ポプテピピック(Pop Team Epic)のネタバレ解説まとめ

『ポプテピピック』とは、大川ぶくぶによるギャグ4コマ漫画、およびそこから派生したアニメ作品。WEBコミックサイト『まんがライフWIN』(竹書房)にて、2014年8月より原作シーズン1の連載が開始され、2018年1月よりキングレコード制作でアニメ化された。時事、風刺、ナンセンス、パロディーなど、多様なネタを豊富に盛り込んだ、シュールかつブラックでカオスなギャグが特徴的な作品となっている。

竹書房

『ポプテピピック』を連載・出版している出版社。本作とは妙な確執があるようで、作中では本社を倒壊させたり、指定暴力団認定して警察に通報したりとやりたい放題にしている。
しかし版元側も、単行本化がギリギリまで未定だったり、「TTPも大筋合意されたし、こんな漫画は打ち切ってクリーンな出版社を目指すゾ~☆」などと漫画の柱にコメントしたりしており、どっちもどっち。

ドロップスターズ

出典: many-anime.com

作中登場した架空の作品『星色ガールズドロップ』に登場する、ヒロインの星降そそぐと、その仲間である月野しずく、夕陽ころなによって構成される、人気絶頂のアイドルグループ。
アニメ第1話のOP「Twinkling star」を歌っている。

サブカルクソ女

サブカルチャー自体よりも、サブカルチャーに理解を示す自分が好きな女子。版元の竹書房と並んでポプ子が激しく敵視している存在であり、作中では何かにつけて攻撃を繰り返している。
しかし、リアルのサブカル女子と呼ばれる人々はポプ子のこうした言動を面白がっている傾向があり、結果的に『ポプテピピック』の人気を支える層ともなっている。そのことは製作者側も自覚しているようで、アニメ8話の『POP TEAM STORY』には「サブカル女子のこと嫌いって言っときながら、結局サブカル女に媚び売ってるんだよなぁ」という自虐ネタ的台詞が登場している。ちなみに、発言者はポプ子に直ちに射殺された。

アンチ

「反対」「対抗」「違反」を指す接頭語「anti-」から派生したインターネット用語。特定の個人・団体・企業・製品などを嫌悪して、SNSなどで執拗に叩く者を指す。過激派のファン「信者」の対極に当たる存在。
癖の強すぎる本作に対するアンチも当然存在しており、作中では度々ネタにされ、最早「いるのが当たり前」の存在としてポプ子にも受け入れられている。

おりこうモンキーズ

出典: anitubu.com

ポプちんwithおりこうモンキーズの3人と、プロデューサーのピピP

アニメ第3話の『POP TEAM STORY』にて、ポプちん(アイドルとして登場したポプ子)が組んだアイドルグループ。ポプちんも合わせると、「ポプちんwithおりこうモンキーズ」というグループ名になる。元ネタは、グループ名元ネタは「安室奈美恵withスーパーモンキーズ」で、衣装元ネタは「ミニモニ。」と推察される。
ポプちん以外のメンバー2人(声優は前述)が、挿入歌「オリコうんナンバーワン」「売れたいモンキーズ」を歌っているが、2人の名前は設定されていない。

エイサイハラマスコイおどり

出典: anicobin.ldblog.jp

①両手を開いて振り上げ

出典: anicobin.ldblog.jp

②手を下ろし地面につけて片足を伸ばしつつも高速で反転

原作15話にてポプ子が唐突に考案し、ピピ美に披露した踊りの名称。腕を畳んだ状態で脇を開け閉めしながら、片足を曲げて反対の足を延ばす動作を繰り返す振付が確認されている。
原作でポプ子は「流行るかな?」と期待混じりにピピ美に問いかけたが、ピピ美の感想は「流行らんわ」というものだった。しかし、ポプ子が傷つかないよう「絶対流行る」と答えてあげている。
アニメでは、第8話の『ボブネミミッミ』枠でアニメ化。振付が両手を開いて振り上げてから、手を下ろし地面につけて片足を伸ばしつつも高速で反転する、というものに変更されている。こちらでは「流行らんわ」とピピ美がうっかり口にしてしまい、傷ついたポプ子が失意の中逃走する。何とかポプ子に追いついたピピ美が「絶対流行る」と言い直しことで、自信を取り戻したポプ子は、自由の女神の上で『エイサイハラマスコイおどり』を踊り狂うのだった。
この回以前にも、『星色ガールズドロップ』のOPアニメや本作の真のOPテーマ『POP TEAM EPIC』の歌詞の中、その他にもアニメの随所でこの踊りの掛け声「エイサイハラマスコイ」やその振付が盛り込まれているのが散見される。

『ポプテピピック』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

マンガ版

常用されるコピー&ペースト

作中ではコピー&ペースト(コピペ)が多用されているのが特徴。単なる既存絵の使いまわしに留まらず、拡大・縮小・回転・半透明化・重ね貼りなど様々な手段を用いて出涸らしになるまで使いまわしている。

初めての打ち切り

版元・竹書房の看板に「指定暴力団」と落書きして警察に通報する漫画を掲載したことで、「竹書房」をネットで検索すると「指定暴力団」が合わせてサジェストに入るようになってしまい、打ち切りを食らう。

シーズン2連載開始

シーズン2冒頭から、『☆色ガールズドロップ』という架空の作品を掲載して読者を困惑させるスタートダッシュ。連載復活したのは、「LINEスタンプを作るための画像が枯渇したため」らしい。

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