ズートピア(Zootopia)のネタバレ解説まとめ

『ズートピア』とは、2016年2月7日にウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオより公開されたコメディ・アドベンチャー映画。
新米警察官であるウサギのジュディ・ホップスと、キツネの詐欺師ニック・ワイルドの2人が、肉食動物と草食動物が共に暮らす大都市ズートピアで起こっている連続行方不明事件を解決するために奮闘する。本作品では、人種問題などの社会問題も描かれている。

ニックは幼い頃に肉食動物で初めてのジュニアスカウトになろうとしていた。
しかし、口輪をしていないキツネを信用出来ないといじめられ、挫折してしまう。
ニックはその出来事から、2つのことを学んだとジュディに告げる。
1つ目は「何があっても傷付かないようにすること。」
2つ目は「世界がキツネをずる賢くて、信用できないと決めつけるなら何をしても意味がない。」
だからニックは、夢を諦め、キツネらしく詐欺師となることを選んでいたのだ。
キツネという種族がどうゆう目で見られているかと詐欺師として生きてきたニックの過去が初めてわかるシーンである。

ジュディの記者会見

誘拐事件が解決したことで記者会見が開かれ、功労者のジュディが事件の詳細を求められる。
ジュディは、凶暴化した動物が肉食動物だけであり、凶暴化した理由が本能的なものだと言う。
「何千年も前、肉食動物は本能のままに獲物を捕らえていたため、何らかの拍子に野生に戻ってしまった。」
ジュディの話を聞いたニックは、ジュディの差別的な発言にショックを受けてしまう。
一緒に警察官になって欲しいと言うジュディに対して、ニックは「いつ野生に戻るかわからない肉食動物を、相棒にするのは危険だ」と告げて、その場から離れてしまう。
ジュディは意図的に偏見をしたり、差別の心を持っているわけではないが、自分でも気づかないレベルで、見た目だけで相手や物事を判断していたのが露呈するシーン。

ニックとの再会

肉食動物が凶暴化したのが、青い花の「夜の遠吠え」原因だとわかったジュディは、ニックの元へと向かった。
ジュディは世間知らずで無責任な言葉で、ニックを含めた肉食動物たちを傷付けたと謝罪する。
ニックはニンジン型のペンの録音機能で、ジュディの謝罪を録音しており、「48時間後にちゃんと内容は消すさ」と言ってジュディを許してくれる。
最後に少しいじわるをして許すところが、謝罪した後のジュディが変に負い目を感じないようにしてくれるニックの優しさがわかるシーン。

警察官となったニック

ニックはジュディの勧めで警察官学校に入り、キツネ初の警察官となる。
そして、本当のジュディの相棒となったニックは、ジュディと共に、ズートピアで猛スピードで飛ばしている暴走車を取締る。
ジュディとニックはお互いを「ずるいウサギ」、「間抜けなキツネ」とからかいながら任務に向かうのだった。
「ずるいキツネ」、「間抜けなうさぎ」となるところを「ずるいウサギ」、「間抜けなキツネ」に変えてお互いを呼び合っているのが、お互いの種族のイメージを払拭して信頼し合っているのがわかるシーン。

『ズートピア(Zootopia)』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

デュークが販売している海賊版のDVD

ベイマックス→ブーマックス
塔の上のラプンツェル→塔の上のヒヒンツェル
シュガーラッシュ→ツノーラッシュ

モアナと伝説の海→モアニャー
ジャックと豆の木→ジャックとキリンの木
アナと雪の女王→ラッコと海の女王

劇中で泥棒イタチのデュークが販売している海賊版DVD。
作品をよく見ると、他のディズニー作品のパロディとなっている。
モアナと伝説の海は、ズートピアより後に公開された作品なため、ファンの間では次回作では?と噂されていた。

隠れミッキー

ディズニー作品では定番化されている隠れミッキーだが、本作品でもわかりにくいところに隠れミッキーがいる。

ミスタービッグ=ゴッドファーザー

ズートピアで起こる行方不明事件の捜査中、ジュディはミスタービッグと対面するが、ビッグが映画「ゴッドファーザー」でマーロン・ブランドが演じたドン・コレオーネに似ている。
「ゴッドファーザー」の最初のシーンで、コレオーネが娘の結婚を祝う場の裏で、マフィア同士と話をするという展開があるが、そのシチュエーションが劇中でオマージュされている。

keeper
keeper
@keeper

Related Articles関連記事

塔の上のラプンツェル(Tangled)のネタバレ解説まとめ

『塔の上のラプンツェル』とは、2010年11月24日にアメリカで公開された、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが製作の第50作目の長編アニメーション映画である。バイロン・ハワードとネイサン・グレノが共同で監督を務めた。魔法の髪を持つ少女「ラプンツェル」は幼い頃、魔法の髪を独り占めしようとしたゴーテルにさらわれ、森の中の塔で育てられた。塔から出ることを許されず、誕生日にだけ空に浮かぶ灯りを間近で見るのが夢だった。そんな所に現れた青年フリン・ライダーとその灯りを見に行く旅に出る。

