宇宙よりも遠い場所(第5話『Dear my friend』)のあらすじと感想・考察まとめ

めぐみはマリに、学校でマリ達について様々な悪い噂が広がっていることを伝える。しかし、出発の当日の朝、めぐみはそれらの噂は自分が流したものだと告白する。そして、めぐみはマリの面倒を見ることで優越感に浸っていた自分と決別する為に、絶交しようと言い出す。そんなめぐみにマリは「絶交無効」と友達を続けることを宣言するのだった。
今回は「宇宙よりも遠い場所」第5話『Dear my friend』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

「宇宙よりも遠い場所」第5話『Dear my friend』のあらすじ・ストーリー

砕氷艦ペンギン饅頭号の紹介動画を撮る報瀬達

リポーターとして民間南極観測隊に同行することになっている報瀬達四人は、自分達がオーストラリアから乗り込む事になる砕氷艦「ペンギン饅頭号」の紹介動画を撮っていた。
タレントとして慣れたように紹介する結月に対し、報瀬は緊張のあまりに噛みまくってしまう。
結月「活舌やってます?」
報瀬「あめんぼ赤いな愛故に」
結月「微妙に違ってますけど、まぁいいです」
報瀬「どうしてあめんぼが赤いの?」
結月「そこに疑問差し挟まないでください」
そんな報瀬を見て日向は「朝礼では堂々としゃべってたんだろ?」とマリに報瀬の学校での様子を聞く。
マリ「ここでは敵が居ないからねぇ。敵認定してる人が居ると、急になんじゃわれぇ、見たいにスイッチ入るんだけど」

電車の中で南極に持っていく荷物について話す四人

砕氷艦のリポートからの帰り道、マリ達は南極に持っていく荷物の準備が終わったか話し合う。着々と準備を進めている報瀬と日向と結月に対して、マリは未だ手を付けて居ないのだった。
帰宅したマリは南極に持っていく荷物の準備を始めたものの、自分の体重と合わせて百キロまでしか持っていけないにも関わらずあれもこれも詰め込んでしまい、なにを置いていくかを苦悩する。そんなマリを見たマリの妹は次々とマリの用意した荷物を整理していってしまう。

めぐみに借りたゲームを返しに行くマリ

荷物整理の為に部屋を引っ掻き回したマリは、めぐみに借りたまま失くしたと思っていたゲーム機を見つける。マリは早速見つけたゲーム機をめぐみに返しに行く。
めぐみの家で壊れていないかの確認次いでにゲームを始めたマリにめぐみは言う。
めぐみ「お前それ好きだったよなぁ」
マリ「うん。だって私が唯一めぐっちゃんに勝てたゲームだもん。全然相手にならないからめぐっちゃんが無期限で貸してくれるって言ってさ、それで」
めぐみ「失くしたのか?」
マリ「最終的には。でもその前に勝てたんだよね」
めぐみは南極に行くマリ以外のメンバーについて尋ねる。そして自分から尋ねたにも関わらず、楽しそうに話すマリの言葉を興味なさそうに聞く。
めぐみ「まぁ、無理するなよ。失敗したらそれだけ後悔が大きいから」
マリ「うん!」
少し前までのマリは自信がなさそうにめぐみの忠告を受け入れていたにも関わらず、この時のマリは自信に満ち溢れた答えをするのだった。

