新機動戦記ガンダムW(ウイング)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『新機動戦記ガンダムW』とは、サンライズ制作の『ガンダムシリーズ』のテレビアニメ。物語の主軸は戦争であるが、本作ではコロニーを支配するためにOZがめぐらす戦略やガンダムに乗るパイロットたちをめぐる人間性と様々な葛藤も描かれている。また日本、西洋、中東、アメリカ、中国をイメージした5機のガンダムが登場し、それぞれのガンダムパイロットの5人全員が主人公役扱いになっている。

『新機動戦記ガンダムW』の概要

『新機動戦記ガンダムW』とは、平成ガンダムと呼ばれる『機動武闘伝Gガンダム』『新機動戦記ガンダムW』『機動新世紀ガンダムX』の中でも人気が高い作品。テレビ放映の翌年にはOVA『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』が発売され、劇場版の公開など多数のメディア展開へと発展した。1995年(平成7年)4月7日から1996年(平成8年)3月29日まで全49話がテレビ朝日系列で毎週金曜日17時00分 - 17時30分にて放送された。略称は「GW」である。
他のガンダムシリーズ同様、物語の主軸は戦争であるが、その中でも本作では特に戦略や人間性についての様々な葛藤が描かれている。また、古今東西の軍人、思想家の思想や、言葉が多数引用されているのも本作の特徴の一つである。また、女性キャラクターについてはそれまでのロボットものにある、添え物のような女性キャラではなく自立した女性を意識してキャラクター作りがなされている。
アメリカ合衆国では2000年3月6日よりカートゥーンネットワーク・TOONAMI枠にて『Mobile Suit Gundam Wing』のタイトルで放送が開始され、米国で初めて放映されたガンダムシリーズ作品となった。また欧米以外の国々でも放映され、ガンダム史上放映された国が最も多い。
監督は池田成と高松信司。池田成は放送から約半年後に監督を降板、後任を高松信司が務めた。主要キャラクターの全員が15歳の美少年という設定と斬新なメカニックデザインが多くの視聴者を虜にしている。また、前作『機動武闘伝Gガンダム』の今までのガンダムに捉われないガンダム像という部分を引継ぎ、ガンダムWに登場するモビルスーツはどれも類を見ないほどに洗練されたメカニックデザインが特徴である。

人類は宇宙で生活する宇宙コロニー側と地上で生活する地球圏統一連合側に分かれ、両者の抗争の物語である。
主人公のヒイロ・ユイは宇宙コロニー側に属し、ウイングガンダムを操縦し、抗争を終わらせるため工作員として任務を遂行していく。

『新機動戦記ガンダムW』のあらすじ・ストーリー

地球に墜ちた流星

人類が本格的に宇宙へと進出し、暦をアフターコロニー(AC)と改めてから2世紀近くの時が流れた。宇宙に人口の居住空間を築いて暮らすスペースコロニー国家群は、成長するに従い自分たちの権利拡充を求めるようになったが、地球圏統一連合(以下地球連合)は強大な軍事力による弾圧でこれに応じた。A.C.165年には連合とスペースコロニー国家群の対立問題を調停するための機関が発足。機関の代表者は非暴力・非武装の平和主義を前面に掲げて対立問題を解消しようと調停を進めるものの、A.C.175年に機関の代表者が暗殺されスペースコロニー国家群側は混乱に陥る。追い詰められたスペースコロニー国家群は、人型機動兵器モビルスーツ(以下MS)5機による地球連合への反攻作戦「オペレーション・メテオ」を発動する。

強大な火力と高い機動力を持つウイングガンダムと、それを駆るヒイロ・ユイ。
隠密行動に長けたガンダムデスサイズを相棒とするデュオ・マクスウェル。
無数の火器で武装したガンダムヘビーアームズを操るトロワ・バートン。
マグアナック隊を引き連れたカトル・ラバーバ・ウィナーのガンダムサンドロック。
格闘戦特化のシェンロンガンダムに乗り込む張五飛(チャン ウーフェイ)。
5人の少年たちとそれぞれのMSは、流星に偽装する形で同時に地球に送り込まれる。目的は地球連合の軍部に深く根を張る武装組織「OZ(おず)」の壊滅である。

