宇宙よりも遠い場所(第4話『四匹のイモムシ』)のあらすじと感想・考察まとめ

南極に行くことが決まったマリ達は、南極でのノウハウを学ぶ為に夏季訓練を行うことになる。合宿所で出会った民間南極観測隊の隊長の藤堂吟は報瀬の母の知り合いであり、吟を見た報瀬は母の事を思い出し暗くなる。しかし、みんなと一緒に南極に行きたいと言ったマリに報瀬は元気を取り戻す。
今回は「宇宙よりも遠い場所」第4話『四匹のイモムシ』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

「宇宙よりも遠い場所」第4話『四匹のイモムシ』のあらすじ・ストーリー

南極に行くことが決まり喜びを露わにするマリ

マリ「夢じゃない。嘘じゃない。間違いでもない。毎日確認しては思う。学校で、家で、バイト先で、何度も何度も口にする。南極に行くんだ!」
民間南極観測隊にリポーターとして同行する事が決まっていた白石結月と共に、南極へ行けることになったマリは報瀬と共に学校で喜びを露わにする。
それを聞き「本当に南極って言った」と馬鹿にした女生徒に言い返そうとしたマリだったが、報瀬に止められる。
報瀬「どうせ着くまで何言っても信じないから。本当に着いてから言うの。ざまぁみろ、ざまぁみろ、ざまぁみろ!って」

先生に長期休暇の届けを提出しにいくマリと報瀬

南極行きが決まったマリと報瀬は長期に渡って学校を休む為、その届けを先生に提出しに行く。しかし、保護者にすでに許可を貰っていた報瀬に対して、マリは依然として南極行きを両親に打ち明けていないのであった。
なんの相談もせずに南極行きを決めてしまったマリに母は怒る。そして、マリは母から南極に行く条件として次のテストで一個も赤点を取らないよう言われてしまう。
マリはめぐみにそのことを愚痴るが、「自業自得」だなと一蹴されてしまう。

めぐみに愚痴るマリ

南極観測隊に同行することが決まったマリだったが、めぐみは以前として船が本当に出るのか心配していた。南極の事だけでなく、勉強やバイトにも打ち込むマリにめぐみは忠告する。
めぐみ「無理しすぎないようにな。それ以上頑張って駄目だったらすごい後悔するだろうから」

日向に勉強を教えてくれるよう頼むマリ

南極についてのノウハウや知識を学ぶ夏期訓練に行く為、駅で結月と待ち合わせるマリ達。
マリは既に高認試験をパスしている日向に勉強を教えて貰おうとするものの、断られてしまう。
日向「あのな、高校行ってることは授業受けてるってことだろ。一日の中でそれだけ勉強に集中する時間を与えられてるってことだ。それで出来ないってのは本人の努力の問題じゃん」
報瀬も日向に賛同すると、マリは後輩の結月に教えて貰うといじける。
結月と駅で落ち合うと、合宿所まで連れて行ってもらう為に民間南極観測隊の副隊長であるかなえとの待ち合わせ場所へ向かう。

報瀬達を迎えに来たかなえが乗ってきたボロいワンボックスカー

待ち合わせ場所に来たのは、ボロいワンボックスカー。一大プロジェクトである民間南極観測隊の所有する車が、ボロい車だったことでイメージが違うと戸惑う結月たちに、かなえは南極に行くための資金を確保する為に不要なところでの出費は徹底的削っているのだと説明する。
かなえ「あなた達は知らないだろうけど、ずっと言われ続けているの。お金がない、危険じゃないのか。もう慣れっこ。そんな報道がある度にメンバーといつも一緒に言ってるわ。うるせぇ!ばーか!」
それを聞いたマリは報瀬の顔を見て言う。
マリ「一緒ですね」

報瀬達に南極について教える為に来た民間南極観測隊の隊長、藤堂吟

合宿所に来たマリ達は南極についてのルールやノウハウを学ぶことになる。
講師として訪れた民間南極観測隊の隊長、藤堂吟の挨拶を聞いた報瀬の顔は暗くなる。吟は南極で亡くなった報瀬の母の知り合いで、報瀬とも幼い頃からの顔なじみなのであった。

ルート工作の訓練を行うマリ達

次の日、マリ達は目印がない平地である南極で、吹雪の中でも迷わないように道を作るルート工作の訓練を行う。コンパスの扱いに慣れない報瀬はうまく計測することが出来なかったが、意外にもマリがコンパスを扱う才能を発揮する。
マリ「コンパスのエキスパートと呼んで。名付けてコンパサー」

定時連絡の為にテントの外に出たマリ達は、星空を見上げる

その晩、テントで一緒に眠る報瀬達四人。
修学旅行みたいと騒ぐマリを、日向と結月は落ち着かせようとする。
結月「うるかにしてください」
うるさいと静かにしてくださいが混ざってしまった結月の言葉に思わず笑い出してしまう日向とマリ。そんな中、一人静かな報瀬にマリは声を掛ける。
マリ「報瀬ちゃんってさ、隊長さんと知り合いなの?」
報瀬「あの人はお母さんが高校の時の知り合い。お母さんと一緒に南極に行った人。あの人は帰ってきて、お母さんだけが帰ってこなかった、それだけ」
日向達はそんな報瀬をそっとしておくことにすると、三人だけでかなえに定時連絡をする。

南極に行きたい理由を吟に話したマリ

明朝、一人で起きたマリは高い岩の上に立つ吟を見つける。
マリ「あの、なにが見えますか」
吟に手を引かれ岩の上に登ると、地平線から日が昇ろうとしているところだった。
マリ「報瀬ちゃんのお母さんってどんな人だったんですか」
吟「どんなと聞かれると変な人って答えしか出てこないわね」
マリ「報瀬ちゃんに似てます?」
吟「さぁ、私は娘の事まではよく知らないから。ただ、あのしつこさと思い込みの激しさはそっくりね。めんどくさい」
マリ「いいですよね、めんどくさいの」
吟「南極向きの性格ね、あなたは。どうして南極に?あの子に誘われた?」
マリ「はい。でも、決めたのは私です。一緒に行きたいって。このまま高校生活が終わるのは嫌だって。ここじゃないどこかに行きたいって。でも日向ちゃんと知り合って、結月ちゃんと知り合って、観測隊の人の気持ちを知って、隊長と報瀬ちゃんのこと聞いて思いました。どこかじゃない、南極だって。私、みんなと南極に行って……」
その時、地平線から朝日が顔を見せる。
マリはまだ寝ていた報瀬達を起こすと、朝日を見せる。

朝日を見る四人

朝日を見ながら、マリは言う。
マリ「私、みんなと行きたい。みんなと一緒に南極星見つけて、オーロラ見て、かき氷食べて、ペンギンと記念撮影したい。絶対行こう」
吟を見たことで母を思い出し沈んでいた報瀬は、マリの言葉に元気を取り戻す。
報瀬「うん!」

「宇宙よりも遠い場所」第4話『四匹のイモムシ』の感想・考察

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