モンスターハンター:ワールド(MHW)のネタバレ解説・考察まとめ

『モンスターハンター:ワールド』(MHW)とは、株式会社カプコンより発売された「モンスターハンター」シリーズ5作目にあたる。プレイヤーは第5期調査団の一員として新大陸の調査に向かうというストーリーとなっている。
これまでのゲームシステムは一新されており、自由度の高いハンティングを楽しめるようになっている。

研究基地

陸珊瑚の台地に不時着した調査船を土台にして作られた基地。第3期調査団が滞在している。

元々は気球だったが、レイギエナのテリトリーに入ってしまったことでレイギエナから攻撃を受け、墜落した。
物資不足で修理が行えなかったことからそのまま拠点として利用されている。
ストーリーを進めると船が修理され、基地が再び浮上する姿を見ることができる。

消費アイテムの購入、クエストの受注といった機能は使えるが、植生研究所や生態研究所、食事場の機能をする施設はないため、ほとんどプレイヤーに利用されることのない拠点である。

『モンスターハンター:ワールド』のハンティングフィールド

古代樹の森

ゲーム開始後、最初に訪れることが可能な狩猟地。
エリア中央に存在する「古代樹」に向けて折り重なるように森が形成され、豊かな生態系が広がっている。

フィールド全域に植物が無数に生えているが、エリアによってやや傾向が異なる。
海に面している南側は上部に木が少なく、エリア自体も広いため比較的開放感がある。一方、森林部は歴代でも屈指の鬱蒼とした風景が広がり、視界を遮蔽する茂みも多い。
フィールド中心部にある巨木「古代樹」付近は細い道が無数にあり、入り組んだ非常に複雑なフィールドになっている。さらには古代樹を登る形で上へ上へと続いている多層構造になっているため、入り組んだ細い道や無数の茂みなども合わさってかなり難解なフィールドとなっている。
歴代シリーズでも類を見ないほど複雑、かつ難解なフィールドとなっているため、「こんなフィールドで狩りをさせるのか」とプレイヤーからの評判はすこぶる悪い。

今作の各フィールドには「主(ヌシ)」と呼ばれる生態系の頂点となるモンスターが設定されている。
古代樹の森における主は、歴代シリーズでもおなじみの「空の王者」こと火竜リオレウスである。
リオレウスは古代樹上層部を中心に縄張りを持ち、普段は上空を飛行して警戒している。彼が飛び回る姿は地上からでもはっきり視認でき、飛んでいるリオレウスの影が地上によぎる。

大蟻塚の荒地

調査拠点アステラよりも東の海沿いにある、荒涼とした大地が特徴のフィールド。
エリアのほとんどが砂漠や岩地であるため、従来の作品において砂漠・砂原といった場所に登場していたようなモンスターが多く登場する。

砂漠や岩地以外にも、沼地や森林、洞窟もあるなど、色々な環境が混在したフィールドとなっている。
このような環境になっている原因には、荒地の西に位置する古代樹の森が関わってくる。
古代樹の森には豊富な水源があり、その水が荒地へと流れ込むことで、この地に広大な沼を形成している。

「大蟻塚」の由来はこのフィールド固有種の生物、ハコビアリによる大きな蟻塚から。
フィールド北東最奥部にある蟻塚は特に大きく、それを指して「大蟻塚」と呼ばれている。

今作の各フィールドには「主(ヌシ)」と呼ばれる生態系の頂点となるモンスターが設定されている。
大蟻塚の荒地における主は、歴代シリーズでもおなじみの角竜ディアブロスである。
しかし、様々な環境が入り混じっていることから、特定エリアだけをテリトリーにするモンスターもいる。沼地は土砂竜ボルボロスと泥魚竜ジュラトドスが争い、森は雌火竜リオレイアが縄張りにしているなど、ディアブロスだけがこの大蟻塚の荒地の頂点というわけではないようである。
荒地のBGMにもこのことは表れており、「荒野を統べる主たち」という曲名になっている。

大峡谷

ゾラ・マグダラオス捕獲作戦の際に利用されるフィールド。
それ以外のクエストでは登場せず、またプレイヤーが自由に行くこともできないため、ゾラ・マグダラオス捕獲作戦専用のフィールドとなっている。