OZの上級特尉ゼクス・マーキスは、この作戦を逸早く看破し、ヒイロのウイングガンダムと交戦。そのすさまじい性能とパイロットの技量に感嘆し、戦士としての本能を刺激され、再戦することを望むようになる。
一方、ゼクスに苦杯を舐めさせられたヒイロは、市井の少年として潜伏中にリリーナ・ドーリアンという少女と出会う。リリーナに「作戦行動中の兵士としての自分」を見られてしまったヒイロは、口封じのために彼女を殺すことを決意。しかしヒイロの目的と殺意を知ってなお毅然として自分に向き合うリリーナに対し、内心で「このような高潔な人間を死なせてはならない」と感じるようになり、どうしても彼女を殺せないことに困惑していく。

オペレーション・デイブレイク

ヒイロを含む地上に降りた5人のガンダムパイロットたちは、地球連合の軍部に潜むOZの施設を狙って攻撃を繰り返す。その中でヒイロはデュオと、トロワはカトルと交流する機会を得て、仲間とも利用し合う関係とも呼べる不思議な仲間となっていく。
しかしOZの総帥トレーズ・クシュリナーダは、ヒイロたちに偽情報をつかませて地球連合の穏健派を抹殺させる「オペレーション・デイブレイク」を発動。これを成功させ、事実上地球連合を完全に掌握し、スペース・コロニーを人質にしてヒイロたちに降伏を要求する。踊らされていたことを知ったヒイロは、「降伏はするがガンダムは渡せない」との指示の下、機体を自爆させる。一方、ただ1人オペレーション・デイブレイクの真の狙いを見抜いた五飛は、独自行動の末にトレーズとの直接対決の機会を得るが敗北。5人のガンダムパイロットたちは戦う理由を失い、それぞれに敗走していく。

自爆の衝撃で気を失ったヒイロは、トロワによって救出される。その後彼はゼクスと彼の部下たちから、ガンダムを修復した上での再戦を求められる。ゼクスの正体は、かつて地球連合に滅ぼされた平和国家サンクキングダムの王子ミリアルド・ピースクラフトで、OZの兵士となったのも地球連合への復讐の機会を待つためだった。オペレーション・デイブレイクのやり口を見て怒りを覚えたゼクスは、ついにOZと袂を分かつ決意を固め、最後に因縁の相手であるヒイロとの決着をつけようとしたのだった。ヒイロはこれに応じ、互いにMSを駆っての決闘に臨むものの、ゼクスの離反を察したOZの母体組織・ロームフェラ財団の横槍が入る。無数の敵機を蹴散らしながら、いつか再び戦場で見えることを約し、ヒイロとゼクスはそれぞれに離脱していく。
OZはスペースコロニー国家群に対して懐柔策を取り、オペレーション・メテオの失敗で牙を抜かれた宇宙の人々はこれを受け入れる。もともと極秘作戦として進められていたオペレーション・メテオは“一部の過激派の暴走”という形で処理され、鹵獲されたガンダムは和平の証として破壊されていく。

地球連合の内乱

戦う理由を失ったヒイロたちは、兵士としてではなく1人の人間として改めて地球連合の蛮行を見ていくことで、それぞれが再び戦士として立ち上がる。しかしその方向性は様々で、テストパイロットという形で潜伏してOZを内部から調べていたヒイロとトロワは、家族を皆殺しにされて憎悪に取り憑かれたカトルと戦うことになってしまう。
あまりに高い兵器としての完成度から、「世界を滅ぼしかねない」として封印された伝説のMSウイングガンダムゼロ。これを持ち出したカトルは、同機に搭載された超高精度演算によって近未来を予知するゼロシステムに翻弄され、その力で地球連合とそれに恭順したスペースコロニー国家群を攻撃。ヒイロとトロワは決死の覚悟でこれを食い止め、カトルを正気に戻すものの、戦闘の中で機体が大破したトロワは行方不明となってしまう。

