桃太郎電鉄(桃鉄)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『桃太郎電鉄』とは、ハドソン(現在はコナミデジタルエンタテインメント)で発売されていたすごろく形式のボードゲームである。一般的に「桃鉄」と省略されて呼ばれることが多い。生みの親はさくまあきらで、これまでシリーズ化されていた。
プレイヤーは電鉄会社の社長となり、各地の物件を購入して、最終的に総資産額トップを目指す。

携帯電話アプリ版の第8作目で、九州地方と沖縄が舞台となっており、熊本からスタートする。
九州地方や沖縄に由来する歴史ヒーローが登場する。
目的地が鹿児島の時、誰かが到着するとおいどんが登場する。おいどんはプレイヤーに善行を行う。

桃太郎電鉄SETOUCHI(NTTドコモ iアプリ版:2009年9月1日、au EZアプリBREW版:2010年2月1日)

携帯電話アプリ版の第9作目で、中国・四国地方が舞台となっており、岡山からスタートする。
中国・四国地方に由来する歴史ヒーローが登場する。
阿波踊りや四国八十八箇所巡りに関するイベントが発生する。

桃太郎電鉄KINKI(NTTドコモ iアプリ版:2010年3月1日、ソフトバンクモバイル S!アプリ版:2010年8月2日、au EZアプリBREW版:2010年9月3日)

携帯電話アプリ版の第10作目で、近畿地方が舞台となっており、京都からスタートする。
近畿地方に由来する歴史ヒーローが登場する。
近江八幡の「製薬会社」を購入することで、デビル系のカードを一掃する「デビキラー」を手に入れられる。
最大30年まで遊ぶことができる。

桃太郎電鉄AOMORI(NTTドコモ iアプリ版:2010年11月1日、ソフトバンクモバイル S!アプリ版:2011年2月1日、au EZアプリBREW版:2011年4月22日)

携帯電話アプリ版の第11作目で、舞台は青森県となっており、青森からスタートする。
青森県に由来する歴史ヒーローが登場する。

桃太郎電鉄SHIZUOKA(NTTドコモ iアプリ版:2011年5月1日、ソフトバンクモバイル S!アプリ版:2011年8月1日、au EZアプリBREW版:2011年10月27日)

携帯電話アプリ版の第12作目で、舞台は静岡県となっており、静岡からスタートする。
静岡県に由来する歴史ヒーローが登場する。

桃太郎電鉄TOKAI(NTTドコモ iアプリ版:2012年2月1日、ソフトバンクモバイル S!アプリ版:2012年3月1日、au EZアプリBREW版:2012年4月5日)

携帯電話アプリ版の第13作目で、愛知県や岐阜県、三重県が舞台となっており、名古屋からスタートする。
愛知県や岐阜県、三重県に由来する歴史ヒーローが登場する。
「桃太郎電鉄KINKI」と同じく最大30年まで遊ぶことができる。
携帯電話アプリ版最後の作品となった。

ボードゲーム(卓上ゲーム)

桃太郎電鉄ボードゲーム「大どんでん返しの巻」

2012年7月26日にタカラトミーアーツより発売された、家庭用ゲーム機や携帯ゲーム機、携帯電話アプリ版以外の紙製のボードゲームである。

桃太郎電鉄のシステムがボードゲームで再現されており、日本編と世界編の2つのマップで遊べる。
通常のシリーズでは4人まで遊べるが、このボードゲームでは6人まで遊べる。

『桃太郎電鉄シリーズ』の主なスタッフ

さくまあきら

桃太郎電鉄の生みの親で、桃太郎電鉄シリーズで監督を務める。コンピューターキャラクター「さくま」のモデル。
双六と「リゾート購入とそのための鉄道開通」という当時尊敬していた西武グループ会長だった堤義明氏の理論から創作の発想を得た。
旅行が好きであるが、飛行機が苦手である。「桃太郎電鉄USA」はスタッフに現地取材を任せることで完成した。
横浜ベイスターズ(現:横浜DeNAベイスターズ)のファンで、日本シリーズのイベントで横浜の球団が出場する際に、社長の名前を「べいすた」にすると勝率が上がるという裏技があった(「桃太郎電鉄7」まで)。
貧乏神など桃太郎電鉄シリーズに登場するキャラクターの中には、さくまの仕事仲間やお世話になった編集者がモデルになっているものもいる。

土居孝幸

桃太郎電鉄シリーズのキャラクターデザインやイラストを担当する。さくまとは大学時代からの知り合いである(出身大学はさくまと異なる)。
さくまと土居は週刊少年ジャンプの読者投稿コーナーである「ジャンプ放送局」のスタッフだった。
桃太郎電鉄シリーズ以外にもイラストやキャラクターデザインを多数手掛ける。

関口和之

桃太郎電鉄シリーズの「桃太郎電鉄」から「桃太郎電鉄DS TOKYO&JAPAN」までの作曲を担当する。
サザンオールスターズのメンバーでベース担当。
ハワイのウクレレ職人など、ゲーム中に彼をモデルにしたキャラクターが登場する。
そして、「サザンカオールスターズ」のメンバーとして登場したこともある。

宮路一昭

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@tiru0212

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