宇宙よりも遠い場所(第8話『吠えて、狂って、絶叫して』)のあらすじと感想・考察まとめ

報瀬達は飲んできた酔い止めが切れた所為で、船酔いに悩まされる。とにかく食べて寝るしかないと聞いた四人は食べては吐いてを繰り返す。
そんな中、強い波と風に晒されさらに大きく揺れる海域に船は到達する。気力を削られた四人だったが、この辛さは自分達が選んだもので帰る時にはきっと楽しい記憶になると元気を取り戻していくのだった。
今回は「宇宙よりも遠い場所」第8話『吠えて、狂って、絶叫して』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

「宇宙よりも遠い場所」第8話『吠えて、狂って、絶叫して』のあらすじ・ストーリー

南極に行く前、温かい陸地を堪能する報瀬達

マリ達四人はオーストラリアのフリーマントルで、最後の温かい地面を味わっていた。
マリ「ねぇ?」
報瀬「なに?」
マリ「南極でもこれ、やろうね」

じゃがいも剥きをする報瀬達

報瀬達は出港後の船内のリポートを終えると、料理長である鮫島弓子の手伝いでジャガイモ剥きを任される。
弓子「四人でやっと一馬力って感じだね」
日向「遅いですか?」
弓子「家で手伝いをしてないのがよくわかるよ」
そう言って手際よくジャガイモを剥いて見せる弓子。
弓子「まぁ、頑張って。早く船に乗れるように?」
日向「乗れる?」
既に船に乗っているにも関わらずに、乗れるようにと言う弓子の言葉に疑問を投げかける日向だったが、そんな日向に弓子は微笑みかけるだけだった。
その時、艦上体育許可という艦内放送が流れる。
弓子「外出て運動していいってこと。隊員の義務みたいなもの」
艦上体育とは、体力が必要な南極隊員が船の中で運動する為に船の上でランニングするというものだった。普段から運動をしていないマリ達は、他の南極隊員に負けないようランニング以外にも筋トレをするものの酷い筋肉痛になってしまう。

腕が上がらない所為で日向にいたずらされる結月

一緒に風呂に入る四人

海水を使った風呂に入る報瀬と結月は、髪がきしきしになってしまうと愚痴を言う。他の隊員達は、その所為で髪を短く切ってしまうと聞いたマリはみんなの髪を切ってあげようか、と言い出す。しかし、報瀬も結月もそんなマリの好意を即座に断る。
マリ「なんで?私上手いよ。自分で前髪よく切ってるし」
日向「やっと謎が」
報瀬「解けた。だから」
結月「その髪型なんだ」

吐き気に苦しむ結月達

風呂の後、食事を終えた四人は突然吐き気に襲われる。自室のベッドで吐き気と戦う四人の元にかなえが現れる。
かなえ「完全に船酔いね」
マリ「でも全然平気だったんですよ」
結月「酔い止めも飲んでましたし」
かなえ「切れたんじゃないの」
結月「切れる……?」
かなえ「そりゃ薬だもん。いつかは切れるでしょうよ」
日向「そっか、そんなに長いこと乗り物に乗るなんてないから考えなかった」
そんな四人に、薬を飲んで寝て、よく食べるようにというかなえ。しかし四人は食べると聞くだけで吐き気を催すのだった。

マリ達を脅す保奈美

報瀬達は食べても吐いてしまい、多少の揺れが気になってしまうようになる。
しかしそんな四人は保奈美にこの先さらに船が揺れると聞いてしまう。
保奈美「南極に行くにはねどうしても突破しないといけないの。吠える四十度、狂える五十度、叫ぶ六十度」
報瀬が保奈美の言葉について説明をする。地球は自転する為に海流や風を起こすが、それを大陸が和らげているという。しかし南極に行くためには大陸が無くなり直に風や波を受ける緯度四十度以上に突っ込まなくてはいけないのだと言う。

船の揺れにベッドから落ちそうになるマリ

報瀬達は激しい揺れに気力を削られていく。
結月「本当に南極行けるんですかね」
日向「そりゃ行くだろ。この船に乗ってるんだから」
結月「それはそうですけど、でも着いたところでなにも出来ないっていうか。みなさんすごい体力あるし、船にも強いし、なんていうか生き物として生命力が全然違うっていうか」
報瀬「だったら、強くなればいい」
結月「なれるんですか。あんな風に」
報瀬「頑張るしかないでしょ。他に選択肢はないんだから」
そんな報瀬にマリは反論する。
マリ「そうじゃないよ。選択肢はずっとあったよ。でも、選んだよ、ここを。選んだんだよ、自分で」
日向は「よく言った!」と日向を褒めると立ち上がる。
結月「どこ行くんですか?」
日向「……トイレ」

船の揺れでこける四人

トイレに吐きに行った四人はその帰り、酷い揺れに倒れてしまう。
日向「帰ったら話せるな、観測船ってすごいぞって」
マリ「うん。言う。観測船って楽しいって」
結月「嘘じゃないですか」
マリ「嘘じゃないよ。この旅が終わった時には絶対にそう思ってるもん」
そうマリが言うと四人はお互い見つめ笑いあう。
結月「ちょっと外行ってみたい」

外に出て荒れる海を見る四人

結月の提案で四人は外に出る。暗い海は、酷く荒れ波が報瀬達にまでかかる。
結月「真っ暗ですね」
マリ「こんな海を越えて行くんだね」
報瀬「嵐と荒波に守られた氷の大陸」
日向「確かにそこに行くって選んだんだよな」

元気を取り戻す四人

次の日、弓子は船酔いに慣れ元気になった報瀬達四人を見ると言う。
弓子「元気になった?やっと船に乗れたみたいね。ただし陸地に降りた時に今度は丘酔いするからね」
マリ「えぇ……」
その時、流氷が見えたという艦内放送が流れマリ達は艦上に出る。

船から見えた海に浮かぶ氷の塊

四人は海に浮かぶ氷の塊を見つける。
マリ「この向こうに本当にあるんだ、南極が」

「宇宙よりも遠い場所」第8話『吠えて、狂って、絶叫して』の感想・考察

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