一方、地球連合を我が物としたOZだったが、その背後にいるロームフェラ財団との関係が悪化。財団は今後の主力兵器として無人の人型兵器モビルドールを世界中に売り込もうと考えていたが、戦争はあくまで人と人の戦いであるべきと考えるトレーズはこれに反発。ついには財団の謀略によって失脚し、あくまでトレーズを長と仰ぐOZの兵士たちが武装蜂起を開始。世界は混迷を深めていく。

サンクキングダムの復活

戦乱の中、人々はかつて地球連合に滅ぼされたサンクキングダムと、同国が掲げた理想「完全平和主義」の復活を夢見るようになる。ゼクスの妹で、サンクキングダム崩壊の混乱の中でドーリアン家に引き取られたリリーナは、自身の出自と世界が平和を求めている声に応え、サンクキングダムが掲げた理想の復活のために邁進する。
しかしそれは、地球連合を牛耳る財団にとっては目障りな行為だった。適度な戦争状態を維持して永遠に富み続けたい財団は、リリーナと彼女を支える人々の理想を打ち砕くべく、一切の武力を否定するサンクキングダムに侵攻する。

この頃、それぞれに潜伏しながらOZと戦い続けていたデュオ、カトル、五飛は、自身がかつて乗っていたガンダムの開発者たちから新たな機体を受領する。ゼクスはスペースコロニー国家群の反攻勢力を束ねて武装組織ホワイト・ファングを結成し、地球連合との一大決戦を画策しており、これらはそのために開発された新型機だった。しかしそれが地球と宇宙の民を決定的に決裂する人類史上に類を見ない悲劇にしかならないと悟った開発者たちは、オペレーション・メテオに参加した少年たちに地球圏の未来を託すことにしたのである。
ガンダムデスサイズヘル。ガンダムサンドロックカスタム。アルトロンガンダム。新たな愛機と共にサンクキングダムに駆けつけた3人は、押し寄せる財団のモビルドールを相手に大立ち回りを演じる。

一方ヒイロは、幽閉されていたトレーズに呼び出され、彼からガンダムエピオンという新型機を授けられていた。ガンダムエピオンにもゼロシステムが搭載されており、トレーズは「世界の命運をも託された少年たちが、どのような未来を作り出すか見てみたい」と考えていたのだった。リリーナたちの掲げる理想を「甘い」と感じてはいたが、彼女こそは今の世界に、これからの未来に必要な人物だと確信していたヒイロは、ガンダムエピオンに乗ってサンクキングダムに駆けつける。本名のミリアルドを名乗るようになったかつてのゼクスもまた、手に入れたウイングガンダムゼロを駆ってサンクキングダム防衛線に参加する。
5人がそれぞれに大暴れして財団の部隊を撃退していく中、九死に一生を得るも記憶を失っていたトロワは、運命に導かれたようにヒイロたちに協力。新たな機体、ガンダムヘビーアームズ改を操って戦う内に本来の自分を取り戻し、再び戦火の中に舞い戻る。

ゼロの見た未来を超えて

「トレーズが何を考えているのか分からない」との理由から、ヒイロはミリアルドと機体を交換。いかにガンダムが強力といえど、モビルドールの大群を相手に国全体を守り切ることはできず、サンクキングダムは崩壊。しかし新たな力と戦う理由を手に入れたヒイロたちは、それぞれの信じるもののためにその力を振るい続ける。
一方、地球連合との決戦の準備を整えたミリアルドは、大軍勢と巨大な宇宙戦艦リーブラを伴って出撃。このままでは勝ち目がないと踏んだ財団は、再びトレーズを担ぎ出し、ホワイト・ファングを迎え撃つよう命じる。ヒイロたち5人のガンダムパイロットも、平和という理想の体現者であるリリーナを守るために、戦争を終わらせるために、あるいは戦士としての決着のために宇宙へと上がる。