Read Article

シュガー・ラッシュ(映画)のネタバレ解説まとめ

『シュガー・ラッシュ』とは、アメリカ合衆国で2012年11月2日、日本で2013年3月23日に公開されたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作の第52作目のアニメーション映画である。監督はリッチ・ムーアが務めた。また、タイトルは作中に登場するアーケードゲームの名前でもある。ゲームの世界で悪役を演じるラルフは、ヒーローになる夢を叶えるため潜り込んだレースゲーム「シュガー・ラッシュ」の世界で少女ヴェネロペと出会い、二人は互いの夢のために協力することになる。

Read Article

シュガー・ラッシュ:オンライン(映画)のネタバレ解説まとめ

『シュガー・ラッシュ:オンライン』とは、2012年に公開された『シュガー・ラッシュ』の続編となる長編3DCGアニメーション映画。前作の舞台だったアーケードゲームの世界を飛び出し、おなじみのヴァネロペとラルフの仲良しコンビが広大なインターネットの世界で大冒険を繰り広げる。劇中にはGoogleやTwitterなど実在するIT企業のロゴが登場するなど、インターネット関連のネタが数多く散りばめられている。ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作。日本での公開は2018年12月。

Read Article

プリンセスと魔法のキス(映画)のネタバレ解説まとめ

『プリンセスと魔法のキス』とはウォルト・ディズニー・スタジオが制作した2Dアニメーション・ファンタジー・ミュージカル映画。原題は『The Princess and the Frog』。日本では2010年に公開され、ディズニー初のアフリカ系アメリカ人のプリンセス映画として知られる。アメリカ合衆国ニューオーリンズを舞台に、主人公ティアナと王子ナヴィーンを蛙に変えた魔法と、それを解く「プリンセスのキス」をめぐる冒険を描く。

Read Article

モンスターズ・インク(映画)のネタバレ解説まとめ

『モンスターズ・インク』とは、ディズニーとピクサー製作の長編3DCGアニメーション映画。公開前から、ユニークで愛らしいキャラクターが脚光を浴び、2001年、全米で記録的な大ヒットとなった。夜な夜な子どもたちを脅かすくせに実は子どもが大の苦手というモンスターたち。彼らの世界に小さな女の子が紛れ込んだことから巻き起こる騒動を友情と愛情を織り交ぜてコミカルに描く。ベテランアニメーター、ピート・ドクターの初監督作品。

Read Article

アナと雪の女王(アナ雪、Frozen)のネタバレ解説まとめ

「アナと雪の女王」はアメリカ合衆国の3Dコンピュータアニメーション・ミュージカル・ファンタジー映画。 日本ではアナ雪の略称でも呼ばれる。 王家の娘、2人の主人公アナとエルサを待ち受ける過酷な運命を描く。 大人から子供まで楽しめるウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの名作。

Read Article

リメンバー・ミー(Coco)のネタバレ解説まとめ

「リメンバー・ミー(Coco)」とは2017年に公開されたアメリカのフルCGアニメーション映画作品。ピクサー・アニメーション・スタジオの劇場公開長編第19作目。家族に反対されながらもミュージシャンを志す少年が死者の世界に迷い込み、自身の先祖に関する秘密を知っていくストーリー。家族の絆をテーマとしている。

Read Article

ポカホンタス(映画)のネタバレ解説まとめ

『ポカホンタス』とは1995年に公開されたディズニーアニメ映画33番目の作品。ディズニー映画史上、初めて実在の人物を扱った歴史的映画である。映画中盤の挿入歌「カラー・オブ・ザ・ウィンド(Colors of the Wind)」はアカデミー賞で受賞するほど評判が高い。舞台は17世紀初頭のアメリカ、インディアンのポカホンタスが植民地開拓するためにアメリカ大陸に上陸したジョン・スミスに出会い、お互いに恋に落ちる。人種の壁を越えたロマンスは、ディズニーでは異例ともいえる作品だ。

Read Article

ムーラン2(ディズニー映画)のネタバレ解説まとめ

『ムーラン2(Mulan II)』とは、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ製作、ディズニーの人気作品『ムーラン』の続編である。『ムーラン』の物語から1ヵ月後、主人公のムーランとシャン将軍が新たな任務を受け、旅に出る物語である。そのため、前作とリンクする部分も多々見受けられる。2005年にアメリカで公開された。日本では劇場での公開は無かったが、2004年に先行してビデオで販売された。一方で、主要キャラクターの中には今回新たに登場する者もおり、新しい『ムーラン』を見せることにも成功している。

