りゅうおうのおしごと!(アニメ全話)のネタバレ解説まとめ

『りゅうおうのおしごと!』とは、白鳥士郎によるライトノベル。2018年にアニメ化された。
アニメーション制作はproject No.9。監督は柳伸亮。
16歳で将棋界のタイトルを持つ九頭竜八一のもとに、突然小学3年生の雛鶴あいがやって来て来る。
あいは「約束通り弟子にしてもらう」告げ、そこから八一とあいが将棋に情熱を向けていく少年少女の物語。

日本将棋連盟が伝統文化としての将棋の普及発展と技術向上や将棋を通じた交流親善などを目的として作った公益社団法人。
プロ棋士養成機関である。
正確には「新進棋士奨励会」
入会が基本的に19歳未満を年齢制限とし最低でアマ三・四段以上の実力が要求されている。

研修会

奨励会の下部組織に相当。
日本将棋連盟が将棋を通じて健全な少年少女の育成を目指すことを目的として運営している組織。
20歳までの在籍を認め、プロ棋士の養成を目的としない。

女流棋士

将棋を職業とし、女流棋戦に参加する女性のこと。
元々将棋の岸に男女の差別はなく、奨励会に入会し、所定の成績を収めて四段になれば、棋士となれる。
しかし現在女性で棋士になった者は居ない。

女流棋士とは棋士とは別に、女性への将棋の普及を目的として作られた存在。
満27歳未満の女性ある条件を満たした者は、女流2級の資格を得られる。

条件
・研修会でB2クラスへ昇級するか、あるいは最初からB2以上へ入会し、入会後48局以上の対局数を満たす。
・アマチュア出場枠のある公式棋戦で所定の成績をおさめた場合。

『りゅうおうのおしごと!』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「こう…こう…こう…」

あいが対局中、打ち手を読む際に出る言葉。
この言葉と共に身体を前のめりにして、揺らして見せる。
これが出ると、あいは勝負にのめり込み、実力をフルで見せてくれる。

「次は最短で倒す」

3話、あいの研修会試験で三局目に対局した銀子。
女流棋士最強と呼ばれる彼女が、あいを相手に踏み込むことが出来ず、攻め合いを避けてしまった。
将棋を始めて数か月のあいを、銀子は瞬殺すら出来なかった。
何よりも八一の将棋に憧れたあいに対し、誰よりも八一を理解している自負のある銀子は、自分の強さと八一とのつながりの深さを知らしめることが出来なかったのだ。
そんな悔しさで、銀子はこぶしを握り「次は最短で倒す」と呟くのだった。

「名人の弟子が次の名人になれるわけではない」

5話。タイトルのない清滝は才能ある八一を前に、師匠になることを迷っていた。そこで月光の弟子にどうかと打診する。その時に月光から貰った言葉。
天衣をあいのライバルとして育てようとした事に悩んでいた八一は、清滝からその言葉を貰う。

名人の弟子が次の名人になれるわけではなく、無冠の棋士の弟子が次の名人になれないわけでもない。
誰の弟子に付きたいか決意するのは弟子、そんな弟子のために思った行動なら、間違いではないと言う清滝の言葉を受けて、八一も師匠として成長する。

「頓死しろ」

銀子が八一を非難する時に出る言葉。
「頓死すればいい……」「頓死しろ、ドクズ」「頓死しろ」など。
その度、八一は土下座をしている。

「逆転はほぼ不可能。でもここで諦めるわけにはいかない。不可能を可能にするたった1つの方法、それは…不可能に挑むこと」

7話。山刀伐尽八段と対局中の八一のモノローグ。
八一はプロデビューしてからずっと負け続けている山刀伐との対局で苦しんでいた。
名人と棋風が似ている山刀伐に勝たなければ、名人との距離もまた遠いと感じる八一。
しかし八一はいつも対局で付けている眼鏡を外し、勝負に打ち込みトランスに入ったあいや銀子が瞳の色を変えるように瞳の色を変える。
八一は、名人が観ていると言うこの対局で、山刀伐から研究済みだと言われた戦法を持って、不可能からの勝ちに挑むのだった。

「報われない努力はない。それを証明するために戦いました」

11話。名人相手の竜王戦で三敗し、もう後がない八一は誰の声にも耳を貸そうとせず、一人自分を追い込んでいた。
そんな彼に報われない努力はないと言う事を、将棋で教えようとした桂香のセリフ。
彼女は研修会で女流棋士への道が危ぶまれたが、マイナビ女子オープンの本戦で一勝することで女流棋士に成れるチャンスを掴む。
相手は釈迦堂里奈だった。女流棋界のトップに君臨し、「永遠の女王」と呼ばれる彼女に、何年も研修会でくすぶっていた桂香の挑戦は無謀とも思われた。
しかし、桂香は最後まであきらめず打ち続け、八一が釘付けになるほどの対局で里奈から勝利を得た。
インタビューで上手く答えられないものの、桂香は精一杯将棋で八一に思いを伝えるのだった。

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