トレーズとミリアルドの真意は、自分たちで地球圏の全戦力を使い果たし、その後の世界をリリーナに託して恒久平和を実現することにあった。全てはそのためにトレーズが画策し、それに気づいたミリアルドがサポートして起きたことだったのである。戦士としての決着をつけるためにトレーズに挑んだ五飛は、「自分の真意を理解した上で、自分を“悪”だと断定して倒そうとする勇者」だと彼自身に称賛され、戦士としての技の限りを尽くしてこれを討ち取る。
デュオ、カトル、トロワがそれぞれに奮戦する中、ヒイロはミリアルドとの決着をつける。しかしその命までは取らず、リリーナと共に次代の平和を担う存在になってほしいと乞う。なお新たな戦乱を起こすことを、地球圏への報復を諦めない者たちによってリーブラが地球への降下ルートを突き進んでいく中、ヒイロはウイングガンダムゼロの最大出力でこれを破壊。長きに渡った苦難と混乱の時代に、ひとまずの区切りをつけるのだった。

『新機動戦記ガンダムW』の登場人物・キャラクター

メインキャラクター

ヒイロ・ユイ

CV:緑川光

年齢:15歳
人種:日系人
出身地:L1コロニー
身長:156cm
体重:45kg
瞳:プルシアンブルー
髪:ダークブラウン、もしくはモスグリーン

本作の主人公。「お前を殺す」というガンダムWの代表的な名言(迷言)を吐くが、「お前を殺す」と言われた人物の中で彼に殺されたものはいない。「ヒイロ・ユイ」とはコードネームであり、本名は不明である。
両親と幼少の頃に死別している。その後、アディン・ロウという男に拾われ、ゲリラ活動を行なっていく。そして8歳の頃にアディン・ロウが死亡し、ドクターJに声をかけられる。そして破壊工作員とガンダムパイロットとしての訓練を積み、感情に左右されることなく任務を遂行する「完璧な兵士」として育てられた。
「オペレーション・メテオ」でドクターJが、OZを壊滅させるためにウイングガンダムと共に地球送りこんだ。その際に、かつてコロニーの自治独立を提唱して志半ばで死亡した指導者『ヒイロ・ユイ』と同名のコードネームを与えられた。地球に降り立った際、海岸で倒れているところをリリーナに見つかり、以後任務の邪魔である彼女のことを殺そうとするが、「貴方のことが知りたい」と追いかけてくる彼女に対し、次第に心を動かされる。ヒイロを地球に送り込んだドクターJ曰く、本来は優しい性格である。任務遂行を第一と考えており、度々ガンダムを無茶な使い方をする。
任務の障害を排除するのに固執するあまり、トレーズの策略に嵌まってしまい、地球圏統一連合の和平派であるノベンタ元帥をガンダムで殺してしまったことで地球と宇宙に戦乱をもたらす。物語後半では、仲間であるガンダムパイロットたちと共にゼロシステムを克服し、そこに見たわずかな希望と自分の心を信じてゼクスやトレーズたちと戦い続けた。そして最終決戦、質量弾として地球へと落下してゆく超巨大宇宙戦艦リーブラを命がけで破壊し、地球を滅亡の危機から救った。

デュオ・マックスウェル

CV:関俊彦

人種:アメリカ系宇宙移民の子孫
出身地:L2コロニー群の、宇宙の遊牧民といわれる「スイーパー・グループ」
年齢:15歳
身長:156cm
体重:43kg
髪:茶色の三つ編み
趣味:髪を編むこと