Read Article

アメイジング・スパイダーマン(マーク・ウェブ版)のネタバレ解説まとめ

「アメイジング・スパイダーマン」は、映画「スパイダーマン」のリブート(再始動)作品。 幼いころ両親を亡くした青年「ピーター」は、ある時遺伝子操作された蜘蛛に噛まれ超人的な力を身につける。両親の死の真相を知るため、伯父を殺した犯人を探し出すため、彼は「スパイダーマン」となった。

Read Article

美女と野獣(Beauty and the Beast)のネタバレ解説まとめ

フランスの民話を元に1991年に制作されたディズニーの長編アニメーション映画作品。魔女の呪いによって醜い野獣に姿を変えられた古城の王子と美しく聡明な街の娘ベルとの奇跡の愛の物語。ロマンティックな音楽と美しい映像が全編を彩り、信じ合うことで起こる不思議な奇跡が深い感動を呼び起こすファンタジー・ラブストーリー。アニメ作品として初のアカデミー作品賞にノミネートされ、さらに作曲賞と歌曲賞を受賞した。

Read Article

魔法にかけられて(Enchanted)のネタバレ解説まとめ

『魔法にかけられて』とは、2007年にウォルト・ディズニー・ピクチャーズが製作したミュージカル映画。ディズニー伝統のアニメーションと実写を融合し、過去のディズニー作品からのセルフパロディや楽しいミュージカルナンバーを随所にちりばめて描いたファンタジック・ラブ・コメディ。王子との結婚式の日に魔女に騙されて現代のニューヨークへと送り込まれたおとぎの国のプリンセス・ジゼルは、見知らぬ世界の中で困り果てていた時、弁護士の男性・ロバートと出会い、やがて彼に惹かれていく。

Read Article

モンスターズ・ユニバーシティ(映画)のネタバレ解説まとめ

『モンスターズ・ユニバーシティ』とは、2013年にディズニーとピクサーによって制作された映画である。略称は『MU』。2001年に公開された『モンスターズ・インク(略称:MI)』の続編であり、怖がらせ屋のモンスター・マイクとサリーの大学時代を舞台にしている映画である。夢に向かってひたすら努力をするマイクと才能に頼り、努力を怠けるサリーの出会いから成長への冒険物語。

Read Article

アラジン(Aladdin)のネタバレ解説まとめ

ディズニー製作の大ヒットアニメ映画。 貧しい青年アラジンが王女ジャスミンと出会うことから話は始まる。 願いを三つ叶えてくれるランプの魔人・ジーニーは貧しいアラジンを王子に変身させ、ジャスミンとの恋の成就を後押しする。 しかし、最大の敵であるジャファーの魔の手が忍び寄るのであった。 アラジンとジャスミンが魔法の絨毯で空を舞う際に流れる「ホール・ニュー・ワールド」は珠玉の名曲として知られる。

Read Article

NEW

ムーラン(ディズニー映画)のネタバレ解説まとめ

『ムーラン(原題:Mulan)』とは、古代中国を舞台としたディズニー映画である。アニー賞作品賞を受賞。中国の伝説の人物である「花木蘭」をモデルに描かれている作品。2020年には実写映画化もされたが、こちらの作品は多くの波紋を呼んでいる。古くからのしきたりに従う周囲に求められる女性としての自分と、自分らしく振る舞いたいという気持ちを持つ自分とで葛藤をするムーランが、父の代わりに男装して出兵することをきっかけに多くの困難を乗り越える過程と成長する姿を描いた物語である。

Read Article

美女と野獣(実写映画)のネタバレ解説まとめ

美女と野獣(原題:Beauty and the Beast)は2017年にアメリカで制作された映画。 1991年に制作された、ディズニーアニメーション不朽の名作を完全実写化。 魔女の呪いによって醜い野獣の姿に変えられてしまった王子と、孤独を抱えながらも前向きに生きる美しい娘ベルが出会い次第に惹かれあっていく模様を描く。愛すること、信じ抜くことを描くファンタジーロマンス。

Read Article

【アナと雪の女王】歴代ディズニープリンセスと異なる新しい愛の形【比較考察まとめ】

『アナと雪の女王』とは、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作による2013年公開のアメリカ合衆国の映画である。日本では『アナ雪』の略称でも呼ばれ、大ヒットを記録した。ディズニー史上初のダブルヒロインともなる今作で描かれるものは、従来のディズニープリンセスの映画では描かれてこなかった愛の形がある。アナ雪で描かれる愛の形について、他のディズニープリンセス作品と比較しつつまとめていく。

Read Article

【スマホアプリ】キングダムハーツアンチェインドキーの魅力【KHUx】

リリースしてから爆発的な人気のスマホアプリ「キングダムハーツアンチェインドキー」は、次のキングダムハーツシリーズ最新作「キングダムハーツ3」へと続く物語を追うことができるんです。キングダムハーツシリーズのファンはもちろんのこと、キングダムハーツに初めて触れる人でも楽しむことができる「キングダムハーツアンチェインドキー」の魅力を、たっぷりご紹介します!

Read Article

目次 - Contents