りゅうおうのおしごと!(ラノベ・漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『りゅうおうのおしごと!』とは、白鳥士郎によるライトノベル。将棋の世界で生きる若き棋士たちを題材としており、2018年にアニメ化された。アニメーション制作はproject No.9。監督は柳伸亮。
16歳で将棋界のタイトルの1つを持つ九頭竜八一の下に、突然小学3年生の雛鶴あいがやって来る。あいは「以前弟子入りさせてもらう約束をした」と言い張り、そのまま八一の押しかけ弟子となる。燃え尽き症候群気味だった八一は、あいを育てる中でその並外れた棋士としての才能を知り、自身も改めて将棋と向き合っていく。

竹内美羽(たけうち みはね)

CV:原田彩楓

あいの大阪のクラスメート。
大人びた恋愛観をあいに吹聴する、ませた性格をしている。

『りゅうおうのおしごと!』の用語

だら

あいがよく使う石川の方言。
意味は「馬鹿」。

だらぶち

「だら」よりもつよい意味。

頓死(とんし)

銀子がよく使う言葉。
意味は突然死ぬこと。急死。
将棋言葉で 、自分の王将の詰みを見落として詰まされてしまうこと。

銀子がどちらの意味で使用しているのかは謎。

詰め将棋(つめしょうぎ)

将棋のルールを用いたパズル。
駒が配置された将棋の局面から王手の連続で相手の玉将を詰めるパズル。

あいはこれが得意で、八一に言わせるとあいは「詰め将棋の神」。

相掛かり(あいがかり)

八一やあいの得意な戦法。
将棋の戦法の一つ。江戸時代から存在する相居飛車の定跡である。

居飛車(いびしゃ) 振り飛車(ふりびしゃ)

将棋の戦法で、大きくはこの二つに振り分けられる。
攻めによる分類と守り(囲い)による分類のこと。

棋士はたいていこのどちらかのみを、自分の得意な戦法とする。
二つとも使う棋士は珍しい。
八一は元々居飛車派だったが、対山刀伐戦で、振り飛車も習得。

捌き(さばき)

攻め駒が上手く働くようになること。

生石充玉将は捌きの巨匠と呼ばれていて、八一は振り飛車を教わりながら、振り飛車の捌き方を彼に教わる。

奨励会

日本将棋連盟が伝統文化としての将棋の普及発展と技術向上や将棋を通じた交流親善などを目的として作った公益社団法人。
プロ棋士養成機関である。
正確には「新進棋士奨励会」
入会が基本的に19歳未満を年齢制限とし最低でアマ三・四段以上の実力が要求されている。

研修会

奨励会の下部組織に相当。
日本将棋連盟が将棋を通じて健全な少年少女の育成を目指すことを目的として運営している組織。
20歳までの在籍を認め、プロ棋士の養成を目的としない。

女流棋士

将棋を職業とし、女流棋戦に参加する女性のこと。
元々将棋の岸に男女の差別はなく、奨励会に入会し、所定の成績を収めて四段になれば、棋士となれる。
しかし現在女性で棋士になった者は居ない。

女流棋士とは棋士とは別に、女性への将棋の普及を目的として作られた存在。
満27歳未満の女性ある条件を満たした者は、女流2級の資格を得られる。

条件
・研修会でB2クラスへ昇級するか、あるいは最初からB2以上へ入会し、入会後48局以上の対局数を満たす。
・アマチュア出場枠のある公式棋戦で所定の成績をおさめた場合。

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