ガンダムデスサイズのパイロット。かつて浮浪児のソロという人物と行動を共にしていた。しかしソロは死亡してしまい、「死んでもずっと一緒にいる」という遺言を残していた。それ以来『デュオ(二重奏)』という名を名乗っている。自分が育った教会が地球圏統一連合の反体制派掃討作戦に巻き込まれて焼かれて自分だけ生き残った事や、『奇跡』というものを見た事がないために、『死神』と自身のことを称し、「俺を見た者はみんな死ぬ」と言う。しかし、デュオ自身は親しみやすく、明るい性格をしている。
個性的な登場人物のなかでは比較的まともな人物だが、何かと貧乏くじを引かされやすい。ヒイロに殺されそうなところだったリリーナを助けたのに怒られたり、ヒイロを連合の施設から救出したにもかかわらずヒイロにガンダムデスサイズのパーツを盗まれたりした。またヒイロが地球で潜伏していた時も名前を使われるなど、ヒイロがかかわってくると様々な貧乏くじを引かされている。 パイロットとして腕も高いが、セキュリティ突破能力もまた高い。 口癖は「逃げも隠れもするが嘘は言わない」。
プロフェッサーGの指令により、OZ壊滅「オペレーションメテオ」の任務を遂行して地球に送り込まれた。以後は太平洋上のサルベージ船で船長をしている、元トールギス開発にも関わった技術者であるハワードに協力してもらい、任務に当たる。

トロワ・バートン

CV:中原茂

人種:不明
年齢:不詳(推定15-16歳)
身長:160cm(一説によれば161~165cm)
体重:44kg

ガンダムヘビーアームズのパイロット。出生、年齢、経歴と外見以外の一切が不明の少年。物心がつく前から兵士として戦場で戦っていた。冷静沈着で、ヒイロ以上に無口であるが、仲間に対する情が厚い。また面倒見のいい性格でもあり、ノベンタ元帥を誤って殺してしまったヒイロの贖罪の旅に付き合ったり、ヒイロがゼクスと南極基地で決着をつけるために自分のガンダムを貸すこともあった。また単独行動をする五飛がトレーズとの戦いで敗れたときもサーカス団のテントに連れていき、慰めていた。
10歳の頃からモビルスーツに乗って戦場を渡り歩いていた。その後、ガンダムヘビーアームズの整備工となった。トロワ・バートンという名は本名ではなく、ガンダムヘビーアームズの前任のパイロットの名前である。その人物が死んだことにより名前を貰い、ガンダムヘビーアームズに代わりに乗ることになった。他のガンダムのパイロットは幼少から特殊な訓練を受けているが、トロワだけはその訓練を受けていない。しかし、他のガンダムパイロットと渡り合う実力を持っている。
ドクトルSの指示で「オペレーションメテオ」に参加、OZ壊滅のために行動する。身分を偽装した潜入が得意であり、工作員としての能力も高い。また身体能力も高く、地球では、正体を隠すためサーカス団のピエロとして世界各地を巡業していた。宇宙へ上がったあとはOZ兵士として潜伏しておりレディ・アンは「完璧な兵士」と評した。暴走したカトルのウイングゼロとの戦闘で記憶を失い、サーカス団のキャスリンに保護され、弟として生活をしていた。仲間たちと再会し、再び戦いの中で記憶を取り戻したトロワは、自分の守るべきもののため最終決戦へのぞんだ。物語当初は感情に乏しく、その態度は常にクールで他人には決して自分を見せなかったが、仲間たちとの出会いやサーカス団での日々、キャサリンとの生活の中で徐々に人間らしさを取り戻す。

Hagio1507
Hagio1507
@Hagio1507

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機動新世紀ガンダムX(エックス)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『機動新世紀ガンダムX』とは、1996年から1997年にかけてテレビ朝日系列にて放映されたアニメ作品。舞台は大きな戦後の世界で、バルチャーと呼ばれる組織が活動する中、厳しい環境を精一杯生き抜く主人公、ガロード・ランを中心に進んでいく。彼の行動が周囲の大人たちを動かし、次第に世界を巡る情勢をも変えていくことになる。