出発前日の放課後、お寺に寄り道をしたマリとめぐみ

南極に行く為三か月以上地元を離れるマリは、クラスメイト達から見送られる。帰り道、マリはめぐみと一緒にお寺に寄り道をする。
マリ「ここにも三か月以上来れないんだなぁ」
めぐみ「寂しい?」
マリ「ううん。どんな気持ちになるんだろうって思ってた」
めぐみ「まぁ、あんまりそうゆうところ見せない方がいいかもな」
マリ「見せるもなにも、明日出発だよ」
めぐみ「それは、そうだけど。でも結構酷いこと言われてるからさ」
めぐみは、報瀬達がコンビニで万引きしたり、歌舞伎町で男と遊んでるという噂が流れているとマリに教える。
丁度その時、報瀬と日向が現れマリは学校で流れているという報瀬達の悪い噂を二人にも話す。
報瀬は怒るものの日向はそんな報瀬をなだめる。
日向「人には悪意があるんだ。悪意に悪意で向き合うな。胸を張れ。それに今ここに居るのは一人じゃないだろ?」
マリ「どうゆうこと?」
日向「話せる相手が居るってこと」
そう言うとマリと報瀬と日向とめぐみの四人で缶ジュースで乾杯をする。それでも報瀬が「あぁ、なんかもう思いっきり叫びたい気分」と言い出し、四人でカラオケに行くことになる。

家に帰るめぐみとマリ

カラオケに行った帰り、マリとめぐみは二人きりになる。
マリ「最高の夜だよ、出発前夜にこんなこと出来るなんて。ほら、南極行くって決めてからめぐっちゃんとあんまり遊べなかったし。めぐっちゃんはせいせいしてたかもだけど」
めぐみ「そんなこと……まぁしてたと言えばしてたか」
マリ「でも、私は結構そうでもなかった」
めぐみはマリの素直な言葉に驚いたような表情をする。
マリ「私、ずっと思ってた。遠くに行きたいとか、ここじゃいやだとか、自分が嫌いだとか。でもそれってなんでなんだろうって。多分めぐっちゃんなんだよ。私いつももたもたして、めぐっちゃんに面倒みて貰って、どうしようどうしようってくっついて回って」
めぐみ「そうだったか……」
マリ「そうだよ。それが嫌で変えたいってずっと思ってたんだと思う。めぐっちゃんにくっついてるんじゃなくて、ダメだなぁじゃなくて、ゲームの相手になれるくらいに」

出発の日の朝、マリの家に来ためぐみ

出発の日の朝、家を出たマリの前にめぐみは現れる。
めぐみ「悪い、出発の朝に。……絶交しに来た」
マリ「なんで?どうゆうこと?」
めぐみは、学校で広まっていた報瀬達の悪い噂について打ち明ける。マリ達が新宿へ行ったことや、報瀬が百万円を持っていることを上級生が知っていたことなど、全てめぐみが流した噂だったのだという。
めぐみ「とっと気づいて、お前が激怒して、そうなるんだろうなって思ってた。いつだろうって。でも、お前も南極達も全然馬鹿みたいに気付かないで」
マリ「なんで!?」
めぐみ「知らねぇよ。お前が最初に南極に行くって言った時、なんでこんなに腹が立つんだって思った。昔からキマリが何かする時は私に絶対相談してたのにって」
マリ「嘘……待って」
めぐみ「嫌な思いさせて悪かった、謝る。ごめんなさい。昨日キマリに言われてやっと気づいた。くっついて歩いているのはキマリじゃなくて私なんだって。キマリに頼られて、相談されて、あきれて、面倒見るようなふりして、偉そうな態度取って。そうしてないと、何もなかったんだよ、私には。自分になにも無かったから、キマリにもなにも持たせたくなかったんだ。駄目なのはキマリじゃない、私だ。ここじゃないところに向かわなきゃいけないのは、私なんだよ」

立ち去ろうとするめぐみを、マリが引き留める

じゃあな、と立ち去ろうとするめぐみをマリは止める。
マリ「めぐっちゃん!一緒に、行く?」
めぐみ「どこに?」
マリ「南極!」
めぐみ「馬鹿言うなよ、やっと一歩踏み出そうとしてるんだぞ。お前の居ない世界に」

めぐみを後ろから抱きしめるマリ

マリは背を向けるめぐみを後ろから抱き締めると「絶交無効」と呟き、駆け去って行った。

「宇宙よりも遠い場所」第5話『Dear my friend』の感想・考察

「宇宙よりも遠い場所」の動画放送情報

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