ラーメン大好き小泉さん(第5話『トマトラーメン / ミドリムシ / 行列』)のあらすじと感想・考察まとめ

『ラーメン大好き小泉さん』とは、鳴見なるによる漫画、及びそのアニメ作品。
放課後、小泉さんはトマトラーメンを食べに来ていた。小泉さんはツルツルしたちぢれ麺に絡むほのかな酸味のトマトスープにとろとろのチーズを勢いよく食べていった。隣には悠がおり、その姿を見ているのだった。
今回は「ラーメン大好き小泉さん」第5話『トマトラーメン / ミドリムシ / 行列』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

「ラーメン大好き小泉さん」第5話『トマトラーメン / ミドリムシ / 行列』のあらすじ・ストーリー

『トマトラーメン』

放課後、小泉さんは新宿にあるラーメン屋「太陽のトマト麺」に来ていた。
ツルツルしたちぢれ麺に絡むほのかな酸味のトマトスープにとろとろのチーズ。小泉さんはトマトラーメンの麺を勢いよくすすった。
麺を食べたあとは、残ったスープにご飯を入れてリゾットのように食べるのは、このラーメンの醍醐味であった。
トマトに含まれるリコピンには美肌効果と抗酸化作用がある。またリコピンは脂溶性ビタミンのため、加熱調理することで吸収率が4倍にもなるという。
小泉さんのところに、追加オーダーしたトマトジュースが運ばれて来た。小泉さんはジューズを飲み干し、満足げな表情であった。

ラーメンを食べ終わった小泉さんの隣には悠がいた。悠は、自身の注文後、小泉さんがラーメンを食べている姿を横で見ていたのだった。
ちょうどそこに、悠にラーメンが運ばれて来た。悠はさっそく箸を付けた。それと同時に、食べ終わった小泉さんは、帰ろうと立ち上がった。
悠は「ええ!?私、まだ食べてるんだけどぉ!」と声をあげるが、小泉さんは気に留める様子もなく、帰ってしまった。
1人残された悠は、トマトラーメンの美味しさに感動し、替え飯メニューである「らぁリゾ」を追加注文するのだった。

『ミドリムシ』

悠は、学校で生物の授業を受けていた。黒板にはミドリムシの写真が貼られ、教師はミドリムシの特性について説明していた。ミドリムシは、単細胞生物であり、植物性にも動物性にも属さない光合成が出来る生物であるということだった。
悠は、ぼーっと教師の声を聞きながら、昨日訪れたラーメン屋「太陽のトマト麺」にて、小泉さんに言われた内容について考えていた。小泉さんに「以前に作ってもらったトマトラーメンは美味しかったが、それだけです」と、小泉さんには今以上に悠と仲良くなる気がないことを伝えられた。その時の悠はショックを受けたが、今は小泉さんの照れ隠しだったと妄想していた。

妄想している間に、いつの間にか掃除の時間になっていた。悠と美沙は渡り廊下、潤と小泉さんはその下の中庭の掃き掃除を始めた。
掃除をしていると、美沙は夜中にやっているミドリムシ関連商品の通販番組の歌を歌い始めた。最近の美沙は、美容に良いというミドリムシが入ったクッキーやゼリーにハマっているということだった。
潤はその会話を聞いて、ミドリムシがどんな味なのか興味がわいていた。

ミドリムシは、別名をユーグレナといい、体長0.05㎜の単細胞生物である。60種類もの豊富な栄養素を含み、健康食品として、さらには光合成可能な生物として地球温暖化対策やバイオ燃料生産など、様々な分野で注目を集めている。

潤の背後で小泉さんが「ミドリムシ」とつぶやいた。潤は突然のことに驚き、振り向いた。小泉さんは、授業を聞いて約6億個のミドリムシが入ったミドリラーメンが久々に食べたくなったと続けた。