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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』とは、テレビアニメ『機動戦士ガンダム』の15話「ククルス・ドアンの島」をリメイクした映画作品。ガンダムシリーズの生みの親の1人である安彦良和が監督を務め、同作を見て育ったベテランスタッフが制作に携わっている。 連邦軍の兵士アムロ・レイは、強行偵察中に崖から落ち、敵軍の兵士のククルス・ドアンに救われる。ドアンは脱走兵らしく、島で戦災孤児たちと暮らしていたが、彼を追う者たちがそこに静かに忍び寄っていた。

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機動戦士ガンダム 水星の魔女のモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ

機動戦士ガンダム 水星の魔女のモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』とは、サンライズによるアニメ作品で、ロボットアニメの金字塔である『ガンダムシリーズ』の作品群の1つ。人型機動兵器MS(モビルスーツ)のパイロットを目指す少女たちが、彼女たちを飲み込まんとする巨大企業や大組織の陰謀に抗っていく様を描いている。 『ガンダムシリーズ』はリアル路線のロボットアニメとして知られており、作中に登場するロボットはあくまでも“兵器”として扱われている。ここでは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場するMSなどの兵器を紹介する。

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XVX-016 ガンダム・エアリアル(水星の魔女)とは【徹底解説・考察まとめ】

XVX-016 ガンダム・エアリアル(水星の魔女)とは【徹底解説・考察まとめ】

XVX-016 ガンダム・エアリアルとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場する人型機動兵器MS(モビルスーツ)の1機にして、同作の主役機である。 詳細な出自については謎が多いが、ヴァナディース機関が開発したガンダム・ルブリスを利用して作り出された機体だと思われる。大企業の独断で闇へと葬られたGUNDフォーマットというシステムを利用しており、自律兵装GUNDビットでの攻防一体の戦闘が特色。高性能のAIを搭載しており、メインパイロットのスレッタ・マーキュリーとは姉弟のような絆で結ばれている。

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機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争(ポケ戦・ポケなか)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争(ポケ戦・ポケなか)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』とは、1979年から断続的に製作され続けているロボットアニメ『ガンダムシリーズ』の1作品で、「宇宙世紀」と呼ばれる架空の時代の出来事を描いたOVAである。 地球連邦軍の新型モビルスーツ・ガンダムNT-1の奪取または破壊任務を命じられたジオン軍の特殊部隊サイクロプス隊。リボーコロニーで暮らす少年アルは、偶然からサイクロプス隊の面々と交流し、その作戦に加担していく。やがて彼らの戦いはコロニーの命運をも巻き込み、アルに戦争の残酷さを突き付ける。

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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(第1部)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(第1部)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』とは、反地球連邦を掲げるテロリストのハサウェイ・ノア、地球連邦の軍人ケネス・スレッグ、謎の美少女ギギ・アンダルシアの運命が交錯し擦れ違っていく様を描いた、2021年公開のアニメ映画。『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のストーリーに連なる続編的立ち位置であり、『機動戦士ガンダム』シリーズの生みの親、富野由悠季の小説を元に映像化。同シリーズ40周年記念作品として製作された3部作の第1作目で、美しい映像美と壮大な音楽、大迫力の戦闘シーンが魅力の映画作品である。

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機動戦士ガンダムAGE(エイジ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動戦士ガンダムAGE(エイジ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「機動戦士ガンダムAGE」とは2011年10月から2012年9月までMBS・TBS系列にて放送されたテレビアニメである。突如あらわれた謎の勢力との戦争の中で、主人公(フリット、アセム、キオ)が世代交代していくのが特徴だ。子供向けの絵柄とは裏腹に、敵との戦争の中で各々の異なった葛藤を描いているのも魅力の一つであり、子供から大人まで楽しめる作品となっている。

