聞くものの、服に興味の無いセンは「私は別にどっちでも……」とはっきり答えられなかった。
ミコチ「確かにどっちもいまいちね」
セン「……左様で」
ミコチ「でも、困ったわね。持ってきた布はどれも色合いが淡いのよ」
セン「それなら、私は紫っぽい方で」
ハクメイ「今から染めればいいんじゃないか?」
ミコチ「となると、染料は……ブルーベリー。でもこれだけで染めると鮮やか過ぎるかな」
ハクメイ「なんか染料集めてこようか?」

染料を集めるセンとハクメイ

ハクメイとセンは、染料を集める為に外に出た。
ハクメイ「これがツルバミ」
セン「どんぐりの帽子で染められるのかい?」
ハクメイ「ああ。媒染液で仕上げるんだ。ミョウバン媒染だと茶色っぽく、鉄媒染で黒っぽくなるな」
それを聞いたセンは、「実験みたいで面白いな」と服作りに興味を示す。
その頃、ミコチは服のデザイン決めに本気になっていた。ハクメイはミコチのその様子をセンに見せる為に窓の外からミコチを覗かせる。

デザインを決めるミコチ

ハクメイ「あの状態のミコチは厄介なんだ。飯作ってくれなくなるし、何度も要望聞いてくるし、寝ろって言っても寝ないしな。まぁミコチなりの愛情表現だ。甘んじて着せられてやってくれ」
それを聞いたセンは、服を作ってもらうことに積極的になっていく。
セン「すまないがもう少し手伝ってくれるかね。私は暗い色が好きなんだ」

センから手伝うと言ってもらい喜ぶミコチ

セン「あ、あのミコチ。私には服の良し悪しが分からないのだが、どんな服が出来るのかすごく楽しみで、だからもしなにか手伝えることがあれば……」
ミコチはそんな、センの手を握る。
ミコチ「ある……すっごいたくさんある!」
センは自身の実験の成果である骨たちを使って、染料作りを手伝い始めた。

服のデザインで口論するセンとミコチ

ミコチ「大きく印象を変えないよう、ストールとキュロットは残してあって……」
セン「ちょっと、注文つけてもいいかな」
ミコチ「もちろん」
始め、服作りにあまり興味のなかったセンは、いつの間にか熱が入り、ミコチとどんな服にするかで口論を始めてしまうのだった。
ハクメイ「凝り性が二人……」

完成したセンの服

一日かけて、センの新しい服が完成した。
セン「どうかな」
ミコチ「我ながら完璧だわ」
ハクメイ「可憐だ」
セン「ありがとう」
ハクメイ「音ランプを使った装飾に、骨モチーフのデザインと絞り染めも上手くいったし、これから色の変化が楽しみね」
セン「大切に着るよ」
ミコチ「雑に着てもいいわよ」

ハクメイとミコチを見送るセン

セン「正直なところ、私は着飾るのが苦手だったのだが、存外楽しいものだね。ありがとうハクメイ、ミコチ」
帰るハクメイとミコチを見送るセンは、いつもの服に着替えてしまっていた。
ハクメイ「なんで着替えてるんだ」
セン「仕方ないだろう。汚したくないのだよ」
ミコチ「まぁ、適当に着てくれると嬉しいわ」
セン「努力するよ」
ハクメイと二人になると、ミコチはセンの新しい服の心配する。
ミコチ「タンスの肥やしにならなきゃいいけど」
セン「どうだかな」

亀のジョージに新しい服を着せて見せるセン

センは夕食の後、お酒を飲む前にハクメイとミコチと共に作った服を着ると骨の亀であるジョージに見せるのだった。
セン「どうだい、ジョージ。似合ってるかい?」

「ハクメイとミコチ」第9話『水底のリズム と 凝り性の染め物』の感想・考察

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