潤は小泉さんに頼んで、ミドリラーメンのお店「山手ラーメン 本郷 安庵」に連れてきてもらった。この店には土地柄、東京大学の学生アルバイトが多いということだった。
潤と小泉さんは、ラーメンを注文した。小泉さんは奮発してミドリ増しラーメンであった。
ラーメンが運ばれてきたので、さっそく2人は食べ始めた。潤は、緑色のスープの中に何億個ものミドリムシが含まれていることを想像しながら、スープを飲み、麺をすすった。

食べ終えた潤は、スープはバジル風味で美味しかったが、ミドリムシ自体の味はよく分からなかったと感想をもらした。それを聞いた小泉さんは、「麺にミドリムシを練り込んでるお店に行きますか?」と提案した。潤は、満腹だからと尻込みをするが、結局2軒目でもラーメンを完食するのだった。

『行列』

小泉さんと悠は、ラーメンを食べに来ていた。悠はその店のテレビを見ていた。テレビでは、話題のスイーツ店の行列や、スイーツを買い求めた人たちのインタビューが流れていた。悠は「そうまでして食べたいもんかな」ともらした。それから、小泉さんにラーメン屋に並ぶことが多いのか聞くのだった。小泉さんは、「正直、あまり並ぶのは好きではありません。極力避けたい」と答えた。小泉さんはラーメンのためなら喜んで並びそうだと思っていた悠は、その意外な回答に驚いた。同時に悠は、数あるラーメン屋を知っている小泉さんは、並ぶ必要がないラーメン屋を選んで行くことも出来るのだろうと考えるのだった。

真夏の炎天下で悠は、ラーメン屋「無敵家」の行列に1時間並んでいた。
今日、小泉さんは「無敵家」のことをずっと調べていたため、日直当番が終わった放課後にこの店に来ると悠は踏んでいた。悠は、小泉さんが来たら順番を譲り、自分は立ち去ろうと考えていた。それにより小泉さんが自分に心を開いてくれるかもしれないと画策していた。
行列は前に進み、悠は店員にメニューを渡された。悠の前に並んでいる男性は、ずっと携帯で話をしている。そこへ男性の連れ(男性1人、女性2人)が現れ、行列に加わった。

行列に割り込まれた悠は、「あ、あの!割り込みは良くないんじゃないですか?」と食い下がった。男性は自分が代表で1時間以上並んでいたから、大目に見て欲しいと言うが、悠は、迷惑行為だと知ってやっている男性たちの態度に呆れて、空いた口が塞がらなかった。

そこへ小泉さんが現れた。なぜここに悠がいるのか分からないが、店の前で騒ぐのは迷惑行為だと冷ややかに告げた。悠は小泉さんに事情を説明し、それから小泉さんは、少人数の割り込み行為は、行列店ではしばしば起こる問題であると答えた。小泉さんは「お店の方が丹誠込めて作るラーメンには数に限りがあります。たとえ一杯でも割り込みによって人から奪おうなど、真のラーメン好きがするはずはありません。絶対に」と淡々と続けた。それを聞いた男性たちは、反論出来ずにいた。
小泉さんは、踵を返し行列に並んだ。悠がそれに続き、男性たちもその後ろに並ぶのだった。

順番が来て、ようやくラーメンが運ばれて来た。
太めの麺に豚骨スープが絡むラーメンの美味しさに悠は感動した。さらに無料トッピングであるからし高菜をかけ、麺をすすった。小泉さんも幸せそうに、ラーメンを平らげるのだった。

後日、無敵家ラーメンにも行列にもハマった悠が、小泉さんをラーメンに誘っていた。小泉さんはため息をついて、私に付きまとうのも迷惑行為だとキッパリと断った。しかし悠は、「小泉さんに迷惑行為をする輩が現れないように私が見とかなきゃ!」とついて行くのだった。

「ラーメン大好き小泉さん」第5話『トマトラーメン / ミドリムシ / 行列』の感想・考察

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