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ダリルバルデ(水星の魔女)とは【徹底解説・考察まとめ】

ダリルバルデ(水星の魔女)とは【徹底解説・考察まとめ】

ダリルバルデとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場する人型機動兵器MS(モビルスーツ)の1機で、同作に登場するジェターク・ヘビー・マシーナリー社製の最新鋭機。 タイプとしては分厚い装甲を売りとする重MSで、それを意識させないだけの高い出力と機動力を持つ。両腕とシールドにドローンシステムを搭載しており、これを利用した立体的な戦闘を持ち味としている。最新型の意志拡張AIにより、完全なオートパイロットで戦闘を行うことも可能だが、反応が早過ぎて陽動に引っかかりやすいという弱点を持つ。

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MD-0032G グエル専用ディランザ(水星の魔女)とは【徹底解説・考察まとめ】

MD-0032G グエル専用ディランザ(水星の魔女)とは【徹底解説・考察まとめ】

MD-0032G グエル専用ディランザとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場する人型機動兵器MS(モビルスーツ)の1機で、同作の登場人物であるグエル・ジェタークの専用機。 ジェターク・ヘビー・マシーナリーの主力商品ディランザを、同社の御曹司であるグエルに合わせてカスタム化した機体。出力など全体的な性能の強化に加え、近接兵器として十字の刃を成すビームパルチザンを装備。頭部のブレードアンテナには羽根飾りのような白い装飾をつけている。物語の1話で華々しく登場し、ガンダム・エアリアルと交戦した。

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ガンダムビルドメタバース(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ガンダムビルドメタバース(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ガンダムビルドメタバース』とは、『ガンダムシリーズ』の世界観をモチーフとする体感型オンラインゲームを舞台に、少年の葛藤と成長を描いた2023年のオリジナルアニメ。ガンプラをテーマにする『ビルドシリーズ』の5作目で、前作までのキャラクターが次々とゲスト出演したことで話題となった。 ホウジョウ・リオは、ガンプラを用いて遊ぶ「ガンダムメタバース」に夢中なハワイ在住の少年。近所のホビーショップの店員であるウルツキ・セリアに師事してガンプラ制作の腕を上げつつ、様々なライバルと戦っていく。

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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(鉄オル)のモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(鉄オル)のモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』は『ガンダムシリーズ』のロボットアニメの1つで、第1期が2015年に、第2期が2017年に放送された。『機動戦士ガンダム』などの宇宙世紀作品とは別の世界観を舞台としており、少年兵の三日月・オーガスの活躍を描いている。 本作にも『ガンダムシリーズ』おなじみの兵器モビルスーツやモビルアーマー、大規模な戦いには欠かせない艦船や兵器が登場する。

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ラクス構文とは!?元ネタ・使い方・トリビア・反応など徹底解説!

ラクス構文とは!?元ネタ・使い方・トリビア・反応など徹底解説!

「ラクス構文」とは、アニメ映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』でヒロインのラクス・クラインが発したセリフを元にしたネットスラング。 敵であるアコードから主人公キラ・ヤマトへの愛情が必要から生じたものだと揶揄されたラクスは、「必要だから愛しているのではありません、愛しているから必要なのです」と反論。理路整然としながらも彼女の心情を適切に表した言葉として、作品を代表する名言・名セリフの1つとなった。ラクス構文とはこれを現実に持ち出して、「より正確な因果関係の順序」を訴えるものである。

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伝説巨神イデオン(THE IDEON)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

伝説巨神イデオン(THE IDEON)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『伝説巨神イデオン』は日本サンライズ制作・富野喜幸監督(当時)による日本のアニメ。 地球植民星ソロで発掘された、第6文明人の遺跡かつ変形合体する巨大ロボット「イデオン」と、その力の源「無限力イデ」を巡り、地球人と異星人バッフ・クラン両文明の衝突が発生。 銀河全体を巻き込む果て無き抗争へ発展していき、それを見つめ続けたイデの裁きによる全文明の終焉と全人類の輪廻転生までを描いた「解り合えぬ人々」を主役とした群像劇。 『新世紀エヴァンゲリオン』に強い影響(元ネタ)を与えた作品としても有名である。

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