急峻な山々に両側を挟まれた土地。
新大陸古龍調査団が調査を行っている陸珊瑚の台地および瘴気の谷を囲うように続いている。
谷を形成する山々は調査拠点や大蟻塚の荒地からも望めるほど高く、その山々と並行するように同規模以上の急な山々が続いており、踏破は困難を極める。
40年の長きに渡って続けられてきた新大陸の調査活動における最大の障壁と言える難所であった。
しかし、瘴気の谷に向けてゾラ・マグダラオスが移動したことにより地形変動が起き、大峡谷に亀裂が生じ、大峡谷の向こう側へと続く道が発見された。
これによって遂に大峡谷を陸路で進むルートが確保され、調査活動に大きな進展が得られた。

陸珊瑚の台地

フィールド名の通り、そこかしこに陸生の珊瑚が大木のように生えている狩猟地。「陸珊瑚」は「おかさんご」と読む。
巨大な珊瑚が折り重なるように形成された、高低差に富んだ台地が舞台となる。
この珊瑚は時間帯によって産卵を行うことがあり、陸珊瑚の卵は上昇気流に乗って台地全体へと降り注ぎ、その卵を食べる生物や、それを捕食する肉食生物が集まるなど生態系の礎となっている。

この上昇気流は「湧昇風」(ゆうしょうふう)と呼ばれている。
陸珊瑚の台地に常に吹き抜けている風であり、ここに棲息する各種生物は気流に乗って飛行するなど、風を活用する生態を持っている。
ハンター側も「滑空の装衣」という装備を使用することで、風の恩恵を得ることが可能。フィールド内には湧昇風が発生している地点があり、ここに滑空の装衣を着用した状態で飛び込むと、風を受けてふわりと飛び上がり、上層のエリアへのショートカットができる。

陸珊瑚の台地の下には瘴気の谷という別のフィールドが存在する。
二つのフィールドはかなり深く関わり合っていることが示されており、この土地の特徴の一つとなっている。

このフィールドにおける生態系の頂点に位置付けられる主は風漂竜レイギエナ。
このレイギエナによって、陸珊瑚の台地の調査に向かった第3期調査団の飛空船は墜落してしまった。

瘴気の谷

陸珊瑚の台地の下部にあたるフィールド。さらに奥は龍結晶の地へと続いている。
陸珊瑚の台地で死んだ生物の死骸が落下し、降り積もることでこのフィールドを形成している。
その風景は、無数の骨が散乱した薄暗い空間にいかにも有害そうな黄色いガスが充満しているという異様な光景となっている。
この黄色いガスは地中に生息するバクテリアが発したものであり、「瘴気」と呼ばれている。瘴気は有害な物質であり、この地に生息する生物に重大な影響を及ぼす。
瘴気に侵された生物は凶暴化するという特徴があり、瘴気があるエリアに生息するモンスターは非常に獰猛。
プレイヤーもまた、瘴気があるエリアに踏み入ると微弱なダメージを受け続けていくというフィールドギミックがある。

瘴気の谷における生態系の頂点の主は不明。
後の情報公開によって、瘴気の谷には屍套龍ヴァルハザクという古龍が棲息していることが発表され、「ならば瘴気の谷の頂点はヴァルハザクだろう」とプレイヤーたちは結論づけた。
しかしヴァルハザク自身も「主である」とは明言されておらずやはり瘴気の谷の主は不明のままである。

龍結晶の地

白い龍結晶があちらこちらに生えているフィールド。龍結晶とは、地脈を流れる古龍の生体エネルギーがこの地に集まり、結晶化して地上に突き出たもののこと。
老齢の古龍は瘴気の谷で死を迎え、自らの肉体と生体エネルギーを生態系へ返還する。(その死骸を養分にして発達した場所が陸珊瑚の台地)
そのエネルギーが結晶化して積み重なり、形成されたのがこのフィールドである。

古龍の生体エネルギーがもとであるため、龍結晶は莫大なエネルギーを秘め、それ由来の養分がこの地に凄まじく満ち溢れている。
このため、その養分(エネルギー)に引き寄せられて、各地から強力なモンスターや古龍達が集まってくる。

ゾラ・マグダラオスが死地である瘴気の谷に向かって新大陸を進んでいったために新大陸中の地形が変動し、その結果見つかった土地である。
ゾラ・マグダラオス進路変更作戦以降から各地で見られるようになった未知のモンスターなどはここで育ったものだと考えられている。ゾラ・マグダラオスによる地形変動で道が拓かれた結果、各地に新種のモンスターが出没するようになった。

この地は多くの強力なモンスターが集結しているため、誰が主なのかは明らかとなっていない。
そもそも、ネルギガンテ、クシャルダオラ、テオ・テスカトルなどの古龍が同時期に複数生息しているなど、生態系が凄まじくイレギュラーな状態となっているため、主は存在しないと考えられている。

地脈の収束地

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